【牛肉】のシンシンってどこの部位?気になる特徴やおすすめの食べ方を解説

【牛肉】のシンシンってどこの部位?気になる特徴やおすすめの食べ方を解説

牛肉の赤身部位でも希少部位とされるシンシンは、牛全体のほんのわずかしかとれない非常にレアな牛肉部位です。部位名だけでどの位置にある牛肉か判断するのが非常に難しいシンシンですが、脂の少ないヘルシーな赤身肉なので女性にも人気があります。

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記事の目次

  1. 1.牛肉のシンシンとは?どんな部位?
  2. 2.牛肉の希少部位・シンシンの特徴
  3. 3.シンシンのおすすめの食べ方
  4. 4.牛肉の希少部位・シンシンの人気レシピ
  5. 5.シンシンは柔らかくきめ細かい希少部位

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牛肉のシンシンとは?どんな部位?

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贅沢に肉を食べたい時や自分へのご褒美として肉を食べる時に人気の牛肉は、定番部位だけでもさまざまな部位があります。大まかに区分しただけでも、牛肉の部位は10種類以上存在します。

牛肉定番部位はスーパーでも比較的簡単に手に入りますが、それでも他の食肉と比べると価格は高めです。牛肉定番部位には、内部に牛肉レア(希少)部位があります。

牛肉レア部位は牛肉販売にこだわりのあるスーパーでなければ基本的に手に入らないので、通常は精肉専門店で購入します。ところが精肉専門店であっても入手困難なのが、牛肉レア部位の中でも非常に希少価値の高い「超激レア牛肉部位」です。

多くの超激レア牛肉部位は難読な専門部位名を持っているので、部位名だけでどの位置にあたる牛肉部位かを判断するのはまず難しいでしょう。そんな難読&超激レア牛肉部位の1つに「シンシン」と呼ばれる部位があります。

牛肉レア部位/シンシンは、焼肉専門店でも滅多に見ることができないです。取り扱いが難しい上に食べ方にも向き・不向きがあります。そのため牛肉レア部位/シンシンをメニューとして提供するには、食肉(特に牛肉)に関する知識と経験が豊富なプロが必要です。

しかも牛1頭あたりからとれる量が非常に少ないのも牛肉レア部位/シンシンの特徴ですから、どんなに高級な店であっても牛肉レア部位/シンシンを定番メニューとして提供することは非常に難しいといわれています。

シンシンは内もものさらに内側にある部位

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牛肉レア部位・シンシンは、漢字で表記すると「芯芯(シンシン)」です。実はこのシンシンの漢字表記こそ牛肉レア部位・シンシンを解説するのにぴったりな表現で、「芯にある部位=芯芯」とされてます。

牛肉部位が非常に細かく区分されているのは肉好きの間でよく知られている牛肉あるあるですが、同じ部位であっても牛の内側に近い位置にある部位ほど希少価値が高い傾向にあります。

牛肉レア部位・シンシンも牛肉部位の中では極めて体の内側に近い位置にあるのですが、内側に近い方がより牛肉レア部位として扱われるのは、「肉質のやわらかさ」が理由です。

牛肉部位ランクは味・風味・見た目などさまざまな条件から評価されますが、肉質のやわらかさも評価対象になります。ここで注目しなければいけないのが「部位の位置」です。基本的に肉質はよく動かす部位ほど硬くなり、ほとんど動かない部位はやわらかい傾向があります。

特に国産牛肉は肉質のやわらかさが評価では重視されるので、狭い畜舎からほとんど外に出すことなく飼育します。そのため国産牛肉は、放牧が中心の外国産牛肉と比べてやわらかいという特徴があります。

牛肉レア部位・シンシンは食べ応えのある牛肉内モモ部位の1部なので、牛肉部位の中では赤身に区分されます。赤身は脂がほとんどないので牛肉部位の中でもヘルシーな部位とされますし、くせもそれほど強くありません。

なお牛肉内モモ部位は牛1頭から平均10kgとれますから、区分としては牛肉定番部位です。ただし牛肉内モモ部位の中には、牛肉レア部位が含まれます。

牛肉レア部位・シンシンもその1部ではあるのですが、やわらかさが魅力の牛肉レア部位・シンシンは一般的な牛肉レア部位ではありません。

なんと牛肉レア部位・シンシンは、一般的な内モモ部のレア部位の中でもさらに希少価値の高い激レア部位です。そんな非常に希少価値の高い牛肉レア部位・シンシンは、内モモ部位の中でも最も中心(内側)にあります。

シンシンと呼ばれる由来

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牛肉レア部位・シンシンは、内モモ部位の中にある「シンタマ」のさらに内側に位置する部位です。シンタマは漢字表記で「芯玉」なので、「シンタマよりもさらに芯(内側)にある部位=シンシン」となります。

なお関東エリアと関西エリアでは呼び方が異なります。関東=シンシン、関西=マルシンですが、どちらも「牛肉部位・シンタマよりもさらに内側にある」が名前の由来です。

牛肉の希少部位・シンシンの特徴

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赤身肉の超激レア部位・シンシンは、体の大きな牛の中でもほんのわずかしかとれません。ですから入手困難な激レア部位という点も特徴であり魅力ですが、肉本来の旨味に関するおすすめの特徴もあります。

シンシンは赤身で柔らかくきめ細かい部位

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脂の少なく比較的やわらかい牛内モモ部位の1種であるレア部位・シンシンですが、内モモ部位の中でも特に水分を多く含んでいるのが特徴です。

肉の水分には旨味成分が非常に多く含まれるので、レア部位・シンシンはやわらかいだけでなく旨味が凝縮しているという点も特徴に挙げられます。さらにくさみやくせがほとんどありません。

レア部位・シンシンには全体に程よく霜降りが見られますが、しつこい脂っぽさはないのでヘルシーで食べやすいのも特徴です。そのため肉が苦手な人でもおいしく食べられますし、女性や年配の方にも人気があります。

希少部位・シンシンの価格は?

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牛肉内モモ部位の中でも超激レア部位・シンシンは、取り扱っている店舗を探すのが非常に難しいです。また同じシンシンでも国産牛と外国産牛ではやわらかさや色味にも違いrがあるので、国産牛のシンシンとなればかなり高値が付きます。

なお牛肉レア部位・シンシンにも部位によってランクが違うため、最もやわらかくおいしいとされる中心部になると国産牛でも1000円/100gはしますし、ブランド和牛になると1500円/100g以上の場合もあります。

ちなみに外国産牛のレア部位・シンシンは、国産牛やブランド和牛と比較すると値段も安いです。そのため場合によっては500円/100gで購入出来るケースもあります。

シンシンのおすすめの食べ方

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やわらかさと上品な赤身肉の旨味が楽しめる牛肉レア部位・シンシンは、強火で一気に調理する方法はおすすめしません。柔らかいとはいえシンシンは牛肉もも部位の1部ですから、丁寧に処理をしても繊維や細かな筋があります。

繊維や筋は急激に過熱すると縮む特性があるので、強火で一気に加熱するとせっかくのやわらかな肉質が固くなり食味も悪いです。そのため焼肉料理にする場合は表面を炙る程度にとどめておくのが、おいしい食べ方のポイントになります。

なお栄養が豊富に含まれるのも牛肉レア部位・シンシンの特徴なので、栄養と旨味を逃さず食べたい場合は湯煎調理法がおすすめです。表面に焼き色を付けることで旨味を含んだ肉汁が閉じ込められますから、湯煎調理にすればやわらかさを保ったままおいしく仕上がります。

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牛肉の希少部位・シンシンの人気レシピ

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脂が少なくやわらかい赤身肉という点が特徴に挙げられる牛肉レア部位・シンシンですが、やわらかさを保つためには高度な経験と技術を持った食肉のプロでなければシンシンならではのおいしさを引き出すカットができません。

また牛肉レア部位・シンシンは、加熱しすぎるとせっかくのやわらかな肉質が固くなります。そのためやわらかさを保った状態で牛肉レア部位・シンシン特有の上品な味を楽しむには、焼肉よりもおすすめの食べ方があります。

シンシンのステーキ

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牛肉レア部位・シンシンは牛肉内モモ部位にあたるため、ヘルシーなステーキ料理にする食べ方がおすすめです。牛肉レア部位・シンシンには特有のくせやにおいがほとんどありません。

しかも脂が少ないヘルシーな赤身肉ですから、分厚くカットした牛肉レア部位・シンシンでも最後まで脂っぽさが気にならずに食べられます。

もちろん程よく霜降りが入っているのでぱさぱさした印象はありませんし、どんな味付けとも相性が良いのでソースも好みで選べる点がおすすめです。

なお牛肉レア部位・シンシンをステーキ料理にする場合、できるだけ中をレアの状態にするのがおいしい食べ方のポイントです。牛肉レア部位・シンシンは火を入れすぎると固くなるため、シンシン特有のやわらかな食感が損なわれてしまいます。

そのため牛肉レア部位・シンシンのステーキは表面にしっかりと焼き色を付ける程度にとどめておくと、自宅でもお店と同じようなおいしい食べ方ができます。

ちなみに鮮度の良い牛肉レア部位・シンシンステーキ肉が手に入ったなら、調理用バーナーを使って表面を炙りわさび醤油をつけてみてください。このシンプルな食べ方なら、牛肉レア部位・シンシン特有のやわらかさと上品な肉の旨味が楽しめるのでおすすめです。

シンシンのローストビーフ

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あまり火を通さない食べ方がおすすめの牛肉レア部位・シンシンは、おもてなし料理の定番であるローストビーフにする食べ方がおすすめです。もともと牛肉レア部位・シンシンを含む牛肉内もも部位は、上質な赤身肉で作るローストビーフに適しています。

中でも牛肉レア部位・シンシンは中まで火を入れすぎないのが最もおいしい食べ方なので、ローストビーフでシンプルに食べるのがおすすめです。ローストビーフは時間のかかる料理ですが、調理そのものは簡単にできます。

しっかりと下味をつけた牛肉レア部位・シンシン塊肉は、肉汁を閉じ込めるためにフライパンで表面に焼き色を付けます。その後キッチンペーパー→ラップで2重に包み、密閉保存袋に入れて概ね1時間湯煎してください。

この時の湯銭の温度を70℃に設定するのが、牛肉レア部位・シンシンのやわらかさをキープするポイントです。湯煎が終わったら湯から取り出し、自然に冷めるまで待てば極上のシンシンローストビーフが出来上がります。

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シンシンは柔らかくきめ細かい希少部位

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牛肉レア部位/シンシンは、難読な部位名でも希少価値の高さを表しています。本来であれば弾力のある部位ですが、レア部位/シンシンはきめの細やかさとやわらかさを併せ持っているのが特徴なので、牛肉本来の旨味を楽しめる点もおすすめです。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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