三原のおすすめ観光スポットランキング！定番の名所からご当地グルメスポットまで

三原観光でおすすめの定番の観光スポットランキング3位の「佛通寺」とは、広島県三原市に所在する寺社です。1397年に小早川春平が中国より愚中周及禅師を迎えて創建した、臨済宗佛通寺派の本山であり、山号は御許山です。

釈迦如来を本尊としており、中国三十三観音霊場の第十二番札所、および山陽花の寺二十四か寺の第二十一番札所でもあります。旺盛時には山内に88、全国には約3000余もの末寺が点在したといわれています。

山門を抜けるとピンと張り詰めた空気に包まれ、多宝塔や石仏、または開山禅師尊像などの開創当時のただずまいを現代に伝えています。寺院の周囲は豊かな自然に囲まれ、巨大な千年杉も見事に鎮座しています。また、境内には俳人「種田山頭火」の句碑も建立されています。

日本で有数の禅道場として有名であり、多くの企業や学校の研修場として使用されています。また、広島県内指折りの紅葉の名所としても有名で、寺社参拝者や観光客が多く訪れます。毎年11月初旬から中旬頃には、緑色～黄色～朱色～赤色などのグラデーションに参道が彩られます。

三原観光で訪れるべき定番の観光スポットランキング2位は「多々羅大橋」です。しまなみ海道の本州尾道側から数えて4番目の橋で、広島県～愛媛県との県境を渡す斜張橋です。完成当時は斜張橋として世界最長を誇り、鳥が羽を広げたような美しい光景は目を見張るものがあります。

また、瀬戸内海は、盆地的海域という本州や四国本土に挟まれている特長から、「移流霧」という海霧が発生することが多くなります。4～7月頃になると雲海のような光景になり、しまなみ海道の各橋の早朝は「天空の橋」に変化します。

さらに今治市大三島の「立石展望台」から眺める「多々羅大橋」は、高山に被さる雲の上に浮かぶフォトジェニックな光景が眺められるのでおすすめです。大三島には愛媛県の最北端「鳥取岬」や綺麗な砂浜もあり、絶景の橋と海のコラボレーションを存分に体感できます。

「多々羅しまなみ公園」からの橋の眺望も良く、公園内に設置の「しあわせの鐘」はカップルに大人気です。橋の支柱の下で手をたたくと、空に向かい「パーン！」と反響する「鳴き竜体験」もおすすめです。

三原観光で楽しむべき定番の観光スポットランキング1位の「佐木島」は、周囲12kmほどの風光明媚な小さな島です。高低差や交通量が少ない島の道は、子連れや家族連れにおすすめです。

島の北側には灯台が建てられており、フェリーで港に接近するに従い視界に入る小柄な姿が絵になります。ちなみにこの灯台は2017年に「恋する灯台」認定を受けており、恋人たちのためのスポットとしても注目されています。

四季折々の花々が楽しめる島ですが、一番の名所は「塔の峰千本桜」です。小高い山肌に張り付くように千本の桜が植樹され、満開時期に自ずと造られる桜色のトンネルは圧巻です。

一方で、四国八十八ヶ所霊場を巡礼するお遍路のミニ版ともいえる「佐木島八十八カ所」があり、ウォーキングでの巡礼散策も堪能できます。お遍路における「同行2人」とは弘法大師と旅連れを指しますが、佐木島においてはカップルや夫婦で未来を念頭に置きながら周遊するのがおすすめです。

海も山も堪能できる三原、つまり海岸側や三原沖などの海側や「三原10名山」と評されるほどに山が多い山側など、それだけで十分瀬戸内絶景が堪能できるのが三原です。絶景が多い分、自然公園や湖などの渓谷などの自然名所やピンポイントな眺望絶景スポットなども豊富です。

写真撮影を趣味とする人なら、三原は自然風景写真の被写体には事欠きません。そこで、三原でおすすめしたい絶景観光名所をランキング形式で紹介します。

三原観光で絶景を楽しめる観光名所ランキング5位は「やはた川自然公園」です。1年中、四季を通して自然が感じられる公園です。すぐ近くには別途紹介する「御調八幡宮」や道の駅「クロスロードみつぎ」もあり、ちょっとした観光スポットの集積地と化しています。

「人と生物、自然との共存」をテーマに、広島県の御調八幡宮自然公園内を流れる八幡川に、1991年に渓流砂防事業として流域面積は2.2haが整備されました。「中国自然道」という名前の遊歩道が整備され、三原市内で一番高い山でもある標高665mの竜王山へも登れます。