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お店みたいな「イーストドーナツ」は自分で作れる!
子供から大人まで大好きなスイーツ・軽食の1つにドーナッツが挙げられるでしょう。パンのようにふわふわ食感のものから、ケーキのようなしっとり食感のものなど食感の違いや形、味も種類豊富なのがドーナッツです。
ドーナッツの誕生は、17世紀頃のヨーロッパでとされています。生地という意味の「ドウ」と木の実を意味する「ナッツ」が合わさって名付けられた、胡桃を乗せた揚げ菓子が原型という説があります。
アメリカにドーナッツが伝わり、現在よく目にするオーソドックスな真ん中に穴が空いたドーナッツができたとされています。真ん中に穴がある理由は諸説あるようです。やがて、大量生産が可能となり、ドーナッツは世界に広がり、1970年頃に日本にもドーナッツの店舗が誕生しました。
今回は、ドーナッツの中でも「イーストドーナツ」と呼ばれる種類の作り方・レシピを詳しくご紹介します。お店で買うような本格的なイーストドーナツが家庭でも簡単においしく作れます。
さらに、自宅で作ることでお好みの食材やフレーバー、調理方法を用いてオリジナルなイーストドーナツもできます。イーストドーナツの基本的なレシピと揚げない焼きタイプのレシピ、卵不使用の3つのレシピをご覧ください。
ドーナッツのタイプは大きく分けて3つ
ドーナッツには、いくつか種類があります。大きく分類分けすると、今回レシピを紹介するイーストドーナツ、ケーキドーナツ、クルーラーの3つです。イーストドーナツとは、イーストを用いて発酵させることで膨らませるパン生地のようなドーナツです。
それに対してケーキドーナツは、ベーキングパウダーを使用して生地を膨らませるケーキのようなスポンジに似た食感のドーナツです。クルーラーは、水分の多い生地を油に絞り出して揚げたもののことを指します。シュー生地で作ったものは、フレンチ・クルーラーと呼ばれています。
王道のドーナッツは紹介したイーストドーナツなどの3種類ですが、使う材料や調理法の違いで最近では豆腐ドーナツやおからドーナツ、焼きドーナツや蒸しドーナツなど、さらにいろいろなドーナツが誕生しています。
ふわふわおいしい!イーストドーナツの基本レシピ
ではさっそくお店で買ったようなふわふわでおいしいイーストドーナツの基本のレシピをご紹介します。パン作りでもイーストが使われています。イーストドーナツは、パンのようなふわふわな食感になることが特徴です。
材料
イーストドーナツ8個分の材料は、強力粉150g、薄力粉50g、牛乳100cc、卵1/2個、砂糖30g、塩3g、ドライイースト3g、バター20g、揚げ油適量です。イーストドーナツのトッピングとして王道のグレーズを作る場合、粉砂糖50g、牛乳小2も併せて用意して下さい。
作り方
まずはじめに、バター以外のドーナツ生地の材料をボウルに入れ捏ねます。ホームベーカリーがある場合も、バター以外のものを入れ生地作りを行って下さい。
手捏ねの場合も、はじめは手に引っ付きますがしっかり捏ね続け、生地がひとまとまりになったら常温のバターを加えさらに混ぜ合わせます。表面がつるんとしグルテンが出るまでの目安はおよそ10分です。表面がつるんとした生地ができたら丸めて、乾燥しないようラップをします。
30℃に設定したオーブンに入れ、約2倍の大きさになるまで1時間ほど発酵させます。発酵し生地がしっかり膨らんだら8等分にし、しっかりガス抜きをしてから成型します。イーストドーナツをおいしくふわふわに作るためには発酵の工程が重要です。
型抜きやベーグルを作るように穴があるイーストドーナツ型にしたり、そのまま丸めて穴がないイーストドーナツにしたりと自由に作ってください。再び30℃に設定したオーブンに入れ、ひとまわり大きくなるまで約45分間2次発酵してください。発酵が終わったら、いよいよ揚げる工程です。
160〜170℃のたっぷりの油で上下を返しながら約4分間揚げます。しっかり色づいたらふわふわでおいしいイーストドーナツの完成です。とっても簡単にお店のようなイーストドーナツができます。
イーストドーナツはそのままでもおいしいですが、グレーズをつける場合は、冷めないうちに粉砂糖と牛乳をしっかり混ぜたものに完成したイーストドーナツをつけるようにしましょう。グレーズが乾いたら、王道のふわふわイーストドーナツの完成です。
揚げない!焼きイーストドーナツの簡単レシピ
続いては揚げない焼きイーストドーナツのレシピを紹介します。油の後片付けが面倒な場合や食生活に気を遣っている方におすすめなのが揚げない焼きイーストドーナツです。簡単にできるおいしい焼きイーストドーナツ作りに挑戦してみて下さい。
材料
簡単にできる揚げない焼きイーストドーナツの材料8個分は、強力粉250g、スキムミルク5g、砂糖20g、ベーキングパウダー3g、ドライイースト2g、塩3g、卵1/2個、ぬるま湯80g、バター20g、油大さじ2程度です。
乾燥を防ぐため調理途中で、霧吹きでイーストドーナツに水分をかける工程があるので準備しておきましょう。揚げない焼きイーストドーナツは、オーブンで焼きます。ぜひトライしてみましょう。
作り方
揚げない焼きイーストドーナツの作り方は、基本のレシピと成型までほぼ変わりません。材料のバターと油以外の食材をボウルやホームベーカリーに入れしっかり捏ねます。混ぜ合わさったら、バターを入れさらに10分を目安に捏ねます。
表面がつるんとしたら1次発酵です。1時間ほどおき、生地が2倍ぐらいの大きさに膨らんだら、8等分をしガスを抜きながら成型しクッキングシートに並べます。2次発酵前に、霧吹きで水分を吹きかけラップをしオーブンで30分ほど2次発酵をします。
1.5倍ぐらいに膨らんだらイーストドーナツを焼いていきます。発酵を終えたイーストドーナツを一度オーブンから取り出し、発酵用の30℃から余熱の180℃に設定温度を変更してから作業を進めましょう。
オーブンから取り出したドーナツはラップを外し、ハケなどでイーストドーナツに油を満遍なく塗ります。余熱後180℃で12分焼いたら、揚げないイーストドーナツの完成です。
揚げる作業は調理も後片付けも大変です。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭でも、捏ねたり成型したりした後、オーブンで焼くイーストドーナツなら調理も簡単で安全に一緒に作れることでしょう。
卵不使用!イーストドーナツの絶品レシピ
最後は卵を使わないイーストドーナツのレシピです。卵のアレルギーがある方にもおすすめな、ふわふわでおいしいイーストドーナツを作ってみましょう。
材料
アレルギーの方にもおすすめする卵を使わないイーストドーナツ8個分に必要な材料は、強力粉150g、薄力粉80g、砂糖35g、塩4g、ドライイースト5g、牛乳100cc、水40cc、バター25g、揚げ油適量です。お好みでトッピングに必要な材料も用意して下さい。
今回は、卵を使わないイーストドーナツのレシピでしたが、牛乳を豆乳やアーモンドミルク、お湯などに置き換えたり、小麦粉・強力粉を米粉に置き換えたり豆腐を使ったらするレシピもあります。アレルギーの方でも楽しめるイーストドーナツ作りもお家で作るからこそできることでしょう。
作り方
卵不使用のイーストドーナツの作り方も、はじめに紹介した基本のレシピと変わりません。はじめにバター以外の材料をよく捏ね、ひとまとまりにします。次にバターを加え約10分しっかり捏ね続けます。表面がつるんとしたら発酵に進みます。
1次発酵をし生地を8等分にし成型、2次発酵に進み、しっかりと生地を膨らませます。上下を返して色づくまで揚げたら、イーストドーナツの完成です。
グレーズにつけたり、チョコレートをかけたり、アーモンド・チョコスプレーをトッピングしたりして、見た目もかわいいイーストドーナツを作ってみて下さい。
簡単にできて、本格的でおいしいイーストドーナツが完成します。イーストドーナツをいっぱい作って、パーティーなどでシェアして食べるのもいいでしょう。
イーストドーナツを自分で作ってみよう!
イーストドーナツはパンのようなふわふわ食感が特徴的なドーナッツです。簡単な基本のレシピでイーストドーナツを作ってトッピングをアレンジしてもよし、生地にフレーバーをつけてもよしです。おやつや軽食にイーストドーナツを作ってみましょう。