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キャンプにおすすめなロープの種類
キャンプシーンではさまざまな種類のロープがありますが、キャンプ向ロープにもいろいろな種類があり、シーンや使用目的によって使い分けをするのが基本です。
キャンプシーンで使われるロープは大きく分けると、テント向ロープ(テントロープ)と丈夫で強度に優れたパラコードの2種類があります。
どちらもテントやタープの設置に欠かせないロープアイテムなので使用目的に合わせて選ぶのがおすすめですが、編み方・結び方の基本がわかればさらに使えるシーンが広がります。
初心者向きのロープの簡単な編み方
キャンプ初心者でもテントやタープを立ち上げる際にはロープを使う必要があります。キャンプ初心者の場合、キャンプ用として整備されているサイトを利用することが多いため、一般的なキャンプ向ロープがあれば問題ありません。
ハードな環境を活動拠点とする場合は丈夫で耐久性に優れたアイテムがよいですが、キャンプ初心者がテント・タープの立ち上げとして使う場合は直径4mmから直径5mmから選びます。
4mm~5mmタイプは初心者でも扱いやすいですし、固定したい時や輪を作る結び方・編み方に適しているので失敗しにくいです。しかも初心者でも覚えておくといろいろなシーンで使えるので、基本のロープ編み方・結び方として覚えておきましょう。
オーバーハンドノット
オーバーハンドノット(オーバーハンド・ノット)という編み方・結び方は、初心者が覚えておくべき基本のロープ編み方・結び方です。
さまざまあるロープ編み方・結び方の中では「止め結び」に区分されるので、ロープの先端処理に欠かせない編み方・結び方になります。
とても簡単なロープ編み方・結び方ですがほどけにくいため、キャンプシーンだけでなく登山シーンでも基本とされるロープ編み方・結び方です。ロープ先端処理に使われるので、ロープは1本だけ使用します。
先端に近い部分に輪を作り、ロープ先端を輪に通します。あとはロープの両端をもって輪を閉めれば完成です。手順はこれだけなので簡単ですがキャンプやアウトドアシーンに役立つので、ロープ初心者も覚えておいて損のない編み方・結び方といえるでしょう。
キャンプで使えるロープの編み方
初心者でも簡単にできるロープ編み方・結び方もありますが、キャンプ&アウトドアシーンではほかにもさまざまなロープ編み方・結び方が必要になります。
キャンプ&アウトドアシーンでよく使うロープ編み方・結び方には初心者だと少し手間取るものもありますが、覚えてしまえば簡単にできる物ばかりなので、キャンプ&アウトドアシーンをもっと楽しむためにも少しずつ覚えて取り入れてみましょう。
さつま編み
基本のロープ編み方・結び方「さつま結び」は、さまざまな種類がある先端処理向け編み方・結び方の中でも基本として使われる定番の編み方・結び方です。
さつま結びは別名「アイスプライス(アイスプライス加工)」と呼ばれる先端処理のためのロープ編み方・結び方で、先端を10cm程度ほどいて3本にしてから、ほどいていない部分に差し込みながら編み込んでいきます。
なおさつま結びは最後まで編み込んだ後、ほどいた3本のロープをライターで焼いて処理するまでが作業です。このようにさつま結び(アイスプライス)ではロープ先端部をライターで焼くので、ロープをほどいても先端はきれいに処理ができます。
最初は初心者だとかなりハードルの高い編み方・結び方ではありますが、さつま結びで作った輪は編み終わり部分がほどけませんし作った輪も丈夫なので、テントやタープの設営をするなら初心者でもさつま結びをマスターするのがおすすめです。
もやい結び
もやい結び(ボーライン・ノット加工)は、ロープ先端処理に関する編み方・結び方の種類の中でも定番中の定番と呼ばれている方法です。
先端処理系の種類にはいろいろなものがありますが、数ある種類の中でも使い勝手がよく、初心者でもコツがわかればすぐに使いこなせる編み方・結び方として人気があります。ロープ先端部に輪を作り、交差した部分にもう1つの小さな輪を作ります。
小さな輪に元(ロープ先端部)を下方向に通し上下にロープを締めれば、丈夫でほどけにくい輪が簡単に作れます。この編み方・結び方ならロープ先端に限らすどの場所でも輪が作れるので、複数の輪を作りたい時にも応用が利く簡単&便利な編み方・結び方です。
なおもやい結びは先端をライターで焼いて処理することがないので、ほどけば1本のロープとして繰り返し使えます。ほどけにくいロープ編み方・結び方として定番のもやい結びですが、きちんと処理をすればきれいにほどけるので、ぜひ覚えて応用してください。
スネークノット
スネークノット(ツユ結び)は、丈夫さと耐久性の高さが特徴に挙げられるパラコードロープの編み方・結び方として定番の方法です。
編み方が分かるといろいろなキャンプアイテムのDIYに応用ができるようになるので、キャンプアイテムをカスタマイズしておしゃれに楽しみたい時に便利な編み方・結び方でもあります。
編み方のポイントは「ロープの中央から編む」です。最初に中央で輪を作り左側に輪・右側に輪をそれぞれ作ってからロープを通し、左右に締めれば結び目ができます。この結び目が基本の編み方で、あとは同じ要領で繰り返し結び目を作っていけばOKです。
ブレスレットやキーボルダーも作れる!
スネークノット(ツユ結び)は、キャンプアイテムのDIYカスタマイズだけでなく、ブレスレットやキーホルダーなどアクセサリー作りにも応用ができます。
素材はロープですから色を変えるだけでいろいろなアクセサリーが作れますし、ほどけば通常のロープとして使えるので、身につけて持ち歩ける防災アイテムとしても人気があります。
なおキャンプシーンでの編み方・結び方の場合は網目の大きさにこだわる必要はありませんが、アクセサリーとしての編み方・結び方の場合は1つひとつの結び目に注意を払うのがきれいに仕上げるポイントです。
編み方が単調なので初心者でもすぐにできるロープの編み方・結び方ではあるのですが、編み方の順番を間違えると結び目が変わってしまいます。
ロープの直径は特に気にしなくても良いのですが、編み方・結び方としては4mmを目安に選ぶのがおすすめです。4mm以下だといざという時にロープとして使うことがで来ませんし、4mmよりも太いとかなり存在感が出てしまうのでアクセサリーには適しません。
ただし男性用ブレスレットやワイルドな印象のアクセサリーにするなら、あえて直径が太いロープを使うことでイメージ通りの作品に仕上がります。
なお直径が太くても編み方・結び方は同じですし難易度が上がるわけでもないので問題はないのですが、いざキャンプや防災グッズとして使う時に使い勝手が悪いですから、身につける防災グッズとする場合は5mm以下で選ぶのがおすすめです。
持ち運びに便利なロープの編み方
ロープの編み方・結び方はテントやタープなどキャンプサイト設営に必要な技術ですが、ロープの編み方・結び方の種類は設営目的以外にもあります。
中でも持ち運びに役立つ編み方・結び方はかさばるロープをコンパクトにまとめ、収納がしやすくするために欠かせない編み方・結び方は覚えておくべき基本の技術です。
主に登山用に使われる編み方・結び方ですが、荷物をコンパクトにしなければならないソロキャンプやツーリングでも覚えておくと役立ちます。
棒結び
棒結びはコツなどなくても簡単にできるおすすめの編み方・結び方ですし、収納したい場所やスペースに合わせて長さの調整ができます。
まず収納したい大きさ(長さ)に合わせてロープを2~3回折りたたみ、長い方のロープを上から下に向かって折りたたんだロープに巻き付けてきます。なお巻き始めのみずれ防止としてロープを交差させますが、後は一定方向で隙間なく巻き付けていけばOKです。
最後は下部の輪にロープの先端を差し込み反対側(ロープの巻き始め側)からひっぱれば輪が締まるので、ロープ先端部もほどけずきれいにまとまります。
ロープの編み方のポイント
いろいろな種類の編み方・結び方があるロープですが、ロープの達人を目指す際のポイントは「使用用途に合わせて編み方・結び方を変える」です。
テントやタープの設置時は結び目がほどけず先端部がきれいに処理できることがポイントですが、キャンプサイトをアレンジするためにロープを使う際は、そこまで結び目が固くなくても問題ありません。
繰り返し使えることや撤収作業が簡単なことも重要なポイントですから、ほどきやすい編み方・結び方を使うのがおすすめです。なお収納のための編み方・結び方では、テント・タープの設置とは重視すべきポイントが変わります。
このようにキャンプシーンで使うロープは使用目的によって求められるポイントが変わるので、用途やシーンに合わせて編み方・結び方を変えるのがおすすめです。
色々なロープの編み方を試してみよう!
キャンプ必須アイテムのロープは編み方・結び方だけでなく、シーンや使い方にあわせたおすすめの編み方・結び方が分かるといろいろなシーンに使えます。
初心者は基本のロープ編み方・結び方から習得する必要がありますが、基本がわかればいろいろなシーンで応用が利くので、基本から少しずつ覚えるのがおすすめです。