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コンパクトなランタンスタンドを自作しよう!
キャンプアイテムには必須アイテムとあると便利なアイテムがありますが、ランタンスタンドはどちらかというと後者に区分されるキャンプアイテムです。
名称からもわかる通りランタンとセットで使うのがランタンスタンドの一般的な使い方で、基本的にランタンスタンド以外の使い方はしません。
しかもランタンスタンドがなくてもランタンをキャンプシーンで使用するのに困らないので、キャンプ初心者の場合は使用していない人も多いです。
ランタンスタンドとは?
無くてもランタンの使用においては特に困らないランタンスタンドですが、キャンプ上級者やおしゃれなサイトアレンジを楽しみたい人の間では欠かせないキャンプアイテムの1つです。
キャンプ専門メーカーでもさまざまな種類のランタンスタンドがありますし、人気モデルも多数あります。基本的にコンパクトでシンプルな構造を採用しているのが、ランタンスタンドに共通する特徴です。
ただしランタンは種類によって重さが違うので、メーカー品の場合はコンパクトなデザインで安心安全に使える構造を採用しています。また限られたサイトスペースを有効かつ快適にアレンジするためのアイデアが詰まっている点も、ランタンスタンドの特徴といえます。
広範囲を照らせる
ランタンスタンドは基本的にランタンを吊り下げるためのキャンプアイテムですから、照明が必要な時にランタンとセットで使うのが基本の使い方です。ランタンはモデルによって機能・性能に違いがあるので、モデルによっても照明機器としての機能・性能は異なります。
またランタンを設置する場所=照明が必要な場所ですから、テント内やリビング用照明として使うことも多いです。とはいえランタンの設置は床置き・テーブル置きが一般的なので、光量の大きいものほど照明機器としての効果を発揮します。
ただし床置きやテーブル置きだと設置位置が低いので、どうしても広範囲を照らすことが難しいです。その点ランタンスタンドはランタンを吊り下げて設置するので、高い位置に設置ができます。
設置位置が高ければ光量に関係なく照らせる範囲が広がるので、光量の大きいランタンを使用すれば1台でキャンプサイト全体を明るくすることも可能です。
ちなみにコンパクトなタイプは1台のみ設置するタイプが主流ですが、高機能なランタンスタンドモデルには2台同時に吊り下げができるモデルもあります。
またランタンスタンド以外の使い方ができるアレンジタイプのランタンスタンドモデルもあるので、自作ランタンスタンドも使い勝手の良さに注目して自作するのがおすすめです。
ランタンスタンドを自作するための準備
手頃な価格で手に入る材料だけで作れる自作/ランタンスタンドは高コスパなキャンプアイテムとして人気ですが、ランタンは重量がありますし燃料にガソリンやオイルなどを使用するものも多いので、デザインだけでなく安全性も重視しなければいけません。
なお自作/ランタンスタンドはアイデア次第でカスタマイズが楽しめるのも魅力ですが、簡単に自作できるからこそ事前の準備をしっかりしておくことが自作/ランタンスタンドでは重要になります。
完成イメージを考える
自作とはいえランタンスタンドは「ランタンを吊り下げる専用アイテム」ですから、燃料を搭載したランタンを安全に吊り下げられることが構造上重要です。
コンパクトタイプのランタンスタンドといえば直接地面に突き刺すタイプがおすすめですが、突き刺すタイプの自作/ランタンスタンドは、吊り下げ部に特殊な形状を加える必要があります。
クランプタイプは突き刺すタイプよりも自作しやすいですが、ランタンを吊り下げた状態でテーブルに固定するためのクランプの性能がポイントになりますし、高機能クランプはかなり高額です。
そのためクランプ購入費用を考えると、自作/ランタンスタンドは市販されている製品よりも割高になることもあります。
三脚タイプは自作に必要な材料もほぼ100均アイテムで揃えられますし、3本の支柱でランタンを支えるため、支柱1本でランタンを支える自作/ランタンスタンドと比べると使い勝手がよく安全性にも優れています。
とはいえどのタイプもメリット・デメリットがあるので、自作/ランタンスタンドにチャレンジする場合は自作するランタンスタンドのイメージを明確にし、設計図を基に材料を揃えるのがおすすめです。
100均で道具を揃える
キャンプアイテムを自作するメリットには「コストを抑えられる」があります。コストが高くなる原因には材料が高いという点が挙げられますが、自作に必要な道具を揃えることもコストがかかる原因になります。
その点簡単&コンパクトな自作/ランタンスタンドは、専門工具を必要としません。このように専門工具を使わなくてもOKなのが自作/ランタンスタンドの魅力なので、自作/ランタンスタンド作りに必要な工具も100均アイテムで揃えるのがおすすめです。
ランタンスタンドを自作するために必要な材料
自作/ランタンスタンドは「手持ちのお気に入りランタンにあったスタンドが見つからない」「素材にこだわったおしゃれなランタンスタンドが欲しい」という人におすすめです。
ランタンスタンドの種類は自立(ポール打ち込み)タイプランタンスタンド・三脚タイプランタンスタンド・クランプタイプランタンスタンドの3種類に区分されます。
設置や自作が最も簡単なのが自立タイプランタンスタンドですが、100均ショップにはさまざまな便利アイテムが揃っているので、三脚タイプランタンスタンドやクランプタイプランタンスタンドも材料を組み合わせれば100均材料だけで作ることが可能でです。
しかも100均のDIYコーナーには自作・DIYに欠かせない道具も揃うので、とりあえずお試しでランタンスタンドを使ってみたいランタンスタンド初心者にも人気があります。
なお100均のDIYコーナーには自作・DIYに欠かせない道具も揃っているので、わざわざ道具を揃えなくても100均アイテムをうまく活用するれば自作は簡単です。
丸棒・つっぱり棒
100均アイテムの定番かつロングセラー商品・突っ張り棒は、自作/ランタンスタンドの材料として使えます。100均・突っ張り棒は長さや耐荷重の違うアイテムも種類が豊富なので、イメージする自作/ランタンスタンドにあわせて選べる点もおすすめです。
なお自作/ランタンスタンドに長さの調整が必要ないなら、100均で手に入る丸棒も自作/ランタンスタンドの材料として人気があります。
フック
ランタンスタンドはスタンド本体にランタンを吊り下げて使う照明周辺アイテムなので、吊り下げに使うフックも自作/ランタンスタンドの必須材料です。
フックにも形状によっていろいろな種類がありますが、使い勝手とバリーエーションの豊富さでいえばS字フックを使うのが良いでしょう。100均・S字フックは素材もさまざまなですが、耐久性を考えれば金属製から選ぶのがおすすめです。
なお着脱がしやすいのは大きめサイズですが、大きすぎるのも使いにくいので、取り付ける突っ張り棒や丸棒に装着できるサイズで取り外しがしやすいものを選びましょう。
ネジ
三脚タイプランタンスタンドを自作する場合には、3本のポールを固定する必要があります。そのため固定に必要なネジも、自作/ランタンスタンドでは必須アイテムです。
100均ショップのDIYコーナーにはさまざまな直径・長さのネジがあるので、固定部にあった直径・長さからネジを選ぶのがポイントになります。
簡単!三脚タイプのランタンスタンドを自作する手順
ランタンスタンドには地面に直接突き刺す自立タイプやキャンプテーブルに取り付けるクランプタイプがありますが、100均材料を使う簡単&コンパクトな自作/ランタンスタンドにチャレンジするなら三脚タイプがおすすめです。
簡単に作れてコンパクトに収納ができるのが三脚タイプの自作/ランタンスタンドの特徴で、短時間の作業で自作できるうえに耐久性・耐荷重にも優れていますから、自作/ランタンスタンドでも安心・安全に使えます。
なお自作/ランタンスタンドの材料には100均定番アイテム・突っ張り棒×3本が必要ですが、その他にも固定するためのコードスライダー×3個と固定用ネジ×4個が必要です。
作り方
100均定番・突っ張り棒は先端部にキャップがついています。キャップ素材にはプラスチック素材を使用しているものが多いので、キャップ部にコードスライダーを100均ネジで固定するための穴も、100均道具だけで簡単に開けることが可能です。
三脚タイプの自作/ランタンスタンドは、最初に3本の100均・突っ張り棒の先端キャップに穴をあけます。三脚タイプ自作/ランタンスタンドでは片方のミニコードスライダーを装着するので、3本とも片側に穴をあけるのがポイントです。
穴を開けたらコードスライダーをネジでそれぞれ固定し、最後にコードスライダー3枚を重ねて100均ネジで固定します。コードスライダー3枚を重ねた部分が自作/ランタンスタンドの中心になるので、中心にS字フックをひっかければ自作/ランタンスタンドの完成です。
自作/ランタンスタンドに使用する100均・突っ張り棒は長さの調整ができるので、設置場所に合わせて長さを調整することで設置したい高さにランタンを吊り下げることができます。
なお設置場所が水平でない場所でも100均・突っ張り棒なら個別に突っ張りの長さを微調整できるので、安定して固定・設置ができる点も三脚タイプ自作/ランタンスタンドのおすすめです。
ランタンスタンドを自作してキャンプへ持っていこう!
キャンプにあると便利なランタンスタンドはいろいろな種類がありますが、簡単&コンパクトなランタンスタンドなら100均アイテムを駆使して自作もできます。
自作ランタンスタンドならコスパも良いですし、何よりも身近なアイテムで気軽に作れるのでカスタマイズしやすい点もおすすめです。