山口県の神社・仏閣を巡ろう！女子旅で人気おすすめのパワースポットは？

「龍宮の潮吹き」と呼ばれる断崖も見どころに一つです。時化（しけ）で岩場に高波が押し寄せ、大きな音を立てて吹き上げる様子が龍のように見えることからこの名が付いたと言われています。秋から冬にかけて、波が高くなる時期に運が良ければ目にすることができます。

日本海の絶景を堪能しながらお参りできるこちらの神社は素晴らしいパワースポットとして人気急上昇中で、山口での女子旅の際には見逃せない場所です。近隣にはこちらも絶景として有名な角島（つのしま）大橋などもありますので、一度は訪れたいおすすめスポットです。

山口県下関市の「赤間神宮」は、壇ノ浦の戦いで幼くして亡くなった安徳天皇を祀った神社です。白壁に朱塗りの竜宮城のような水天門が印象的です。有名な怪談「耳なし芳一」を祀る芳一堂や、平家一門を祀る供養塔など見所も数多くあります。

毎年5月には、安徳天皇を偲ぶ先帝祭という祭事が行われ、きらびやかな太夫が市中を練り歩くメイン行事の「上臈（じょうろう）参拝」が有名です。拝殿までの赤い花道を太夫が優雅に歩く姿は観光ポスターなどでもお馴染みで、山口観光の際はぜひ訪れたいおすすめスポットです。

山口県美祢（みね）市の小さな神社「別府厳島神社」は、境内に「別府弁天池」という美しい池があることで有名です。コバルトブルーに輝く神秘的な別府弁天池のお水は一杯飲めば一年寿命が伸びるとも言われており、その美しさから「日本の名水百選」にも選定されています。

その昔、水不足に悩んだ長者が弁財天に祈願したところ、別府弁天池の水が湧き出したと伝えられています。「長寿が保たれる」「財宝を授かる」といったご利益も伝えられるこの神社は、運気アップのパワースポットとして人気です。

「防府天満宮（ほうふてんまんぐう）」は山口県防府市にある神社で、西暦904年（平安時代）に創建されました。京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに「日本三大天神」とも称され、菅原道真公を祀った天満宮はこちらが日本で最初と言われています。

西日本屈指の荒祭「御神幸祭（ごじんこうさい）」をはじめとする様々な祭事が行われるほか、2月には境内の1000本以上の梅が花開き、華やかな景色と梅の香りを楽しめます。また、菅原道真を崇敬していた高杉晋作の歌碑などもあり、歴史情緒溢れるおすすめの神社です。

御朱印とは、神社や寺社で参拝の印として頂くことが出来る印のことです。神社の押印のほか、参拝した日付と寺社名、御祭神、御本尊の名前などを墨書きしていただけます。寺社を参拝したら御朱印を御朱印帳（ごしゅいんちょう）にいただき、参拝した証として大切に保管しましょう。

御朱印はそれぞれの神社によって個性があり、集めていく楽しみもあります。参拝した日付や寺社名などが美しい墨書きで記される御朱印は、女子旅の記念として人気を集めています。ここからは、山口県内にある御朱印がいただけるおすすめの神社をご紹介していきます。

古熊神社（ふるくまじんじゃ）は、山口県山口市にある神社です。主祭神は菅原道真で、「山口の天神さま」とも呼ばれ、地元の方々の信仰を集めています。本殿、拝殿ともに国の重要文化財にも指定されている由緒ある神社です。

桜や梅の名所としても知られ、季節になれば境内で美しい桜や梅の花を楽しめます。祭事も年間を通して数多く行われ、11月には山口3大まつりの一つといわれる「山口天神祭」が一週間をかけて盛大に催されます。こちらの神社では、可愛らしい梅の形の御朱印が人気です。