【マキタ】のバッテリーを買うなら充電器とセットで！おすすめ商品は？

マキタ製品といえばプロはもちろん、DIYが趣味の人にとっても人気の電動工具です。日本製電動工具メーカーとして有名なマキタの創業は1915年ですから、電動工具専門のメーカーとしては老舗メーカーといえます。

ただし老舗というだけではないのが、人気ブランド・マキタ社の凄さです。日本国内における電動工具シェア率は約6割ですし、70年代以降に海外での生産が始まると海外向けマキタ社製品も順調に販売数を伸ばし、世界シェアも25％を誇ります。

そのため日本ブランド・マキタは「日本のマキタ」でもあり「世界のマキタ」でもあります。そんなマキタ社製品といえばプロ仕様の充電式電動工具や木工機械製品などが主力商品ですが、家庭用電動工具もマキタ社製品では人気ですし、園芸用電動機械もおすすめです。

ただしマキタ社製品はプロが使うことを想定して設計された電動工具がメインですから、作業効率の高いコードレスタイプ製品が圧倒的に多いのが特徴に挙げられます。コードレスタイプは場所を選ばず使える点がおすすめですが、電気製品ですから電気がなければ動かせません。

そのためマキタ製品では専用バッテリーを装着して使用するのですが、専用バッテリーも給電が必要です。これは身近な小型家電であるスマホの構造とも共通します。スマホはコードレスタイプの小型家電で、スマホ本体にあるバッテリーを充電する必要があります。

そのためスマホを購入すると、バッテリーの給電に必要な充電器をセットで購入するのが一般的です。マキタ社製品もスマホと基本的な仕組みは同じですから、使用の際には充電済み専用バッテリーを装着して使います。

そして装着するバッテリーの給電には、専用充電器が必要です。ですから人気のマキタ製品のオーナーになるには、バッテリー給電を行うための充電器の購入も必須となります。

マキタ社製電動工具は趣味でDIYを楽しみたい人にも人気が高いアイテムですが、プロが使う「プロ仕様マキタ社製モデル」と趣味でDIYを楽しみたい人に人気の「DIY仕様マキタ社製モデル」があります。

プロ仕様マキタ社製モデルをDIY用として使うことは可能ですが、DIY仕様マキタ社製モデルをプロ仕様として使うことは基本的にありません。

プロ仕様マキタ社製モデルとDIY仕様マキタ社製モデルでは基本スペックが異なりますし、搭載されている機能も異なります。高機能＆高品質なのはプロ仕様マキタ社製モデルですが、その分価格もかなり高いです。

しかもDIY仕様マキタ社製モデルは搭載されているバッテリーや対応充電器が使用機種限定モデルとなっていることが多いので、本体を買い替えるとバッテリーおよび充電器もすべて取り換える必要があります。

その点プロ仕様マキタ社製モデルは本体のジャンルや商品が異なってもバッテリー＆充電器が使えるものもあるので、結果として予算を抑えられます。

なおさまざまなタイプのバッテリー商品を取り扱っているマキタ社では、製品によってリチウムイオンバッテリータイプ・ニッケル水素バッテリータイプ・ニカドバッテリータイプがあります。

マキタ社製に限らず電動工具関係ではリチウムイオンバッテリーが人気ですが、モデルによってはニッケル水素バッテリータイプやニカドバッテリータイプが存在します。タイプが異なると同じマキタ社製品でも使用できません。

そのためバリエーションの豊富さがおすすめのマキタ社ですが、安全安心して使うためには本体に装着ができるバッテリーの種類をきちんと把握することが重要です。

マキタバッテリー製品の形状は、専用充電器に装着する方法で形状に違いがあります。なお現行モデルは、スライド式マキタ社製バッテリーと差し込み式マキタ社製バッテリーの2種類です。

現行モデルに採用されているマキタ社製バッテリーの電圧は、全部で5種類あります。最も電圧が高いのが40VMaxですが、プロ仕様マキタ社製電動工具では18Vタイプと14.4Vタイプが主流です。

なお電圧の低いバッテリーには10.8Vタイプと7.2Vタイプがありますが、プロの現場で使う電動工具用バッテリーとしては少々不安があります。

そのため電圧の低い2種類のマキタ社製バッテリーは、どちらかというと家庭用またはDIY用アイテムの専用バッテリーとして使われます。

プロ仕様マキタ社製モデルだけでもさまざまな製品を展開している人気メーカー・マキタなので、モデルのスペックや機能によって装着する専用バッテリーの種類が変わります。

しかも形状の違いでもスライド式マキタ社製バッテリーと差し込み式マキタ社製バッテリーがありますから、専用充電器もバッテリータイプや形状に対応した複数種のモデルがあります。

マキタ社製バッテリーの種類でいえばリチウムイオンバッテリー専用充電器・ニカドバッテリー専用充電器・ニッケル水素バッテリー専用充電器があるので、バッテリーの種類にも注意が必要です。なお使い勝手の良さでマキタ社製バッテリーを選ぶこともできます。

複数のマキタ社製バッテリーを同時に給電するなら、2口タイプマキタ社製充電器や4口タイプマキタ社製充電器がおすすめです。さらにプロの現場では、短時間で専用バッテリーのフル充電が可能な急速タイプマキタ社製充電器も人気があります。

マキタ社製充電器は、冷却機能に優れている点も魅力に挙げられます。マキタ社製充電器にはさまざまなタイプがありますが、バッテリーに給電する仕組みそのものはスマホ充電器の仕組みとよく似ています。

スマホ充電器も給電中はバッテリー本体が熱くなりますが、マキタ社製バッテリーのように高い電圧を必要としないのでバッテリー本体に負荷がかかることはほとんどありません。

ところがマキタ社製充電器はプロ仕様の本格的バッテリーの給電に使用しますから、給電中はバッテリー本体温度がかなり上がります。バッテリーに負荷がかかればその分寿命も短くなりますから、冷却機能に優れた充電器の使用はバッテリー本体にとっても良い効果があります。

さらに専用充電器の冷却機能は、急速充電性能にも影響します。冷却機能はマキタ以外のメーカー充電器にも搭載されていますが、冷却機能に優れているほど急速充電が可能になります。

充電器の冷却機能が高いモデルほど効率よく給電ができるので、急速充電機能を使ったときの急速充電完了までの所要時間が短いです。

なお急速充電モードが搭載されていないマキタ社製重電機モデルでもマキタ社製充電器は冷却機能に優れていますから、フル充電までにかかる時間が短いのが魅力に挙げられます。

マキタ社製バッテリー専用充電器は高機能・高品質モデルという点が人気ですが、純正マキタ社製専用充電器で唯一ネックとなるのが価格の高さです。マキタ社製に限らず純正品は価格が高めに設定されているため、予算の関係から別商品を検討するケースはよくあります。

これはマキタ社製専用充電器でも同じで、高機能＆高品質充電器だからこそ純正品は値段が高く、購入に踏み切りにくい傾向が強いです。とはいえ機種・モデルによって専用充電器の種類が異なるマキタ社製専用充電器では、純正品以外で対応することが可能なのでしょうか？

マキタ社製純正専用バッテリー×マキタ社製純正専用充電器であれば、互換性のあるモデルが存在します。ただしマキタ社製純正専用充電器でも、互換性レベルにはモデルによって異なる点に注意が必要です。

マキタ社製純正製品であればほぼ対応している専用充電器もありますし、機種・モデル限定で対応している純正専用充電器もあります。そのため複数のマキタ社製アイテムを所有している場合は、互換性に優れたマキタ社製純正専用充電器を選ぶのがおすすめです。

マキタ社製純正バッテリー×互換タイプ他社充電器の場合は、自己判断で選ぶことになります。純正のマキタ社製専用充電器は他社モデルよりも優れた冷却機能を搭載していますから、冷却機能で比較した場合互換タイプ他社充電器は基本的に純正品より劣る傾向が強いです。

価格はマキタ社製純正充電器よりもかなり安いですから予算を抑えるには便利ですが、互換タイプ他社充電器の中には冷却機能（冷却用ファン）が搭載されていないケースもあります。

この場合バッテリー寿命に影響するだけでなく、急速充電時間もマキタ社製より長くなるので、総合的に判断するとあまりおすすめしません。とはいえ価格の安さは最大の魅力ですから、機能をとるか予算を重視するかで判断するのが良いでしょう。

高機能・高品質なマキタ社製バッテリー＆専用充電器は、単品で購入するよりもセットで購入するのがおすすめです。そこで家庭用としてもおすすめのマキタ社製バッテリー＆専用充電器を3点ご紹介しましょう。

マキタ純正品 スライド式充電器＋バッテリ【 充電器 】 DC18RF14.4V ～ 18V用は、使いやすさにもこだわった専用充電器と純正バッテリーのセット商品です。純正バッテリーは18Vのリチウムイオンタイプバッテリーで、残容量表示機能がついています。

スライド式マキタ社製専用充電器は現行のマキタ社製品に採用されている幅広いタイプの純正バッテリーに対応しているので、複数製品のオーナーにおすすめです。

マキタ 18V-6.0Ah パワーソースキットは、人気のマキタ社製純正バッテリー（BL1860）2個と急速充電が可能な専用充電器（DC18RD）がセットになったおすすめ商品です。

2口タイプの専用充電器なので同時に2個の充電ができますし、専用の収納ケースがついていますから安心して収納・移動ができます。

マキタ 防災用コンボキット  CK1010はマキタ社製純正バッテリー＆専用充電器に、ラジオ付き充電式テレビ・LEDタイプ充電式ライト・収納バッグがセットになった防災向けおすすめ商品です。

普段はマキタ製品の純正バッテリーや専用充電器として使えますし、いざという時はモバイルバッテリーやスマホの充電にも使えます。

プロにも人気の電動工具ブランド・マキタにはさまざまな種類のバッテリー＆充電器がありますが、購入の際には注意点もあります。

基本的に対応機種が限定されているので本体買い替え＝バッテリー＆充電器の買い替えとなるのですが、幅広く対応できるモデルや互換性モデルもあるので、用途や目的で選ぶのがおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。