長野・白馬は冬以外も楽しい！おすすめのアクティビティや観光スポットは？

リフトやゴンドラを乗り継ぎ、そこから約1時間半のハイキングコースになっています。さらに自然を満喫したい方は、そこから先、約2時間半の唐松岳への登山も楽しめます。

八方池に映る白馬の山々は美しく、絶景を求めて多くの人で賑わいます。また、探索路内には6個のケルンがあり、そこから見える北アルプスの景色が絶景ポイントとして知られています。珍しい生き物に出会いながら、11の日本百名山を見渡せることができる素晴らしい探索路です。

北アルプスで登山を楽しみたいなら、白馬三山縦走ルートがおすすめです。このルートは、白馬山、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を1泊2日で巡ります。しかし、先ほど紹介した鑓温泉でゆっくりするには、2泊3日がおすすめです。

三山は2800ｍから2900ｍ級の山ばかりで、さまざまな高山植物のお花畑や大パノラマを目にすることができます。高山植物が目当てならシロウマタンポポやクロユリなどが見頃を迎える7月から8月がおすすめです。

白馬三山縦走コース中で人気のある大雪渓は特に絶景です。しかし、落石やクレバスなど危険も多い箇所なので注意して歩きましょう。

白馬の自然は山だけではありません。登山初心者には難易度の高い山々が多い白馬村ですが、トレッキングやハイキングなどより手軽に自然を満喫できるスポットもたくさんあります。ぜひ一度、白馬村のおいしい空気と豊かな自然に触れてみてください。

栂池自然園は、6月頃から10月頃まで約5.5㎞、4時間ほどのハイキングを楽しむことができます。6月はミズバショウが咲き誇り、7月や8月は高山植物、秋は紅葉と季節ごとに様々な表情が見られます。植物だけでなく、遊歩道から見られる白馬の山々も絶景です。

栂池自然園のコースは4つの湿原に分かれており、中でもみずばしょう湿原は木道が整備され起伏が少なく、体力に自信のない方や小さな子にもおすすめのコースです。往復1時間で白馬の自然を十分に肌で感じることができます。

3つめの浮島湿原からは、トレッキングシューズなどしっかりとした装備で向かうことをおすすめします。ミズバショウ湿原までの道などよりはきつい道のりかもしれませんが、普段目にすることのできない高山植物や絶景が待っています。

冬はスキー場となる白馬五竜高山植物園へは、ゴンドラに乗って向かいます。標高は1515ｍとそれほど高くはないものの、さまざまな高山植物を楽しむことができます。レストランやお土産店、トレッキングコースなどもあり、いろんな楽しみ方ができる植物園です。

植物園内では、自生さながらの植物を間近に観察できるため、まるで登山しているような気分で植物を見られます。さらに、ヒマラヤの青いケシなどの外国の高山植物を独自に入手し、育てているエリアもあり、普段なかなか見ることのできない植物にも出会えます。

おすすめの時期は青いケシが見ごろの7月です。また、トレッキングコースは、片道20分でも素晴らしい眺望を楽しめるものなど、初心者や体力に自信がない方でも比較的気軽に行けるコースが揃っています。