キャンプ向け【燻製料理】のレシピをご紹介！初心者でも簡単にできるやり方は？

独特の風味がおいしい燻製は昔から親しまれている食べ物です。燻製はハムやソーセージ、ベーコンなどの肉類のみならず、魚介類やチーズなど様々な食材で作ることができます。

燻製は家庭で作るとなると手間もかかり難しいように思われがちですが、近年は個人でも簡単に燻製が楽しめる燻製器も販売されていて手作りの燻製を味わうことも人気です。

独特の香りとともに煙が舞い上がり、作る工程も楽しめる燻製作りは、キャンプなどのアウトドアにピッタリでシーンを一層盛り上げてくれます。

燻製は、肉や魚を塩漬けしたものに木材などを燃やした煙をかけて作られるものです。燻製することにより保存性が高まります。

燻製はもともと傷みやすい食材を長期間保存可能な状態するための技術でしたが、現在では様々な食材で作ったり、燻製ならではの味わいの違いを体感したりなど楽しむ要素へと変化しています。燻製をエンジョイするならキャンプシーンは最適と言えるでしょう。

ここではキャンプ時にぴったりの燻製レシピについてご紹介します。キャンプで燻製を作るのがはじめてという方でも安心して楽しんで作り味わえる燻製レシピです。是非キャンプレシピをチェックしてみましょう。

燻製には冷燻、温燻、熱燻の3つの種類があります。冷燻は20度前後で燻す燻製のことで、作るために専用の道具が必要になる燻製のことです。冷燻の代表的なレシピはスモークサーモンです。

温燻は、30から80度の温度で燻す燻製のことで、主にベーコンなどを作ることができます。熱燻は熱い温度80度以上の熱で燻す方法で作る燻製で、代表的なレシピがたまごの燻製です。キャンプ時の燻製として最も作りやすくおすすめできるレシピが熱燻です。

燻製を作るために必要な工程をみてみましょう。3つの工程があり最初にすることが味付け、塩漬けです。これは殺菌のためとともに味付けの役割を果たします。食品にもともと味がついているチーズなどの燻製を作るときは味付け、塩漬けの作業を省きます。

次の工程が風乾です。これは燻製する食材を風に当てて乾かすことです。しっかり乾かすことで燻製が傷んでしまったり、色つきが悪くなったり、味が煙と水の反応によりすっぱくなってしまうことを防ぎます。日の当たらない風通しの良いところで乾かすのがポイントです。

最後の工程が燻煙で、煙をかける工程です。スモークチップやスモークウッドを使い煙をかけます。スモークの独特の香りは燻製を作る過程で最もワクワクさせてくれる部分です。アウトドアで料理を楽しめるキャンプシーンに燻製はぴったりの食べ物と言えるでしょう。

キャンプでの食事タイムをより楽しむために燻製を作りましょう。近年はキャンプ人気、そして自家製燻製ブームということもあり簡単に燻製作りを楽しめるアイテムが揃っています。ここではキャンプでおすすめしたい簡単に燻製が作れる燻製器についてご紹介します。

キャンプにぴったりな燻製器として「ソト燻家スモークハウス」はおすすめです。こちらは段ボール製の燻製器でキャンプの際の持ち運びが楽ということで人気があります。初心者でも簡単においしい燻製をキャンプで作ることができます。

燻製器にはスモークチップを使うタイプのものとスモークウッドを使うタイプのものがあります。スモークチップは木の破片のようなものでスモークウッドは木の塊のようなものです。コンロや炭火など他に熱源があるときに使える燻製器にはスモークチップを使います。

スモークウッドは、ウッド自体に火をつけて燻せるため熱源を必要としません。ソト燻家スモークハウスは、スモークウッドタイプの燻製器です。スモークウッドタイプの燻製器は温燻や冷燻が向いています。

ソト燻家スモークハウスには燻製を作るのに必要なグッズ、スモーカー本体、ミニスモークウッド（さくら1本）、アルミ皿1枚、金棒2本、金網1枚、フック4本がセットになっています。

段ボール製で軽いので持ち運びに便利ですし、繰り返し使用も可能な丈夫さもキャンプでおすすめしたい要素です。

キャンプで燻製を楽しみましょう。ここではキャンプの食事タイムをより盛り上げてくれる初心者でも気軽にできるおすすめのキャンプの燻製レシピをご紹介します。燻製器をゲットして早速キャンプでレシピを活用してみましょう。

初心者におすすめのおいしいキャンプレシピの一つがお酒にもぴったりの人気のメニュー「チーズ燻製」です。レシピの材料はプロセスチーズ6個、サクラチップ300グラムです。まず下準備として、チーズが包まれているアルミを剥がします。

この時チーズが溶けてこぼれ落ちることがないように網にのせる時底にあたる部分のアルミは残しておきます。次にチーズをよく乾燥させましょう。時間は30分ほどで十分風を当てて乾燥させます。燻製器にアルミを敷きその上にサクラチップを置きます。

さらに汁受けのトレーをのせます。はじめは中火で燻り、煙りが出たら弱火にします。煙が出てきたらチーズを入れ、蓋をして弱火で10分ほど燻しましょう。

様子を見て茶色の程よい色になったら出来上がりです。おつまみにぴったりな簡単にできるおいしいおすすめ定番キャンプレシピです。

キャンプに行くなら是非試してみたいのが「ベーコン燻製」です。キャンプで簡単に作れるおいしいレシピをご紹介します。材料はベーコンのブロック1パック、塩胡椒適量、ザラメ5グラム、ウッドチップ10グラム程度を用意します。

作り方は、まずベーコンを1センチから1.5センチほどの厚さにカットします。次に燻製器にアルミホイルを敷き、ウッドチップ、ザラメを混ぜて敷きます。そして網の上にベーコンを並べましょう。

火をつけたら弱火から中火で7分ほど燻製した後、蓋を閉めたまま7分放置したら出来上がりです。燻製器の温度は80度を超えないようにしましょう。

本格的に作るとなると5日ほど寝かせたり、塩抜きに何時間もかけたりなど下ごしらえに時間がかかるのがベーコンの燻製レシピですが、ご紹介したレシピなら初心者にも簡単でキャンプにぴったりと言えるでしょう。おいしいベーコンの燻製レシピをキャンプで楽しみましょう。

燻製初心者なら「たまごの燻製」もキャンプで試していただきたい定番キャンプレシピです。レシピの材料は、たまご4個、燻製チップひとつまみです。次に作り方の紹介です。まずゆでたまごを作ります。

鍋に水をたっぷり入れて沸騰してからたまごを入れ5分ほど経てば完成です。ゆでたまごができたら殻を剥いてキッチンペーパーで水分を拭き取ります。アルミホイルを敷いた燻製器にチップをのせ、網の上にゆでたまごをのせて煙が出なくなるまで加熱したら出来上がりです。

何度も作りたくなるキャンプでできるおいしい定番レシピです。たまごは、あらかじめゆでたまごにしたものをキャンプ時に持って行くと、ゆでるための手間も省けます。何個も食べたくなるキャンプレシピです。

次にキャンプで簡単にできるおすすめの燻製レシピのご紹介です。キャンプのシーンならではのレシピを作ってみましょう。メインディッシュになる肉や魚、そしておつまみにもなる簡単レシピです。早速レシピを見ていきましょう。

はじめに「牛肉の燻製ステーキ」のレシピをご紹介します。キャンプで味わう燻製ステーキは絶品です。材料は和牛200グラム、チューブ入りのニンニク3センチほど、塩胡椒適量、サクラチップ大さじ2杯です。

まず常温の状態の肉にチューブにんにくを擦り込みます。塩胡椒もしましょう。次に燻製器に大さじ2杯のサクラチップを入れます。肉を入れたら脂受けとしてアルミホイルを敷きましょう。そして強火で煙を出したら弱火にし15分ほど燻します。

途中3分間隔で肉の様子をチェックし表面に出てくる脂を拭き取りましょう。6分経ったら裏返し、両面が燻せたらアルミホイルで包んで冷まして出来上がりです。肉のおいしさが凝縮された旨味たっぷりの燻製をキャンプでも楽しめます。

肉の燻製レシピとともに魚の燻製レシピも是非チェックしておきましょう。ここでは「サーモンの燻製」レシピをご紹介します。レシピの材料はサーモン一切れと燻製チップ一握りです。作り方はまず下準備としてサーモンを2時間ほど乾燥させておきます。

燻製器を用意し、アルミホイルを敷きその上にチップをのせます。さらに網をのせ、サーモンを置いたら準備完了です。火をつけたら蓋をして弱火で15分ほど燻しましょう。火加減は弱火にしてじっくりと燻していくことがポイントです。

いい色味がついてきたら完成です。チップの香りとサーモンの風味がおいしい燻製に仕上がります。おかずとしてだけでなく、お酒との相性抜群のおすすめのキャンプでできる簡単レシピです。

最後にご紹介する簡単キャンプ燻製レシピは「ミックスナッツの燻製」で、香ばしさがおいしさの要素で定番レシピになる味わいです。材料はミックスナッツ30グラム、サクラスモークチップ1/2カップです。

作り方は燻製器にチップを入れて網を敷き、数カ所に穴を開けたアルミホイルにミックスナッツを置きます。最初は中火にし、煙が出てきたら弱火にして10分ほど加熱したら出来上がりです。あっという間にできる簡単キャンプレシピで、大人から子供まで楽しめます。

定番レシピとしてキャンプでも家庭でも気軽に楽しめます。レシピではミックスナッツの量を30グラムとしていますが、量はお好みで作ってみましょう。レシピの量を増やす際はチップの量を調整します。

キャンプの楽しみの一つが食事です。キャンプならではの料理と言える燻製レシピを楽しんでみましょう。ご紹介した燻製キャンプレシピは簡単にできて絶品揃いです。外で料理をして食べることの楽しみを教えてくれる燻製レシピを早速キャンプで活用してみましょう。