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燻製の定番おすすめ食材3選
古くから伝わる保存調理法としてよく知られている燻製調理法は、食材を煙で燻(いぶ)して作る保存向け調理法です。今では冷蔵庫がどの家庭にもあるので、食材の保存のために自宅で燻製料理を作ることはほとんどありません。
それでもレシピサイトを開くと数多くの燻製料理が紹介されていますし、おすすめキッチン家電をネットでチェックすれば自宅で簡単に燻製料理ができるおすすめ燻製家電が出てきます。
これらの燻製料理の多くは長期保存のための燻製調理法ではなく、燻製特有の香り・色づき・味わいを楽しむのが目的です。
そのため長期保存を目的とする燻製調理法だと最低でも1日以上かかりますが、簡単にできるおいしい燻製料理として紹介されているレシピの多くは1時間以内で完成するものが目立ちます。
このように人気の燻製調理法は自宅で簡単にできるレシピが多いので初心者におすすめですが、食材によって燻製調理法に向かないものもあります。そのため燻製初心者の場合は、絶対に失敗しない定番のおすすめ燻製食材からチャレンジするのがおすすめです。
卵
身近な食材で安く手に入る卵は、燻製調理におすすめです。燻製卵はそのまま食べてもおいしいですし、子供にも人気があるのでたくさん作っても喜ばれます。茹で卵を使うのが基本ですが、茹で卵を燻製料理にする場合は燻す前に下処理が必要です。
茹で卵には味がついていないですし皮を剥いただけの状態だと水分が多いので、そのまま燻製にすると香りや色が付き過ぎてしまいます。そのため茹で卵を使って燻製調理をする場合は、塩漬けまたは塩ふりで味付けをし乾燥させてから燻製調理をするのがおすすめです。
ちなみにスーパーやコンビニで手に入る味付け茹で卵を使う方法もあります。味付け茹で卵なら皮を剥いた状態ですでに味がついているので、塩漬けや塩振りをする手間が省けておすすめです。
燻製器に入れる前には乾燥が必要ですが、キッチンペーパーなどを使えば短時間で燻製調理に適した乾燥具合に仕上がります。
燻製具合は好みで調整ができますから、香りと色づきをよくしたい場合は高温&短時間での燻製調理、ほんのりとした香りと色づきを楽しみたいなら中温&長めの燻製時間がおすすめです。
ベーコン
ベーコンはしっかりとついた塩味と肉の旨味がしっかりとしている点が、燻製調理法におすすめです。自宅で簡単に燻製ベーコンを作る場合は、朝食用としておすすめのスライスベーコンではなく厚切りベーコンや塊ベーコンが良いでしょう。
ベーコンそのものに塩味がついていますから、燻製調理にする場合も塩漬けや塩ふりがいりません。しかももともと肉の保存用として加工されているので、乾燥の手間が省ける点もおすすめです。
チーズ
チーズは「スモークチーズ」として商品化されているほど、燻製調理にぴったりなおすすめ食材です。チーズにはさまざまな種類があるので、種類によっては燻製調理に適さないものもあります。
基本的に水分が多い食材は燻製調理に適しませんから、フレッシュチーズのように水分が多いチーズは燻製以外の調理法がおすすめです。
なお手軽なおつまみとして人気のチーズならほとんどが燻製OKなので、余ってしまったチーズやいつものチーズをアレンジしておつまみにしたい時などは燻製チーズにして楽しんでみると良いでしょう。
燻製のおいしいおすすめ変わり種食材2選
定番食材を使えば間違いなくおいしい燻製料理ができますが、冷蔵庫にある意外な食材やストック食材も燻製向け食材におすすめです。そもそも燻製レシピは香り付けや色付けができるおすすめ調理法ですから、いつも食べ慣れている食材のアレンジにも適しています。
ポテトチップス
おやつにもおつまみにもなるポテトチップは、燻製料理におすすめの食材です。食べ残してしまったスナック菓子のポテトチップを燻製調理すると、ぱりっとした食感が戻るだけでなく燻製徳湯の香りがつくので、ちょっと贅沢な大人味になります。
自家製ポテトチップの仕上げに燻製調理をするのもおすすめです。自家製ポテトチップの場合は燻製前に味付けが必要ですが、味付けをすることによって残っていた水分に燻製特有の香りが染みこみ味に深みがでます。
また焼き色もしっかりつくので、ノンフライの自家製ポテトもこんがりとした焼き色のおいしいポテトチップに仕上がる点がおすすめです。
餃子
スーパーの特売で買った安い餃子や大量に作って余った焼き餃子も、燻製料理のおすすめ食材です。市販の餃子は皮が薄いので焼き餃子または揚げ餃子が定番レシピですが、皮が薄い分生地に含まれる水分がそれほど多くないので、燻製調理に適しています。
しかも高温&短時間で仕上げる燻製調理法なら、焼いたり揚げたりしなくても燻製調理法だけで中まで火が通りますし、焦がすことなくしっかりとした色がつくので見た目もおすすめです。
余ってしまった焼き餃子を燻製にする場合は、温度をやや低めにすると焼き色が付き過ぎるのを防ぐことができます。余った焼き餃子は燻製しなくてもすでに中まで火が通っているので、火加減をやや弱めに設定ししっかりと煙で香り付けすればOKです。
燻製焼き餃子は中の餡の旨味と皮についた燻製特有の香りが組み合わさるので、味付けをせずそのまま食べるのがおすすめです。時間が経っても燻した香りが食欲をそそるので、おつまみや弁当のおかずにしてもおいしく食べられます。
燻製のおすすめデザート食材2選
燻製調理法では下処理の段階で塩漬けまたは塩ふりをするので、おすすめ食材は塩味の強い食材や塩との相性が良い食材が多いです。これはもともと燻製調理法が保存食レシピとして定着していたことと関係があります。
ただし自宅やアウトドアシーンで簡単に作れる燻製レシピは保存を目的として燻製するのではなく、燻製特有の風味や色づきを楽しむレシピがほとんどです。そのためスイーツ系食材もおすすめ燻製食材として人気があります。
パンケーキ
ふんわりした食感と甘さが人気のパンケーキは、燻製調理との相性が良いおすすめ食材です。パンケーキはすでに調理済みですから、燻製レシピでおすすめの定番食材のように塩漬けや塩ふりの必要がありません。
すでに素材そのものに味がついていますから、追加で味付けをする必要もなく食べたい時にすぐにできるおすすめ燻製食材です。パンケーキを燻製調理する場合は燻製特有の風味付けをすれば完成なので、高温で素早く燻します。
おすすめは作りすぎて余ってしまったホットケーキを燻製調理する方法です。短時間とは言え燻製調理にすると水分が蒸発するので、ふんわりしたパンケーキとは食感が変わります。
その代わり燻製パンケーキは燻製特有の深みのある色が付きますし、独特の香りが甘さと一緒に口に広がるので、冷めたパンケーキが短時間でおいしいパンケーキになる点がおすすめです。
燻製パンケーキレシピは、まとめ買いした冷凍パンケーキのおいしいアレンジレシピとしても人気があります。冷凍パンケーキは手作りパンケーキよりも焼き色が若干薄めになっています。
そんな冷凍パンケーキも燻製パンケーキにすれば深みのある濃い焼き色が付きますし、燻しながら温まるので時短レシピとしてもおすすめです。
出来上がった燻製ホットケーキにバターとメープルシロップを加えると、おもてなしにもぴったりなおしゃれスイーツになります。また燻製食材の定番であるベーコンと組みあわせれば、甘さとしょっぱさがまじりあったおいしい朝食レシピにもなるのでおすすめです。
バナナ
燻製レシピにバナナというと突飛な組み合わせなイメージがありますが、スイーツ系バナナレシピには「焼きバナナ」というレシピがあります。
焼きバナナレシピは多数ありますが、燻製レシピとしてバナナを使う場合は皮を剥かずに作る焼きバナナレシピを応用するのがおすすめです。バナナは皮ごと焼くだけで簡単に甘みが増すので、完熟していないバナナを使ってもおいしい燻製バナナができます。
しかも塩漬け・塩ふり・味付けが不要なので、燻製器に皮が付いたまま5分~10分燻せば完成です。水分を多く含むバナナの皮に燻製特有の香りが強くつきますが、バナナの実にはほとんどつかないので味そのものを邪魔することはありません。
ただ食べる際にかすかに燻製のにおいがするので、スーパーの特売で買ったバナナでも高級バナナのような味が楽しめます。
初心者におすすめの簡単燻製レシピ
おいしいとはわかっていても手作りするとなるとハードルが高くなる燻製料理ですが、簡単にできるおすすめ初心者レシピなら安心して燻製料理にチャレンジできます。
用意するもの・作り方
燻製初心者の場合、屋外でチャレンジするよりも火力の調整がしやすい自宅コンロでチャレンジするのがおすすめです。自宅コンロで燻製調理をする場合は、フライパン、ボウル(金属製)、網、燻製チップ(スモークチップ)を調理器具として用意しましょう。
フライパンはどの家庭にもあるのでおすすめですが、中華鍋があればフライパンよりも効率よく燻すことができるので初心者におすすめです。ボウルは鍋の蓋代わりにするので、必ず金属製を使用してください。
網は食材をのせるためのものなので、用意したフライパンよりも小さめを準備するのがおすすめです。燻製チップはいろいろな種類がありますが、初心者は種類にこだわらなくて構いません。
香りの種類は燻製チップの素材で違いますが、色づき加減は火力や素材に含まれる水分と関係します。ですからわざわざ高級燻製チップを買い求めなくても、100均ショップで手に入る燻製チップで十分です。
これだけが揃ったら、おすすめの定番食材を使って燻製調理が始められます。燻製卵が最もポピュラーですが、下準備も含めると燻製調理が完成するまで最低でも2時間かかるので、短時間で初心者におすすめのチーズで調理法をご紹介しましょう。
チーズは塩漬けや塩ふりがいりません。おつまみやおやつにおすすめのプロセスチーズなら乾燥作業もいらないので、食材の準備ができたらすぐに燻製調理が始められます。用意したフライパンにアルミホイルを敷き、その上に燻製チップを広げてください。
次にチーズをのせた網をセットし、蓋代わりのボウルをフライパンにかぶせます。これで下準備はOKです。最初は中火で加熱し、しばらくしてボウルの隙間から煙が出てきたら弱火に切り替え約10分蓋を開けずに燻しましょう。
10分経ったら火を止め、さらに10分蓋を開けずに待ちます。この時の10分は蓋内部の煙が落ち着くための時間なので、待っている間も蓋は開けないでください。10分経てば煙は落ち着きますから、蓋を開けて取り出せば燻製チーズの出来上がりです。
自宅で作る時の注意点
おすすめの基本レシピ通りに作業を進めれば、燻製初心者でも失敗なく楽しめるのが燻製料理の魅力です。ただし自宅のコンロで調理にチャレンジする場合は「火加減」と「燻製チップの量」に注意してください。
燻製初心者は火力の調整がしやすい自宅コンロでの燻製調理がおすすめですが、火力が強すぎると短時間で大量の煙が発生します。
しかも中の様子が気になって蓋代わりのボウルを開けると充満していた煙が一気に室内に流れ込むので、場合によっては室内の火災報知器が作動することもあります。そのため火力は中火以上にはせず、ボウルは完全に調理が終わるまで決して開けないことが1つ目の注意点です。
そのうえで適量の燻製チップを使用することが、自宅で調理をする際に気を付けて欲しいポイントになります。燻製チップの量を増やしても、香りや色づきがよくなることはありません。それどころか大量の煙が発生するため危険です。
あくまでも目安ですが、自宅で調理をする場合はひと握り分(またはその半量)が適量なので、それ以上は入れないようにしましょう。
燻製をおすすめの食材で作ってみよう!
身近な食材を使うだけでいつもとは違ったおいしい料理に仕上がる燻製料理は、食材を吟味すれば初心者でも失敗せずに作れます。アウトドア料理で定番の燻製料理ですが自宅でも簡単に作れますし、冷蔵庫やストック食材でもおいしい燻製料理になる点がおすすめです。