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冷凍できて便利な鮭の塩麹漬け
鮭は日本人が最もよく食べる魚と言われています。日本人と鮭との関わりは古く、縄文時代から食べられていたとされています。
鮭の旬は秋から冬にかけてですが、スーパーなどでは一年を通して鮭が店頭に並んでいます。鮭と一言に言っても色々な種類があり、日本で最も多く採れる鮭は白鮭という種類です。
白鮭は採れる時期によって名前が異なり、産卵前の鮭の群れに紛れ込んだ若い鮭を鮭児、初夏に沿岸を回遊する鮭を時不知、秋から冬にかけて産卵のために沿岸に近づく鮭を秋味と呼びます。
この他に、北米で採れる身が赤い鮭を紅鮭、北太平洋北部に分布している鮭を銀鮭、北米の川で産まれた鮭をキングサーモン、大西洋の鮭をアトランティックサーモンと呼びます。これらの鮭がスーパーなどの店頭に一年を通して並んでいるというわけです。
一年を通して手に入れることができる鮭ですが、多めに買って冷凍しておくという人も少なくないでしょう。
鮭を冷凍すると臭みが出てしまったり、身がパサパサしてしまうというイメージがある方もいるかもしれません。しかし、塩麹を使えば、冷凍してもおいしい鮭を食べられます。
鮭を塩麹に漬けることで、臭みを抑えられるだけでなく、身がふっくら柔らかくなります。さらに塩麹の味も染み込むので、そのまま焼くだけでおいしい鮭の塩麹漬けを味わえます。
作り方
鮭の塩麹漬けの簡単レシピの作り方です。鮭の表面をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取り水気をきります。ジッパー付き保存袋に鮭と塩麹(大さじ3)を入れ、軽く揉み込みます。
冷凍せずにそのまま調理する場合には、塩麹に漬けた鮭を冷蔵庫で6時間ほど寝かせます。冷凍する場合には保存袋の中の空気を抜き、金属製のバットに平になるように乗せて冷凍庫で保存します。
解凍する場合には、金属製のバットごと冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に入れ6時間ほどおいて解凍します。冷蔵庫で時間をかけて解凍することで、鮭の身の損傷が少なく、生鮭のようなジューシーでおいしい食感に仕上げることができます。
保存袋から鮭の塩麹漬けを取り出し、表面についた塩麹を拭い取ります。フライパンにサラダ油を引き熱し、鮭の皮目を下にして焦げないよう注意しながら焼きます。焼き色がついたら裏返し、さらに焼きます。鮭にしっかりと火が通ったら完成です。
保存期間
鮭の塩麹漬けは冷凍庫で1ヶ月程度保存が可能です。1ヶ月以上経ってしまうと、冷凍焼けを起こしてしまったり、身がパサパサになってしまう可能性があります。鮭の塩麹漬けを冷凍保存する場合には、1ヶ月を目安に食べ切るようにしてください。
また、鮭の塩麹漬けを解凍する場合、電子レンジや常温でも解凍することは可能ですが、水っぽくなってしまったり、鮮度状況が悪くなる可能性もあるので、可能ならば、冷蔵庫に移動させて時間をかけて解凍するようにしましょう。
簡単でおいしい鮭の塩麹焼き
塩麹とは、水と米麹と塩で作られた調味料です。塩麹を鮭と合わせることで、鮭の身を柔らかくしてくれます。
これは塩麹に含まれているプロテアーゼという酵素の働きによるもので、タンパク質を分解することで身が柔らかくなると言われています。また、酵素がタンパク質を分解する際にアミノ酸が作られ、これにより旨味成分が増すとも言われています。
塩麹と鮭を漬け込む時間の目安は30分から一晩ほどです。漬け込みすぎるとドロっと溶けたようになってしまう可能性があるので、漬け込みすぎには注意してください。すぐに食べないという時には冷凍庫に入れて冷凍保存するようにしましょう。
鮭と塩麹で作る最も簡単なメニューの一つに鮭の塩麹焼きがあります。鮭に塩麹を揉み込み、寝かせ、フライパンで焼くだけで作ることができます。
塩麹を使い慣れていない人でも簡単に作ることができるので、塩麹初心者の方も是非試してみてください。
材料・レシピ
鮭の塩麹焼きの簡単レシピの作り方です。鮭の表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。ジッパー付き保存袋に鮭と塩麹(大さじ3)を入れ軽く揉み込み、冷蔵庫で1時間以上寝かせます。
保存袋から鮭を取り出し、表面の塩麹を拭い取ります。フライパンにサラダ油を引き熱し、鮭の皮目を下にして弱火で焦げないよう焼きます。焼き色がついたら裏返し、さらに焼きます。鮭に火が通ったら完成です。
焼く時のポイント
塩麹は焦げやすいので、塩麹に漬けた鮭を焼く時には焦げないように注意する必要があります。塩麹の糖分が加熱されることによってカラメル化してしまうので、鮭の表面に塩麹の成分が付いているだけで焦げやすくなってしまうのです。
鮭が焦げ付くのを防ぐ方法としては、鮭の表面に付いている塩麹を拭い取るという方法があります。こうすることで塩麹が焦げずに、鮭を綺麗に焼くことができます。
残った塩麹は加熱してソースとして活用すれば、塩麹が無駄になることもありません。鮭に漬けた塩麹をソースとして利用する場合には、必ず加熱することを忘れないよう注意してください。
塩麹を使った鮭のムニエル
鮭を使った代表的なメニューの一つにムニエルがあります。ムニエルとは、魚に塩胡椒などで下味を付けて小麦粉をまぶし、バターなどで焼いたフランスの料理です。ムニエルは主に白身魚を使用します。淡白な味わいの白身魚にバターのコクや香りがプラスされ美味しく食べられます。
通常ムニエルの下味には塩胡椒を使用しますが、今回は下味として塩麹を使用します。ムニエルの下味として塩麹を使用することで、鮭が柔らかくなる上に、旨味やコクをプラスすることができます。また食塩よりも塩分を抑えて下味をつけることができるので、減塩効果も期待できます。
材料・レシピ
塩麹を使った鮭のムニエルの簡単レシピの作り方です。鮭の表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。ジッパー付き保存袋に鮭と塩麹(大さじ3)を入れ、軽く揉み込み、冷蔵庫で3時間以上寝かせます。
保存袋から鮭を取り出し、表面の塩麹を拭い取り、小麦粉を両面にまぶします。フライパンにサラダ油を引き熱し、鮭を皮目から焼きます。こんがりと焼き色がついたら裏返し、裏側もこんがりと焼き上げます。
白ワイン(大さじ1)を回し入れ、バター(20g)とレモン汁(大さじ1)を加え、鮭に絡ませます。火を弱め蓋をして、3分ほど蒸し焼きにします。最後にバターを鮭にしっかりと絡ませたら完成です。
塩麹を使った鮭のホイル焼き
食材をアルミホイルに包んで蒸し焼きにする料理をホイル焼きと言います。ホイル焼きは日本料理および西洋料理の料理法で、主に魚介類や肉類の調理に使われます。
ホイル焼きは、食材を適当な大きさに切り、広げたアルミホイルの上に乗せ、調味料で味付けし、フライパンやオーブンで蒸し焼きにして作ります。
ホイル焼きは簡単においしい蒸し料理を作ることができる調理法ですが、アルミホイルの包み方が難しいという方も少なくないのではないでしょうか。
アルミホイルは30cmほどの長さに切り、中央に具材を乗せます。この時、具材が横長になるように乗せましょう。
アルミホイルの手前と奥を合わせて、口をしっかりと折り込みます。そして、左右を内側に2回ほど折り込みます。これで完成です。
アルミホイルの包み方は色々な方法がありますが、この方法であれば簡単に具材を包むことができるので、ホイル焼きを作る時の参考にしてみてください。
鮭のホイル焼きは鮭と共にキノコや野菜を入れ蒸し上げるため、鮭の魚介の旨味とキノコや野菜の旨味が混ざり合った絶品の味を堪能できます。
今回は下味に塩麹を使用するため、より鮭がふんわり柔らかい食感になり、旨味やコクも増したおいしいホイル焼きを作り上げることができます。
材料・レシピ
塩麹を使った鮭のホイル焼きの簡単レシピの作り方です。鮭の表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ります。ジッパー付き保存袋に鮭と塩麹(大さじ3)を入れ、軽く揉み込み、冷蔵庫で3時間以上寝かせます。
玉ねぎは薄切りにし、えのきとしめじは小房にほぐしておきます。保存袋から鮭を取り出し、表面の塩麹を拭い取ります。
アルミホイルを広げ、鮭と玉ねぎとえのきとしめじを乗せ、さらにバター(15g)を乗せ、アルミホイルの口をしっかりと閉じます。
フライパンにアルミホイルを乗せ、周りに5mmほどの水を入れ、蓋をして15分ほど蒸し焼きにします。鮭にしっかりと火が通ったら完成です。
鮭の塩麹を使ったレシピを作ってみよう!
鮭と塩麹を使ったおいしい簡単レシピを紹介しました。塩麹を使うことで鮭がより美味しく柔らかく仕上がります。塩麹を使っておいしい鮭レシピを作ってみてください。