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ショートパスタの一種「リガトーニ」
パスタは500種類以上もあると言われています。パスタと聞いて一般的に思い浮かべるスパゲッティやフィットチーネはロングパスタの一種です。サラダとしても食べられるマカロニはショートパスタに分類されます。その他にもラザニア、ニョッキなどパスタといっても種類が豊富です。
今回は、ショートパスタの中から「リガトーニ」のいうパスタについて詳しくご紹介します。そもそもリガトーニとは、直径8~15mmほどのマカロニより太いショートパスタのことを指します。リガトーニは、表面に筋が入っているのでソースがよく絡みやすいという特徴があります。
リガトーニとは、線を引くという意味のイタリア語「rigare」が由来とされているようです。表面の筋がリガトーニの大きなポイントといえます。
パスタ自体も太さがありしっかりしているので、濃厚なしっかりしたソースとも相性がいいでしょう。今回は、リガトーニに合うソースの種類やおすすめレシピについて詳しくみていきましょう。
ペンネとリガトーニの違い
ショートパスタの中でもリガトーニと似ているペンネというパスタがあります。よく似ているペンネとリガトーニはどのような違いがあるのでしょうか?豆知識として知っておけば、パスタ料理の注文の際に役立つかもしれません。
太さと両端の断面
リガトーニは先程説明した通り太さがあるショートパスタですが、ペンネは、リガトーニより細めのショートパスタになります。表面の筋はペンネもリガトーニもあるため、ソースがしっかりと絡みます。
あまり違いがないように思われるペンネとリガトーニですが、一番の違いは両端の断面です。リガトーニはまっすぐ垂直にカットされています。
それに対してペンネは、両端が斜めにカットされています。ペンネというのは、ペン先という意味がある言葉で、名前からも想像できるようにペン先のように両端がとがっている形がペンネの一番特徴的な部分です。
リガトーニの茹で方
続いてリガトーニのおいしい茹で方をご説明しましょう。マカロニより太さがあるリガトーニは、どのように茹でるとおいしく仕上がるのでしょうか?2つのポイントを紹介するので、上手に茹でてリガトーニのおいしさを最大限堪能できるようにしましょう。
他のパスタより茹で時間は長め
おいしいリガトーニに仕上げるためには、他のパスタよりも茹で時間は長めであることを知っておきましょう。直径15mmのものも商品によっては存在するリガトーニは、太さが特徴的なショートパスタです。
販売しているメーカーや商品によって茹で時間は異なりますが、リガトーニは茹で時間が20分前後のものが多いです。他のパスタと比べても茹で時間が長く感じられますが、おいしいリガトーニを味わうためには規定の茹で時間を守るようにしましょう。
もっちり感のある、しっかりとした食感のリガトーニは、一度食べたらハマってしまうこと間違いなしです。茹でる時間を要することを踏まえて、調理を進めるようにしましょう。また、茹でる際はしっかりと沸騰させてからリガトーニを茹でるようにしましょう。
1%の塩を加えて茹でる
続いてのおいしいリガトーニに仕上げるための茹で方のポイントは、塩をお湯に対して1%加えておきましょう。通常のロングパスタはおよそ0.5%の塩分で茹でるのがおすすめされていますが、リガトーニはそれよりも濃い濃度が推奨されています。
少し塩辛いと感じるぐらいの塩分濃度になりますが、リガトーニを茹でる際はお湯の1%の塩を加えるようにしましょう。理由としては、しっかりとリガトーニに下味をつけ、絡めたソースが薄くならないようにすることが挙げられます。
また、スパゲッティなどのロングパスタは1人前100gが目安とされますが、リガトーニは水分を含みやすいため茹で上がりのかさが増します。リガトーニは、1人前70~80gを目安にするとおいしく食べ切ることができおすすめです。
お湯に対する塩の量やパスタ自体の量など通常のスパゲッティと異なる部分が多いため、初めての方は特に注意が必要です。おすすめした分量を参考に、おいしいを最大限に引き出す茹で加減でリガトーニを味わってみてください。
リガトーニに合うおすすめのソース
次は、リガトーニに合うおすすめのソースの種類をご紹介します。もっちりしっかりとした食感が特徴のリガトーニは、表面に筋があるためソースが絡まりやすい特徴があります。
ただ、両端はまっすぐにカットされているため、さらさらとしたソースは通り抜けてしまいます。そのため、リガトーニには味の濃いソースやトマト系のソースがおすすめです。おいしいリガトーニを味わえるおすすめソースを詳しくご説明します。
ソースは手作りしなくても、パスタソース単体として販売されているものもあります。リガトーニを茹でて、ソースを温めたり絡めたりすれば簡単においしい料理が完成するので便利です。市販のパスタソースもぜひ試してみてください。
味の濃いソース
リガトーニに合うおすすめのソース1つ目は、味が濃いソースです。味が濃いと言っても様々なジャンルがあります。カルボナーラなどのクリーム系やミートソースなどのトマト系がリガトーニにはぴったりです。
カルボナーラやミートソースは日本人にもよく親しまれているパスタソースです。よく食べるロングパスタのスパゲッティから、リガトーニに変えるだけでひと味違うパスタ料理に変身します。
もっちりした歯ごたえが特徴的なリガトーニには、食感に負けないしっかりとした味のソースを合わせるようにしましょう。
トマト系のソース
リガトーニに合うおすすめのソース2つ目は、トマト系のソースです。トマト系のソースは、王道のミートソースや大人向けのアラビアータ、アマトリチャーナ、パイヤータなど種類豊富です。
トマト系のソースは、さらさらした仕上がりのものが少ないため、しっかりリガトーニに絡みやすくおすすめです。リガトーニ自体食べ応えがしっかりしているため、ソースの存在感もしっかりとしたものが相性がいいです。
トマトを主としたソースレシピのものとリガトーニを組み合わせて堪能してみてください。トマト系のパスタソースは市販のものもたくさん販売されています。気分によって選べるのは嬉しいポイントです。商品によっては、茹でて絡めるだけという簡単なソースもあるので便利です。
簡単!リガトーニのおいしいレシピ!
最後に簡単に作れるリガトーニのおいしいレシピを3つご紹介します。トマト系からボロネーゼとアラビアータ、味が濃いソースからカルボナーラが選ばれました。どのパスタソースも簡単なのに、おいしいリガトーニが出来上がります。紹介するレシピを参考に作ってみてください。
リガトーニ・アル・ボロネーゼ
簡単に作れるリガトーニのおいしいレシピ1つ目は「リガトーニ・アル・ボロネーゼ」です。簡単にできるボロネーゼのレシピ2人分の材料は、ミートソース150g、水煮トマト1缶、生クリーム70g、バター12g、パルミジャーノチーズお好み、塩少々です。
リガトーニは茹で時間が長いため、先に茹で始めて時間を図り始めてからソース作りをしましょう。では、ボロネーゼのソースの作り方を紹介します・まず、フライパンにミートソースと生クリームを入れて弱火で温めます。
トマトの水煮は、ブレンダーなどでしっかりとトマトをつぶしましょう。トマトが元々崩してあるホールトマトでも構いません。ぐつぐつとし全体が温まってきたらトマト缶を追加し混ぜます。
茹で上がったリガトーニ、バター、パルミジャーノチーズを加え全体に絡めたら、最後に塩で味を整えます。お皿に盛り付け、追いパルミジャーノチーズを振りかけたら完成です。イタリアンパセリを振ると彩りもよくなります。
リガトーニ・カルボナーラ
簡単に作れるリガトーニのおいしいレシピ2つ目は「リガトーニ・カルボナーラ」です。カルボナーラソース2人前に必要な材料は、グアンチャーレ60g、卵黄6個分、ペコリーノロマーノ40g、ブラックペッパー・塩少々です。
本格的な味わいのカルボナーラに仕上がる材料を上げましたが、グアンチャーレはパンチェッタや豚のバラ肉を刻んだものでも構いません。カルボナーラの味の決め手になるペコリーノロマーノは、塩をたっぷり刷り込んで熟成させた羊乳のペコリーノチーズのことです。
羊乳は独特な香りがするので、苦手な方はパルミジャーノ・レッジャーノやパルメザンチーズに置き換えてカルボナーラを作ってみてください。日本では、カルボナーラには生クリームが使用されますが、本場イタリアでは卵とチーズと黒コショウのレシピが一般的です。
カルボナーラの作り方を紹介します。リガトーニを茹でて、ソースを作ります。はじめに棒状にカットしたグアンチャーレをフライパンで弱火で熱します。表面がカリカリになったらOKです。ボウルに卵黄ペコリーノロマーノ、パスタのゆで汁適量を加え混ぜます。
全体が混ざったら、炒めたグアンチャーレをフライパンに出た脂ごと追加します。茹で上がったリガトーニも加え、ボールを湯せんしながらソースとパスタを絡めます。この際カルボナーラソースがダマになりかけたらパスタのゆで汁とペコリーノロマーノを少しずつ追加し様子をみましょう。
全体が混ざったら、本格的な味わいのカルボナーラの完成です。仕上げにお好みでペコリーノロマーノを削ったもの、ブラックペッパーを振りかけましょう。
リガトーニ・アラビアータ
簡単に作れるリガトーニのおいしいレシピ3つ目は「リガトーニ・アラビアータ」です。アラビアータ2人分の材料は、ニンニク1片、赤唐辛子2本、オリーブオイル大さじ2、水煮トマト250g、玉ねぎ半玉、ローリエ1枚、バジル8枚、パルメザンチーズお好みです。
はじめにリガトーニを茹でましょう。材料の下準備として、ニンニクは半分に切り芽を取り除き、赤唐辛子も2等分に割ってタネを取っておきましょう。玉ねぎはみじん切りにし、分量外のオリーブオイルでしっかし炒めます。
下準備を終えたら、フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れきつね色になるまで炒めます。その後赤唐辛子も追加し軽く炒めます。香りが立ったら、水煮トマト缶、炒めた玉ねぎ、ローリエを入れ、蓋をして弱火で約10分煮込みます。
茹だったリガトーニをフライパンに加え、ソースを全体を絡めましょう。盛り付けの際には、赤唐辛子を取り除きましょう。ちぎったバジルとパルメザンチーズを振りかけたらアラビアータの完成です。
歯応えある食感が楽しめるリガトーニ
リガトーニは、直径の大きく表面の筋が特徴的なショートパスタです。茹で時間も長いリガトーニは、もっちりとした歯ごたえです。しっかりとしたソースに合わせたい食感で、リガトーニを食べればお腹も心も満たされること間違いなしです。