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宇佐神宮は神社の中でも大変珍しい神社見地において本殿形式をとっており八幡造と呼ばれています。その特徴は神座のある後殿と前殿とを別棟にした上で、両殿の屋根の谷に共通の樋(とい)をもうけています。
宇佐神宮では八幡さまだけではなく、比売大神と神功皇后もお祀りされています。八幡さまは比売大神と神功皇后と一緒にお祀りされるのが一般的で、宇佐神宮でも八幡三神としてお祀りされています。
「日本書紀」には宇佐の地は畿内や出雲と同じように早くから開けたところで、神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと記されています。比売大神は八幡さまよりも古く、地主神として祀られていました。
ここで神社についてですが、一般に神社と言えば「伊勢神宮」や「出雲大社」などと同じように思われがちですが、「宇佐神宮」は八幡神社・八幡宮の総本社であり、「伊勢神宮」は神明神社・大神宮の総本社です。
八幡信仰は応神天皇のご聖徳を八幡神として称え祀り、我が国において仏教文化と神道を融合したものと言えるでしょう。こうした信仰の歴史は宇佐神宮の神事や祭り、建造物や宝物に名残があります。
千古斧を入れない深緑の杜に映える絢爛豪華な本殿は国宝にしてされ、その威容を誇っています。
大分の神社「宇佐神宮」の人気スポット
大分県宇佐市にある宇佐神宮には人気のスポットがいつくかあります。九州屈指のパワースポットとしても有名な神社です。中でも八幡造の本殿は国宝にしてされており、その本殿に向かって左に「一之御殿」、中央の「二之御殿」、右に「三之御殿」の順番で二拝四拍手一拝でお参りします。
開運を招くとして人気の宇佐神宮のスポットの中には「夫婦石」、「大楠の木」、「願かけ地蔵」があり参拝者が多く訪れています。
全国にある11万もの神社のうち約4万600もの八幡宮の大元となった宇佐神宮は国内でも有名な鶴岡八幡宮(鎌倉)や石清水八幡宮(京都)なども含めて八幡宮全て実は宇佐神宮から神霊を分祀されているという事です。
宇佐神宮は国宝となっている本殿の他に、重要文化財などの建造物が数多く存在しています。また境内には摂末社が多数あり、それぞれに神様がお祀りされています。参拝の際には全てをお参りしていただきたいのですが、数がかなりありますので可能な無理のない範囲内で参拝をしましょう。
人気のスポットである八幡三神にご利益ですが、武運の神様としての信仰から勝負運として古くから信仰されてきました。比売大神と神功皇后のご利益とされているのが縁結び・安産・子育てにご利益があるとされています。
宇佐神宮の本殿は国宝!
宇佐神宮の建築様式は八幡造と呼ばれ、奥殿を「内院」、前殿を「外院」と言います。「内院」の御帳台は神様の夜のご座所として、「外院」の御椅子は昼のご座所と考えられています。
神様は神社の中で昼は前殿、夜は奥殿に移動するものと考えられているのです。これが八幡造の特徴です。
この八幡造は二棟の切妻造平入の建物が前後に接続した形になっており、両殿の間には馬道がついており、その上の両棟の接するところに大きな金の雨樋が渡されています。こうした建築様式が八幡造と呼ばれ宇佐神宮の本殿はその代表格となっています。
本殿の規模は、内院が桁行三間に梁間二間、相の間は桁行三間に梁間一間、外院も桁行三間に梁間一間となっています。第一殿と第三殿の正面には一間の向拝が設けられ、屋根は全て檜皮となっていますが、神社の代表的な千木や鰹木が乗っていません。