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鹿児島県で愛される郷土菓子「かすたどん」
かすたどんは、薩摩蒸気やが製造・販売している人気の鹿児島の郷土菓子になります。子どもから大人まで喜ばれているお菓子として、鹿児島のお土産のおすすめ定番商品にもなっている多くの人から愛されているお菓子です。
鹿児島の和菓子店「蒸気屋」の看板商品
かすたどんは、薩摩蒸気屋が創業した1988年の当時から変わることのない人気を誇る薩摩蒸気屋の看板商品の1つです。鹿児島のお土産といえば必ずというほど名前が挙がる銘菓の1つです。
薩摩蒸気屋は、鹿児島県内に十数店舗を展開しているほか宮城県や鹿児島県にも店舗を展開している人気の菓子メーカーです。
1988年に創業した薩摩蒸気屋は、心を和ませ暮しに潤いをもたせるお菓子を作りたい、蒸す・焼く・練る・打つなど製法や味は違っていても、多くの人に感動を与えることができるお菓子を作り続けたいという願いを持ち続けています。
薩摩蒸気屋の看板商品のかすたどんは、子どもからお年寄りまで老若男女問わずに美味しく食べてもらえるように、そして最高の味のかすたどんを食べてもらうために、職人が1つ1つ丁寧に心をこめて作り上げています。
製法は蒸すだけ
かすたどんは、蒸すだけの製法で作られているお菓子になります。かすたどんに似たふんわりしたスポンジ生地のお菓子は多くのお菓子メーカーが製造販売していますが、通常は生地を一度焼いてから蒸す、焼き蒸し製法がとられています。
かすたどんは蒸すだけの製法で、ふんわりとしたスポンジ生地を作り出しており、中にぎっしり詰め込まれているカスタードクリームとの相性も抜群で、甘すぎないやさしい味が口の中に広がるようになっています。
かすたどんの魅力
さっそく、かすたどんの魅力について見ていきましょう。鹿児島の定番のお土産の1つである郷土菓子かすたどんには、多くの人が愛する理由があります。子どもから大人まで愛されている、かすたどんの魅力を2つ紹介します。
きめ細やかなふんわりスポンジ
1つ目に紹介するかすたどんの魅力は「きめ細やかなふんわりスポンジ」になります。蒸すだけの製法で作られているかすたどんは、きめの細かいふんわりした生地が魅力です。
ふんわりとした生地のかすたどんは、丸の中に十字が描かれた個包装に入れられています。丸の中に十字が描かれているのは、薩摩藩主・島津家の家紋をモチーフとして使われています。
島津家は、鎌倉時代から江戸時代まで鹿児島を治めていた武家です。歴史ある島津家の家紋をモチーフとして使われているかすたどんの包装は、中を開けるとさらに薄いフィルムで覆われています。
ふんわりとした柔らかい生地であることから、お土産で購入した後の移動中などに中のカスタードクリームが外に出るのを最小限に抑えるために使われています。
卵のソフトな風味が繊細な口当たりと、厳選した卵を使って作られたふんわり柔らか手触りのスポンジ生地がかすたどんの魅力の1つとなっています。
鹿児島県産卵をたっぷり使ったカスタード
かすたどんの魅力2つ目は「鹿児島県産の卵をたっぷりと使ったカスタードクリーム」になります。かすたどんのカスタードクリームは、鹿児島県産の厳選した卵をたくさん使用して作られています。
同じく厳選した卵を使って作られたスポンジ生地に、トロトロのカスタードクリームをたっぷりと詰め込んでいます。
程よいカスタードクリームの甘さが飽きのこない味を作り出しており、鹿児島県外からの人にはお土産として、鹿児島県内の人からは贈りものとしても重宝されているのが、かすたどんの魅力の1つとなっています。
かすたどんと萩の月の違いは?
かすたどんと似たようなお菓子で、仙台の銘菓「萩の月」があります。かすたどんと萩の月にはどのような違いがあるのでしょうか。かすたどんと萩の月の違いについて解説していきます。
カスタードクリームの味や食感
かすたどんは鹿児島の定番人気お土産で、萩の月は宮城県の仙台の人気お菓子になります。かすたどんと萩の月の違いは、カスタードクリームの味や食感になります。
スポンジ生地自体は、どちらもふんわりとしているため2つに違いは殆どありません。大きな違いはカスタードクリームの味と食感です。かすたどんは、舌触りが滑らかなクリームタイプになります。
萩の月は、少し固めでザラついた和風のようなカスタードクリームでまろやかな味が特徴となっています。かすたどんと萩の月の違いは、かすたどんの方が萩の月よりも甘くて洋菓子のような味わいをしていることになります。
風味は萩の月の方が若干、卵の風味を強く感じることができるようになっています。実際に、かすたどんと萩の月を食べてみると、かすたどんのほうが滑らかで軽い食感で、萩の月は味が濃く濃厚で重厚感のある食感となっています。
他にもかすたどんは、かつて鹿児島を治めていた島津家の家紋をモチーフとしているのに対して、萩の月は月をモチーフとして作られているのも違いの1つになります。
見た目はそっくりなかすたどんと萩の月ですが、カスタードクリームの味や食感以外にも微妙な相違点があります。かすたどんも萩の月もきめの細やかなスポンジ生地が特徴ですが、かすたどんの方が若干やわらかいスポンジ生地となっています。
萩の月はカスタードクリームが少し固めになっていますので、中に詰め込まれているカスタードクリームの固さの分だけ、萩の月のほうが手触りが若干肉厚で固くなっています。
他にもサイズ・重量・色合い・厚み・半分に割った時の断面などが、かすたどんと萩の月では若干の異なりがあります。なお、焼き蒸し製法で作られている萩の月と蒸すだけの製法で作られているかすたどんでは賞味期限にも違いが出てきます。
スポンジを一度焼き上げる製法で作られている萩の月と、蒸すだけの製法で作られているかすたどんでは賞味期限が3日ほど、かすたどんの方が早くなっているのも相違点の1つになります。
萩の月もかすたどんも卵を使ったカスタードクリームのお菓子になりますので、早めに食べるのがおすすめです。
かすたどんのおすすめの食べ方
最後にかすたどんのおすすめの食べ方について紹介していきます。ふんわりしたスポンジ生地のかすたどんはそのまま食べても美味しく食べられますが、少し食べ方を変えるだけで違う食感を楽しむことができます。かすたどんのおすすめの食べ方を2つ見ていきましょう。
凍らせて食べる
1つ目に紹介するかすたどんのおすすめの食べ方は「凍らせて食べる」ことです。かすたどんは、冷凍庫で半日ほど凍らせると中に入っているカスタードクリームがアイスクリームのようになるため、冷たくシャリシャリの食感を楽しむことができるようになります。
また、凍らせる時間によりアイスクリームのような柔らかい食感やシャーベットのような固めの食感を楽しむことができるようになっていますので、凍らせる時間を調整して好みの食感のかすたどんにしましょう。
夏の暑い時期などには冷凍庫でかすたどんを凍らせて、おやつの時間やリフレッシュタイムなどにアイスのような食感のかすたどんを味わってみてはいかがでしょうか。
軽くトーストする
2つ目に紹介するかすたどんのおすすめの食べ方は「軽くトーストする」ことです。ふんわりした生地のかすたどんを軽くトーストすると少しパリッとした食感になりますので、バターなどを塗って食べると朝食やブランチなどにして食べることもできます。
また、トーストする際の焼き加減も調整することで、生地の固さを調整することができます。少しだけパリッとさせたい人や、程よいパリパリ感にしたい人・しっかりとトーストして、パリパリの食感にしたい人など、好みの食感は異なりますのでお好みの固さに調節してみましょう。
夏は冷凍庫で凍らせてアイスのようにしたり、冬や食事の一つとして活用したりするなど、季節や食べる環境に合わせてカスタマイズするのもおすすめです。
かすたどんは鹿児島のお土産にもぴったり!
鹿児島で30年以上愛され続けているかすたどんの魅力や、似ているお菓子・萩の月との相違点、かすたどんのおすすめの食べ方について紹介をしてきました。程よい甘さと、ふんわりとしたスポンジ生地の相性が抜群のかすたどんは、子どもから大人まで大好きな鹿児島の郷土菓子です。
鹿児島県以外では購入することができる場所が少ないため、お土産としてもおすすめとなっています。鹿児島に訪れた際には鹿児島自慢のかすたどんをお土産に購入してみてはいかがでしょうか。