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エビの飼育はアクアリウム初心者にもおすすめ
外出制限やリモートワーク・オンライン授業などで自宅時間が長くなっているWithコロナ時代の今、初心者でも簡単に始められるエビアクアリウムがおすすめです。
アクアリウム(aquarium)はアクアリウム専用水槽で水生生物の飼育を楽しむもので、魚のように遊泳能力がある水生生物のアクアリウムもあれば、遊泳力のない水草を複数種組み合わレイアウトで楽しむアクアリウムもあります。
人気があるのはインテリアや癒し空間にもなる遊泳能力有りの水生生物アクアリウムですが、魚のみが水生生物アクアリウムではありません。実は「エビ(シュリンプ)」も水生生物アクアリウムで人気があり、アクアリウム初心者にもおすすめです。
エビアクアリウムの魅力はなんといっても飼育のしやすさで、水槽や水草など飼育に関して最低限必要なアクアリウムアイテムはありますが、水槽の大きさは設置場所や飼育の目的によって変えられます。
さらにエビアクアリウムに適したエビ種もあるので、初心者向けエビ種を選べば初めてのアクアリウムも簡単に楽しめるのがおすすめです。
アクアリウム初心者でも飼いやすいエビの種類は?
フィッシュアクアリウムと比べるとエビアクアリウムはマイナーですが、アクアリウムに適したエビ種は主に小型なので気軽に始められる点も人気です。
とはいえエビはアクアリウムようにしてはマイナーな水生生物ですから、どんな種類が飼育に適しているかわからない人も多いでしょう。そこで初心者にもおすすめなエビアクアリウム向きエビ種をご紹介しましょう。
あるアクアリウム初心者におすすめ【ミナミヌマエビ】
エビアクアリウム初心者が最初に飼育するエビとしておすすめするのが、ミナミヌマエビ(南沼蝦)です。ミナミヌマエビはオス(約20mm)よりメス(約20mm)の方が大きいのですが、アクアリウム用水生生物としては小型タイプに分類されます。
ミナミヌマエビは水槽内の水垢・藻などを食べるので、こまめに水槽の手入れをしなくてもきれいな状態が保てる点が初心者におすすめです。寿命は平均1年と短いですが繁殖力が強いので、生育環境が整っていれば初心者でも繁殖ができます。
えさがなくても生きていけるミナミヌマエビですが、えさを食べる様子がユニークで癒されます。特に水槽内に複数挽きのミナミヌマエビがいる場合、固形のエサを与えると一斉に群がって食べるので、1つの水槽に10匹~20匹いれて飼育するのも人気です。
アクアリウムに慣れたら【レッドチェリーシュリンプ】
エビアクアリウムに慣れてきたら、ミナミヌマエビよりも飼育レベルが高い「レッドチェリーシュリンプ」に挑戦するのがおすすめです。
本来は茶色または緑色をしているのですが、全身真っ赤なレッドチェリーシュリンプは変異種で、主にエビアクアリウム用水生生物として販売されています。
成長すると体の大きさが約4cmに達するので、飼育する楽しみだけでなくインテリアとしてエビアクアリウムを楽しみたい人におすすめです。
ただしエビアクアリウムとして飼育するには温度・水質の管理が難しいので、エビアクアリウム初心者ではなくアクアリウム経験者向けの水生生物といえます。
エビの種類は「海水エビ」と「淡水エビ」がいる
エビアクアリウムにおすすめのエビ種は多数ありますが、大きく分けると「海水タイプ」「淡水タイプ」の2種類に分かれます。エビアクアリウムを手軽に楽しむなら、水質の管理が簡単な「淡水タイプ」がおすすめです。
初心者向けのミナミヌマエビや経験者におすすめのレッドチェリーシュリンプはどちらも淡水タイプで、種類によって水質・水温の管理方法に違いはありますが、管理は比較的しやすい傾向にあります。
海水タイプは海の中で暮らす水生生物なので、海水(エビアクアリウムの場合は人工海水)が必要です。しかも水質の変化に敏感ですから、エビアクアリウム経験者であっても飼育はかなり難しいといえるでしょう。
なお海水タイプも水垢や藻を食べる習性があるので、海水タイプの小型魚と一緒に水槽に入れれば世話や掃除の手間が減るのでおすすめです。
アクアリウムでエビを飼育するときの準備
淡水タイプであればエビアクアリウム初心者でも気軽に挑戦できますが、エビアクアリウムを始めるに飼育に必要なアイテムもあります。
アクアリウムでエビを飼育するときの準備:水槽
エビアクアリウムに限らず、アクアリウムを始めるにあたって必ず必要になるのが「水槽」です。一般的にアクアリウムを始めるには水生生物用水槽が必要ですが、エビアクアリウムに適したエビ種はほとんどが小型なので、大型の専用水槽以外でも飼育することはできます。
ただしその場合も「水槽内で何匹エビを飼育するか」が水槽選びのポイントです。1匹~2匹であれば、大きめのグラスタイプ水槽やボトル型水槽でもエビアクアリウムを楽しむことができます。
ただし寿命が平均1年~2年ですから、繁殖させて個体数を増やすのであれば45cm~50cmサイズ以上の水槽を準備する必要があります。また藻や水垢を食べる習性があるとはいえ、水質を安定させることは重要です。
水質を安定させるためのアイテムとして底石を敷くことも重要ですし、ろ過フィルターを使用することも重要になります。なお一般的なろ過フィルターは上部に設置するタイプですが、底石の下に設置するタイプのろ過フィルターもあります。
アクアリウムでエビを飼育するときの準備:水草
エビアクアリウムに人気のエビ種は、水草がある環境を生息地としています。水草は水中で酸素を供給する大事な役割がありますので、エビアクアリウムではレイアウトとして使うだけでなく飼育環境を整えるためにも準備してください。
なおエビ種の中には神経質な性格のエビもいます。野生のエビも危険を感じた時に身を隠す場所が水草なので、デリケートなエビ種ほど隠れ家代わりになる水草を準備しましょう。
ただし水草にもさまざまな種類があります。レイアウトを重視したい時におすすめの水草もあるのですが、水草も生き物ですから、管理が難しいものを選んでしまうと枯れてしまします。
そのためエビアクアリウム初心者は、栽培がしやすい水草から徐々に育成レベルの高い水草を取り入れていく方法がおすすめです。
なお育成が簡単で密集して生えているウィローモスは、エビアクアリウム初心者でも栽培がしやすいですしエビのエサにもなるので単独で、飼育環境を整えるための水草として人気があります。
アクアリウムでエビを飼育するときの注意点
単独飼育であれば場所を取らないコンパクトな水槽で飼育が可能なエビアクアリウムですが、水生生物ですから飼育する際には注意点もあります。
アクアリウムの水質や水温に注意する
海水タイプだと飼育レベルが高いですが、順応性の高い淡水タイプであればエビアクアリウム初心者でも気軽に楽しめます。
初心者向けエビ種の中には温度調整をしなくても飼育ができる個体もいますし、エビそのものが水垢や藻・水草を食べる習性があるので、よほど水質が悪化しない限り問題はありません。
ただし「問題がない」というのはあくまでも最低限の水質管理を行っていることが前提条件で、定期的な水替えや水質・水温が著しく変化することは避ける必要があります。
アクアリウムに入れる水草は無農薬のものを
飼育やレイアウトの必須アイテムである水草も、選び方には注意が必要です。エビは水質の変化に敏感なので、農薬がついた水草を水槽に入れるだけでも弱ってしまいます。
そのため水草をエビアクアリウムのレイアウトアイテムとして使用する場合は、水質に影響が出ない無農薬タイプを選ぶようにしましょう。
エビを飼育するときのおすすめレイアウト
エビアクアリウムをインテリアとして楽しむなら、水槽内のレイアウトにこだわるのもおすすめです。レイアウトアイテムといっても、それほど難しいものではありません。
飼育に必要な底石や水草にこだわるだけでもじゅうぶんにオリジナリティのあるレイアウトになりますし、単独飼育であれば流木を加えるのもおすすめです。
底石は水質を安定させる効果もあるので、初心者は飼育に適した弱酸性に保つ効果の高い底石を選ぶのがよいでしょう。ただし初心者でもレイアウトにこだわりたいのであれば、水草の根が張りやすい粒の小さな底石を選ぶのがおすすめです。
なおインテリアにもなる水草は栽培がしやすく密集して生えるウィローモスが初心者にはおすすめですが、その他にもミクロソリウム・マツモ・グロッソスティグマなども人気があります。
アクアリウムでエビを飼育してみよう!
水槽・ろ過フィルター・水草などエビ飼育には必須アイテムもありますが、レイアウトアレンジのポイントが分かれば初心者でもアクアリウムの癒し空間が簡単に作れます。
ただしエビアクアリウムは水温・水質管理やエビ飼育に影響のない無農薬水草を使うなど注意も必要なので、初心者は十分に注意して楽しみましょう。