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栄養満点の海のミルク【牡蠣】
牡蠣は「海のミルク」とも言われるほど、栄養満点で色々な食べ方ができる二枚貝です。生のまま食べても、焼いて食べても、フライで食べても美味しい牡蠣は【酒蒸し】にしても美味しいのはご存知でしたか?このページでは、自宅で作れる牡蠣の酒蒸しの簡単レシピを紹介します。
牡蠣の旬と種類
牡蠣は冬に食べるイメージが強いですが、実は一年を通じて食べることができる貝なのです。日本で食べられている牡蠣には大きく2種類あり、真牡蠣と岩牡蠣に分けられます。主に冬に食べられているのが真牡蠣で、夏に食べられているのが岩牡蠣なのです。
真牡蠣は冬場の11月から4月頃が旬です。クリーミーでまろやかな味が特徴です。岩牡蠣は夏場の6月から9月頃に旬を迎えます。磯の塩味や渋みがあり、肉厚でジューシーな味わいが特徴です。どちらにもそれぞれの良さがあるので、牡蠣は一年を通じて美味しく食べることができるのです。
牡蠣は「Rのつかない月には牡蠣を食べてはいけない」と言われていました。これは今のような冷蔵設備がなかった頃に、Rのつかない月である5月から8月の暑い時期に、傷みやすい牡蠣を食べないようにするためにできた言葉です。
今では冷蔵設備や冷凍設備が整っているので、一年を通じて牡蠣を楽しむことができます。しかし、一年を通じて牡蠣を楽しむことはできても、やはり旬を迎えた牡蠣の美味しさは格別なので、特に美味しい牡蠣を食べたい時には、旬を迎えた牡蠣を食べるのがおすすめです。
牡蠣に含まれる栄養
牡蠣は海のミルクと言われるほどの栄養価を含んでいます。牡蠣に含まれる栄養価には、ビタミンB1・B2・B12などのビタミンや、亜鉛や鉄などのミネラル、アミノ酸、タウリン、グリコーゲンなどあります。
貧血や慢性疲労などを予防する効果が期待できるビタミンB12や鉄、免疫力低下を予防できる効果が期待できる亜鉛、運動能力やスタミナの低下を予防に効果が期待できるグリコーゲンが豊富なので、牡蠣は美味しいだけではなく、健康にも良いとされています。
また牡蠣に含まれる糖質には効率よくエネルギーに変わり、肝機能をサポートする働きも期待できるため、疲労回復も期待できます。
フライパンで簡単!牡蠣の酒蒸しレシピ
ではここからはフライパンで簡単に作れる牡蠣の酒蒸しのレシピを紹介します。牡蠣は殻付きで売られていることもあれば、むき身で売られていることもあります。殻付きの牡蠣の酒蒸しのレシピと、むき身の牡蠣の酒蒸しのレシピをそれぞれ紹介します。
基本の牡蠣の酒蒸し:殻付きの場合
フライパンで作る殻付きの牡蠣の酒蒸しのレシピです。まず殻付きの牡蠣をブラシなどを使って綺麗に洗います。殻付きの牡蠣は藻などが付着しているのでしっかりとこそぎ落としてください。殻付きの牡蠣の酒蒸しをする上で重要なポイントになります。
フライパンにアルミホイルを敷き、その上に牡蠣を置きます。この時、牡蠣の殻の丸みがある方を下にして並べます。こうすることで酒蒸しにした時に牡蠣の煮汁がこぼれずに済みます。
殻付きの牡蠣10個に対し酒を大さじ4ほど振り掛け、蓋をして中火で蒸します。酒が水蒸気となり出したら弱火にして牡蠣にしっかりと火を通します。
10分から15分ほど蒸し焼きにし、しっかりと火を通したら、牡蠣の殻の隙間からナイフを入れ、殻を開けます。殻を開ける時に牡蠣の煮汁をこぼさないよう注意してください。これで殻付きの牡蠣の酒蒸しの完成です。
殻付きの牡蠣の酒蒸しはそのままでも美味しくいただけますが、醤油やレモン汁やポン酢をかけても美味しくいただけます。殻付きの牡蠣の酒蒸しは牡蠣の身はもちろん、殻に残った煮汁も余すことなく楽しむことができます。
牡蠣の殻の開け方
牡蠣の殻を開くにはちょっとしたコツが必要です。まず牡蠣の平な面を上にして置きます。上殻と下殻の隙間にナイフを入れて上下に動かしながら上殻に沿うようにナイフを進めます。中心部にある貝柱を切り上殻を取り除きます。殻付きの牡蠣の酒蒸しを提供する場合にはこれで完了です。
殻付きの牡蠣をむき身にする場合には、そこから下殻の内側に沿うようにナイフを入れ貝柱を切って牡蠣の味を剥がしてください。
牡蠣は貝柱によってしっかりと殻に身がついています。なかなか牡蠣の殻が上手に開けない場合には、殻の一部をペンチで折ったり包丁の柄などで叩いたりして中身が見える状態にして貝柱の位置を確認してから行うのがおすすめです。
基本の牡蠣の酒蒸し:むき身の場合
フライパンで作るむき身の牡蠣の酒蒸しのレシピです。むき身の牡蠣は水を取り替えながらしっかりと洗い水気を切ります。この一手間がむき身の牡蠣の酒蒸しをより美味しくしてくれます。
フライパンにしっかりと洗った牡蠣と酒を入れます。殻付きの牡蠣の酒蒸しと同じく、牡蠣10個に対し酒を大さじ4ほど振り掛けてください。
蓋をして中火にかけ、酒が水蒸気になってきたら弱火にして牡蠣にしっかりと火を通します。殻付きの牡蠣は10分から15分ほど時間が必要でしたがむき身の牡蠣の場合は5分ほどで大丈夫です。
しっかりと牡蠣に火が通ったら蓋を開け、フライパンにでた煮汁ごと器に盛り付け完成です。そのままでも牡蠣の美味しさを楽しめますが、ポン酢や醤油ポン酢などと合わせて食べれば、より一層美味しくいただくことができます。
牡蠣の酒蒸しはレンジでもできる!
フライパンで作る牡蠣の酒蒸しのレシピを紹介しましたが、より簡単に牡蠣の酒蒸しを作る方法があります。それは電子レンジです。レンジなら下ごしらえをしてスイッチを押すだけでフライパンよりも簡単に牡蠣の酒蒸しを作ることができます。
フライパンと同様に、殻付きの牡蠣の酒蒸しのレシピとむき身の牡蠣の酒蒸しのレシピをそれぞれ紹介します。
牡蠣のレンジ酒蒸し:殻付きの場合
レンジで作る殻付きの牡蠣の酒蒸しのレシピです。まず殻付きの牡蠣をブラシなどを使って綺麗に洗います。フライパンの場合と同じく、しっかりと洗うことが殻付きの牡蠣の酒蒸しをする上で重要なポイントになります。
しっかりと洗った牡蠣を耐熱皿に乗せます。この時、牡蠣の丸みのある方を下にして置きます。こうすることによって、酒蒸しにした際に牡蠣の煮汁をこぼさずに済みます。
牡蠣を並べた耐熱皿にラップをかけて、爪楊枝などで数カ所に穴を開けます。レンジに入れ600Wで5分ほどチンします。牡蠣の殻がしっかりと開くまで加熱します。
ラップを外し、牡蠣の上から酒を振り掛けます。これも牡蠣10個に対し、酒大さじ4ほどを目安にしてください。再びラップをしてレンジで1分ほどチンしたら、牡蠣の酒蒸しの完成です。
牡蠣のレンジ酒蒸し:むき身の場合
レンジで作るむき身の牡蠣の酒蒸しのレシピです。むき身の牡蠣は水を取り替えながらしっかりと洗い水気を切ります。フライパンで作る時と同じく、この一手間がむき身の牡蠣の酒蒸しをより美味しくしてくれます。
耐熱皿にしっかりと洗った牡蠣を並べ、酒を振り掛けます。こちらも牡蠣10個に対し、酒大さじ4ほどを目安にしてください。牡蠣を並べた耐熱皿にふんわりとラップをかけてレンジに入れ、600Wで4分ほど加熱します。牡蠣にしっかりと火が通ったら牡蠣の酒蒸しの完成です。
殻付きの牡蠣をレンジ調理する場合の注意
牡蠣の酒蒸しを電子レンジを使って作るのはとても便利で簡単ですが注意点もあります。殻付きの牡蠣をレンジを使って酒蒸しにする時、牡蠣が爆発する可能性があります。
これは牡蠣の殻の中にある水分がレンジの加熱によって蒸発することで発生します。通常は牡蠣の殻が開くことで蒸気が外に逃げていきますが、うまく牡蠣の殻が開かないと蒸気の逃げ場がなくなり爆発の原因になります。
殻付きの牡蠣の爆発はレンジで加熱しすぎることで怒ることがほとんどです。牡蠣をしっかりと加熱することが大切ですが、余計に加熱することで牡蠣が爆発してしまう危険性があるので、途中経過をしっかりと観察しながらレンジで加熱してください。
牡蠣の酒蒸しをもっとおいしく!ちょい足しアレンジ
牡蠣の酒蒸しはそのまま食べても美味しいですが、ちょっとしたアレンジを加えることで、より牡蠣の酒蒸しを美味しくいただくことができます。
簡単な牡蠣の酒蒸しのアレンジは、調味料をかけることです。牡蠣の酒蒸しにかけるスタンダードな調味料は、醤油やポン酢やレモンです。一味違う牡蠣の酒蒸しを楽しみたい場合には、タバスコやマヨネーズや焼き肉のタレなどがおすすめです。
また牡蠣の酒蒸しのアレンジとして、酒蒸しをする際に野菜と一緒に蒸すという方法もあります。牡蠣の酒蒸しにはネギが特に相性が良いですが、キャベツやブロッコリーなどと蒸しても、牡蠣の美味しさと野菜の旨味を同時に味わうことができます。
牡蠣を酒蒸しにしておいしく食べよう!
牡蠣の美味しさを存分に味わえる牡蠣の酒蒸しのレシピを紹介しました。牡蠣の酒蒸しはとても簡単に作ることができます。フライパンやレンジを使って、手軽に牡蠣の酒蒸しを作ってみてください。
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