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ショートニングとは?
ショートニングとは植物油をベースにした食用油脂で、マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたものを指します。ショートニングは一般的にクリーム状をしています。
ショートニングは焼き菓子や軽い食感のパンを作る際に利用される事が多く、できあがったお菓子やパンは軽い食感に仕上がります。
アイスクリームや冷凍食品、ファーストフード店のフライドチキンやポテトに利用される事もあり、ショートニングは身近な食用品の一つといえるでしょう。ショートニングが家庭にない場合は、代用品を使って調理する事も可能です。
ラードとショートニングは成分が似ているので、ラードを使う料理の代用にショートニングを利用してもいいでしょう。ショートニングは工場で大量生産する事ができる加工品なので、比較的安価に手に入ります。スーパーでは、小麦粉やお菓子作りコーナーでショートニングが手に入ります。
ショートニングは直射日光が当たらない場所で保管してください。高温多湿の場所は避けて、常温か冷暗所で保存します。一度開封した商品は酸化しやすいので、扱いには注意してください。開封したらなるべく早めに使い切るようにしましょう。
ショートニングは冷蔵庫で保管すると固まってしまう事があります。ショートニングが固まって使いにくくなっていれば、代用品を利用した方がいいでしょう。
ショートニングは腐りにくいといわれていますが、保存期間が長期に及ぶとトランス脂肪酸が増えてしまう可能性があります。なるべく早めに使い切ってください。
ショートニングはお菓子作りの好きな方にとっては使用頻度は高くなりますが、使った事がない方も多くいます。ショートニングを常備している家庭はさらに少ないでしょう。また、ショートニングは頻繁に利用する食材ではないため、購入するのをためらう方もいるでしょう。
ショートニングはトランス脂肪酸を多く含むといわれています。トランス脂肪酸は心血管疾患、特に冠動脈性心疾患のリスクを高めるといわれており、食品への使用を規制する国もあります。そのため、家族の健康を考えて代用品を使いたいと考える方もいるでしょう。
そんな時は、自宅にある代用品の利用がおすすめです。今回は、ショートニングがない時に使える代用品をご紹介していきます。代用品によっておすすめの食べ物が異なるので、それぞれにまとめてみました。自宅でパンやお菓子を作る際の代用品選びの参考にしてみてください。
ショートニングの代用品1.バター
まずご紹介する代用品は、バターです。バターもお菓子作りに利用される油脂で、ショートニングよりも頻繁に使われなじみのある食品の一つです。ショートニングの代用としてだけでなくサラダ油の代用品として料理にも利用できるので、常に自宅に常備しているという人も多いでしょう。
ショートニングと代用品であるバターの違いは、原料と、できあがったお菓子やパンの食感です。バターは動物性の油脂で作られています。植物性の油脂で作られているショートニングとは原料が違います。動物性の油脂を避けたい方は注意してください。
バターを使ったお菓子は、しっとりとした食感とバターの風味を感じる仕上がりになります。一方ショートニングは、無味無臭でサクッとした食感になる傾向があります。バターを代用品として使用する際は、食感や風味に違いが出る可能性があります。
バターの代用がおすすめの食べ物
バターを代用として使う場合は、風味豊かなパンを作る事をおすすめします。バター味のパンができあがって、美味しく頂けるでしょう。ただしパンにチョコレート味やいちご味を加えたい場合、バターの風味が邪魔でショートニングのような味は出しにくいかもしれません。
小麦や卵の良さを活かしたパンを作りたい時は、バターは代用品におすすめできません。バターが小麦や卵の良さの邪魔をする可能性があります。
お菓子に関しては元々バターを利用するように指定されているレシピ以外は、代用品としてショートニングのようには使えません。バターの風味が強くなりすぎて、お菓子の風味を損なう恐れがあります。代用としてバターを使う際には十分注意してください。
パンやお菓子のショートニングの代用としてバターを使う場合は、無塩バターを利用する事をおすすめします。代用に使うバターを複数用意しておくと、バリエーション豊かなパンができあがります。
代用する時の分量
ショートニングの代用としてバターを利用する際は、レシピに記載されているショートニングと同じ分量にしてください。例えばパンは、バターを多く入れ過ぎてしまうとグルテンが形成されにくくなります。
グルテンが形成されにくくなると、パンを捏ねる手間が掛かり、上手くパンが膨らまない恐れがあります。少々面倒に感じるかもしれませんが、バターの分量を正しく計ってから代用として利用しましょう。
バターは水分量が多いので、代用として利用する際はショートニングのレシピよりもやや少なめに入れて様子を見る事もおすすめします。何度か試行錯誤して、美味しいパンを作成してみてください。
ショートニングの代用品2.マーガリン
マーガリンは、ショートニングの代用としても利用されています。マーガリンは無味無臭で、植物性または動物性のどちらかで作られており、バターよりもショートニングに近い加工食品です。
マーガリンとショートニングの違いは、水分と添加物の量です。一般的にマーガリンの方がショートニングよりも水分量が多くなっています。ショートニングの代用品として利用する際に覚えておくと便利でしょう。
マーガリンによっては、含まれるトランス脂肪酸がバターの約半分というものもあります。トランス脂肪酸を気にしてショートニングの代用品を探している方は、トランス脂肪酸の少ないマーガリンを選ぶといいでしょう。
マーガリンの代用がおすすめの食べ物
マーガリンをショートニングの代用として使用する際は、よりふわっとした食感にしたいお菓子やパンに使うといいでしょう。例えばスポンジケーキは、ショートニングを使用した時よりもふわふわとした食感が楽しめます。
マーガリンはショートニングと同じく無味無臭なので、総菜パンのパン生地を作りたい時にも最適です。食材の風味を活かしたい時は、マーガリンを代用品として使用してみてください。
マーガリンにはショートニングよりも多くの種類があり、上手く使い分ければもちもちのパンを作る事もできます。パン作りをする方は、ショートニングの代用品としてマーガリンも常備しておいてもいいでしょう。
ショートニングの代用品3.オリーブオイル
オリーブオイルは、オリーブを原料として作られた油です。ショートニングが家庭になくても、オリーブオイルは自宅に常備されている方も多いでしょう。液体のオリーブオイルは、レシピによってショートニングよりも使い勝手がよく、代用品として優れています。
オリーブオイルの中には、トランス脂肪酸に配慮して作られたものがあります。健康の事を考えて、ショートニングを避けたい、トランス脂肪酸の少ない食生活がしたいという方は、積極的にオリーブオイルを活用してみてください。
オリーブオイルを代用品として使用する際は、分量に注意してください。オリーブオイルは液体なので、代用品として利用する際つい多めに入れてしまう人も少なくありません。レシピを参考に、水分量を調整しながら少量ずつ使用しましょう。
オリーブオイルの代用がおすすめの食べ物
オリーブオイルをショートニングの代用品として使用する際は、ピザ生地やもちもちしたパン作りに活用しましょう。ピザ生地とオリーブオイルの相性はよく、ショートニングを使う時よりもおいしくできる事もあります。
オリーブオイル独特の香りも気になりにくく、ショートニングの代用としておすすめです。パン作りにオリーブオイルを利用する場合、香りが気になる事があります。ショートニングのような味にはなりません。
オリーブオイルは、パンの種類によってはショートニングの代用に向かないケースがあるので、気を付けましょう。食感ももちもちしていて、食べた印象はショートニングを使用した作った際とは大きく異なります。
オリーブオイルを代用品として使用すると、あまり生地は膨らみません。見た目がショートニングを使った時と異なるので、注意が必要です。フワフワとした食感がお好みの場合は、ほかのショートニングの代用品を利用するといいでしょう。
またオリーブオイルは、ショートニングと同じく揚げ物に使う事ができます。ショートニングを使って揚げ物を予定していた場合にも、代用品としておすすめです。
オリーブオイルを代用品として使用する際は、低温でじっくりと揚げるといいでしょう。オリーブオイルを使えば、天ぷらや唐揚げもからっと揚げられます。
ショートニングの代用品でお菓子やパンを作ろう!
ショートニングの代用に使える食材を3つみてきました。お菓子やパン作りに使える魅力的な食用油脂ショートニングですが、自宅になかったり、少量で利用したいと感じたりする事もあるでしょう。今回ご紹介した食材がショートニングの代用に利用できますので、利用してみてください。