【ぶり】を使った鍋・水炊きのレシピをご紹介!おすすめの具材や味付けは?

【ぶり】を使った鍋・水炊きのレシピをご紹介!おすすめの具材や味付けは?

冬が旬のぶりは、鍋料理にするのもおすすめです。脂がたっぷりのったぶりは鍋レシピのバリエーションも豊富で、水炊きやはりはり鍋などさまざまなレシピがあります。そこで冬におすすめしたいおいしいぶり鍋料理を、水炊きやその他の鍋レシピと併せてご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.ぶりとは?
  2. 2.ひと手間でおいしく!ぶりの下処理
  3. 3.絶品!ぶりの水炊きを紹介!
  4. 4.絶品!ぶりを使った鍋レシピ
  5. 5.ぶりを鍋にしておいしく食べよう!

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ぶりとは?

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縁起の良い食材として祝いの席などに重宝されるぶり(鰤)は、冬が旬のおいしい魚です。ぶりは一年中スーパーに並んでいるので旬が分かりにくいですが、天然ぶりと養殖ぶりがあり、それぞれに旬の時期が違います。

なお日本では古くから食用魚としてぶりを養殖してきたため、日本で生産されている養殖ぶりは天然ぶりと遜色のない風味・食感を楽しめるところが魅力です。

そんなぶりですが、やはり天然ぶりの旬である冬に食べるのがおすすめです。ぶりにはいろいろな調理法があるのですが、冬の定番・鍋にもおすすめのぶりレシピがあります。

ぶりの特徴や旬の時期

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いろいろなレシピに使えるおすすめ食材・ぶりは、成長段階によっていろいろな名前があるおもしろい魚です。ぶりと呼べるようになるまでにはモジャコ、ワカナ、イナダ、ハマチなど、さまざまな名前で呼ばれます。

地域によって名前の呼び方も違うのですが、最終段階に成長したものを「ぶり」と呼ぶのは共通です。名前が変わるタイミングが体の大きさにあるので、「大きくなるほど名前が変わる魚=出世魚(しゅっせうお)=縁起物」とされます。

ぶりの旬は大きくわけると2回あります。そもそもぶりは大型回遊魚なので、エサを求めて海を渡ります。ちょうど日本海側を泳ぐようになるのが12月~1月頃なので、冬に多く水揚げされるというわけです。

このように冬が旬のぶりは天然ぶりで、冬以外にスーパーで見かけるぶりは養殖ぶりになります。養殖は産卵の時期をずらすことができるうえに、エサの調整によって成長スピードも天然ぶりより早いです。そんな養殖ぶりは「夏」が旬です。

近年は養殖技術も向上しているので、養殖ぶりとは言え天然ぶりとほとんど変わらないおいしさがあります。中には「ブランドぶり」として全国的に知名度の高い養殖ぶりもあるので、天然ぶりだけでなく養殖ぶりもおすすめです。

ぶりに含まれる栄養

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おいしいだけでなく栄養も豊富なのが「ぶり」の魅力です。健康維持や美容に欠かせないビタミン類やミネラルが豊富に含まれていますし、タウリン、EPA、DHAなど魚油や魚介類にたっぷり含まれる栄養成分もあります。

なおぶりに含まれる栄養成分は水に溶けやすいものが多いので、鍋料理にするとスープに染み出た栄養成分もしっかり摂取できます。さらにぶりの栄養を余すとこなく摂取したいなら、「ぶり鍋は締めまでしっかり食べる」がおすすめです。

ぶりの栄養成分・ビタミンB1は、タンパク質に含まれる糖質をエネルギーに変える効果があります。ですからぶり鍋は鍋の締めまでしっかり食べた方が、ぶりの貴重な栄養成分をしっかりととれるのでおすすめです。

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【ぶり】の旬は冬と夏のどっち?天然と養殖の違いやおすすめの産地をご紹介
縁起の良い食材としても人気のぶりには、天然ぶりと養殖ぶりがあります。日本のぶり養殖技術は非常に高く、天然ぶりと変わらぬおいしさが味わえます。そんなぶりは旬に食べるのがおすすめです。そこでぶりの旬を、天然・養殖の違いやおすすめ産地と併せてご紹介します。

ひと手間でおいしく!ぶりの下処理

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鍋料理は水に溶けやすいぶりの栄養成分も丸ごととれるおすすめレシピですが、ぶりを鍋具材の主役にするのであれば、必ず下処理をしてください。

ぶりはどんな鍋具材とも相性が良いのですが、下処理をせずにぶりを鍋に入れると特有の臭みが出てしまい、ぶりだけでなく鍋の具材にも臭いが移ってしまいます。

なお鍋料理にする前に行う下処理は、「ぶり鍋特有の手順」ではなく「ぶり調理の基本的な手順」なので、鍋料理以外でもぶりを調理する際には必ず行いましょう。

【ぶり】切り身の場合

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切り身を鍋の具材に使う場合は、振り塩をして臭みをとるのが基本的な下処理法です。魚は特有の臭みがあるのですが、脂をたっぷり含んでいるぶりは特に臭みがあります。

臭みは内部に含まれる水分とともに出てきますから、下処理をしていない切り身を鍋の具材にするのはNGですし、パックから直接鍋の中へぶりを投入するのもNGです。とはいえ鍋用ぶり切り身の下処理は、とても簡単にできます。

ぶりの臭みのもとは内部にある余分な水分にあるので、振り塩をして水分を排出させれば臭みも一緒に取ることが可能です。振り塩は「具材に塩を振る」という作業ですが、味付けを目的にするのではなく、臭み取りのために行います。

ですから全体にまんべんなく振り塩をするのがポイントです。振り塩をして約10分経過すると、切り身の表面にうっすらと水分が出てきます。この水分が臭みのもとなので、キッチンペーパーでしっかりと拭き取りましょう。

これが基本的な鍋用ぶり切り身の下処理です。なお下処理から実際に鍋で調理するまでに時間が空く場合は、ぶりが乾燥しないようラップをかけて冷蔵庫で保存してください。

そもそもぶりは鮮度落ちが早い食材ですから、空気に触れて乾燥しても風味・食味が変わります。そのためラップをかけるときは、できるだけ空気に触れないようぴったりと包むのがポイントです。

【ぶり】あらの場合

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ぶり・あらの身はそれほど多くはないのですが、あらを加えるとよい出汁が出るので、鍋の具材におすすめです。ただしぶり・切り身よりも臭みが強いため、単なる振り塩だけでは臭みをとることができません。

そこでぶり・あらを鍋具材として使う際は、「振り塩+霜降り」で臭み取りの下処理をします。振り塩は切り身よりも多めの塩を使ってください。切り身とは違いあらは断面が複雑ですから、「塩を振る」といよりも「塩をまぶす」のイメージでOKです。

この時に耐熱タイプのボウルに入れて行うと、まな板に臭みが移るのを防ぐことができます。振り塩をしたら約10分待ち、熱湯を全体にまわしかけましょう(霜降り)。お湯をかけることで表面が白っぽくなりますが、お湯に臭みが染みでるのでしっかり臭み取りができます。

なお表面が白っぽくなったら素早くお湯を捨て、冷水を流し込んで中に火が入らないようにします。ぶり・あらが冷めたら水で丁寧に汚れを取り除き、キッチンペーパーで表面の水分を拭き取れば鍋用・ぶりあらの下処理が完成です。

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絶品!ぶりの水炊きを紹介!

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冬が旬のぶりが主役の鍋レシピでおすすめなのが、シンプルにぶりの旨味が楽しめる「水炊き」です。水炊きは関西および九州地方が起源の鍋料理で、一般的には鶏肉や豚肉を具材の主役にします。

ちなみに九州地方の水炊きは「スープを味わう鍋料理」なので、一般的な水炊きレシピとは違い長時間かけて出汁をとってから具材を投入するのが特徴です。ただし一般的な水炊きは、「鍋にだし昆布を入れ煮る」というシンプルなレシピが主流になります。

ぶりあらを加えることでおいしい出汁にする九州風水炊き鍋も良いのですが、だし昆布を入れた水に具材を入れるシンプルな水炊き鍋の方が手軽にできておすすめです。

ぶりの水炊きの作り方とおすすめの具材

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ぶりが主役の水炊き鍋は、「切り身のみ」「切り身&あら」のどちらでも構いません。あらを加えれば濃厚な出汁が出るので、鍋の締めまでぶりの味を堪能できます。

もちろん切り身だけの水炊き鍋もおすすめで、生食だと脂が強いのですが昆布で出汁を取ったお湯にぶりと具材を加えるだけですから、とてもあっさりしていておいしいです。なお組み合わせる具材も、鍋料理の定番食材で構いません。

例えば鍋の定番である白菜・水菜・長ネギもおいしいですし、生シイタケやしめじなどのきのこ類を加えるのもおすすめです。また水炊き鍋で定番の豆腐も、ぶり主役の水炊き鍋との相性が良い具材といえます。

作り方といっても事前に行うのは、「ぶりの下処理」「昆布出汁をとる」の2点です。昆布出汁は鍋に水をいれ、その中にだし昆布を入れるだけです。時間がない場合は水に少量の酒を加え、だし昆布を入れた状態で鍋に火をかけてください。

沸騰前にだし昆布を取り出せば、短時間で昆布出汁がとれます。あとは食べるタイミングに合わせて具材を鍋に入れ、火が通ったら完成です。

ぶりをもっとおいしく!つけだれレシピ

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だし昆布で煮るだけのぶり水炊き鍋はポン酢に付けて食べるのが一般的ですが、せっかくのぶり水炊きですからつけだれを工夫するとさらにおいしくなります。

いろいろなつけだれレシピがありますが、とても簡単にできるのが「ポン酢プラスαつけだれ」です。ポン酢はシンプルでおいしい食べ方ですが、食べ進めると味に飽きてきます。

このタイミングで醤油とごま油を少々加えてください。たったこれだけで、パンチの効いたポン酢つけだれができます。なお刻みねぎやすりごまを追加するのもおすすめです。

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【ぶり】を使った激ウマレシピを大特集!簡単にできるイタリアンや洋風メニューも
ぶりを使ったおいしいレシピを紹介します。ぶりの照り焼きの基本の和風レシピをはじめ、ぶりを使ったイタリアンのレシピが登場します。おいしくて簡単な中華のレシピもまとめているので、簡単にできるレシピを知りたい人は参考にしてください。

絶品!ぶりを使った鍋レシピ

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ぶりは鍋の定番具材との相性が良いですし、鍋シーズンに旬を迎える魚なので、ぶりが主役の鍋レシピは多数あります。その中でも簡単にできておいしいおすすめぶり鍋を3品ご紹介しましょう。

【ぶりの鍋】ぶりしゃぶ

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脂がのった冬のぶりをさっぱりと食べたい時には、ぶりしゃぶ鍋がおすすめです。最近はぶりしゃぶ鍋用にカットされたものもスーパーで販売していますし、お取り寄せでも人気があります。

だし昆布でとった出汁に薄切りにしたぶりをくぐらせるだけで食べられますし、野菜も一緒にとれるのでおすすめです。

【ぶりの鍋】ぶりのはりはり鍋

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「はりはり鍋」は水菜が主役の鍋料理です。シャキシャキした水菜の食感が楽しめることが名前の由来となっている鍋料理なので、水菜はたっぷりと用意してください。作り方はとても簡単です。ぶり水炊き鍋と同じようにだしを取り、沸騰したらカットしたぶりを入れます。

この時に油揚げや長ネギを加えても構いません。火が通ったら食べやすい長さにカットした水菜を加え、シャキシャキ感が残るうちに器に取り出せばOKです。なお水菜は一度に入れるのではなく食べるタイミングで鍋に加えると、最後までしゃきしゃきした食感が楽しめます。

【ぶりの鍋】ぶりすき鍋

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ぶり大根のような濃厚な味の鍋が食べたい時には、ぶりすき鍋がおすすめです。ぶりに組み合わせる具材は通常のすき焼きと同じで構いません。また市販されているすき焼きのたれを使えば、味付けも失敗せず簡単です。

そんなぶりすき鍋は、ぶりの表面に焼き色を付けてから具材や味付けをするとおいしいぶりすき鍋になります。

ぶりを鍋にしておいしく食べよう!

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脂がたっぷりのったぶりはどんな料理にも合いますが、冬が旬の魚だからこそ鍋でぶりのおいしさを堪能するのがおすすめです。

鍋レシピならぶりだけでなく野菜もたっぷり食べられてヘルシーですし、組み合わせる具材を変えるだけでもいろいろなぶり鍋料理が楽しめます。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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