【アクアパッツァ】鯛を使ったおいしいレシピはコレ!丸ごと使った作り方も

【アクアパッツァ】鯛を使ったおいしいレシピはコレ!丸ごと使った作り方も

アクアパッツァは定番のイタリアンで、パーティーなどにぴったりな料理です。野菜と魚を煮込んだ料理で、鯛などの白身魚がよく使われます。今回は、おいしいアクアパッツァの簡単レシピを紹介します。鯛を丸ごと使った見た目が華やかなレシピも登場です!

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    記事の目次

    1. 1.鯛でも作れるアクアパッツァとは?
    2. 2.鯛のアクアパッツァの下準備
    3. 3.簡単鯛のアクアパッツァレシピ
    4. 4.丸ごと鯛のアクアパッツァレシピ
    5. 5.アクアパッツァは鯛を使えば極上の味に!

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    鯛でも作れるアクアパッツァとは?

    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    アクアパッツァは魚や野菜を煮込んだイタリア・ナポリ地方の郷土料理です。野菜は主にトマトを使用し、ムール貝などの貝類でより旨味を足します。アクアパッツァの魚は焼いてから煮込むのが特徴です。

    アクアパッツァの「パッツァ」とは「狂った水」といった意味を持つイタリア語で、魚を焼いた時に油で水分がはねる様を指すと言われています。アクアはそのまま「水」の意味です。

    アクアパッツァは魚料理という認識が強いですが、鶏肉などの肉類でも作ることができます。肉の旨味が滲み出すので魚のあっさりとしたおいしさとはまた違った味わいのアクアパッツァが楽しめます。

    魚介や野菜で作る人気のイタリアン

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    アクアパッツァは調理の簡単さと見た目の華やかさからパーティー料理としてもよく登場する人気のイタリアンです。野菜も魚も食べられるお酒のアテとしてもアクアパッツァは活躍します。

    アクアパッツァの魚には鯛やサワラなどのあっさりとした白身魚がよく使われます。しかし、煮付けに適した魚ならどんな種類でもおいしいアクアパッツァになると言われています。

    アクアパッツァは鮮度の良い魚と新鮮な野菜、旨味を感じる香味料を使うことが肝心です。どのような種類の魚や野菜でもおいしいアクアパッツァになれる点が郷土料理ならではの自由さと言えるでしょう。

    ブイヤベースとの違い

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    ブイヤベースは南フランスが発祥の郷土料理です。複数の魚介類を入れトマトをベースにしたスープです。サフランやニンニクを使用するのが本場のブイヤベースの味付けとされています。

    アクアパッツァとは使用する材料の定義が大きく異なります。アクアパッツァが1種類の魚で料理として成り立つのに対し、ブイヤベースはカサゴやカニなど特定の4種類以上の魚介類が入っていないとブイヤベースではないと言われています。

    ブイヤベースはフランスの寄せ鍋料理であり、アクアパッツァはイタリアの煮込み料理です。ブイヤベースは旨味のあるスープとして楽しむ料理ですが、アクアパッツァはふっくら煮込んだ素材を楽しむ料理と言えます。

    鯛のアクアパッツァの下準備

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    鯛のアクアパッツァを作るには鯛の下準備が必要です。鯛を丸ごと一匹使ったアクアパッツァを作る場合はしっかりと下処理をしましょう。ウロコや内臓の処理を綺麗にしておくことで鯛の旨味がより引き立ったアクアパッツァになります。

    まず、鯛のウロコを取ります。鯛の頭を左向きに置いて頭をしっかり押さえながら尾の方からウロコに逆らうようにウロコ取りを使って取ります。ウロコを取る時は新聞紙などをあらかじめ鯛の下に敷いておきましょう。飛び散ったウロコを片付けるのが簡単です。

    ウロコ取りは100均などで手に入ります。ウロコ取りがすぐ準備できない場合は、水気のある固めの野菜でも代用できます。大根やズッキーニなどが適しているでしょう。

    ウロコを取った後はサッと鯛を水洗いし、エラと内臓を取ります。鯛の頭を右向きにし、エラ蓋をめくり上げます。赤い半月型のものがエラです。エラを繋いでいる部分を切り取って取り出します。エラのギザギザ部分は硬く鋭いので扱いには気をつけましょう。

    鯛のエラを取った後、そのまま内臓を取ります。胸ビレを持ち上げながら胸ビレのすぐ下から肛門まで切れ込みを入れていきます。切れ込みを入れた所に包丁の先をそっと差し込んで内臓を取り出しましょう。内臓を傷つけてしまうと取り出しにくくなりるので慎重に行いましょう。

    最後に血合いを取ります。切り込み部分を開くと太い骨に沿って鯛の血合いが入っているのが見えます。包丁の先で血合いの膜を切ったら流水で血を綺麗にすすぎます。

    洗った鯛の水気をキッチンペーパーなどで軽く拭き取れば鯛の下準備の完了です。鯛丸ごと一匹の下準備はアクアパッツァ以外の鯛料理にも共通する方法なので、覚えておくと便利でしょう。

    簡単鯛のアクアパッツァレシピ

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    簡単に作れる鯛のアクアパッツァのレシピを紹介します。鯛の切り身を使うことで誰でも簡単に、気軽においしいアクアパッツァが作れます。買ってきた切り身を下処理なくすぐに使えるのでいつもの食卓に出すアクアパッツァとしてぴったりでしょう。

    材料

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    切り身で作るアクアパッツァの材料は、鯛の切り身(2切れ)、ミニトマト(8〜10個)、あさり(200〜250g)、ニンニク(1片)、酒(大さじ2)、オリーブオイル(大さじ3)、水(200cc)です。プチトマトは普通のトマトを切ったものでもOKです。

    アクアパッツァは鯛の切り身の他にタラやサワラといったあっさりした白身魚が合います。色々な白身魚でアクアパッツァを作ってみるのも楽しいでしょう。

    作り方

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    まず、材料の下準備から始めます。鯛の切り身に塩コショウをふって下味をつけます。ニンニクは包丁の腹で潰して下準備しておきます。プチトマトは丸ごと1個使うなら上下に爪楊枝で小さく穴を開けておきましょう。あさりは砂抜きをしておきます。

    鯛を焼いていきます。フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニクを入れます。香りが立ってきたら鯛の切り身を皮目から入れて中火で焼きます。パリッと焼けたら裏返して身の部分も軽く焼き色をつけます。鯛を香ばしく焼くことでおいしいアクアパッツァに近づきます。

    残りの材料を入れます。あさりとプチトマトをバランスよく散らして配置し、水と酒を入れます。水がふつふつしてきたら蓋をして弱火にします。

    5分ほど蒸して鯛の身がふっくらしたら切り身で作る簡単アクアパッツァの完成です!イタリアンパセリを散らすとより一層アクアパッツァの彩りが良くなります。

    あさりとトマトを入れるタイミングで他の野菜を入れてもおいしいアクアパッツァになります。ブロッコリーやアスパラ、しめじなどのキノコ類がおすすめです。パプリカを入れても良いでしょう。彩りが良くなり、アクアパッツァ独特のイタリアンの雰囲気が増します。

    丸ごと鯛のアクアパッツァレシピ

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    鯛を丸ごと一匹使ったアクアパッツァのレシピを紹介します。鯛の下準備さえ行えばレシピ自体は簡単です。鯛を丸ごと一匹使ったアクアパッツァは見栄えが良く華やかで、パーティーにもぴったりでしょう。

    材料

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    鯛を丸ごと使ったアクアパッツァの材料は、鯛(丸ごと1匹)、あさり(200〜250g)、ミニトマト(8〜10個)、白ワイン(200cc)、ニンニク(1片)、オリーブオイル(大さじ3)です。ブラックオリーブ(8〜10個)があるとさらに香り高いアクアパッツァになります。

    ミニトマトの他にパプリカやキノコなど違った材料を使ってもおいしいアクアパッツァになるでしょう。家にある材料でも作れるのがアクアパッツァの魅力です。

    作り方

    まずは材料の下準備から始めます。鯛は先ほど紹介した下処理を施し、身の部分に2〜3箇所ほど浅く切れ込みを入れておきます。あさりは砂抜きしておき、ミニトマトは上下に爪楊枝で小さな穴を開けておきましょう。ニンニクは包丁の腹で潰します。

    フライパンで鯛を焼きます。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて中火で熱し、香りが立ってきたら鯛を入れます。鯛はアクアパッツァが出来上がった時に表になる面から焼いていきます。こんがりと焼き色がついたらひっくり返しましょう。

    その他の材料を入れます。鯛をひっくり返したすぐ後にあさりを入れます。軽く混ぜてあさり全体にオイルを回したら白ワインを入れ、沸騰するまで火にかけましょう。沸騰してあさりの口が開いたらトマトを入れます。ブラックオリーブもこのタイミングで入れます。

    具材を煮詰めます。おたまなどで煮汁を鯛や具材全体に回しかけながら煮詰めていきます。このままでも塩気は十分感じられますが、もし物足りなかったら味を見ながら塩を足しましょう。

    器に盛り付けたら鯛を丸ごと一匹使った簡単アクアパッツァの完成です!イタリアンパセリなどグリーンを散らすとより一層彩りが良くなります。鯛を丸ごと使ったアクアパッツァは見た目のインパクトが良く、パーティーなど華やかな席を彩るのにぴったりな一皿です。

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    アクアパッツァは鯛を使えば極上の味に!

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    イタリアンの定番料理・アクアパッツァは鯛を使うことでより一層おいしくなります。鯛の切り身はもちろん、下準備の方法さえ押さえておけば鯛を丸ごと一匹使ったアクアパッツァも簡単レシピですぐ作れます。自宅で気軽にイタリアンを楽しむなら鯛のアクアパッツァがおすすめです!

    tasosso
    ライター

    tasosso

    三重県出身、千葉県在住のtasossoです。趣味は映画を観ることと手作りのカードやアルバムを作ることです。レストラン勤務の経験からグルメ大好き、お酒も大好きです!みなさまがワクワクするような記事を書いていけたらと思います。よろしくお願いします!

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