【除光液】の代用品・アイデア7選！意外なものでマニキュアをすっきり落とせる？

セルフネイルとしてマニキュアを取り入れている方も多く、マニキュアに併せて除光液を準備している方も多いことでしょう。しかし普段から除光液を使っておらず、たまの休日にだけセルフネイルを楽しんでいる方であれば、除光液がないうっかりミスの経験があるかもしれません。

意外と存在を忘れてしまいがちな除光液ですが、いざというときにないと焦ってしまいます。そんな除光液の代用となるアイテムはないのでしょうか。みなさんにとって役立つ、簡単な除光液の代用アイデアをいくつかピックアップしてお伝えしていきます。

まさに今、除光液がなくて困っている方はここでご紹介する代用アイテムや代用アイデアを活用してみてください。非常にさまざまな代用方法があり、どれもおうちにあるアイテムばかりとなっています。どれも簡単ですがチャレンジしやすいものから順に、代用方法を試してみてください。

もしご自身で除光液の代用アイテムを用意するのであれば、除光液の成分を知っていると探しやすくなるはずです。除光液に似た成分の入った代用品を見つけてみてください。

セルフネイルによく使われているマニキュアをきれいさっぱり落としてくれる除光液には、「アセトン」という成分が含まれています。このアセトンがマニキュアを溶かしてくれるのです。そして除光液をあけた際に感じるツンとしたにおいもまた、アセトンによるものでした。

マニキュアの成分は、樹脂と顔料が主になっています。これらを溶かしてくれる成分がアセトンで、特徴としては樹脂を溶かす他に油を溶かしたり、水に溶けるという性質をもっています。

ただしアセトンには欠点もあり、そのひとつが先ほども挙げたにおいがキツイ点です。さらに引火性が高く、揮発性による危険性もあります。さらにマニキュアが落としやすい反面、皮膚の大切な油分まで取り除いてしまうといったデメリットがあるのです。

欠点にも考慮したい除光液の成分ですが、こうした知識があるだけでも除光液の代用アイテムを探す手がかりとなります。ぜひ頭に入れておきましょう。

まず最初にご紹介する除光液の代用アイテムが、アルコール類に関するアイテムたちです。特に昨今はアルコールに関するアイテムが多く出回り、日常的に使用されている方も多いことでしょう。

そんな身近にあるアルコール類を使えば、除光液がなくても簡単にマニキュアを落とすことができます。ぜひ除光液の代用アイテムとして活用してみてください。

ただし、アルコール負けしてしまう肌の弱い方やアルコールのにおいが苦手な方などは十分に注意してください。

まずは「消毒用エタノール」のご紹介です。除光液の代用として今もっとも身近なアイテムなのではないでしょうか。除光液の代用となるやり方を見ていきましょう。

まず用意するものですが消毒用エタノールの他、コットンがあると良いです。これさえあればスムーズにマニキュアを落としていけるので、代用としては除光液に近い使い心地になるはずです。コットンがない場合はやわらかいティッシュなどで代用してみてください。

具体的な代用方法ですが、除光液を使うときと変わりません。消毒用エタノールをコットンに対してやや多めに染み込ませ、10分程度マニキュアをした爪の上に置いておきます。マニキュアに消毒用エタノールをなじませる必要があるため、上から抑えてあげると良いでしょう。

時間が経ったらあとはマニキュアをこすり落としていきます。こちらは時間がかかり根気のいる代用方法になりますが、マニキュアはしっかり落とせるため代用として活用してみてください。長いあいだ消毒用エタノールに触れるため、手荒れなどには注意してください。

続いての除光液代用品が「香水」です。これは意外に思われた方もいらっしゃることでしょう。香りをつけるための香水がなぜ除光液の代用として使えるのか、不思議ではありませんか。

実はこの香水にもアルコール成分が入っており、先ほどの「消毒用エタノール」と似たような落とし方が可能なのです。代用方法も「消毒用エタノール」のときと同じです。コットンに香水を染み込ませてマニキュアを拭き取りましょう。香水の良い香りに包まれながら除去できます。

ただし香水を除光液の代用とする場合は、アルコールがしっかり含まれている必要があります。そのため開封してから時間の経った香水では、アルコール成分が抜けてしまっている可能性もあるのです。一度除光液として使ってみて、落ちなければ除光液の代用とするのは難しいでしょう。

続いては「日用品」の中から代用アイテムをご紹介していきます。日常的に使うものがピックアップされているため、みなさんの身の回りにもすでに準備されているはずです。

夜にマニキュアを落とそうとして除光液がないことに気付いた方は、ぜひ慌てずにおうちにある日用品から代用アイテムを使ってみてください。自宅でなくても、ホテルや旅館でも応用が効くアイテムもあります。これさえ知っていればいざというときも安心なので、ぜひ一読ください。

除光液の代用として使える日用品、まず最初にご紹介するのが「歯磨き粉」です。歯磨き粉でマニキュアが落とせることはすでにご存知の方も多いでしょう。マニキュアを落とす代用品として、いざというときに歯磨き粉は欠かせない存在です。

代用方法は、落としたいマニキュアを塗った爪の上にやや多めに歯磨き粉を乗せます。すぐにゴシゴシせず、まずは数分そのまま置いておきましょう。時間が経ったら歯磨き粉をつけたまま歯ブラシでこするか、キッチンペーパーなどしっかりめの素材のもので歯磨き粉ごとこすり落とします。

歯磨き粉の代用方法ならあっという間にマニキュアが落とせるので、時短という視点から見てもおすすめです。ただしマニキュアを落とす際に使用した歯ブラシは本来の使い方ができなくなります。マニキュアの色移りや成分がついてしまうため、不要の歯ブラシを使うようにしてください。

次にお伝えする除光液の代用品が「テープ」です。なんだか意外かもしれませんが、粘着のあるものであればセロハンテープでも、ガムテープでも構いません。ただしマスキングテープなどでは粘着が弱く、除光液の代用としては今ひとつかもしれません。粘着力で選びましょう。

テープを代用として使うには、取りたいマニキュアがすべて覆いかぶさるようにしっかりテープを貼りましょう。特に爪の際は取りづらいため、隙間までしっかり「テープ」をつけていきます。完全に密着させたところで剥がしましょう。これを何度か繰り返します。

繰り返し何度も「テープ」を貼って剥がすことで、マニキュアは次第に剥がれ落ちていきます。細かなマニキュアが残ってしまう場合は、他の代用アイデアを組み合わせるとスムーズかもしれません。

さらに簡単な代用アイデアをご紹介していきます。ここまで紹介してきた方法とはまた違ったアイデアがあるため、知らなかった代用方法があれば活用してみてください。

除光液がなくても簡単にマニキュア取るアイデアの中には、マニキュアを二度塗りするやり方があります。そのやり方は落としたいマニキュアを塗った爪に対し、新しくマニキュアを重ね塗りするというものです。重ね塗りをしたらすぐに拭き取りましょう。このとき強く拭き取ってください。

力加減によっては一度で落としたいマニキュアが落ちるので、もっとも時短になる方法ともいえます。ただし爪周りのところまでしっかりキレイに落とせない場合も多くなります。他の除光液の代用アイデアと組み合わせて活用してみてください。

それから除光液の代用として重ね塗りをする際には、速乾性のあるマニキュア以外のものをチョイスしましょう。乾くのが早いと拭き取ることが難しくなるためです。

お湯が使える場所であれば、除光液の代用として利用できます。お湯を使った代用方法はマニキュアをふやかす必要があるため、他の代用アイデアに比べて時間がかかります。

除光液の代用として使うお湯の温度は、少し熱いと感じるくらいが適切です。マニキュアを普段から塗っていれば、お風呂に浸かった程度で落ちないことはご存知のはずです。そのマニキュアをしっかり落とすためには、お風呂で使うよりもやや熱めの温度のお湯を用意してください。

お湯に爪を浸からせて10分ほど経ったら拭き取ってみてください。お湯を使った代用アイデアはマニキュアを冷やしたり乾燥させることで固まる性質を、逆手にとった方法になります。

準備するものがなく簡単な代用アイデアではありますが、すべてをお湯だけで落とそうとするとものすごく時間がかかります。そのため他の代用方法を併せて使用してみましょう。

もし短時間だけネイルが必要ですぐに落としたい場合にはこんな方法もあります。除光液の代用として使うのではなく、除光液が不要となるような事前にできるアイデアです。

このアイデアに使用するのが「水糊」です。水糊以外にもボンドが同じように使用できます。やり方は簡単で、マニキュアなどを塗る前に予め爪に水糊やボンドを塗っておくのです。

このひと手間を加えるか否かで、ネイルの落としやすさが格段に違ってきます。除光液は不要です。ネイルオフしたくなったタイミングでマニキュアの端からぺリペリと剥がしていきましょう。しっかり水糊やボンドを塗っておけば、取るときは剥がすだけで元の爪に戻ります。

これから短時間のネイルを楽しみたい方や、実際に塗って色を試してみたいときなど、常にこの方法をとっておけばいつでも剥がすことができます。除光液の代用アイデアではありませんが、毎回時間をかけてネイルオフしているのであればこのやり方は非常におすすめです。

さまざまなアイテムを用いた除光液の代用アイデアはいかがでしたか。すでにご存知のアイデアに加え、もっと使える代用アイデアがあったのなら幸いです。気軽におしゃれを楽しむためにもこうした豆知識を頭に入れておくととても便利です。ぜひ覚えておいてください。