西表島へのフェリー情報まとめ!乗り場や予約方法・2つの港の違いは?

西表島へのフェリー情報まとめ!乗り場や予約方法・2つの港の違いは?

人気の沖縄・西表島は、フェリーの利用が欠かせません。西表島行きのフェリーは石垣島から乗車しますが、西表島のフェリー港は大原港と上原港があり、目的によって使い分けるのがポイントです。そこで西表島にある2ヵ所のフェリー乗り場を、違いや予約方法と併せてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.西表島へ行くにはフェリー予約が必須!
  2. 2.西表島へのフェリー「大原港」行き
  3. 3.西表島へのフェリー「上原港」行き
  4. 4.西表島へ行く2つのフェリーの違い
  5. 5.西表島へ行く時は予定に合わせてフェリーを選ぼう!

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西表島へ行くにはフェリー予約が必須!

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西表島は、八重山列島と呼ばれる南西諸島にある島々の1つです。沖縄県内にある離島の中でも特に人気が高い観光スポットで、西表島でしか見ることができない動植物が多数あります。

海岸線のすぐ近くまで山や森林が迫っている西表島には、沖縄屈指の標高を誇る三大名山(古見岳・テドウ山・御座岳)がありますが、標高そのものはそれほど高くなく、最も高い古見岳でも標高は469.5mです。

ただし西表島三大名産のほかにも多数の山によって西表島全体が覆われているため、西表島は遠くから見ると台形のように見えます。そんな山々に囲まれた西表島には沖縄県内最長の川・浦内川や仲間川など河川が多く、カヤックや遊覧船で自然観察するツアーも人気です。

なお西表島のほぼ全域は「西表石垣国立公園」区域に指定されていて、イリオモテヤマネコ・ヨナクニカラスバトといった希少な野生生物も暮らしています。

このように西表島観光では海だけでなく山や希少な動植物などを観察することができるため、沖縄・離島観光の中でも特に人気があります。ただし西表島には空港がありません。そのため西表島観光には「フェリー」が必須です。

沖縄の離島「西表島」の魅力を総まとめ!人気観光スポットやアクティビティも紹介のイメージ
沖縄の離島「西表島」の魅力を総まとめ!人気観光スポットやアクティビティも紹介
沖縄の離島・西表島は毎年大人気の観光スポットです。有名ローカル番組のロケ地としても知られており、多くの観光客が訪れています。今回は西表島の魅力を徹底調査しました。人気の観光スポットやおいしいグルメ、おすすめのアクティビティもご紹介します。

西表島へのフェリー「大原港」行き

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西表島は「東部地区」「西部地区」の2つに分かれます。西表島行きのフェリーは島内にある港に発着しますが、島内には鉄道がありません。

そのため西表島島内での移動は車となりますが、西表島の周辺にある離島への移動はフェリーを利用します。そんな西表島の東部地区にアクセスするには、石垣島を出発する大原港行きフェリーの利用がおすすめです。

西表島・大原港行きのフェリーは、高速フェリー(旅客船)とカーフェリー(貨客船)があります。西表島・大原港行きのフェリーで本数が多いのは「高速フェリー」です。

八重山観光フェリーが運航する高速フェリーは、石垣島~西表島を1日6往復します。安栄観光が運営するフェリーも石垣島~西表島を1日6往復しますが、上原港行きフェリーが欠航した場合は、朝・夕1便ずつ増便となります。

そのため欠航によって増便された場合、安栄観光の高速フェリーは1日8往復です。なお竹富島や小浜島を経由する高速フェリーもありますが、石垣島から西表島まで直行する高速フェリーと比べると本数が限られています。

カーフェリーの場合は、八重山観光フェリー・安栄観光と各週3便のみの運行です。そのため西表島・大原港行きのカーフェリーを利用する場合は、運行状況をよく確認したうえで早めに予約するのがよいでしょう。

フェリー乗り場

西表島・大原港行きのフェリー乗り場は、石垣島・石垣市にある「石垣港離島ターミナル」内にあります。石垣港離島ターミナルにはフェリー乗り場のほかにレストランや売店などもありますし、無料の待合スペースも設置されています。

乗船開始の案内があるまでは、「ターミナル内で待機」または「ターミナル周辺スポットを観光」して待ちます。案内が始まったら、八重山観光フェリーを予約した場合は「八重山観光フェリー乗り場」、安栄観光を予約した場合は「安栄観光乗り場」から乗船してください。

なお大原港から石垣島行きのフェリーを利用する場合は、大原港旅客船ターミナル(正式名称:仲間港旅客ターミナルなかまりん)にある専用乗り場の利用となります。

ターミナル内には八重山観光フェリー乗り場と安栄観光フェリー乗り場があるので、予約したフェリー会社専用乗り場から石垣島行きのフェリーに乗船してください。

なお大原港旅客船ターミナル内に各フェリー会社の窓口がありますから、直接チケットを購入する場合はターミナル内の窓口にて済ませましょう。

運賃

西表島行きフェリーは、八重山観光フェリーと安栄観光の2社が運行しています。まず八重山観光フェリーを利用する場合、大人普通運賃は片道が税込み2060円、往復が税込み3960円、小人普通運賃は片道が税込み1050円、往復が税込み2020円です。

なお石垣島~西表島の高速フェリー乗船時間は40分~45分となっています。安栄観光の高速フェリーで石垣島~西表島間を移動する場合、大人普通運賃は片道が税込み2060円、往復が3960円です。

小学生未満の子供連れ客に割引サービスを実施しているのが安栄観光で、通常だと小人普通料金は片道が税込み1050円、往復が税込み2020円ですが、小学生未満の場合は大人1人に対して小人(小学生未満限定)1人が無料になります。

そのほかにも障がい者割引運賃(片道税込み1260円/往復税込み2520円)や沖縄県離島住民割引運賃(竹富町民限定割引)なども利用可能です。ターミナル窓口にて直接チケットを購入する場合、支払い方法が石垣港と西表島・大原港で異なります。

石垣港で西表島・大原港行きのフェリーチケットを購入する場合は、現金、クレジットカード、電子マネー(Edy、iD、WAON、nanaco)、交通系カード、PayPay、メルペイ、OKIPay、auPAY、d払いが利用できます。

これに対して西表島・大原港で石垣島行きのフェリーチケットを購入する場合は、現金、クレジットカード、電子マネー(Edy、iD、WAON、nanaco)、交通系カード、PayPayのみの対応です。

ただし石垣港および西表島・大原港で直接を購入する場合、通信状況によってはキャッシュレス決済(クレジット・電子マネーなど)が利用できないこともあります。ですから事前決済を行わない(港で直接購入)場合は、念のために現金を用意しておいた方がよいでしょう。

予約方法

石垣島~西表島・大原港の高速フェリー予約は、ネット予約・電話予約・窓口予約があります。便利なのはネット予約ですが、ネット予約付は「前日18時」が最終締め切りなので、18時以降の予約に関しては電話予約・窓口予約にて20時まで受け付けています。

なおネット予約の場合は予約の段階で決済まで完了となるので、混雑を避けてスムーズに乗船したい場合は全日18時までの事前予約がおすすめです。さらにフェリー運航会社公式WEBサイトからネット予約をすると、WEB予約割引(5%OFF)が適用されます。

ちなみに電話・窓口予約は、営業時間内(6時~20時)の対応となっています。年中無休ですから、正月やお盆でも対応可能です。

西表島へのフェリー「上原港」行き

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西表島の西部地区にある西表島・上原港も、石垣島から出発するフェリーの発着場所です。西表島・上原港発着の高速フェリーも、八重山観光フェリーと安栄観光の2社が運営しています。

フェリー乗り場

石垣島から西表島・上原港行きのフェリーに乗船する場合は、石垣港離島ターミナルが高速フェリー(旅客船)乗り場となります。

ターミナルには「西表島・上原港行き八重山観光フェリー乗り場」「西表島・上原港行き安栄観光乗り場」があるので、予約したフェリー会社専用乗り場から乗船してください。

西表島・上原港から石垣島および周辺離島行きのフェリーを利用する場合は、上原港ターミナル内の専用乗り場から乗船します。

なお西表島・上原港は、西表島周辺離島を結ぶフェリー航路が多数集まっています。そのため西表島・上原港では、乗り場案内をよく見てから乗船しましょう。

運賃

運賃は八重山観光フェリー・安栄観光とも同じです。大人料金と小人料金があり、大人普通料金は片道2690円(税込み)・往復5170円(税込み)で、小人普通料金は片道1350円(税込み)・往復2600円(税込み)になります。

なお小学生未満の場合、大人1人につき小人(小学生未満限定)1人分の運賃が無料です。他にも障がい者割引など割引サービスの利用が可能です。

予約方法

西表島・上原港行きのフェリー予約も、ネット予約・電話予約・窓口予約があります。予約方法は西表島・大原港行きフェリー予約と同じです。なおフェリー運航会社公式WEBサイトからネット予約をすると、WEB予約割引(5%)が適用されます。

西表島へ行く2つのフェリーの違い

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西表島行きのフェリーは、大原港行きと上原港行きから選べます。運賃が安いのは大原港行きフェリーですが、2つの港には違いがあるため、運賃で選ぶのではなく「目的」で選ぶのがおすすめです。

運行状況

どちらの港を利用するにしても「運行状況」を確認する必要があります。天候が良くても海上の状態が悪い場合は運行を取りやめるため、乗船当日には必ず運行状況を確認してください。なお比較的予定通りに運行するのは「西表島・大原港」です。

大原港の航路は荒れにくいので、台風接近など災害レベルの悪天候でなければ基本的に運行しています。その代わり西表島・上原港周辺の海は荒れやすいので、天気が良くても運休となることがあります。

ですから上原港行きフェリーを予約した場合は、前日だけでなくこまめに運行状況を確認するのがおすすめです。なお運行状況はフェリー運営会社公式WEBサイト内の「運行状況」から確認ができます。

波照間島へ行くかどうか

運行状況に左右されやすい西表島・上原港ですが、西表島周辺の各種離島行きのフェリーが多く発着するのは「西表島・上原港」です。

ただし波照間島行きのフェリー乗り場があるのは「西表島・大原港」のみとなっています。そのため波照間島へ行く場合は、上原港ではなく大原港を指定しましょう。

ツアーの種類

大原港と上原港は位置が離れているため、下船後すぐに利用ができるツアーの種類が違います。西表島・大原港は仲間川に近いので、広大なマングローブの中をのんびりと遊覧船で周遊するツアーが人気です。

西表島の1つ・由布島の水牛車は、大原港の近くにある由布島行きフェリー乗り場を利用する必要があります。ですから水牛車ツアーに参加するには、大原港の利用が必須です。

西表島・上原港は亜熱帯のジャングルが広がる西表島西部地区にあるので、エコツアーの種類が豊富にあります。特に沖縄県内最長の浦内川で行われるエコツアーや滝の名所めぐりツアーに参加したい場合は、上原港の利用がおすすめです。

ちなみにウミガメ産卵場所として有名な月ヶ浜も西表島・上原港が近いですから、ウミガメの産卵をツアーで見学する場合も上原港の利用となります。

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西表島へ行く時は予定に合わせてフェリーを選ぼう!

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西表島へのアクセスにフェリーは必須ですが、大原港と上原港のどちらを利用するかで旅の楽しみ方が変わります。なお西表島行きフェリーの予約方法は、大原港着フェリーと上原港着フェリーで変わるので、西表島観光の予定と併せて選ぶのがおすすめです。

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akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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