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石垣島へ行く前に!台風シーズンをチェックしておこう
八重山列島の中心的な島・石垣島は、沖縄県内の有人離島の中で3番目に大きな島です。島内の至る所に観光スポットがありますし、島の周囲は美しい海に囲まれています。
石垣島の面積は222.25平方キロメートルあり、沖縄県最高峰の山・於茂登岳や石垣島最大の河川・宮良川があるなど、自然豊かなリゾート地としても人気です。石垣島が属する八重山列島は、別名「国境付近の島」といわれています。
沖縄本島(沖縄島)にある那覇市と石垣島は約410km離れていますが、石垣島と台湾は約270kmしか離れていません。そんな石垣島は自然だけでなく文化も魅力の島です。
沖縄には数多くの島が存在し、それぞれの島に固有の文化が根付いているので、石垣島の文化にふれる旅も人気があります。また石垣島には周辺離島へ渡るフェリー乗り場があるので、離島交通の拠点にもなっています。
さらに石垣島には本州や沖縄(那覇空港・宮古空港・与那国空港)からの航空機が発着する「新石垣空港」があるので、空路・航路の拠点でもあるのです。
そんな石垣島ですから一年を通して多くの観光客が来島するのですが、気を付けなければならないのは「台風」でしょう。
石垣島を含む八重山列島は通称「台風銀座」と呼ばれるほど台風が多い地域で、毎年台風による被害が報告されています。そのため台風の時期に石垣島旅行を計画する際は、十分な注意と準備が必須です。
旅行の場合飛行機やフェリーが欠航になる場合も
本州および沖縄本島から遠く離れた場所にある石垣島ですから、石垣旅行では航空機の利用が欠かせません。また石垣島周辺にある離島へのアクセス拠点となっている石垣島では、石垣島~周辺離島をフェリーで結んでいます。
そのため石垣島周辺離島を観光する際には、「航空機で石垣島へ→石垣島からフェリーで周辺離島へ」というのが定番です。
ところが台風が石垣島に接近・上陸すると、航空便・フェリー便は高確率で欠航となります。石垣島へ渡るには航空機が欠かせませんし、石垣島周辺離島への移動にもフェリーの利用が必須です。
ですから石垣島に台風が上陸または台風接近となった場合、これらの交通手段は基本的にストップします。つまり「石垣島に渡れない」というわけです。
ですから台風が集中する時期に石垣島旅行を計画する場合は、「石垣島への移動手段が使えなくなる」という可能性も考慮したうえで計画する必要があります。
観光スポットは閉館になることが多い
石垣島に長期滞在する旅行を計画するのであれば、台風の影響で数日石垣島で足止めされたとしても、旅行スケジュールを大幅に変更せず楽しむことができます。
ただし石垣島に上陸・接近する台風は非常に勢力が強く、台風に慣れている石垣島の住民であっても万全の台風対策をしなければいけないほどです。またほとんどの観光施設は閉館になりますから、台風が石垣島を通過するまでは宿泊施設から出られなくなります。
さらに台風が通過した後も海の状態が悪ければ、マリンレジャーの中止や石垣島出発の離島行きフェリーの欠航も多いです。とはいえ旅行をキャンセルするとなればキャンセル料が発生しますし、すでに予約したツアーのキャンセル料もかかってくるでしょう。
このようなことから考えても、台風シーズンに石垣島旅行を計画する際はできるだけ避けた方が良いですし、台風情報をこまめにチェックすることも必要です。
石垣島の台風シーズンはいつ?
台風シーズンになると航空機やフェリーが欠航する可能性が高くなりますし、いざ台風が接近・上陸となれば石垣島の観光施設も概ね閉鎖されます。
予約していたツアーも台風時はほとんどが中止となりますから、たとえ石垣島へ渡ったとしても石垣島の魅力を満喫することは難しいでしょう。そこで安全&安心して石垣島旅行を楽しむためにも、石垣島の台風シーズンを事前に把握しておきましょう。
7・8・9月が台風発生時期
温暖な気候で一年中観光が楽しめる石垣島は、マリンレジャーシーズンである7月・8月・9月に台風が集中して発生しています。
気象庁のホームページでは、1951年以降石垣島を含む沖縄地方で発生した台風情報を公開しているのですが、データを見てもマリンレジャーシーズンに台風が集中していることがわかります。直近10年分の過去データを見ても、7月・8月・9月は台風が多いです。
2020年は7月の台風発生が0件ですが、8月には4件、9月には2件発生しました。なお最も台風が多かったのは2012年で、6月~10月に合計11件が石垣島を含む沖縄地方に台風が発生しています。
ちなみに過去最も多くの台風が発生したのは1966年で、一年に12件の台風が発生しました。月別台風発生状況を確認してみると、7月~9月で最も台風が多いのは7月と8月です。
この時期は夏休みシーズンということもあり多くの観光客が石垣島を訪れるのですが、「夏休みシーズン=石垣島で台風が集中する時期」となるので、旅行を計画する際は台風情報のチェックと台風対策が重要になります。
石垣島は台風の通り道
「石垣島で台風対策が必要なのはいつ?」という質問に対しては、「7月・8月・9月」とするのが一般的な回答になります。ただし石垣島と沖縄本島では、台風が接近・上陸する回数が変わります。
沖縄本島の台風も石垣島と時期はほぼ同じですが、沖縄本島の場合、台風が発生しても接近・上陸をしないことが多いです。
ところが石垣島を含む八重山列島は台風の通り道となっているため、沖縄地方で発生した台風のほとんどが石垣島を通過します。ですから沖縄本島への旅行よりも石垣島への旅行の方が、台風に対する準備を万全にする必要があります。
台風シーズンの石垣島でのおすすめの過ごし方
沖縄本島(沖縄島)よりも高確率で台風が接近・上陸する石垣島ですが、「石垣島における台風の時期=マリンレジャーシーズン」なので、台風のリスクが高くても石垣島旅行を計画する人は多いです。
また石垣島の夏は最も石垣島らしい旅行が楽しめますから、早めに旅行の予約を取らなければ希望通りに旅行ができないという問題もあります。
旅行の予約段階で台風がいつ来るのかを予想することは難しいですし、いつくるかわからないからといって夏の石垣島旅行を諦めるのももったいないです。そこで運悪く石垣島滞在中に台風が接近・上陸してしまった場合の過ごし方をご紹介しましょう。
宿泊施設で過ごす
台風接近時は、不要の外出は控えてください。台風は移動中も規模や速度が変わります。「いつ規模が大きくなるのか」「いつ速度が速くなるのか」については、直前の台風情報でなければわかりません。
一般的には速度の速い状態で通過することが多いのですが、中には速度の遅い台風もありますから、「いつからいつまで外出ができなくなるのか」についても台風の種類によるといえます。
そのため運悪く旅行中に台風が上陸・接近した場合、石垣島での基本的な過ごし方は「宿泊施設内で過ごす」です。石垣島を通過する台風は、電柱をなぎ倒すほどの強烈な風がやってきます。
台風に慣れている石垣島の住民であっても「通過するまでは外に出ない」が基本ですから、安全確保のためにも宿泊施設内で台風が通過するまで待機するようにしてください。
レンタカーも保険が効かないことが多い
石垣島での移動にはレンタカーが便利ですから、石垣島を訪れる観光客の多くはレンタカーを利用します。石垣島のレンタカーも、万が一に備えたレンタカー保険をオプションで追加することは可能です。
ただし台風によって被害を受けた場合、レンタカー保険を追加していても適用されないことがよくあります。なお石垣島では、台風の強風によって車が横転することも多いです。
このようなケースでもレンタカー保険がきかないこともあるので、「保険を追加したから安心」とはならない点に注意してください。
室内でできるアクティビティを楽しむ
台風が通過し安全が確認されるまでは、宿泊施設から出ないことが台風時の過ごし方の基本です。とはいえ台風がいつ通過するかわからない状態で客室にこもりっきりになると、かなりストレスが溜まります。そこでおすすめなのが、宿泊施設の屋内アクティビティです。
屋内アクティビティなら施設から出なくても楽しめますし、台風が多い石垣島のリゾートホテルでは、屋内アクティビティが充実したリゾートホテルが多数あります。ですからホテルの屋内アクティビティは、台風の過ごし方としておすすめです。
石垣島の台風の情報はどこで分かるの?
台風が集中する時期に石垣島旅行へ行く場合は、こまめに台風情報をチェックするのがおすすめです。石垣島滞在中に情報をチェックするのはもちろんですが、旅行出発の数日前から石垣島を含む沖縄地方の台風情報をチェックしておくことも重要になります。
台風は予想進路から外れることもありますが、石垣島を含む八重山列島は台風の通り道となっているため、沖縄本島に影響がなくても石垣島に影響することは多いです。そこでこまめに情報がチェックできる方法をご紹介しておきましょう。
台風気象庁情報
石垣島の台風情報を確認するのにおすすめなのが、気象庁ホームページにある「台風気象庁情報」です。台風気象庁情報は台風の経路図予想が表示されますから、旅行出発前の台風情報チェックにも役立ちます。
石垣島には台風シーズンを外して訪れよう!
石垣島らしい景色やレジャーが楽しめる時期と台風シーズンが重なっているため、安全・安心して旅を楽しむのであれば台風が集中する時期を避けるのがおすすめです。
なお石垣島滞在中に台風に遭遇した場合に備えて、ホテルでの過ごし方(屋内アクティビティ)もチェックしておくとよいでしょう。
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