石垣島から竹富島への行き方まとめ！ツアーやフェリー・所要時間は？

竹富島は、美しい海と豊かな自然に囲まれた人気スポットです。竹富島はダイビングが有名な石垣島と人気を二分するほど人気があり、竹富島海底温泉や糧冨島北ジャガリコの根などは一年を通して多くのダイバーが訪れます。

また竹富島には、美しい砂浜を有する海水浴場も多いです。一年を通して温暖な気候ですが、海水浴シーズンになると多くの観光客が透明度の高い竹富島のビーチにやってきます。そんな竹富島では、沖縄県内でも限られた場所でなければ体験ができない水牛車も人気です。

別名が多いのも竹富島の特徴で、赤瓦と石垣に囲まれた集落は別名「沖縄の原風景」と呼ばれていますし、島内に猫が多いことから別名「猫の島」とも呼ばれます。

このようにさまざまな魅力がある離島・竹富島は沖縄県内でもトップクラスの人気を誇りますが、島への行き方にはフェリー・高速船の利用が必須です。

竹富島は島全体が国立公園に指定されているため、空港がありません。そのため竹富島への行き方には、フェリー・高速船の利用が欠かせないのです。

沖縄県内にある離島の中でも特に人気の高い竹富島は、一年を通して観光客が訪れるおすすめスポットです。ただし竹富島には空港がありません。近くの島と竹富島をつなぐ橋もないですから、空路・陸路での移動は不可です。

そのため竹富島への行き方には航路のみとなっています。そこで人気の離島・竹富島への行き方を、わかりやすく解説していきましょう。

空港がない離島・竹富島なので、沖縄県内および本州から出発する航空機には竹富島直行便がありません。その代わり竹富島と同じ八重山列島の「石垣島」には、新石垣空港があります。

石垣島も沖縄本島（沖縄島）から離れていますが新石垣空港があるので、石垣島への移動には「沖縄本島・那覇空港→石垣島・新石垣空港」行きの航空機を利用するのが一般的です。

ただし本州と石垣島を結ぶ直行便もあるので、石垣島直行便を利用すれば、那覇空港を経由しなくても直接本州から石垣島への移動ができます。沖縄本島・那覇から石垣島行きのフェリーもあるのですが、那覇発石垣島行きフェリーはすべて貨物用フェリーです。

そのため車やバイクを那覇から石垣島へ移動する場合にはフェリーの利用もできますが、フェリーに乗って那覇から石垣島へ移動することはできません。ですから沖縄本島から石垣島へ移動する場合も、航空機での移動が必須です。

本州よりも台湾の方が距離的に近い竹富島は、石垣島から約6kmの場所にあります。そんな竹富島行きのフェリー・高速船は、石垣島にある「石垣港離島ターミナル」が乗り場です。

石垣港離島ターミナルは石垣空港がある石垣市内にありますが、移動には車で約30分かかります。そのため石垣島に到着後すぐにレンタカーを借りる場合は、レンタカーで石垣港離島ターミナルへ移動しましょう。

なおレンタカーを利用しない場合は、新石垣空港から出発する路線バスで竹富島行きフェリー乗り場がある石垣港離島ターミナルに行くことも可能です。ちなみに石垣空港～石垣港離島ターミナルのバス所要時間は、レンタカー利用時と同じ「約30分」となっています。

レンタカーでフェリー乗り場まで移動した場合は、ターミナル内にある有料駐車場を利用するとよいでしょう。有料駐車場の利用料金は1時間までが税込み100円、以降30分ごとに税込み50円です。

竹富島内の宿泊施設を予約している場合はカーフェリーの利用も可能ですが、石垣島を出発するカーフェリーは週に2便しかありません。

そのため石垣島から出発するカーフェリーを利用したい場合は、カーフェリーの時刻表を確認したうえでスケジュールを計画した方がよいでしょう。

竹富島に行くには、八重山列島最大の島・石垣島を経由する必要があります。石垣島～竹富島はフェリーや高速船が運行していますから、フェリー・高速船を使えば移動が簡単です。

石垣島から乗船できる竹富島行きフェリーは、安栄観光フェリー（安栄観光）と八重山観光フェリーの2社が運行しています。どちらの運航会社も石垣島および石垣島周辺離島を結ぶフェリー・高速船があり、竹富島行きのフェリーもあります。

なお石垣島を出発する竹富島行きフェリーは、安栄観光・八重山観光フェリーとも1時間に1本程度の運航です。ちなみに石垣島発竹富島行きフェリーの時刻表は、各社で異なります。

石垣島に到着してから最短で竹富島へ移動したい場合は、運航会社公式WEBサイトのフェリー時刻表を事前にチェックしてからフェリー会社を決めるとよいでしょう。

石垣島発竹富島行きフェリーは、安栄観光・八重山観光フェリーのどちらを利用しても所要時間は10分～15分です。海の状態によって所要時間に違いがあるので、どちらの運航会社を利用しても石垣島～竹富島の移動時間は変わりません。

フェリー乗船券料金も、通常料金は2社とも同じです。石垣島出発のフェリー乗車券は、片道乗車券と往復乗車券があります。片道乗車券の通常料金は、大人（中学生以上）が税込み790円、子供（小学生）が税込み410円です。

往復乗車券通常料金は、大人が税込み1520円、子供が税込み790円となっています。なお運行会社の公式WEBサイトから予約をした場合、WEB予約割引が適用されるのでお得に乗車券の購入が可能です。

ただし乗車券料金には「燃料油価格変動調整金」が含まれており、燃料価格が高騰した場合は変更となることがあります。

また各社で実施している公式WEB予約割引は、燃料油価格変動調整金を対象に含んでいません。ですからあくまでも乗車券料金の割引サービスである点に注意をしてください。

竹富島への行き方にはフェリーや高速船の利用が必須ですが、石垣島から出発する竹富島ツアーに参加すれば石垣島発のフェリーや高速船を使わなくても竹富島に行くことができます。

竹富島と石垣島は直線距離で約6kmしか離れていません。ただし昔から船でしか往来ができませんから、近い島であっても竹富島と石垣島では景色や文化が違います。

そのため石垣島を訪れるついでに竹富島を訪れる人も多く、気軽に竹富島観光が楽しめるツアーが石垣島には多数あります。そこで石垣島から参加ができるおすすめ竹富島ツアーを3件ご紹介しましょう。

「三線の音色が響く竹富島観光定番コース」は、八重山観光フェリーが実施しているツアーです。ツアー料金には竹富島での水牛車観光料金のほかに、石垣島～竹富島往復フェリー乗船券が含まれています。

ツアー催行時間は約2時間で、一年を通して参加可能です。竹富島に到着後はすぐに水牛車観光となりますが、観光終了後は自由行動になります。

なお石垣島に戻るフェリーの時間は自由に選べるので、水牛車観光後も島に滞在することが可能です。1人から予約ができるツアーで、通常料金は大人が税込み3200円、子供が税込み1600円となっています。

ちなみに八重やな観光フェリー公式WEBサイトから予約をすると、WEB割引が適用されるのでお得です。割引後のツアー参加料金は大人が税込み2880円、子供が税込み1440円となっています。

ツアー予約サイト「VELTRA」で予約ができる竹富島観光ツアーです。石垣島～竹富島往復乗船券が含まれたツアーとなっているので、フェリー乗車券を別途用意する必要がありません。

集合場所は石垣島「石垣港離島ターミナル」で、解散場所は「石垣港離島ターミナル」「石垣島内宿泊ホテル」から選べます。出発場所のターミナルで荷物の無料預かりサービスがありますから、石垣島滞在最終日でも荷物の心配がいりません。

なお竹富島内での観光プランが選べる点もおすすめです。選択した観光プランによってツアー参加料金が変わりますが、「水牛車観光」「水牛車＆グラスボート観光」「水牛車＆グラスボート＆バス観光」「水牛車＆バス観光」から好きなプランを選べます。

フェリー運航会社「安栄観光」の竹富島人気観光ツアーです。安栄観光が運行する石垣島～竹富島フェリー乗船券がついた観光ツアーで、竹富島で人気のグラスボート・バス観光・水牛車観光料金もすべて含まれています。

集合場所は石垣島「石垣港離島ターミナル・安栄観光受付カウンター」でです。竹富島到着後は「グラスボート観光→バス観光→水牛車観光」の順で周り、水牛車観光後は専用の送迎車で竹富港に戻ります。

なお石垣島へ戻るフェリーの時間は自由に選べますから、水牛車体験後も竹富島観光を楽しむことが可能です。安栄観光のツアーなので、フェリー乗車券購入と同じように公式WEBサイトから予約をするとWEB予約割引価格でツアーに参加できます。

通常料金だと大人税込み6500円、子供税込み2900円ですが、WEB予約だと大人が税込み5850円、子供が税込み2610円とお得です。

石垣島から竹富島への行き方にはフェリーが必須ですが、フェリー移動時間は通常が約15分、最短だと約10分ですから、石垣島観光のついでに立ち寄れるところがおすすめです。

石垣島を旅の拠点にすれば竹富島ツアーやレジャーが手軽に楽しめますし、人気の水牛車やグラスボートなども竹富島ツアーで体験ができます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。