【枝豆ペペロンチーノ】は激ウマおつまみ！簡単に作れる居酒屋風レシピをご紹介

お酒と一緒に食べたい定番おつまみと言えば、やはり枝豆ではないでしょうか？程よい塩気でビールとの相性が抜群の枝豆は、居酒屋で注文しない人はいないと言っても過言ではありません。

枝豆は、大豆が成熟する前の状態のものです。枝豆という名前は、さやに付いた枝ごと茹でて食用としたことから名付けられました。完全に熟していない枝豆は大豆と比べて脂質が少なく、ヘルシーな野菜としても知られています。しかも、体に嬉しい栄養を豊富に含んだ野菜でもあるのです！

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、動物性に近い良質なタンパク質をたっぷり含んでいます。枝豆も同様です。タンパク質は健康な体づくりに欠かせない栄養素の1つで、特に筋肉の材料となります。筋肉量が増えれば日々を活発に過ごせることはもちろん、基礎代謝のアップも可能です。

ダイエットに関連する栄養素で言うなら、枝豆には食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維に期待できる効果と言えば、整腸作用がよく知られているところでしょう。腸内の環境が整えば、冷えやむくみの予防に繋がります。余分な糖や脂質の排出を促すことも、食物繊維の働きの1つです。

枝豆はビタミン類も豊富です。ビタミン類はアルコールが酸化することを防ぎ、肝臓や腎臓の負担を軽減する効果が期待できます。おつまみとしての枝豆は理に適っていると言えるでしょう。

他にも、ナトリウムの排出を担うカリウムや骨を健康にするカルシウム、抗菌や殺菌の効果が期待できるレシチンにサポニンなど、枝豆にはまだまだ体に必要な栄養素が盛りだくさんです！

積極的に摂りたい栄養素が豊富な枝豆ですが、食べ過ぎてカロリーオーバーしてしまっては本末転倒と言えます。はたして枝豆のカロリー値は高いのでしょうか？

枝豆のカロリーは100gあたり、約143kcalです。これは枝豆のさやがない状態の数値で、さや付きの状態だと100gあたりのカロリーは約72kcalになります。ちなみに大豆のカロリーは、100gあたりで約163kcalと高めです。おつまみ仲間の落花生だと、カロリーは約607kcalにもなります。

枝豆はそこまで低カロリーというわけではありませんが、食べ過ぎなければ問題ないでしょう。これからご紹介する枝豆ペペロンチーノもお酒も、節度ある量を心がけることをおすすめします！

ペペロンチーノパスタはにんにくの香りと味わいが病みつきになる、言わずもがな人気パスタです。おつまみの枝豆ペペロンチーノも、香り高いにんにくが食欲を刺激して箸が止まりません！

見た目も味わいも居酒屋メニューさながらなのに、枝豆ペペロンチーノのレシピは簡単です。ちょっとおつまみが足りないなという時にも、枝豆ペペロンチーノはささっと作れます。ビールにもワインにも合う、激ウマ枝豆ペペロンチーノの簡単でおすすめレシピをご紹介しましょう！

レシピの前に、まずは枝豆ペペロンチーノを作るための材料からご紹介します。ペペロンチーノと言ってもおつまみなのでパスタは必要ありません。枝豆ペペロンチーノ2人分で枝豆300g、にんにく2かけ、唐辛子1本、オリーブオイル大さじ2、水大さじ1、塩小さじ1を用意しましょう。

枝豆ペペロンチーノに使う枝豆は、生のものでも冷凍でも問題ありません。パスタのペペロンチーノのように、お好みでベーコンを加えても良いでしょう。ブラックペッパーや粉チーズのトッピングも、ペペロンチーノの味わいにマッチしておすすめです。

簡単ですぐに真似したくなる、枝豆ペペロンチーノのレシピです。生の枝豆を使う場合は両端を切り、塩で揉んでおきます。洗って水気をしっかり切っておきましょう。にんにくは細かくみじん切り、唐辛子は種を取り除いて輪切りにします。ベーコンのサイズは食べやすい大きさでOKです。

フライパンにオリーブオイルを熱して、にんにくと唐辛子を弱火で炒めていきます。焦げないように注意しながら、ペペロンチーノ同様に油に香り付けすることを意識して炒めましょう。香りが立ってきたら、枝豆やベーコンを投入するタイミングです。絡めるようにして軽く炒めます。

水を加えて蓋をします。最後に塩で味を整えたら、枝豆ペペロンチーノの完成です！器に盛り付けて、お好みでブラックペッパーや粉チーズなどを振りかけていただきましょう！

にんにくの香りと唐辛子のぴりっとした刺激は、パスタのペペロンチーノそのものです。塩茹でも美味しい枝豆ですが、中毒性のあるペペロンチーノ味はさやまで舐めたくなるに違いありません！

ご紹介したレシピから分かる通り、枝豆ペペロンチーノはとても簡単に作れるおつまみです。しかしながら、もっと簡単に失敗知らずでペペロンチーノの味わいを完成させる方法があります。ペペロンチーノ味のパスタソースを使って、枝豆ペペロンチーノを作る方法です！

パスタと和えるタイプのペペロンチーノのソースなら、すでにペペロンチーノの味わいが出来上がっています。時間がない時でも、絡めるだけで枝豆ペペロンチーノが作れてしまうのです！

ペペロンチーノのパスタソースを使った、枝豆ペペロンチーノのレシピです。枝豆250g、3人分のパスタソースペペロンチーノ味、塩小さじ1を用意します。枝豆は洗って両端を切り落としておきましょう。鍋に水を入れて沸騰させ、塩を加えて枝豆を中火で5分ほど塩茹でします。

茹で上がった枝豆はザルに上げて冷まします。後はボウルに枝豆と、味の決め手となるペペロンチーノのパスタ用ソースを入れて混ぜ合わせれば完成です！

ペペロンチーノは唐辛子の刺激が苦手、という人もいることでしょう。にんにく独特の風味を効かせた枝豆のおつまみは、ペペロンチーノ以外にもあります。ペペロンチーノとはまた違った美味しさの、ガーリック枝豆のレシピをご紹介しましょう。

1人分で枝豆50g、にんにくチューブ5g、塩小さじ2、バター10gを用意しましょう。ペペロンチーノ味のパスタ用ソースを使ったレシピと同じ要領で、枝豆を塩茹でして冷まします。フライパンを熱してバターを溶かし、枝豆とにんにくを加えて炒めたらあっという間に完成です！

ペペロンチーノと同じく手軽に作れて、しかしながらペペロンチーノのような辛さはありません。それでいてにんにくの香りでどんどん食べ進めてしまう、ペペロンチーノに負けない美味しさです！

枝豆の味付けのバリエーションは、ペペロンチーノに代表されるにんにく風味だけではありません。枝豆はカレー味やバター醤油味など様々なフレーバーと相性抜群です。最後は、塩茹でだけではもったいない、枝豆の居酒屋風おつまみのレシピをご紹介します！

カレー枝豆のレシピは、パスタソースを使ったペペロンチーノの作り方と少し似ています。2人分で枝豆200g、カレーパウダー小さじ2、ごま油大さじ1を用意しましょう。

枝豆は塩茹でして冷ましておきます。ボウルにカレーパウダーとごま油を入れて混ぜ合わせましょう。枝豆を加えて、ペペロンチーノのソースを絡めるのと同じように馴染ませて完成です！

わさびがつんと香るわさび枝豆は、枝豆ペペロンチーノよりちょっぴり大人の味わいです。冷やして食べると美味しいわさび枝豆には、冷凍の枝豆を使いましょう。市販の冷凍枝豆1袋、塩小さじ1、水1.5カップ、練りわさびを適量用意します。

ボウルに練りわさび、塩、水を入れてよく混ぜ合わせます。枝豆は凍ったままで両端をカットし、そのままボウルに加えましょう。保存しやすいようにタッパーかジップ付きの袋に入れ替えます。時々混ぜながら、半日ほど冷蔵庫で味を染み込ませたら完成です！

バター醤油焼き枝豆の後を引く美味しさは、ペペロンチーノに引けを取りません。2人分で枝豆1袋、塩と醤油各大さじ2、バター15gを用意しましょう。枝豆は下準備の後に約2分塩茹でします。

フライパンを中火で熱して、バターと醤油を入れます。表面がふつふつとしてきたら混ぜ合わせ、枝豆を加えてさっと炒めれば完成です！

さやに守られている枝豆の豊富な栄養素は、手を加えてもほとんど失われません。楽しみ方がたくさんある枝豆を、お好みの味わいで楽しみ尽くしてみませんか？プロ級の激ウマおつまみがあれば、家飲みでも居酒屋気分が味わえるに違いありません！