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日本でも人気の北欧ブランド「マリメッコ」
マリメッコは衣類、服飾雑貨、バッグといった身の回りのアイテムから、マグカップやプレートなどの食器、カーテンやクッションなどのリビング用品に至るまで幅広い商品を展開する大人気の北欧ブランドです。
フィンランド発のブランドであるマリメッコは、花や野菜、果物などのモチーフが色鮮やかに大きな柄でプリントされているのが特徴です。長い冬の続く北欧特有の美しく鮮やかな色使いが、長年愛されている理由の一つでしょう。
マリメッコは2021年で70周年を迎える歴史あるブランドです。北欧フィンランド生まれのマリメッコは、現在では世界中で人気のあるブランドに成長しました。
「マリーちゃんのドレス」
ブランド名であるマリメッコは、フィンランド語で「マリーちゃんのドレス」を意味します。マリメッコの創業者であるアルミ・ラティアのファーストネームのアルファベットを入れ替えて付けられた名前であるといわれています。
創業以来「自立した女性の魅力」がテーマ
マリメッコでは「自立した女性の魅力」がテーマになっています。マリメッコの理念も流行を追ったり人目を気にしたりするのではなく、日常が幸せになるようなデザインを追求しています。
マリメッコでは創業者のアルミ・ラティアをはじめ、多くの女性が経営に携わってきています。マリメッコを代表する主要なデザイナーも多くが女性で、従業員にも女性が多くいます。
マリメッコの歴史
マリメッコには70年の歴史があります。マリメッコ創業から現在まで常に順風満帆という訳ではなく、長い歴史の中では試行錯誤の時代もあれば、ふとしたきっかけで注目を集める出来事もありました。
1951年にフィンランドで誕生
マリメッコの前身は生地に柄を印刷する会社でした。1951年5月、生地を多くの人に知ってもらう目的でフィンランドのヘルシンキでファッションショーを開催したところ大成功し、その数日後にはマリメッコ株式会社として登録しました。
翌年の1952年にはマリメッコのショップを開店し、フィンランドの女性たちが自由に動き回るための服を多く生み出しました。1950年代の終わりにはフィンランドを飛び出して世界進出を始め、北欧のスウェーデンからアメリカへと進出しました。
ジャクリーン・ケネディがワンピースを着て話題に
1960年、マリメッコは世界中の注目を集めました。ジャクリーン・ケネディがマリメッコの服を一度の買い物で7着購入したと話題になったからです。
ジャクリーンはジョン・F・ケネディの妻で、1960年当時は大統領選の最中でしたが、次期ファーストレディとしてファッションアイコンとしても注目を集める存在でした。
ジャクリーンがマリメッコの服をまとめて購入しただけではなく、そのうちの1着を着た姿で雑誌の表紙を飾ったため、マリメッコは一気に世界的に注目されるブランドになりました。
現在は世界各地に1000を超える直営店を展開
マリメッコは2010年代に国際進出が加速し、欧米のみならずアジアでも多くの市場が生まれました。マリメッコのファッションショーも世界各国で開催されています。
マリメッコは現在では世界各地に1000を超える直営店を展開し、ニューヨークやシドニーには販売の中核となる旗艦店もあります。マリメッコは世界各地で人気のあるブランドの一つです。
マリメッコのデザインの魅力
マリメッコは一目見ただけでマリメッコと分かる、独特の色や柄が人気です。マリメッコのデザインのどのような部分が魅力的なのか、詳しくご紹介します。
美しい色彩とインパクトのある柄
マリメッコは北欧ならではの美しい色彩を使っています。色鮮やかな赤や黄色やピンク、深みのある青や緑など美しい色彩に溢れています。モノクロの柄でもところどころ使われる色が美しさを引き立てています。
柄は大きくインパクトがあります。マリメッコを代表する「ウニッコ」は大きなポピーが鮮やかな色彩で描かれ、遠目で見てもマリメッコの商品であることが分かるでしょう。モチーフも花だけではなく果物や魚、街並みなど生活に密着したものが採用されていておりインパクトがあります。
マリメッコでは多くのデザイナーが在籍しそれぞれ異なるデザインを生み出していますが、美しい色彩とインパクトのあるモチーフである事は共通しています。
フリーハンドで描いた有機的な線
マリメッコの柄はフリーハンドで描いたような有機的な線が特徴です。大きく大胆な柄も細かく繊細ながらも、絵の具やペンを使って描いたような味わいがあります。丸や直線の並んだ幾何学模様も、機械的ではなく人間がフリーハンドで描いたように線が揺らいでいます。
マリメッコの柄はシルクスクリーンなどの技術を用いて印刷されていますが、デザインは手作業からスタートしているといわれています。デザインを生み出すときもパソコンに向かうのではなく、鉛筆や絵の具、自然の中の木の葉や枝などを使って手作業で生み出していきます。
パソコンで機械的に生み出すのではなく、手書きらしいアナログの味わいをそのまま取り入れるので、有機的な線が柄に活かされているといわれています。
実用的でありながらタイムレス
マリメッコの柄はインパクトがありますが実用的です。マリメッコの柄はパーティーに着ていけるようなワンピースだけではなく、日常的に使う文具や食器、いつも目にするクッションやカーテンにも使われています。
マリメッコでは多くの女性が活躍している事もあり、モチーフとなるものも生活に密着したものが多いのが特徴です。色鮮やかな柄や繊細な柄も食器やエプロンとして違和感なく取り入れられています。
インパクトの強い柄は一時の流行に終わる場合もありますが、マリメッコは70年愛されているブランドです。1960年代に生まれて今も変わらず愛される柄が多くあります。マリメッコの柄は華やかでありながら長い間使い続けられる洗練されたデザインといえるでしょう。
マリメッコのおすすめデザイン
マリメッコには70年の歴史の中で多くのデザイナーが在籍し、様々な柄が生み出されてきました。カラフルなものやシックなもの、大胆なものや繊細なものなどバラエティ豊かです。
ここからはマリメッコのおすすめのデザインをご紹介します。鮮やかなものが好きな方や落ち着いたものが好きな方など、好みに合ったデザインが見付かるでしょう。
マリメッコの代名詞「unikko ウニッコ」
ウニッコはマリメッコを代表する、大きな花柄が特徴的なデザインです。赤や黄色、ピンクといった鮮やかな色から青や黒といった落ち着いた色まで様々な種類があります。ウニッコで描かれている花はポピー(ケシ)です。ウニッコとはフィンランド語でポピーを意味しています。
ウニッコは創業時から36年もの間マリメッコで働いていたデザイナーであるマイヤ・イソラが、1964年に発表しました。
マリメッコでは創業者のラティアが「自然界の花には敵わない」という理由から花のモチーフを禁じていましたが、マイヤ・イソラがそのルールを破りラティアを説得して生み出されたというのがウニッコにまつわる有名なエピソードです。
ウニッコは2000年代に入ってからブームになり、今ではマリメッコを象徴する柄になりました。トートバッグやポーチ、クッションやエプロン、マグカップやプレートなど幅広い商品に用いられています。
色鮮やかで大胆な柄のウニッコはマリメッコの中でも特に人気が高いので、初めてマリメッコの商品を購入する方におすすめです。
ラテマグが有名な「vihkiruusu ヴィッキルース」
ヴィヒキルースは大胆で色鮮やかなウニッコとは異なり、繊細な線で描かれたバラが特徴です。ヴィヒキルースとはフィンランド語でウェディングローズを意味します。
シンプルな線で描かれたバラがいくつも並べてプリントされています。使われている色も落ち着いているので、マリメッコの商品は欲しいけれどウニッコのような鮮やかな色が苦手な方におすすめです。
ヴィヒキルースもカーテンやクッションなど様々な商品に用いられていますが、もっとも人気があるのはラテマグです。2011年に発売されて大人気になった商品です。
取っ手のない小ぶりなマグで、落ち着いたデザインなのでコーヒーや紅茶だけではなく日本茶にも合います。マグとして飲み物を入れるだけではなく小さな食器として使い、おかずやお菓子を入れるのもおすすめです。
花や野菜がモチーフの「Siirtolapuutarha シィールトラプータルハ」
シィールトラプータルハとはフィンランド語で市民農園を意味します。花や野菜、風景といったモチーフを細い線で描いています。マイヤ・ロウエカリという1982年生まれのデザイナーが2009年に生み出しました。
ポピーやバラのような特定のモチーフはなく、細密に描かれた花や街並み、連続する幾何学模様など様々なモチーフが使われています。
物語を感じるような街並みを描いたマグカップ、少女が隠れているような菜園を描いたコーヒーカップ、彩色された大きな花が描かれたカーテンなど、アイテムによって様々なデザインがあります。アート作品のような繊細さを好む方におすすめです。
いちごがかわいい「Mansikka Vuoret マンシッカ ヴォレット」
マンシッカ ヴォレットはフィンランド語でいちごの山を意味します。ウニッコと同じくマイヤ・イソラによるデザインで、1971年に発表されました。赤く大きないちごが山脈のように連なっていて、ヘタの緑色がアクセントになっています。いちごの粒々までが丁寧に描かれています。
背景には空が描かれ、白い雲が浮かんでいます。空がピンクのものとライトブルーのものがあり、ピンクは夕焼け、ライトブルーは晴れた青空をイメージさせます。背景の空の色が変わるだけで雰囲気も変わります。
いちごをモチーフにしたアイテムは子供向けのかわいらしいデザインが多いですが、大きく描かれたいちごはまるでアート作品のような趣が感じられるでしょう。
ポーチやバッグ、クッションなどいちごの大きな柄を楽しめるアイテムが揃っています。マリメッコらしい鮮やかで大胆な柄を日常的に使いたい方におすすめです。大きないちごは子供も喜ぶでしょう。
幅広いアイテムに展開「Puketti プケッティ」
プケッティはフィンランド語で花束を意味します。1964年にアンニカ・リマラが発表しました。白い小さな花が集まって描かれていて繊細な雰囲気があります。落ち着いたモチーフが好きな方におすすめです。
白い花の背景にはベージュやグレーなどのシックな色が選ばれる場合が多く、壁紙やカーテンにも用いられます。
クッションやバッグなど面積の大きなアイテムには白い花束が連続してプリントされ、マグカップやプレートには花束が大きくプリントされるので丁寧に描かれた花の細部まで見られます。マリメッコの幅広いアイテムで展開している人気のデザインです。
マリメッコの店舗はどこにあるの?
70年の歴史を誇るマリメッコは世界中に店舗があり、日本国内にも店舗があります。マリメッコの商品は北欧雑貨店や期間限定ストアでも扱われていますが、ファッションやインテリア、テーブルウェアなど幅広いマリメッコの商品を手に取るなら専門店がおすすめです。
公式サイトから検索できる
マリメッコの店舗がある場所は公式サイトから検索できます。「関東」「北海道・東北」などエリアごとにマリメッコの店舗がどこにあるのか確認できます。店舗の住所や営業時間の他、カーテンオーダーの取り扱いがあるかどうかも確認できます。
公式サイトでは店舗によってどの商品を販売しているか確認できます。マリメッコでは店舗限定アイテムが発売される場合もありますが、どの店舗で扱っているか公式サイトは公式サイトを確認する事をおすすめします。
マリメッコでは店舗ごとに通信販売も行っています。店舗により販売方法や支払い方法が異なり、公式サイトから確認できます。店舗ごとの通信販売は利用したい店舗に直接電話での問い合わせが必要です。
近隣に店舗がなくてもオンラインストアもあるから安心
マリメッコの専門店があるのは主に都市部です。近隣にマリメッコの店舗がない場合はオンラインストアがおすすめです。
マリメッコの商品は日本公式オンラインストアの他、ZOZOTOWN、i Lumine、Rakuten Fashionなど複数のオンラインストアで扱っています。
日本公式ストアでは婦人・紳士服に子供服、バッグやアクセサリー、キッチン用品など幅広い商品を扱っています。マリメッコで人気の高い生地も取り扱いがあります。オンライン限定や日本限定などの限定アイテムも日本公式ストアなら入手しやすくなっています。
日本公式ストアでもカーテンの取り扱いがありますが、サイズのオーダーはできず既製品のみの扱いなので注意が必要です。
その他のオンラインストアでは衣類や雑貨、マグカップなどマリメッコの中で特に人気の高い商品を中心に扱っています。幅広い商品を探すなら日本公式ストアがおすすめです。
世界中の人々を魅了するマリメッコ
マリメッコは世界中の人々を魅了しています。花のモチーフが印象的なため女性向けのイメージがありますが、男性向けの商品もあります。
マリメッコは衣類やキッチン用品、インテリア用品など幅広い商品を取り扱っています。マリメッコのアイテムを取り入れれば、生活に彩りをもたらすでしょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。