イタリアの銘菓【パンドーロ】ってどんなパン?クリスマス向けの簡単レシピも

イタリアの銘菓【パンドーロ】ってどんなパン?クリスマス向けの簡単レシピも

イタリアの伝統あるパンに「パンドーロ」という種類があります。クリスマスによく利用されるパンの種類で、様々なアレンジレシピにも利用されることがある銘菓として親しまれています。パンドーロの魅力と利用方法について紹介をしていきます。

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記事の目次

  1. 1.イタリア生まれの黄金のパン「パンドーロ」
  2. 2.パンドーロとは?
  3. 3.パンドーロの食べ方は?
  4. 4.おすすめ!基本のパンドーロのレシピ
  5. 5.バニラ風味がおいしい伝統菓子パン「パンドーロ」

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イタリア生まれの黄金のパン「パンドーロ」

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今回は、イタリアの銘菓である「パンドーロ」について紹介をします。イタリアで「黄金のパン」という意味を持つパンドーロは、イタリアの伝統的な菓子パンとして老若男女問わず親しまれています。外見は茶色ですが、中身がきれいな黄色であることから黄金と表現されます。

シンプルでほのかに甘い味わいが魅力で、誰にでも親しまれる嫌味のない味わいと食感です。パネトーネ種と呼ばれるイタリア独特の酵母を含み作られるパンで、元々は家庭的な食材として利用されてきましたが、18世紀の貴族に高級品として取り上げられるようになりました。

イタリアの貴族の間で食べられていた時は、金箔に覆われて作られるなど、非常に高級なパンとして利用されていました。その後、大衆化が進んでいく中で現代のような形状とトッピングに発展していったといわれており、パンドーロはイタリアに根付く伝統のパンとなりました。

今回は、このパンドーロの魅力について紹介をしていきます。パンドーロと並列して紹介されるパネトーネとの違い、おいしいおすすめの食べ方、基本的な作り方のレシピなどを紹介していきます。ぜひ家庭の味として、クリスマスだけでなく普段から楽しんでみてください。

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パンドーロとは?

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そもそもパンドーロとはどんなパンでしょうか。材料は強力粉、イースト菌、卵、バター、牛乳がベースとなります。塩や砂糖、カカオバターや蜂蜜、バニラビーンズなどで味付けをします。パネトーネ種と呼ばれる独特な酵母を加えることで、発酵されてパンの形状として仕上がります。

パンドーロの中身はふんわりとしたスポンジケーキのような形状になっています。しっかりと甘みを備え、おいしく食べられる生地です。パネトーネ種という酵母で発酵されていることで、非常に長持ちすることもパンドーロの大きな特徴です。パンとは思えない日持ちの仕方をします。

パンドーロは約1か月は保存できるといわれており、程よくしっとりとした食感が継続して楽しめます。また、パンドーロは出来立てよりも1日程度空けてから食べたほうがおいしいといわれます。

星型円錐形のクリスマスシーズンに食べられるパン

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パンドーロの形状は、星型の円錐形という珍しい形をしています。日常的に親しまれているパンではありますが、特にクリスマスシーズンに多くの家庭で食べられます。通常は外見が茶色のパウンドケーキのようですが、砂糖をまぶすとクリスマスツリーのようになります。

パンドーロは上から見ると星型の形状をしているため、クリスマスシーズンらしい雰囲気が楽しめます。おいしいだけでなく見た目でも楽しめるという特徴があります。普段の日本でのクリスマスの雰囲気を少し変えたいというケースでもパンドーロを利用するのはおすすめです。

パンドーロは、しっかりと甘みが感じらえる菓子パンで、誰にでも好かれる嫌みのない味わいが魅力です。日本でも購入できる機会が増えてきている人気の菓子パンです。

「パネトーネ」と「パンドーロ」の違い

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パンドーロと同じように利用される菓子パンにパネトーネというものがあります。パンドーロとパネトーネは、どのような違いがあるのでしょうか。両方とも基本的な材料はほぼ同じです。パネトーネ種の酵母を使って発酵させてパンの形状にするという点も同じです。

パンドーロもパネトーネも、イタリアで昔から親しまれている伝統のある菓子パンです。日本人にも好まれて食べられるケースが多いおすすめのパンですが、両者には決定的な違いがあります。お好みで相性の良いおいしい方を選択して食べるのも楽しくておすすめです。

パネトーネはドライフルーツが入っている

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パンドーロとパネトーネの決定的な違いは、ドライフルーツが入っているかどうかという点です。パンドーロには何も入っておらず、パネトーネにはドライフルーツが入っています。パネトーネの生地とドライフルーツとが非常に相性よく混ざり合い、とてもおいしい味わいです。

パンドーロとパネトーネはともにクリスマスで食べられているパンです。どちらがおいしいかは好みが分かれるところなので、家族の好みに合わせておいしいと感じる方を選択することをおすすめします。両方用意しておいしいパンを食べ比べるのも楽しくておすすめできます。

パンドーロの食べ方は?

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続いて、パンドーロのおすすめの食べ方について紹介をします。パンドーロはしっかりと甘みがついていてそのままでもおいしいパンですが、より美味しく味わうためにひと手間を加えることでさらにおいしくなります。それほど大きな手間ではないので、ぜひ実践してみてください。

パンドーロは味わいだけでなく、クリスマスなど雰囲気を楽しむうえでも有効な食材です。イタリアの伝統的な味わいを楽しみつつ、外見としても楽しみながらパンドーロのおいしさを堪能してみてください。例年とは違ったクリスマスの楽しみ方を見つけられるかもしれません。

パンドーロ全体に粉砂糖やココアパウダーをふりかける

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パンドーロのおいしい一般的な食べ方は、粉砂糖やココアパウダーを全体にまぶして食べる方法です。もちろん何もかけずにそのまま食べてもおいしいですが、より甘さが引き立っておいしく楽しめます。見た目のおしゃれ感もしっかりと増すので、子どもにも好評の食べ方です。

そのまま上から粉砂糖やココアパウダーを振りかけるだけでも悪くありませんが、全体にまんべんなくつけたい場合は、パンドーロをビニール袋に入れてそこに粉砂糖やココアパウダーを加えてビニール袋ごと振ると、パンドーロ全体に味が行き届きます。

薄くスライスしてトッピングと合わせる

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パンドーロのおすすめの食べ方は他にもあります。それは、パンドーロ自体を薄くスライスする方法です。スライスしたパンドーロをそのまま食べてたり、生クリームやアイスクリームをトッピングとして付けて食べるのもとてもおいしいです。相性の良いトッピングを選びましょう。

スライスする際の厚さは好みによって変えていきましょう。パンドーロの食感をしっかりと感じたい場合は少し厚めにスライスするとよいでしょう。生クリームやアイスクリームがパンドーロの生地に溶け込んでいくとしっとりとしてさらにおいしく食べられるようになります。

ツリーに見立てて楽しむ

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パンドーロはクリスマスの時期によく食べられるパンですが、クリスマスらしい楽しみ方もあります。パンドーロを横に2cmほどの厚さでカットしていき、少しずらしながら重ねて置くことで、星形の形状がアクセントになったクリスマスツリーをイメージした形にできます。

さらに全体的に粉砂糖をまぶすと、よりクリスマスツリーらしい雰囲気が演出できます。味わいもしっかりと甘くなり、家族全員で楽しむことができます。イタリアで伝統的にクリスマスの時期に楽しまれてきたパンドーロらしい、魅力的な食べ方、飾り方といえます。

おすすめ!基本のパンドーロのレシピ

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最後に、パンドーロの基本的な作り方のレシピを紹介します。パンドーロは作るのが難しそうだと感じている方も多いかもしれませんが、家庭でも十分おいしいパンドーロを作ることができます。クリスマスシーズン以外でも家庭で楽しめるようになるのでぜひ挑戦してみてください。

パンドーロのレシピに必要になる具材は以下の通りです。準強力粉、砂糖、スキムミルク、塩、イースト、蜂蜜、卵黄、全卵、無塩バター、水です。いずれも一般的なスーパーで販売されていることが多い、揃えやすい具材ばかりですので、普段から挑戦できるレシピになります。

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無塩バター以外の材料をボウルに入れてしっかりと混ぜ合わせていきます。しっかりと混ぜていくと生地としてまとまってくるので、ボウルから取り出して作業台に置き、無塩バターを加えます。ボウルに入れて発酵されるのを待ちます。発酵すると2倍程度の大きさになります。

丸めて焼き型に入れ、180度のオーブンでおよそ30分程度焼き上げれば完成です。粉砂糖をまぶして味と見た目を整えればおいしく食べられます。簡単なレシピで、一般家庭でも十分に挑戦できる内容になっています。普段からパンドーロを楽しみたい方は挑戦してみてください。

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バニラ風味がおいしい伝統菓子パン「パンドーロ」

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以上、パンドーロについて紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。イタリアの伝統的な菓子パンで、バニラ風味をおいしく感じられる、家族全員で楽しめる商品です。

クリスマスシーズンになるとパン屋さんなどで販売されることが増えますが、簡単なレシピで自宅でも十分作れるので、ぜひ試してみてください。

yokatayama
ライター

yokatayama

サラリーマンとして得た知識と経験で読みやすい記事を提供します。日常生活で役に立つ実践的な情報をたくさん提供していきたいです。お店のお得な利用方法も紹介したいと思います。様々なジャンルの記事を提供し、皆さんの参考になれれば幸いです。

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