【モンゴル料理】の特徴・魅力を総まとめ!美味しいおすすめ店もご紹介!

【モンゴル料理】の特徴・魅力を総まとめ!美味しいおすすめ店もご紹介!

モンゴル料理は、伝統的な遊牧生活の中から生まれた遊牧民ならではの料理です。日本にはモンゴル料理の店が少ないのですが、モンゴル料理初心者でも気軽に挑戦できる美味しいメニューがたくさんあります。そこでモンゴル料理の魅力と特徴を、おすすめ店と併せてご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.シンプルさが魅力の「モンゴル料理」
  2. 2.モンゴル料理の特徴
  3. 3.おすすめのモンゴル料理
  4. 4.美味しいモンゴル料理が食べられる人気のお店
  5. 5.モンゴル料理を食べてみよう!

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シンプルさが魅力の「モンゴル料理」

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国土の約8割が牧草地のモンゴルは、遊牧による畜産業が盛んな国です。家畜のえさとなる牧草を求めて定期的に移動をするのが伝統的なモンゴル遊牧生活の特徴で、そんなモンゴルの伝統的な遊牧生活の中から生まれたのがモンゴル料理といえます。

モンゴルは中国(内モンゴル自治区と新疆ウイグル自治区)とロシアに接する広大な内陸国のため、同じモンゴル国内でも地域によってさまざまなモンゴル料理があります。

とはいえ国民の多くが遊牧民スタイルの畜産業に従事しているため、モンゴル料理には飼育している家畜の肉や乳製品を使うのが特徴です。

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ちなみにモンゴル国民にとって食事は「1日1食」とするのが伝統的な生活スタイルで、朝食と昼食は家畜の乳を使った乳製品と一緒に大量のお茶を飲みます。モンゴル料理では米を使った食べ物もありますが、小麦粉を使った麺料理の方がモンゴル料理の主食として人気です。

乳製品と小麦粉を使ったお菓子系モンゴル料理を朝・昼のおやつにするのが多いのですが、干し肉もおやつとして人気があります。

なおモンゴル料理は隣接する国の食文化に影響を受けているメニューもたくさんありますから、モンゴル料理の中にはモンゴル料理初心者でも食べやすいメニューが多いです。

モンゴル料理の特徴

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日本の国技・相撲にモンゴル出身力士が多いこともあり、遠い国ではあってもどこか身近に感じるのが「モンゴル」かもしれません。とはいえモンゴル料理はあまり知られておらず、モンゴル料理専門店もほとんどありません。そこでモンゴル料理の特徴を簡単にまとめました。

小麦粉・羊肉・乳製品を使った料理が多い

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現在でも国民の約8割が畜産業に従事しているモンゴルでは、飼育している家畜の乳を使った乳製品が非常に多いです。日本では滅多に手に入らないモンゴル特有の乳製品も多く、ナチュラルチーズやバターのほかにもたくさんの乳製品があります。

また羊肉の消費が多いのもモンゴル料理の特徴です。羊肉のほかに牛肉・馬肉・ラクダ肉も食べますが、消費量は圧倒的に羊肉が多いといえます。

なおモンゴルは中国とも一部隣接していることから、小麦粉を使った料理も多いです。主食として米も食べますが、モンゴル料理全体でみると小麦粉を使ったメニューの方が目立ちます。

「赤い食べ物」と「白い食べ物」

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モンゴル料理は、「赤い料理(赤い食べ物/オラーン・イデー)」と「白い料理(白い食べ物/ツァガーン・イデー)」の2種類に分かれます。赤い料理は肉系モンゴル料理で、白い料理は乳製品を使ったモンゴル料理です。

どちらも伝統的遊牧生活から生まれたレシピで、肉の長期保存がしやすい冬は「肉料理シーズン」、気温が高くなり常温で生肉の保存ができない夏は「乳製品料理シーズン」となります。このように季節によって食べる食材が大きく変わるのも、伝統的なモンゴル料理の特徴です。

味付けは基本的に塩のみ

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主食と同じ量の肉を食べるモンゴルでは、「肉料理=モンゴル料理」といわれるほど肉を使ったメニューのバリエーションが豊富です。そんなモンゴルの肉料理ですが、基本の調理法は「茹でる」「煮る」「蒸す」の3種類になります。

肉の中でも独特の臭みがある羊肉をよく使うモンゴル料理ですが、臭みとりに使う香辛料はほとんど使わず、味付けも基本は「塩のみ」とシンプルです。

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おすすめのモンゴル料理

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季節によって白い料理(乳製品系モンゴル料理)と赤い料理(羊肉などの肉系モンゴル料理)に分かれるのが、モンゴル食文化の特徴です。冬になるとマイナス40℃になることもあるモンゴルですから、屋外に置けば生肉は凍り長期保存ができます。

気温が高くなると肉料理から乳製品を使った料理に変わるので、モンゴル料理では肉料理にも香辛料をほとんど使いません。

調理法もシンプルなものが多いのですが、モンゴル料理のレシピはバリエーションが豊富です。そんなモンゴル料理の中から、モンゴル料理初心者でも「美味しい」と人気のおすすめメニューを3品ご紹介しましょう。

「ホーショル」

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ホーショル(ホーショール)は、モンゴルの主食・小麦粉を練って作った生地で羊肉または牛肉のひき肉を包んだモンゴル風ミートパイです。一般的にミートパイというとオーブンを使って焼くのですが、モンゴル料理のホーショルは油で揚げて調理します。

家庭でもよく作られる料理ですが、屋台や食堂でも人気のモンゴル家庭料理なので、さまざまな形があります。あくまでも羊肉または牛肉が主役の料理ですから、小麦粉生地の中にはたっぷりの肉餡が入っています。

使用する肉の量が多いので、ニンニクやコショウと一緒に「カラム」と呼ばれるモンゴル料理定番の香辛料を使うのが特徴です。羊肉(牛肉)にみじん切りにした玉ねぎを加えるので、肉の旨味に玉ねぎの甘みが加わります。

ただしこれだけではさすがに味が薄いので、ホーショルでは味付けとして、モンゴルで安く手に入るチェコ産醤油を使います。なお小麦粉を練って作った生地に肉餡を包んだものを、油で揚げればホーショルの完成です。

牛肉の場合は何もつけなくても比較的食べやすいのですが、癖のある羊肉で作ったホーショルはかなり臭いがします。臭いが苦手な人は味付けに使うチェコ産醤油を付けて食べるか、スライスした生タマネギと一緒に食べるのがおすすめです。

「ボーズ」

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ボーズ(ボウズ)は、羊肉のひき肉に玉ねぎを加えた餡を皮(小麦粉)で包む伝統的なモンゴル料理です。羊肉と小麦粉を使ったモンゴル料理の中でも特によく食べられている料理で、肉料理が増えてくる秋~春先には普段の食事でもよく作られます。

そんなモンゴル料理のボーズは、モンゴルの伝統的な正月(ツァガーン・サル)料理です。モンゴルでは旧正月で祝うのですが、各家庭では正月料理として大量のボーズが作られ、あいさつに訪れた客人にふるまいます。

なお伝統的モンゴル料理・ボーズは、中国料理のパオズ(包子)に由来する料理といわれています。中国料理のパオズは肉のほかに野菜やあずき餡なども使いますが、モンゴル料理のボーズは羊肉(牛肉を使う場合もある)と玉ねぎ(場合によっては入れない)の餡です。

味付けには「アムトラクチ」または「ツォー」と呼ばれるモンゴル料理に欠かせない調味料を使います。この調味料はモンゴル伝統の調味料ではなく、チェコ産の「醤油」です。

日本の醤油と比べると香りがかなり個性的ですが、大豆を原料とした調味料なので餡の味付けに適しています。さらにチェコ産醤油を使うと、餡に使われる羊肉の旨味が格段にアップするため、モンゴル料理の定番・ボーズに欠かせない調味料です。

そんな調味料で味付けした餡は、モンゴルの主食・小麦粉で作った皮で包みます。包み終わったものを2段構えの炊飯器に入れて蒸せば、おめでたい席に欠かせないモンゴル料理「ボーズ」の完成です。

「ツォイワン」

米よりも小麦粉を主食として食べることが多いモンゴルでは、小麦粉で作る麺料理も定番のモンゴル料理です。モンゴルの麺料理は肉を具に使った料理が多いのが特徴で、ツォイワンも羊肉や牛肉を具にして作ります。

気温が下がると肉料理が出始めるのがモンゴル食文化の特徴ですから、麺料理もどちらかというとスープで食べる温かい麺料理が多いです。

そんなモンゴルでスープを使わないツォイワンは珍しいスタイルですが、家庭だけでなく食堂でもよく食べられる定番メニューになります。見た目は日本の焼うどんによく似ていますが、肉の量が麺の量とほぼ同じなのがモンゴル料理の特徴です。

美味しいモンゴル料理が食べられる人気のお店

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シンプルな味付けではあるもののバリエーションが豊富なモンゴル料理には、醤油(モンゴル料理ではチェコ産醤油を使用)で味を付けるなど、日本の食文化とも共通するものがあります。

とはいえモンゴル料理専門店の数が圧倒的に少ないので、「食べたことがない」「モンゴル料理がどんなものなのかイメージができない」という人が多いのも事実です。

そんなモンゴル料理に初めてチャレンジするなら、美味しいと人気のモンゴル料理専門店に足を運んでみてはいかがでしょうか?

「モンゴル料理ウランバートル」

「モンゴル料理ウランバートル」は、両国駅の目の前にある都内で人気のモンゴル料理専門店です。ディナータイムのみの営業ですが、店内メニュー(スープメニューを除く)はすべてテイクアウトができます。

ですから店内でモンゴル料理を堪能するのも良いですし、テイクアウトして自宅でゆっくりモンゴル料理を楽しむのもおすすめです。

「モンゴル料理ウランバートル」では、羊肉を使ったメニューが充実しています。モンゴル料理の定番でもあるボーズも美味しいと人気ですが、特製ソースをつけて食べる羊肉の「骨付き塩茹で肉」もおすすめです。

絶品羊肉料理は単品だけでなくコースでも楽しめますし、店内には日本酒やワインなどもあります。ですから食事としてモンゴル料理を楽しむのもおすすめですし、日本ではなかなか食べられないモンゴルの肉料理をつまみに日本酒やワインを楽しむのもおすすめです。

名称 モンゴル料理ウランバートル
住所 東京都墨田区両国3-22-11 2階

「モンゴル料理 シリンゴル」

「モンゴル料理 シリンゴル」は、とげぬき地蔵がある巣鴨・住宅街にあるモンゴル料理専門店です。店内はおしゃれな雰囲気なので巣鴨デートにも人気ですが、メニューは本格的なモンゴル料理がずらりと並んでいます。

「モンゴル料理 シリンゴル」で一番人気のメニューは、モンゴル料理の定番・骨付き羊肉の塩茹で(チャンサンマハ)です。羊肉は独特の臭みがあるので苦手な人も多いのですが、「モンゴル料理 シリンゴル」の骨付き羊肉塩茹では臭いがほとんど気になりません。

羊肉の魅力を堪能したいのであれば、マトンステーキ(250g)もおすすめです。マトンステーキもシンプルな味付けで仕上げているので、羊肉ならではの旨味が堪能できます。わさび醤油が用意されていますが、「そのままでも美味しい」と人気です。

名称 シリンゴル
住所 東京都文京区千石4-11-9

「内モンゴル料理 あむ亭」

「内モンゴル料理 あむ亭」は、東武東上線・練馬駅前にあるランチ営業有りのモンゴル料理店です。テイクアウトにも対応しているので、イートインで利用する人も多いのですが、テイクアウトにして自宅でモンゴル料理を楽しむの人も目立ちます。

コスパの良さも「内モンゴル料理 あむ亭」の魅力で、羊肉が苦手な人でも食べやすいメニューが多いです。なお定食メニューも充実していますから、ランチや夕食としても利用ができます。

定食メニューは全メニューにザーサイ、ごはん、スープがついていますし、スープのおかわりも自由です。定食メニューには羊肉を使ったメニューもありますが、どれも1000円以内で食べられます。なお定食メニューを注文すると、ごはんの大盛りが無料です。

名称 内モンゴル料理あむ亭
住所 東京都練馬区北町2-40-6

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モンゴル料理を食べてみよう!

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羊肉と乳製品をシンプルな味付けで調理するモンゴル料理は、華やかさはありませんが素朴で美味しいところがおすすめです。

日本ではモンゴル料理専門店の数が少ないので食べるチャンスが少ないですが、モンゴル料理専門店のお取り寄せ商品を使えば自宅で気軽にモンゴル料理が楽しめます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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