ぬいぐるみの収納には【ハンモック】が便利！100均グッズで作れるってホント？

かわいいぬいぐるみはつい手に入れたくなりませんか。収集癖のある方、ついゲームセンターでぬいぐるみを取ってしまう方、子供がぬいぐるみ好きの場合は自宅に溢れんばかりのぬいぐるみが収納されていることでしょう。

そのかわいいぬいぐるみが上手に収納できていれば良いのですが、大きさも異なるぬいぐるみはどうしてもかさばりやすいものです。また愛着がわきやすく断捨離しにくい類でもあります。

こうした増え続けるぬいぐるみの上手な収納には「ハンモック」を使ってみましょう。ぬいぐるみ専用ハンモックであれば100均で簡単に手作りすることができ、安価に済むのでおすすめです。

それでは具体的にハンモックを使ったぬいぐるみ収納におけるメリットをご紹介していきます。かさばるぬいぐるみだからこそ、ハンモックという素材がしっくりくるイメージがわきませんか。さまざまな種類のぬいぐるみがあれば、種類ごとにハンモックを分けるのも良いでしょう。

昨今ではカラータイプの素材も100均で手に入れることができますし、ハンモックの形になればなんだってかまわないのです。手作りに必要な材料は後ほど詳しく説明していきます。

ぬいぐるみ用のハンモックを準備する予定の方も、ぜひこの記事でメリットとなるポイントや作り方をおさらいしておきましょう。スムーズに素敵なハンモックが完成するはずです。

ハンモックでぬいぐるみを収納するメリットとして、その見栄えの良さが挙げられます。インテリアにこだわりがあれば、その世界観を崩さないようなカラーやぬいぐるみの種類を意識してみてください。好きなぬいぐるみ達が好みのハンモックにギュッと集まった姿は最高の癒しになります。

ハンモックを飾る位置としては、壁の端っこにあたる2面を使った場所が比較的飾りやすくおすすめです。カーテンレールなどに飾るケースもありますが、耐荷重がわかりにくいため賃貸などの環境においてはあまりおすすめできません。

また子供にとっては、目につく場所にぬいぐるみが集合していることで遊びたい気持ちが高まるかもしれません。普段放ってしまいがちなぬいぐるみをいつもと違った雰囲気で飾ってあげるのがおすすめです。そして「ハンモックに帰してあげようね」とお片付けを促すこともできます。

ただし子供の手の届く位置にハンモックを取り付ける際は、安全面に十分注意してください。間違ってハンモックに手をかけてしまうと、その重みでハンモックが取れる可能性もあります。

ここでご紹介するハンモックの作り方であれば賃貸に不向きである、ハンモックを固定するのに必要な釘やねじなどを使いません。アウトドアなどで使用する大きなハンモックでは、丈夫な固定道具が必要となります。しかし比較的重量の軽いぬいぐるみであれば、釘やねじは必要ありません。

賃貸に住まわれている方でも、ぬいぐるみ専用ハンモックであれば気軽に試すことが可能です。賃貸以外の場所でも、穴を開けずにぬいぐるみ専用ハンモックを楽しむことができるのです。

賃貸住みだから何も飾れないと思っている方は、試しにハンモックだけでも作ってみませんか。材料をしっかりと選択すれば、賃貸であっても壁を傷つけずにインテリアを楽しむことができます。

ぬいぐるみ専用ハンモックの材料は、全国に展開しているセリア、ダイソー、キャンドゥのどこでも入手することができます。好みの100均で材料を探してみてください。

サイズの違いや生地の違い、カラーの展開などさまざまな観点から探してみると、よりインテリアにあった材料が集められるでしょう。同じ100均でも店舗によって取り扱いが異なることもあるため、こだわりがあればハンモックに使える材料をじっくり探してみることをおすすめします。

まずはぬいぐるみ専用ハンモックを作るのに必要な材料をチェックしておきましょう。それらをメモしたら、あとは100均などで材料をそろえるだけで簡単にハンモックが作れます。

用意するものは、ハンモックの本体となる「生地」です。100均では「メッシュバッグ」や「カーテンレース」などがハンモックとして使いやすくておすすめです。実際にぬいぐるみ専用ハンモックとして利用しているユーザーさんも多く、自宅にぬいぐるみの居場所が確立されています。

生地によっては両サイドに引っ掛けるための輪っかを作る、「輪ゴム」や「紐」などが必要です。自宅によってはそれを引っ掛ける「フック」も最低2つ必要となります。

フックを取り付ける際には壁面を利用するため賃貸であれば特に、粘着によって壁紙が剥がれてしまわないか確認する必要があります。賃貸向けのフックもあるので探してみましょう。

その他、ハンモックに装飾をほどこすことも容易です。100均にはさまざまなアイテムがあり、ぬいぐるみにぴったりな装飾もたくさん販売されています。星やハートといった形の装飾も多いため、上手にハンモックに組み合わせることでよりオリジナリティあふれるハンモックになります。

カーテンやレースなどの生地を本体とする場合、両サイドに輪っかができるように輪ゴムなどで留めます。このときゆるく留めるとぬいぐるみの重みで輪っかが外れる可能性があります。しっかりとキツめに留めるようにしてください。輪ゴムであれば、お手入れの際も簡単になります。

そして大きな生地ほどサイズ調整が可能です。ぬいぐるみの量によってもハンモックの必要な面積が変わるため、収納したいぬいぐるみの量に合わせて留める位置を変動させましょう。ぬいぐるみが増えたら真ん中の生地面積を広げるだけで、収納力がアップします。

作り方の続きになりますが、生地の両サイドに輪っかができたらハンモックを飾る場所を定めてフックを取り付けます。このときハンモックをピンと張らず、ゆったりめにしておきましょう。

あとはフックにハンモックの輪っかを掛けて、ぬいぐるみを真ん中に乗せていくだけです。メッシュバッグなどの場合はもともと取っ手がついているので、フックにかけるだけでOKです。

このハンモックを取り付ける際に注意したいのが、取り付け場所です。あまりに宙に浮いた場所にしてしまうと、バランスを崩してぬいぐるみが落ちてしまうかもしれません。できれば壁などが後ろにあるところを支えとしてハンモックを飾ってあげると、安定感が増しておすすめです。

とてもかわいいハンモック収納ですが、ぬいぐるみを飾る際に注意してほしい点もあります。ハンモック収納は見た目がかわいい反面、どうしても避けて通れないデメリットもあるのです。

特に小さな子供が家庭にいる場合は、ぬいぐるみのハンモック収納には次に挙げる点を注意しておいたほうがよいでしょう。そのポイントをしっかりと抑えた上で、かわいいぬいぐるみハンモックを始めてみてください。反対に、この注意点をおろそかにしがちであれば対策を考えましょう。

ハンモック収納は室内の比較的上部に飾る方が多いでしょう。特に寝室などでは注意が必要なのですが、ぬいぐるみのハンモック収納は「ほこり」が溜まりやすくなります。

定期的にお手入れができれば良いのですが、一度飾ってしまうと見た目のかわいさからそのままにするケースも多いようです。ぬいぐるみは布製品のため、ほこり問題は避けられません。

そのためぬいぐるみを飾る前にはきちんと洗濯などのお手入れをし、一定の期間飾ったらお手入れをする習慣をつけましょう。毎月ぬいぐるみを交代制にするのもおすすめの方法です。ハンモックに使用する生地も洗濯可能なものにして、定期的なお手入れを心掛けると良いでしょう。

押入れなどに閉まっておくと通気性もよくないため、目に見えるハンモック収納はおすすめです。常に見える場所にあることで、そのぬいぐるみを大事にしようという気持ちも生まれやすくなるはずです。ぜひ試しにかわいいぬいぐるみのハンモック収納を始めてみてください。

ひとつひとつのサイズもボリューミーなものが多くかさばりがちなぬいぐるみですが、ハンモック収納ならより愛着が湧く気がしませんか。大事なかわいいぬいぐるみこそ、目に見える場所で飾ってあげたいものです。ぬいぐるみ専用ハンモックを100均の材料を使って手作りしてみてください。※本記事中の情報は2022年12月24日時点のものです。