無印の羽毛布団が気持ちいい！値段や種類・洗濯はできる？

シンプルなデザインと使いやすさ・心地よさにこだわった商品が人気の無印（無印良品）では、秋・冬の寝具として人気の羽毛布団も取り扱っています。

羽毛布団といえば高級寝具というイメージが強いですが、無印羽毛布団は世代に関係なく人気が高く、最近では冬のギフト商品にもおすすめです。

2018年発売された無印羽毛布団は、高級品といわれる羽毛布団であるにもかかわらず世代関係なく愛されている大ヒット商品です。そんな無印羽毛布団には、一般的な羽毛布団にはない無印らしいこだわりが詰まっています。

無印羽毛布団に限らず、羽毛布団は頻繁に洗濯することができません。そのため羽毛布団では羽毛布団本体だけで使うのではなく、ふとんカバーを取り付けて使うのが一般的です。

無印羽毛布団も基本的に取り外しができる専用ふとんカバーを装着して使用するのですが、本体とふとんカバーがずれないように紐で固定するようになっています。

固定ヶ所や数は無印羽毛布団の種類やサイズによって違いますが、どのタイプもしっかりと本体とふとんカバーを固定できる点が特徴です。そのため無印羽毛布団ならどんなに寝相が悪い人でも、寝ている最中にふとんカバーがずれることがありません。

羽毛布団は空気を含んで膨らむことによって、軽くても温かさを実現する寝具です。ただし基本的に一年中使用する寝具ではありませんから、春・夏の間は収納するのが一般的でしょう。その際に問題になるのが「厚み」です。

羽毛布団専用の収納袋はホームセンターなどで市販されていますが、コンパクトに収納することよりも羽毛布団の品質を維持することを目的としたものが目立ちます。そのため収納スペースが限られていると、スペースの関係で購入を断念するケースも多いです。

その点無印羽毛布団は、種類・サイズごとに専用の無印オリジナル収納袋が付属品としてついています。この専用無印オリジナル収納袋が、機能・デザインともに優秀です。

天然素材でできているので通気性にも優れていますし、なによりも羽毛布団が収納されているとは思えないほどコンパクトにまとまります。そのため収納スペースの関係でこれまで羽毛布団の購入を諦めていた人にも、無印羽毛布団はおすすめです。

無印では「良いものを安く」とはいうものの、羽毛布団そのものが頻繁に買い替えをするようなアイテムではありません。「羽毛布団」という商品名から見てもわかる通り、無印羽毛布団に使われているのは天然の羽毛です。

しかも品質にこだわって開発された無印羽毛布団には、上質な羽毛として知られているウクライナ産の羽毛が使用されています。そんな上質な羽毛をたっぷりと使っているのが無印羽毛布団ですから、「自宅での洗濯はできない」というイメージが強いかもしれません。

ところが無印羽毛布団はわざわざ布団洗濯専門店やクリーニング店を利用しなくても、自宅で洗濯ができます。ただし現在発売されている無印羽毛布団（全4種）がすべて洗濯可能というわけではありません。

ちなみに自宅での洗濯が可能なのは「無印グレー羽毛薄掛ふとん」「無印グレー羽毛掛け布団・二層式薄型」「無印グレー羽毛掛ふとん二層式」の3種類です。とはいえ羽毛布団は十分に乾燥させないと、加工の段階で極限まで取り除いた獣臭が復活することもあります。

さらにカビの発生や羽毛が固まってしまう（偏りができる）こともあるので、いつでも気軽に洗濯ができるというわけではありません。

もともと羽毛布団は陰干しが前提ですから、洗濯した場合も陰干しで乾かす必要があります。そのため気温が低い秋・冬には洗濯を避け、春・夏に行うのが理想です。

ただし湿度が高い日は晴れていても乾きにくいですから、晴天が数日続いた日に洗濯するのが無印羽毛布団の品質を保つおすすめの洗濯方法といえます。

なお洗濯にはむいていない秋・冬は無印羽毛布団が大活躍するシーズンですから、使用中にカバーが汚れてしまうことがあります。

取り外しができるカバーならカバーのみ洗濯すればよいですが、無印羽毛布団本体に汚れがついた場合は、汚れた部分のみ中性洗剤でピンポイント洗濯をするのがおすすめです。

ちなみにピンポイント洗濯をした場合も、汚れを落とした後はしっかりとすすぎを行い、風通しの良い場所で陰干しをして乾かすようにしてください。

毎日使う寝具だからこそ心地よく使えることにこだわってデザインされた無印羽毛布団は、2021年11月現在4アイテムで展開しています。

サイズはシングルからキングまでありますが、種類によってサイズのバリエーションは異なるので、購入の際にはサイズの確認も行ってください。

無印・グレー羽毛薄掛ふとんは、羽毛布団とは思えないほどコンパクトな羽毛布団です。全体的にステッチが入っていることによって、羽毛が偏るのを防いでいます。サイズはシングルとダブルの2種類あります。

最もコンパクトなシングルサイズは150cm×210cmで、スモールベッド・シングルベッド・敷布団シングルサイズにおすすめのサイズです。

羽毛布団ですがかなり薄いので、春・夏も掛ふとんとして使用できますし、秋・冬は2枚重ねで使用すれば毛布がなくても温かく過ごせます。なおオールシーズン使用できる無印・グレー羽毛薄掛ふとんは、シングルサイズが税込み9990円とリーズナブルです。

無印・グレー羽毛掛ふとん軽量一層式は、ダウン80％、フェザー20％の羽毛布団です。空気を含むことによって空気の層を作るので、ダウン80％の羽毛布団ですがかなり温かく感じます。

無印・グレー羽毛掛ふとん軽量一層式のサイズはシングル、セミダブル、ダブル、クィーン、キングの5種類で展開しており、最もコンパクトなシングルサイズは税込み1万9900円です。

広げた状態だとかなり厚みがありますが、付属の専用収納袋に入れればコンパクトに収納ができます。ストレスなく育てられたグレーダックの羽毛は復元力が強いですから、コンパクトに収納しても広げればすぐに厚みが復活するので安心です。

無印・グレー羽毛掛ふとん二層式は、グレーグースの羽毛を使用した保湿性と弾力性に優れたおすすめアイテムです。無印・グレー羽毛掛ふとん二層式は二重構造の立体キルト仕立てにしているため、ダウンを85％も使用した贅沢な羽毛布団になっています。

野生種に近いグレーグース羽毛を使用しているので獣臭が気になる人もいますが、粒子の細かな地下軟水で細部まで丁寧に洗濯しているので、たっぷりと羽毛を使用していても臭いが気になることはありません。

無印・グレー羽毛掛ふとん二層式はシングルとセミダブルの2種類で展開しており、シングルサイズは税込み3万9900円です。

無印・グレー羽毛掛ふとん二層式薄型は、無印・グレー羽毛掛ふとん二層式と同じくダウン85％使用の贅沢な羽毛布団です。薄型なので圧迫感なく使えますし、詰め物の重量は0.9kgですから重さも気になりません。

サイズはシングル、セミダブル、ダブル、クィーンの4種類で展開しており、シングルサイズは税込み2万9900円です。

無印羽毛布団は、薄型タイプから高級感のある二重構造タイプまで全4種類で展開しています。価格も商品の種類やサイズによって異なりますが、天然羽毛を使用しているため、手入れ方法には注意点があります。

無印羽毛布団は、ストレスを与えず自然に近い状態で飼育したグレーグースの羽毛をたっぷりと使用しています。ただし加工する前に国内にある超微粒の地下軟水を使用して丁寧に洗濯をしているため、無印羽毛布団には獣臭がほとんどしません。

さらに羽毛が偏らないような加工も施していますから、毎日使用してもいつでも心地よい感触に包まれます。ただし天然羽毛を使用しているからこそ、定期的な手入れは必要です。

羽毛布団に大敵なのは湿気なのですが、室内の湿度だけではなく就寝時の汗も羽毛布団に影響を与えます。そのため月に1回～2回を目安にふとんを干す必要があります。ただし直射日光を当てると中の羽毛が傷む可能性が高いです。

そのため手入れとして布団を干す際には、必ず陰干しにしてください。なお晴天が数日続いた日がおすすめで、時間は10時～15時がよいでしょう。

無印羽毛布団には付属の収納袋がついていますから、使わない時には収納袋に入れれば省スペースで収納が可能です。付属収納袋には天然素材を使用していますから、通気性は確保されています。

ただし通気性が良いということは、湿気が多い場所に保管をすると周囲の湿気を吸い込む可能性が高いです。そのため使用しない期間の保存場所は、湿気のない場所を選んでください。

なお地域によっては一年中湿度が高い地域もありますから、その場合は除湿剤を使用するなど湿気対策も併せて行うようにしましょう。

無印羽毛布団は厳選した羽毛を丁寧に洗濯・加工したことによって、「コンパクトに収納ができる」「羽毛布団でも獣臭が気にならない」など、これまでの羽毛布団の常識を覆す新感覚の羽毛布団となっています。

毛布なしでも温かい羽毛布団もあれば、オールシーズン使える羽毛布団もあるので、お好みで選べる点もおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。