無印のキャンプ場ガイド！魅力や利用方法・役立つキャンプ用品もあわせてご紹介！

生活雑貨や衣類、家具や家電、さらには家まで幅広い商品を扱っている無印良品では、1995年からキャンプ場を運営しています。無印のキャンプ場は人気が高く、7月から9月のハイシーズンにはすぐに予約が埋ってしまうといわれています。

無印のキャンプ場はすでに設営済みのテントがある常設テントサイトやコテージ、無印ならではの宿泊施設といった様々な宿泊スタイルがあるため、キャンプ初心者でテントの張り方に自信のない方にもおすすめです。

無印のキャンプ場は冬の間は休業するため、2021年12月現在ではすべてのキャンプ場が休業しています。2022年4月分の予約は2022年1月12日より開始するので、無印のキャンプ場の魅力を知っておきましょう。

無印キャンプ場の最大の魅力は、その土地ならではの自然を堪能できるところです。テントを張るキャンプサイトは自然の地形を活かしています。平坦ではないのでテントを張るのに工夫が必要ですが、そのままの自然を楽しめます。

無印のキャンプ場は春から秋まで営業しているので、新緑の季節や様々な昆虫に出会える季節、紅葉の季節など、同じキャンプ場でも訪れる季節によって異なる風景を楽しめます。

無印のキャンプ場で土地や自然の魅力を感じるにはアウトドア教室がおすすめです。湖に隣接したキャンプ場ではカヌーやカヤックを楽しめます。

周辺の自然探索は日中だけではなく夜も行っています。大自然の中で作り立ての料理を味わう料理教室や、天然素材で作るクラフト教室もあります。

アウトドア教室の内容もその土地に密着しています。稲作が有名な津南ではわらぞうり作りを体験できたり、キャベツで有名な嬬恋ではキャベツの朝採りが体験できたりと、その土地ならではの体験ができます。

無印のキャンプ場は新潟・岐阜・群馬の3カ所にあります。それぞれ自然豊かな場所にあり、日常生活を離れて大自然を満喫できます。無印の3つのキャンプ場の特徴をご紹介します。

新潟県津南町にあるキャンプ場です。豪雪地帯として知られる津南町は、美味しいブランド米として有名な魚沼産コシヒカリの産地でもあります。周辺には温泉施設があり、日帰り温泉もできるのでキャンプ場に宿泊しながら温泉も楽しめます。

津南キャンプ場は1995年にオープンし、無印のキャンプ場の中でもっとも歴史があります。山伏山に隣接し、本格的なキャンプが楽しめます。カヤックや自然散策、アウトドア料理など様々な種類のアウトドア教室があります。

キャンプ場には自分でテントを張るキャンプサイトのほか、あらかじめテント設営がされている常設テントサイトもあります。津南キャンプ場には炊事場やトイレのついたコテージもあるため、キャンプ初心者の方におすすめです。

チェックイン手続きをするセンターハウスにはショップがあり、アウトドア用品や生活雑貨のほか、無印の食品や衣類も購入できます。

東京方面からのアクセスは関越自動車道の塩沢石打IC下車後、約40kmです。営業期間は5月から11月上旬ですが、雪の状態によって前後します。詳しい営業期間は公式ホームページをご確認ください。

南乗鞍キャンプ場は、岐阜県と長野県をまたぐ標高3026mの乗鞍岳の中腹、標高1600mの高原にあるキャンプ場です。夏の平均気温は20℃前後なので、避暑のためにキャンプに訪れる方も多くいます。

敷地面積100万平方メートルの広大なキャンプ場で、敷地内に遊歩道やマウンテンバイクのトラック、ドッグランがあります。南乗鞍キャンプ場にはコテージはありませんが、設営済みの常設テントサイトがあります。

南乗鞍の大自然に囲まれながらカヤックやピザ焼き体験などのアウトドア教室を楽しめます。キャンプ場の敷地内に露天風呂があり、御嶽を眺めながらゆったりと入浴できます。

東京方面からのアクセスは中央自動車道の伊那IC下車後、約80kmです。営業期間は6月上旬から10月上旬ですが、雪の状態によって前後します。詳しい営業期間は公式ホームページをご確認ください。

高原キャベツで有名な群馬県嬬恋村にあるキャンプ場です。嬬恋キャンプ場は無印の3つのキャンプ場の中でもっとも都心からアクセスしやすいキャンプ場です。

嬬恋キャンプ場には他のキャンプ場にある常設テントサイトやコテージはありませんが、無印の特別な施設である「家具の家」と「無印良品の小屋」が宿泊施設として利用されています。

家具の家とは、様々な企業が集まって日本の未来の暮しを考えるプラットフォーム「HOUSE VISION」が2013年に開催した展示会に無印良品が出品した家です。大きなガラス窓と広いウッドデッキがある開放的な建物で、家具やアメニティは無印で揃えています。

無印良品の小屋とは好きな場所に建てられる小さな小屋です。屋内の広さは約9平方メートルですが、大きなガラス窓があり屋根が傾斜しているので広く感じられます。

寝具として無印の脚付きマットレスやキャンピングベッドが備え付けられているほか、無印のLEDランタンや収納ボックスなどのキャンプ用品もあります。

嬬恋キャンプ場はバラギ湖に隣接しているためカヌーやカヤック、フィッシングを楽しめます。アウトドア教室では自然散策や料理、森の素材を利用したハンドメイドが楽しめます。

東京方面からのアクセスは関越自動車道の渋川伊香保IC下車後、約62kmです。営業期間は4月下旬から11月上旬ですが、天候や気温によって前後します。詳しい営業期間は公式ホームページをご確認ください。

無印のキャンプ場は冬季休業しますが、嬬恋キャンプ場では冬もアクティビティを楽しめます。バラギ湖でのワカサギ釣りやパウダースノーの雪遊びなど、冬ならではの遊びを堪能できるでしょう。

無印のキャンプサイトやコテージの予約をするためにはMUJI.netメンバーへの登録が必要です。MUJI.netメンバーはキャンプ場の利用だけではなく、無印の買い物でマイルを貯められたり無印良品週間の期間中は優待価格で買い物できたりと様々な特典があります。

MUJI.netメンバーに登録したら無印のホームページからキャンプ場のページにアクセスし、ログインして予約手続きをします。

利用したいキャンプ場を選択し、チェックインの日付や人数などの情報を入力すると、それぞれのキャンプサイトやコテージなどの空き状況が一覧で確認できます。

無印のキャンプ場では様々なキャンプ用品のレンタルが可能です。キャンプが初めての方には「ベーシックセット」、家族連れなら「2ルームテントセット」がおすすめです。テントやクッキングストーブ、照明や食器などキャンプに必要な物をセットにしてレンタルできます。

テントなどをすでに持っている方なら、キャンピングベッドやシュラフ、バーベキューセットや食器セットなど、持っていない道具や持ち運びの大変な物だけのレンタルも可能です。レンタル品の予約はネットで行います。

無印のキャンプ場では遊び道具もレンタルできます。マウンテンバイクや釣り道具、双眼鏡のレンタルが可能です。遊び道具の事前予約はできず、利用当日にセンターハウスフロントで借ります。

無印のキャンプ場を利用するなら、キャンプ用道具も無印のものをチェックしてみましょう。無印にはキャンプで便利に使える道具が揃っています。無印のシンプルなデザインはアウトドアにも馴染むでしょう。キャンプの時だけではなく、日常生活でも使えます。

無印の「カセットこんろ・ミニ」はキャンプ初心者や気軽なアウトドアにおすすめの道具です。幅24.3cm×奥行19.1 cm×高さ9.0 cmで、重さ約1kgのコンパクトなカセットコンロです。

ガスボンベがあれば簡単に調理ができるので、炭や薪を使ったバーベキューのように手間や時間がかかりません。別売りの専用ケースがあれば持ち運びも楽にできるでしょう。価格は税込み4890円です。

無印の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」は、細々としたキャンプ道具をまとめて運ぶのにおすすめです。箱と本体はしっかりとロックができ、取っ手もついているので持ち運びやすくなっています。

サイズは小・大・特大の3種類あり、同じサイズのボックスなら重ねられます。頑丈なボックスなので、簡易的な椅子やベンチとしてボックスの上に座れます。

キャンプ用品として使うだけではなく、庭やベランダの収納としても利用できます。価格はすべて税込みで、小サイズが1290円、大サイズが1790円、特大サイズが2590円です。

自然豊かな場所にある無印のキャンプ場なら、日常生活を離れてのんびりと過ごせるでしょう。レンタル用品が充実しているので初心者の方にもおすすめです。コテージや無印良品の小屋などテント以外の宿泊方法もあります。

アウトドア教室では大自然の中のアクティビティやその土地ならではの体験教室など、様々な体験ができるでしょう。無印のキャンプ場で大自然を満喫しましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。