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大豆からできた「ソイキャンドル」
キャンドルはろうそくと同様に固めたロウに火を点け、辺りを照らすものですが、歴史や成り立ち、原料によって違いがあります。世界初となるキャンドルは「ミツロウ」と呼ばれ、ミツバチの巣から精製されたロウを固めたもので、紀元前3~4世紀にエジプトなどで使われていました。
日本でろうそくが使用されるようになったのは奈良時代といわれ、ミツロウが仏教と共に伝来しました。室町時代後期には木ろうそくの製法が伝わり、江戸時代にはハゼのロウを使った和ろうそくが主流として作られています。和ろうそく生産の最盛期は明治時代末期です。
明治時代末期にはヨーロッパからパラフィンワックスが輸入され、西洋ろうそくであるキャンドルの量産がスタートしました。
ろうそくはハゼから採れた木蝋が使用されているものを指し、キャンドルは石油や天然由来の素材を使用したものです。一般的にろうそくの芯はい草が使われていますが、キャンドルは綿などの糸になります。
天然素材で作られたキャンドルは質が良く、仕上げるのに手間が掛かるため高価なものが多いようです。今回はキャンドルの中でも子供やペットに優しいといわれている「ソイキャンドル」の魅力をまとめ、ソイキャンドルの特徴やおすすめ人気のソイキャンドルを厳選してご紹介します。
ソイキャンドルにはかわいいデザインのギフトに相応しい商品や香り漂うアロマの人気ソイキャンドル、さらには大容量タイプのたっぷり使えるおすすめソイキャンドルもあり、好みや目的に合わせて選ぶことも可能です。
ソイキャンドルとは大豆油の加工品「大豆ワックス」から作られたキャンドルをいい、大豆からできたソイキャンドルは植物性のため、オーガニックにこだわる人の間でも人気があります。一般的にソイキャンドルはパラフィンワックスのものよりも、すすや煙が出にくいといわれています。
子供やペットにも優しい
大豆を100%使用したソイキャンドルは火を消した際の人工的な臭いがなく、有害物質を含まないため、小さな子供やペットのいる家庭でも使いやすいようです。しかし、火を灯すキャンドルは子供やペットの手の届かない場所に置き、強い香りを放つソイキャンドルなどは注意しましょう。
空気を浄化させる作用も
100%ピュアなソイワックスを使用したソイキャンドルは火を灯して燃えることにより、空気中に漂う不純物を減退させ、空気を浄化させる作用があるといわれています。大豆オイルを水素化合して作られたソイキャンドルは生物分解性が高く、環境に優しいキャンドルに分類されます。
ソイキャンドルを含めキャンドルの灯りはオレンジ色の暖かい色を放ち、身体をリラックスモードに切り替え、安らぎや落ち着きを与えることが期待されています。ソイキャンドルの火は優しく辺りを照らし、炎の揺らぎによってリラックスした気分になるでしょう。
アロマタイプのおすすめソイキャンドル
原油を精製して抽出されるパラフィンワックスキャンドルの融点は47~69度で幅広く、ソイキャンドルの融点は一般的に42~52度のため、パラフィンワックスキャンドルよりも低い温度で溶けます。融点が低いソイキャンドルに火を点けた場合、固形から液体になるスピードが速くなります。
固形から液体に変化するスピードが速いソイキャンドルは香りの広がりがよく、長い燃焼時間を楽しめる特徴があります。ソイキャンドルはパラフィンワックスよりもゆっくり燃焼するため、30%~50%も長く使用できるといわれています。
LUXURIOUS「ソイワックスアロマキャンドル」
アロマタイプおすすめ人気ソイキャンドル、一つ目にご紹介するのはLUXURIOUS「ソイワックスアロマキャンドル」です。精油とソイワックスで作られたLUXURIOUSソイキャンドルはすすが出にくく、優しい香りが広がる商品で、アンティーク調の深い色味のガラス瓶がかわいいでしょう。
LUXURIOUSソイキャンドルは種類によってガラス瓶の色味が異なり、飾るだけでもインテリアに馴染みやすく、ギフトにおすすめです。シックで大人の雰囲気漂う「モカラ」は爽やかな香りが特徴的で、ホワイトの「チュベローズ」は華やかさと優雅さを演出するアロマソイキャンドルです。
妖艶なパープル色のガラス瓶に入ったソイキャンドル「日本ゆず」は柑橘系の香りで、かわいい赤色の容器に入った「ザクロ&ダイヤモンド」はラズベリー系の香りです。
LA JOLIE MUSE「アロマキャンドル ローズ ソイキャンドル」
エレガントな花柄をデザインしたかわいいキャンドルはLA JOLIE MUSE「アロマキャンドル ローズ ソイキャンドル」です。LA JOLIE MUSEのソイキャンドルはパラベンや残留物を含まず、鉛フリーのコットンの芯を使った天然ヴィーガンワックスであり、25~35時間燃焼します。
LA JOLIE MUSEのローズアロマソイキャンドルはトップがベリーの香りで、ミッドがローズ、ベースがムスクです。魅力的な甘い花の香りが部屋に広がり、花をデザインした容器と相まって優雅な気分を味わわせてくれるでしょう。LA JOLIE MUSEのソイキャンドルはギフトにもぴったりです。
LA JOLIE MUSE「ローズ ソイキャンドル」
ノースショアキャンドル「100%ピュアソイキャンドル 5oz」
ノースショアキャンドル「100%ピュアソイキャンドル 5oz」は素材や材料も全てアメリカ製のソイキャンドルで、花や果物の天然エッセンシャルオイルを使用しています。ソイキャンドルを入れた容器は瓶をリサイクルしたものであり、環境や人に配慮した人気商品です。
ワックスは100%大豆由来の植物性ワックスをはじめ、果実や花のオイルを抽出したものを使い、容器やキャンドルも手作業で作っています。香りは7種類あり、ハワイ定番の「プルメリア」や濃厚でジューシーな「ピカケ&ハイビスカス」の香り、フレッシュな「コナコーヒー」の香りなどです。
ギフトにおすすめのかわいいソイキャンドル
キャンドルは長時間連続して使用すると炎が大きくなってすすを発生させたり、外形の崩れの原因になったりすることがあるため、芯が長くなってきたらはさみで芯を切りましょう。
LA JOLIE MUSE「アロマキャンドルガラスの瓶 550g」
ギフトにも選ばれているかわいい人気ソイキャンドルはLA JOLIE MUSE「アロマキャンドルガラスの瓶 550g」です。容器にはヒナギクの繊細な模様を彫っており、上品な風合いと高級感を漂わせ、大人の女性にも喜ばれるかわいい商品です。ガラスの蓋が付き、保存性も優れています。
LA JOLIE MUSEソイキャンドルは高品質の大豆ワックスを使用し、香りの広がりが早く、薪の芯から出るパチパチ音が暖炉を彷彿とさせるでしょう。550gのソイキャンドルは90時間も燃焼するため、長く楽しみたい人にもおすすめです。様々な色と香りがあり、好きなものを選べます。
LA JOLIE MUSE「アロマキャンドルガラスの瓶」
グラスハウス 「アロマキャンドル ミニキャンドル」
シンプルでインテリアに合わせやすい人気ソイキャンドルはグラスハウス 「アロマキャンドル ミニキャンドル」です。内容量は60gで、本体サイズは約直径55×高さ93mmになります。付属のガラス蓋で閉じれば簡単に火を消すことができ、すすや煙が少なく、長く香りを楽しめる商品です。
グラスハウスのミニタイプソイキャンドルの燃焼時間は約20時間で、普段からソイキャンドルを利用する人や様々な香りを楽しみたい人にもおすすめです。グラスハウスはオーストラリアのシドニーで生まれたブランドで、大人の女性をターゲットにしたモダンでかわいい商品が揃っています。
大容量でたっぷり使えるソイキャンドル
たっぷり使える大容量タイプのソイキャンドルはお気に入りの香りがある場合におすすめです。購入後に後悔しないよう、初めて使う場合はミニサイズで試してみましょう。
GOOD CANDLE「1ポンド メイソンジャー キャンドル」
キャンドルをコレクションする友人へのギフトにも一押しのソイキャンドルはGOOD CANDLE「1ポンド メイソンジャー キャンドル」です。サイズは直径8×高さ13cm(約650g)で、燃焼時間は約50時間になります。
GOOD CANDLEの1ポンド メイソンジャー キャンドルには11種類もの香りがあり、清潔感のある「ウォッシュボード」や自宅で焚き火気分を味わえる「キャンプファイヤー」、さっぱりしたモミの「スプルース」などを用意しています。
LUCIA「ソイ(大豆)ワックス100%キャンドル レギュラーサイズ」
LUCIA「ソイ(大豆)ワックス100%キャンドル レギュラーサイズ」はW75×D75×H90mmのサイズで、燃焼時間は約50時間のソイキャンドルです。ルシアコレクションは古き良きデザインが基となって現代に生まれたもので、10種類もの香りを放つソイキャンドルを作りました。
LUCIAのソイキャンドルを包むボックスはイタリアのクリスマスケーキ「パネトーネ」が原型になったかわいいデザインのため、プレゼントにも選ばれています。
人気のソイキャンドルで癒されよう
ソイワックスのアロマキャンドルはルームディフューザーなどの芳香剤と比べて、必要な時にだけ使用できるため、無駄なく効率的に利用できます。ソイキャンドルは容器にこだわったものも多く、プレゼントにも向いているでしょう。