ミニトマト栽培で使える支柱を100均で発見！おすすめの園芸用品をご紹介

ミニトマトはベランダや庭で行う家庭園芸の人気の野菜です。初心者でも比較的育てやすく、たくさんの実を付けてくれます。ベランダにミニトマトが植えてあれば、野菜が必要な時もいちいち買いに行かなくてすみ、助かるものです。

大玉や中玉のトマトとは違い、ミニトマトはトマトの中でも原種に近い種類です。実のサイズは小さくとも、草丈は1.5mを超えるほど大きくなります。

そのために、ミニトマトを育てるためには支柱が必要になります。ミニトマトの茎は、支柱で支えないと自立できず、地を這うように伸びてしまいます。支柱に必要なのはミニトマトの茎を支える強度と耐久性です。100均ではミニトマトにぴったりの支柱が販売されています。

最近、100均各社の園芸用品コーナーの充実ぶりは素晴らしいもので、役に立つアイテムが豊富にあります。100均の商品であっても家庭菜園であれば十分のクオリティで、初めてのミニトマト栽培にも役立つでしょう。

100均で売っている園芸用の支柱は、一般的な長い棒のタイプがミニトマト栽培におすすめです。長さ、太さのバリエーションは豊富で自由に選べるようになっています。

また、100均には朝顔やほおずきの行燈仕立てにつかう円形リング付き支柱もあります。こちらはミニトマトを行燈仕立てで栽培したいときにおすすめで、ミニトマトが成った下の葉は不要なので切り落とし、順次茎を下にスライドさせればミニトマトが成長しても対応できます。

100均で販売している園芸用支柱の中でミニトマト栽培に特におすすめなのは、ダイソーの「連結トマト支柱」です。価格は税込330円になりますが、ミニトマト栽培の専用商品として使いやすさや品質がありおすすめです。

ダイソーの連結トマト支柱は、3本の支柱を組み合わせてプランターなどの土に刺す商品です。1本の支柱は、それぞれ2本の短い支柱をねじ込んで作ります。ジョイントが付いていて3本の支柱を組み合わせて支えられるように工夫されています。

キャンドゥでは、朝顔やほおずきなどの栽培に適した「つるまきリング支柱90cm」を販売しています。これをミニトマトに活用すればあんどん仕立てにすることができるので、背丈を小さく育てられます。

あんどん仕立ては、ミニトマトの枝をらせん状に誘引して育てる方法で、背丈が大きくならず収穫量が多いので、ベランダで育てる場合や小さな子供がいる場合などにおすすめです。

ダイソーの連結トマト支柱は短い支柱が6本、ジョイントが9本（1ヶ所に3本）、支柱の先端をまとめて支える板1枚がセットになった商品です。支柱とジョイントを組み合わせて使います。

支柱は2本を連結すると120cmの高さになります。残りのジョイントは、格子状に組んだり、あんどん仕立てのように組むことができます。

100均には支柱のほかにも、ミニトマト栽培におすすめな園芸用品を販売しています。園芸用品は多岐に渡り、本格的にそろえようとするとそれなりにお金がかかります。しかし、100均であれば価格を抑えられ、使い勝手の良いものが揃っているので、家庭菜園初心者にもおすすめです。

「ワイヤーひも」というのは、ビニールの芯に針金が入っているもので、お菓子やパンの袋をしばったり、電源コードを束ねるなどいろいろな場面に応用が利きよく使われています。100均に売っている園芸用品のなかでも、特にミニトマト栽培に使いやすいおすすめの商品です。

ワイヤーひもは、ミニトマトの茎を支柱などに固定するときに役立ちます。使い方は、ミニトマトの茎と支柱を数字の8の字の形に巻いて固定します。茎は成長して太くなるのでワイヤーに余裕を持たせ、グラグラするようならスポンジなど柔らかいものをはさんでおきましょう。

ダイソーでは「園芸用ワイヤー入ビニールひも」という名前で販売されており、20cmが200本入ったものと、15cmが300本入ったもの、全長約50mの自分でカットできるタイプがあります。価格はいずれも110円（税込）で購入可能です。

ダイソーの「トマトの土」は、その名の通りトマトの栽培に最適な土です。特にミニトマトの栽培に最適な初期肥料を配合しているので、これだけでも植え付けができます。価格は1袋税込み110円で3L入りです。プランターや植木鉢の大きさに合わせて購入しましょう。

ミニトマトは意外と大きく広がって成長する野菜で、余分な枝や脇芽を取り除く必要があります。そんな時に活躍するのが、ダイソーの「ステンレス枝切り鋏（直） 約170mm」です。ステンレス製でさびにくく、価格も税込110円と安いため是非1本揃えておきやい園芸用品です。

ミニトマトの枝を優しく誘引できる「園芸誘引テープ」は、テープ同士を重ねたところでしかくっつかない優れもの。ふんわりと枝を支柱に止められるので傷つきにくいのが特徴です。幅広と幅細があり、どちらも税込み110円でキャンドゥで販売しています。

植物の栽培に欠かせないのが水やり。ミニトマトも当然水やりが必要です。しかし、ミニトマトはそれほど多くの水を必要としないため、コンパクトなジョウロがあれば十分でしょう。キャンドゥの「園芸用ジョーロ」は、1.2Lの小型で子供でも扱いやすいのでおすすめです。

ミニトマトの栽培を始めようとしてあり合わせの材料で支柱を作ってもうまくいかないことも多いものです。その点ダイソーの「連結トマト支柱」はトマト専用の商品ということもあって組み立てるだけでミニトマトの栽培にぴったりです。

100均には支柱以外の園芸用品も多くあるので、使い勝手のいいものを組み合わせて使うといいでしょう。100均の支柱を活用して美味しいミニトマトを栽培しましょう！

※ご紹介した商品は地域や店舗、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。商品情報は2024年4月3日時点、ダイソー公式ネットストア・キャンドゥ公式ネットショップより。