みずみずしくて甘い【洋梨】を大特集!産地やおいしい食べ方は?

みずみずしくて甘い【洋梨】を大特集!産地やおいしい食べ方は?

今回は香り高くて味の良いフルーツの「洋梨」をご紹介します。ねっとりして甘味の強い洋梨の主な産地や特徴、おすすめのお取り寄せもチェックしましょう。また、洋梨と和なしの違いも合わせてご覧ください。洋梨は秋から冬に美味しくなる果物です。

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記事の目次

  1. 1.とろけるような味わいの「洋梨」
  2. 2.洋梨ってどんな食べ物?
  3. 3.洋梨の主な産地
  4. 4.洋梨のおすすめの食べ方
  5. 5.洋梨の人気お取り寄せ
  6. 6.おいしい洋梨を味わおう!

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とろけるような味わいの「洋梨」

Photo by BoaNoite

フルーツは食後のデザートやおやつ、感謝の気持ちを込めて贈るギフトにも選ばれる食べ物の一つです。日本には春夏秋冬の季節の移ろいが存在し、シーズンによってきのこや野菜、魚介類やフルーツが食べ頃を迎えます。本記事でご紹介するのは秋から冬に掛けて旬を迎える「洋梨」です。

秋から冬に掛けて最盛期となるフルーツには洋梨をはじめ、ぶどうやりんご、柚子などがあり、スーパーマーケットや青果店に旬の果物が並びます。今回は洋梨の特徴や和なしとの違い、代表的な洋梨の種類、さらには国内外の洋梨の産地やおすすめのおいしい食べ方をご案内します。

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洋梨のおすすめの食べ方にはフレッシュな状態をそのまま楽しむだけでなく、スイーツや料理にアレンジして食べる方法もあります。また、お取り寄せできる人気のラ・フランスや有名ブランドの洋梨もピックアップしてご紹介するので、気になる方は是非お取り寄せしてみてください。

【洋梨】の旬の時期は夏から?意外と知らない食べ頃や選び方をご紹介のイメージ
【洋梨】の旬の時期は夏から?意外と知らない食べ頃や選び方をご紹介
洋梨は独特な甘さが魅力の果物ですが、旬はいつごろかご存知でしょうか。通常の梨は夏から秋にかけてが食べごろですが、洋梨の旬はどうなのでしょうか。洋梨がおいしくなる旬の時期や意外と知らない食べ頃、選定の仕方やおいしいレシピについても紹介します。

洋梨ってどんな食べ物?

Photo byCouleur

洋梨の旬は産地や種類によってやや異なりますが、一般的には9月から12月頃です。フルーツを選ぶ際は旬ものを気にすることで季節を味覚で楽しむことができ、贈り物にも喜ばれるでしょう。春に旬を迎える果物にはイチゴやさくらんぼなどがあり、夏は桃やイチジクなどです。

秋は洋梨やぶどうなど、冬が最盛期といわれる果物には温州みかんやキウイフルーツなどがあります。こちらでは洋梨と和なしの違いや洋梨の味わい、洋梨のおすすめ品種などの特徴をチェックしていきましょう。

ヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の木になる果実の総称

Photo byanalogicus

洋梨は「セイヨウナシ(西洋梨)」と呼ばれる種類であり、和なしに対して洋梨と呼ばれています。洋梨はヨーロッパ原産のバラ科ナシ属の植物およびその果実で、ヒョウタンのようなフォルムです。一般的に洋梨は苗を植えてから収穫量が安定するまで10年程掛かるといわれています。

洋梨の寿命は明確ではないものの、100年生きている木もあるようです。起源は中国にあり、一説に依れば古代ギリシャ時代からヨーロッパのドイツ、イギリスで栽培されていたといわれ、日本に伝わったのは明治時代です。洋梨は明治初期にフランスやアメリカから日本に入りました。

Photo byGerDukes

洋梨の種子は消化管を通り抜けても発芽するために人間や動物の移動によって産地が広まり、ヨーロッパの中部から南東部にかけて、さらにはペルシア北部まで野生種が原生していたと伝えられています。また、古代ギリシャで洋梨は「神への貢ぎ物」とされていました。

紀元前300年頃に生存していた哲学者テオフラトは洋梨についての記述を残しており、洋梨の栽培が古くから行われていたことが分かっています。1540年頃には海外で16品種栽培され、1629年には65品種の洋梨があり、1730年頃から海外で果樹園の栽培が軌道に乗っていました。

Photo byPIRO4D

洋梨はアメリカとフランスから政府によって輸入され、苗木を養成して、1878年頃から各府県に配布しました。しかし、和なしの栽培環境では順調に育たないために広まらず、また、輸出用果実として栽培が盛んに行われましたが、貿易関係の失敗から輸出は不可能となり栽培も衰退しました。

洋梨の栽培に相応しい環境は冷涼少雨の地域のため、東北地方の一部地域や長野県などがおいしい洋梨の人気産地になりました。洋梨には長い歴史がありますが、日本では失敗を繰り返しながら解決法を探り、現在はおいしい人気品種を販売するまでに成功しています。

和なしとは味わいや形が異なる

Photo by thedailyenglishshow

和なしはバラ科ナシ属の植物であり、果物として食用にされている果実です。日本で「梨」と表記するものは一般的に和なしを指しますが、梨には和なし・西洋なし・中国なしの3種類が存在します。梨の原産は中国で、日本に入ってきたのは弥生時代といわれています。

和なしは日本や朝鮮半島、台湾島に生育する野生種ヤマナシを基本種とする栽培品種群の事です。和なしの主な産地は沖縄を除く日本の各地ですが、中国なしはあまり栽培されていません。また、和なしを数多く栽培している産地は茨城県や千葉県、栃木県や福島県などです。

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洋梨は収穫後に追熟させるフルーツですが、和なしは食べ頃を迎えたものが収穫・出荷されるため、収穫時期が旬時期になります。和なしの旬は洋梨よりも早く、「幸水」などは7月頃から市場に出回り、8月から9月の夏にピークを迎えます。しかし、「新高梨」などは11月以降が旬です。

和なしは皮の色が黄褐色の赤梨系と淡黄緑色の青梨系に大別でき、赤梨系のおいしい人気品種は幸水や新高梨など、青梨系のおいしいおすすめ品種は「二十世紀梨」や「菊水」などになります。形は洋梨が上が細くて尻が大きい瓶のような形をしており、和なしは丸い球形です。

Photo by bm.iphone

和なしの食感はざらつきがあるため、海外ではサンドペア(砂を食べているような梨)といわれ、敬遠している人もいます。ざらざらした食感やシャリシャリした歯応えは「石細胞」と呼ばれるものが原因で、食物繊維によって細胞を包む壁が固くなり、特有の食感が舌に残ります。

和なしは甘酸っぱく爽やかな味わいが特徴的で、乾いた喉を潤すようなジューシーさは夏や盆時期などの暑い時期におすすめです。和なしと洋梨は同じ梨の種類でも形や味わい、食感の特徴が異なり、旬も違います。梨は夏秋冬に掛けておいしい食べ頃を迎える果物の一つに数えられます。

酒のように芳醇でまろやか

Photo by jqn

洋梨は豊かな香りととろけるような舌触りが楽しめるフルーツで、和なしとはまた違ったおいしい特徴を持ちます。重さは250~300gで不揃いであり、ゴツゴツとした見た目が個性的です。ゴツゴツした皮を剥けば芳醇な香りが広がり、滑らかで上品な食感を堪能できるでしょう。

芳醇でまろやかな風味を特徴とするおいしい洋梨は子供から大人まで人気の果物です。洋梨は収穫後すぐに食べずに追熟が必要です。追熟とは果物などを収穫後に一定期間置くことで、甘さをアップしたり、果肉を柔らかくしたりする方法で、メロンやバナナなども追熟されています。

Photo byJillWellington

洋梨を追熟させる場合は保存の温度を高くする方法がおすすめで、熟す前のものは新聞紙で包むかポリ袋に入れて、直射日光を避け、室温で保存してください。追熟の適温は15度~20度前後が良いとされており、2日~1週間くらいでおいしい状態になるでしょう。

日本における代表的な洋梨は「ラ・フランス」

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「ラ・フランス」は洋梨の中でも有名な人気品種の一つで、スーパーマーケットの青果売り場に並んでいることもあります。ラ・フランスはフランス原産のセイヨウナシの品種であり、1864年にフランスのクロード・ブランシュ氏によって発見されました。日本へ入ったのは1903年です。

ラ・フランスは当初、バートレットなど受粉用として日本に導入されていましたが、生食の需要が高まったことでラ・フランスの美味しさが見直されました。さらにグルメブームの到来により、一般に広まったといわれています。ラ・フランスは多汁で、とろけるように柔らかいのが特徴です。

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糖度は14度~15度にもなり甘いですが、優しい酸味もあり、濃厚な味わいが楽しめると評判です。ラ・フランスは洋梨の最高峰と評価され、高級品は贈り物にもおすすめできます。洋梨の人気品種には新潟県の「ルレクチェ」もあり、高い糖度と滑らかな果肉、芳醇な香りが特徴的です。

ルレクチェは明治36年頃にフランスから新潟県に入ってきた洋梨で、美しいヴィジュアルと食味の良さ、希少性などからお取り寄せギフトにも選ばれています。また、小振りの洋梨「ブランデーワイン」も人気品種の一つで、原産地はアメリカのペンシルベニア州になります。

ブランデーワインは明治時代に日本に入ってきた品種で、現在は北海道で主に栽培されています。収穫時期は9月下旬~10月中旬頃なので早生に分類されるものの、追熟して出荷されるため、10月~11月初旬頃に市場に出回ります。口当たりは瑞々しく、微かにサクサクした食感もあります。

洋梨の主な産地

Photo byPexels

日本で食べられている梨には洋梨や和なしがありますが、こちらでは洋梨の主な産地をご紹介します。洋梨は世界でも栽培されているため、海外の主な生産国もチェックしておきましょう。

生産国1位はイタリア

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洋梨は世界で栽培されていますが、最も多い生産量を誇るのがイタリアであり、年平均で125万トンを生産し、2位のフランスは40万トンになります。洋梨の世界の総生産数の約半数がヨーロッパで生産されています。

日本での主な産地は山形県

Photo by yari3180m

日本の主な産地は山形県で、2019年のデータでは全体の約75%を占めています。次点で新潟県と青森県の約8%、長野県の6%、福島県の3%になります。山形県は盆地で夏と冬・昼と夜の寒暖差が大きく果物の栽培に適し、山に囲まれている立地から台風など災害の影響が少ないといいます。

山形県は洋梨に限らず、さくらんぼなども有名で、全国の中でもトップクラスの生産量を誇ります。昼夜の寒暖差は果物の甘味や香りの強さに影響し、気温の低い夜に植物もゆっくり眠ることができ、エネルギーの消費が抑えられ、日中に光合成で蓄えた有機成分を果実の成長に回します。

洋梨のおすすめの食べ方

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洋梨はフルーツの中でも芳醇な香りとまろやかな舌触り、甘い味わいが特徴的で、幅広い年齢層から人気があります。こちらでは洋梨の美味しさを堪能できる食べ方、アレンジ料理・スイーツをご紹介します。洋梨はそのまま食べるだけでなく、アレンジしても美味しく仕上がる果物です。

そのまま味わう

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追熟させた洋梨はそのまま食べる方法が調理の手間もなく、また素材の良さを堪能できておすすめです。洋梨は表面が凸凹しており、丸くないため、りんごのように皮を剥くのは難しいです。洋梨の皮を剥く際はくし切りにしてから芯を取り除き、面取りするようにしてください。

洋梨は切ってから変色してしまうため、早めに食べるのがおすすめです。食べ頃は軸が枯れたようになったもの、軸の周りの肩の部分に弾力があるものを選ぶのがポイントで、黄色くなって甘い香りがすれば完熟しているでしょう。

料理やお菓子に使う

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洋梨は食卓を華やかに彩る一品料理にもアレンジできます。芯を取って一口大にカットしたラ・フランスをレモン汁で和え、生ハムを上に乗せ、エキストラバージンオリーブオイルと黒胡椒を掛けたら「洋梨と生ハムのおつまみ」の完成です。

スイーツにアレンジするなら「洋梨タルト」もおすすめで、洋梨の芳醇な香りと甘味、さらにタルト生地のサクサクした食感がおいしいでしょう。焼き菓子やタルトと相性の良いアーモンドクリームを詰め、粉砂糖を振って仕上げます。

コンポートにする

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人気の食べ方の一つは「コンポート」です。コンポートとは果物を水や薄い砂糖水で煮て作るヨーロッパの伝統的な果物の保存方法で、ジャムに比べて糖度が低く、より果物の食感が残ります。甘みが凝縮されたコンポートはヨーグルトやアイスクリームなどに添えて頂きます。

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洋梨の人気お取り寄せ

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洋梨はスーパーマーケットや青果店のみならず、通販サイトでもお取り寄せできます。高級品はお歳暮などの贈り物にも選ばれており、予約注文を受け付けているショップもあります。こちらでは山形県で栽培されたラ・フランスと新潟県のプレミアムな品種をピックアップしました。

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山形 味の農園「山形県産 ラ・フランス」はお取り寄せで人気の洋梨で、とろけるような舌触りと果汁したたる緻密な肉質が特徴的です。山形県では統一販売開始基準日を設けており、食べ頃に近いおいしい商品を届ける工夫を凝らしています。

山形県産 ラ・フランスは自宅に届いてから追熟するように計算して発送しており、同封の栞を参考に最もおいしい状態に完熟させることができます。香り高くて食べ飽きることのない、爽やかな甘さが人気の山形県産 ラ・フランスです。

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山形銘実館「山形県産 ラ・フランス 特秀品」は高い糖度と洋梨独特の芳醇な香りが評判です。山形銘実館では樹上に限界を迎えるまで果実を置くことにより、糖度と香りを最大限まで果実に転換させています。豊かな香りととろけるような果肉の食感、甘さが好みの方におすすめでしょう。

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新潟直送計画「ル・レクチェ」は新潟特産の洋梨で、酸味の少ない濃厚な甘みと広がる香りを楽しめます。ル・レクチェは洋梨の中でも栽培が難しい品種であり、本場フランスでも生産されていません。また、病気に弱く長期間の追熟が必要なため、流通量が少ない貴重な洋梨です。

おいしい洋梨を味わおう!

Photo byTaboadahdez

洋梨と和なしは形や風味、食感が異なり、それぞれにおいしい魅力が詰まっています。品種によっても特徴が違うので、食べ比べて楽しむこともできるでしょう。洋梨の人気の品種は売り切れる可能性があるため、早めの予約・購入がおすすめです。

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anemone4
ライター

anemone4

生まれも育ちも福岡のanemone4です。ホッキョクグマや犬が好きで愛犬チワワにいつも癒されています。上手ではないですがカラオケが娯楽の一つで友人と7時間は歌っていることもあります。

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