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メロンパンのレシピを知りたい!
メロンパンは、パン生地の上に甘いビスケット生地をのせてメロンのように成型した菓子パンのことで、日本が発祥です。メロンパンという名前の由来は、ビスケット生地に格子状の筋が入っていることから、見た目がマスクメロンに似ているからという説が主流となっています。
他にも「メレンゲパン」がなまってメロンパンになったという説、業務用調理器具のメロン型を使用して成型したパンだからメロンパンという名前になったという説などがあります。
メロンパンはビスケット生地で覆われているので、外はカリカリ、中はふんわりとした食感が楽しめます。甘い風味と食感の楽しさが魅力のメロンパンは、日本の菓子パンの定番です。
メロンパンはパンを覆うビスケット生地が特徴
メロンパンは丸い形が特徴で表面がビスケット生地で覆われています。ビスケット生地またはクッキー生地があることで、食感の違いが生まれおいしいメロンパンに仕上がります。パンというよりスイーツの分類に入れてもよいほど、メロンパンは甘さや香りがリッチでおいしいです。
パンをこねて成型するだけでなく、ビスケット生地を作ってパンにのせる必要があるので、メロンパンのレシピは複雑で難しいイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし、メロンパンのレシピには本格的なレシピの他に、ホームベーカリーを使った手軽に作れるレシピや、食パンをアレンジしたおいしいメロンパン風トーストのレシピなどもあります。
今回の記事では、様々な作り方のメロンパンレシピをご紹介します。パン作りが好きな方もパン作り初心者の方もぜひおいしいメロンパン作りに挑戦してみてください。
形は地域によって異なる
メロンパンは一般的に「メロンパン」という名前で広く知られていますが、京都や滋賀、広島、愛媛など関西や中国地方の一部では「サンライズ」という名前で定着しています。
サンライズはメロンパンとほぼ同じ菓子パンですが、ビスケット生地に線を描き、日の出をイメージして作られたことからその名が付いたといわれています。
また、神戸ではビスケット生地をかぶせたラグビーボール型のパンに白あんが入ったものを「メロンパン」と呼んでいます。一般的にメロンパンというと丸型に成型されたものをいいますが、地域によってはラグビーボール型のものもあるということです。
おいしい!本格的なメロンパンのレシピ
さっそくご紹介するのは、本格的なメロンパンのレシピです。本格的なメロンパンのレシピはパン作りに慣れている方だけでなく、パン作り初心者にもおすすめです。一見難しそうなメロンパンですが、考えているより簡単に作れますので本格的なレシピを参考に挑戦してみましょう。
本格的なメロンパンのレシピの材料は大きくパン生地とビスケット生地に分けられます。工程も分けて作っていきますので、材料も分けてご紹介します。
「本格的なメロンパンのレシピ」のパン生地の材料は、強力粉200g、砂糖20g、塩3g、インスタントドライイースト4g、卵1/2個、ぬるま湯110ml、無塩バター30gです。
「本格的なメロンパンのレシピ」のビスケット生地の材料は、薄力粉130g、砂糖30g、無塩バター40g、卵1/2個、仕上げのグラニュー糖適量です。
まずはパン生地を作っていきます。大きめのボウルに強力粉、砂糖、塩、インスタントドライイースト、卵、ぬるま湯を順に入れ、混ぜ合わせます。ぬるま湯は指で触って熱くない程度の温かさのものが良いでしょう。
ある程度混ざったら常温に戻しておいたバターを加えさらに混ぜ合わせます。粉っぽさが無くなり、ひとかたまりになったらボウルから台の上に出します。台にくっつくようなら打ち粉をふり、表面がなめらかになるまでこねます。
手の甲を使って体重をかけて生地をつぶすようにこねて丸めるを繰り返すと徐々になめらかなパン生地になってきます。表面がつるんとなめらかな状態になったら、ボウルに戻しラップをかけ、温かい場所で30~45分、生地が2倍の大きさになるまで一次発酵させます。
オーブンに「発酵機能」が付いている場合は40度で30分を目安に一次発酵させましょう。パン生地の一次発酵中に、ビスケット生地を作ります。ボウルに常温に戻しておいたバターと砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜます。
砂糖がよく溶けるように、泡立て器ですり混ぜるようにして混ぜましょう。つづいて溶き卵を2回に分けて加えます。ダマにならないようによく混ぜ、続いて薄力粉をふるいながら加えます。
ゴムベラ等でさっくりと混ぜ、ビスケット生地がまとまってきたら手に取り、直径3cmの棒状にし、ラップで包んで冷蔵庫で約15分休ませましょう。次はパン生地です。一次発酵が完了したパン生地のガス抜きをして、8等分に分割します。
分割する際はスケッパーや包丁などで放射線状にカットすると均等に分けられます。よりきちんと分割したい方はキッチンスケールで全体の重量を測り8等分にした重量を測りながら分割していくという方法がおすすめです。
8等分にしたパン生地は手早く丸めて、固く絞った濡れ布巾をかぶせて、10分間ベンチタイムを取ります。つづいてビスケット生地を冷蔵庫から取り出し、8等分にカットします。
コロコロと手のひらで丸め、ラップやオーブンシートに挟んで麺棒で直径8cmの丸型にのばします。ベンチタイムが終わったパン生地の上に平たくのばしたビスケット生地をのせ、包むように成型します。ビスケット生地の表面にスケッパーやカード、ナイフ等で格子状の模様を付けます。
仕上げにグラニュー糖を振りかけましょう。オーブンの天板にオーブンシートを敷き、成型したメロンパンを並べ、霧吹きをして乾燥を防ぎます。温かく湿度の高い場所で、約30分二次発酵させましょう。オーブンの発酵機能を使う場合は40度で20分を目安に二次発酵させましょう。
つづいて焼成です。180度に予熱したオーブンで15分焼けば完成です。焼き立てのメロンパンは、クッキー生地がやわらかく手作りならではのクセになる味わいです。
少し時間が経つとビスケット生地はサクサクになります。本格的でおいしいメロンパンのレシピを参考にぜひ挑戦してみてください。
簡単!ホームベーカリーを使ったメロンパンのレシピ
次は簡単&おいしいホームベーカリーを使ったメロンパンのレシピをご紹介します。先ほどの章では、手ごねで作る本格的なメロンパンのレシピをご紹介しました。この章では便利な調理家電の代表格ともいえるホームベーカリーを使った簡単メロンパンレシピを見ていきましょう。
ホームベーカリーは材料をセットし、スイッチを押すだけで焼き立てのおいしいパンが楽しめるという便利な調理家電です。一家に一台あると、焼きたての食パンがいつでも楽しめます。
ホームベーカリーでパン生地づくりをして取り出し、成型と焼成は手作業で行うということもできます。つまりこねる作業と一次発酵だけホームベーカリーに担当してもらうという方法です。この機能を使えば、菓子パンや惣菜パンなども自由に作ることができますのでおすすめです。
今回ご紹介する「簡単&おいしいホームベーカリーを使ったメロンパンのレシピ」も、一次発酵までをホームベーカリーで行うレシピとなっています。それでは材料を見ていきましょう。
「ホームベーカリーを使ったメロンパンのレシピ」のパン生地の材料は、強力粉200g、バター20g、砂糖15g、塩3g、牛乳130g、卵1/2個、ドライイースト3gです。
パン生地の材料全てをホームベーカリーにセットし、「パン生地」コースでスイッチをオンします。パン生地づくりはホームベーカリーに任せて、この時間を利用してビスケット生地を作っていきます。
「ホームベーカリーを使ったメロンパンのレシピ」のビスケット生地の材料は薄力粉160g、バター50g、砂糖50g、卵1/2個、バニラエッセンス適量、ベーキングパウダー小さじ1/2、グラニュー糖適量です。
つづいてレシピです。大きめのボウルに室温に戻したバターと砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなめらかになるまでよく混ぜます。溶き卵を少しずつ入れ、その都度よく混ぜます。
つづいてバニラエッセンスを加え、混ぜ、粉類(薄力粉とベーキングパウダー)をふるいにかけながら加えましょう。ゴムベラに持ち替えてさっくりと切るように混ぜます。ひとまとまりの生地になったら丸めて冷蔵庫で休ませておきましょう。
一次発酵が完了したパン生地をホームベーカリーから取り出し、12~15等分に分割し、丸めます。固く絞った濡れ布巾をかぶせて約10分、ベンチタイムをとりましょう。このベンチタイムの間にビスケット生地を分割し、丸めます。
パン生地を分割した数と同様の数にビスケット生地を分割し、丸めましょう。打ち粉をした台の上で、ビスケット生地を麺棒で丸くのばし、ベンチタイムが終わったパン生地の上にかぶせます。スケッパーやナイフ等で格子状の模様を付けて、グラニュー糖を振りかけます。
つづいてオーブンの発酵機能を使って40度で30~45分、二次発酵を行います。二次発酵が終わったら、180度に予熱したオーブンで15分焼き完成です。
ふわふわのパンとカリッとした食感のビスケット生地のコンビがおいしい、絶品メロンパンが簡単に作れるレシピです。レシピを参考に作ってみましょう。
食パンをアレンジ!メロンパン風トーストのレシピ
つづいては食パンをアレンジしたメロンパン風トーストのおすすめレシピをご紹介します。こちらのレシピは、食パンアレンジの人気レシピで、手軽にメロンパン風が楽しめるのでおすすめです。
パン生地を作る必要がなく、食パンを使うアレンジレシピなので、食べたいときに食べたい分量を作ることができて便利です。食パンをアレンジしたメロンパン風トーストのレシピの材料は、お好きな食パン1枚、バター15g、グラニュー糖大さじ1、薄力粉25gです。
つづいてレシピです。常温に戻したバターとグラニュー糖、薄力粉をよく混ぜ、ビスケット生地を作ります。固さが気になる方は牛乳や溶き卵少々を加えて調整すると良いでしょう。食パンの表面にビスケット生地をのせ、包丁などで格子状に切り込み模様を入れます。
仕上げにグラニュー糖を振りかけると、グラニュー糖のざらっとした食感が加わりさらにおいしくなります。トースターで5~8分加熱すれば、あっという間にメロンパン風トーストの完成です。トースターの加熱時間は焼き具合を見ながら調整しましょう。
グラニュー糖がない場合はいつも使っている砂糖で代用可能です。簡単アレンジレシピで、メロンパン風が楽しめるのでぜひお試しください。簡単&時短のレシピなので忙しい朝や休日のブランチなどにもおすすめです。
メロンパンのレシピに挑戦してみよう!
メロンパンの本格レシピやアレンジレシピ、ホームベーカリーを使った簡単レシピをご紹介しました。一見難しそうに見えるメロンパンですが、基本のレシピをマスターしてしまえば意外と簡単に作れると話題です。
パン作りや料理初心者の方は、ホームベーカリーを使ったレシピや食パンのアレンジレシピに挑戦したりと、簡単なレベルからメロンパン作りを試してみてはいかがでしょうか。
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