【醤油】の正しい保存方法を伝授!長持ちさせるコツは?

【醤油】の正しい保存方法を伝授!長持ちさせるコツは?

醤油は料理に必ず使うとも言える調味料のひとつです。頻繁に使うので、ついコンロ側に置いてしまったりする事はありませんか?保存方法次第では、その美味しさや安全性が無駄になる可能性があります。長持ちできるコツを含んだ正しい「醤油」の保存方法をお伝えします。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

記事の目次

  1. 1.醤油の基本の保存方法
  2. 2.醤油の正しい保存のポイント
  3. 3.醤油の保存容器の違い
  4. 4.醤油を長持ち保存するアイディア
  5. 5.醤油を正しく保存しよう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

醤油の基本の保存方法

醤油
ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

日常的に使う調味料のひとつである醤油の保存方法は、次のとおりです。醤油は製造時に加熱殺菌されており、開栓前は常温で問題ありません。開栓後はしっかりと栓をした後に冷蔵庫で保存しましょう。

などと、頭に叩き込んでも、数多ある銘柄や種類によっては保存方法ひとつでも迷うこともあるでしょう。保存で迷う場合は、パッケージやラベル記載されている保存方法をチェックするのが確実です。

醤油
ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

しかし、判断基準として「アルコール配合率が高い」や「特殊容器」以外は、冷蔵庫内の保存が良いと頭に入れておきましょう。そこで、もう少し突っ込んで開栓前や開栓後の保存の違いや、賞味消費期間、特定種類の保存方法などをみていきます。

いつも使う調味料だからこそ、おいしく味わいたいものです。正しい保存方法を知り、醤油を使った料理をおいしくバージョンアップしてみませんか。

開封前は常温・開封後は冷蔵

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

スーパー等でよく見かけるペットボトルや卓上用のガラス瓶に入った醤油の保存方法ですが、開栓前なら常温保存が可能です。特に、冷暗所がさらに品質が保持できるので、保存場所に最適です。

開栓後は、ペットボトルや瓶に詰めた醤油は空気に触れただけで劣化します。開栓後から1ヶ月以内の使用を目安としましょう。

冷蔵保存の醤油は独特の香りが立ちにくく、一方の常温保存は、独特の香りがより楽しめるという、常温保存のメリットもあり、どちらが良いのかは、使う人の好みに分かれるでしょう。

しぼりたて生しょうゆの場合

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

数ある醤油でも、特定種類は容器の構造も手伝い、例外的な保存方法ができるものがあります。例えばキッコーマン謹製の「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」は、開栓前はもちろん開栓後も常温保存ができる商品です。

空気に触れない二重構造ボトル仕様により、開栓後も保存ができるのが理由です。目安として開封後常温保存で90日間鮮度が保てます。参考までに開封前の賞味期間は18ヶ月です。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」に用いられている二重構造ボトルは「密封ボトル」と呼ばれるものです。ボトル内に内袋を配した二重構造になっており、使用中であってもボトル内の醤油は空気に触れずに酸化を防ぎます。

醤油に与える影響は熱よりも酸素が大きいのです。二重構造ボトルにより最大劣化要因を解消し、冷蔵保存ではなく常温保存でも品質が維持できるようになったのです。

いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ

商品画像出典: 楽天
楽天で詳細を見る
【ヒゲタ醤油】おすすめ商品ランキングTOP7!業務用や高級ギフトものイメージ
【ヒゲタ醤油】おすすめ商品ランキングTOP7!業務用や高級ギフトも
ヒゲタ醤油は高級醤油が人気のメーカーです。醤油のみならず、つゆやダシ、たまごかけご飯専用の醤油など、幅広いラインナップとなっています。業務用商品やギフト用商品の取り扱いもあります。そんなバラエティ豊富なヒゲタ醤油のおすすめ商品をランキングで紹介します。
【減塩醤油】おすすめランキングTOP7!塩分濃度も徹底解説のイメージ
【減塩醤油】おすすめランキングTOP7!塩分濃度も徹底解説
減塩醤油は、近年注目されている調味料です。高血圧など健康面に配慮して素材にこだわる方が増える中、塩分を減らした調味料が増えてきています。数ある商品の中から、減塩醤油のおすすめ商品をランキング形式で紹介していくので参考にしてみてください。

醤油の正しい保存のポイント

醤油
ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

前章では醤油の基本的な保存方法についてご紹介しました。しかし基本的な保存でも、注意すべきポイントがあります。少し気を使うだけで品質が格段に長持ちするので、正しい保存方法のポイントをチェックしてみて下さい。

開封前も日の当たりにくい場所に置く

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

開封前の醤油は、冷暗所での保存がおすすめと前述しました。その理由は独自の性質にあります。醤油に含まれるアミノ酸と糖は、化学変化により「メラノイジン」という物質が生成されます。

「メラノイジン」は、酸化することで濃い色になる性質があります。空気接触による酸化現象によって、醤油の色が濃くなります。この性質は、高温や直射日光に晒されるとさらに促進され、色が黒化すると同時に風味も抜け、格段に品質が劣化します。

以上の理由があるので、常温保存するなら、直射日光を避けた冷暗所にしましょう。また、開栓後は空気に晒されるので酸化が進むため、確実に栓をした上に冷蔵庫に保存する必要があります。冷蔵庫保存は醤油の防カビにも有効です。

小さい容器に移し替える

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

お歳暮やお中元などで醤油を1度に多く貰ったり、大サイズのものを購入した時など、他の食材ですでに冷蔵庫がいっぱいで、醤油が入り切らない場合が多々あります。そのような時は「詰め替える方法」が便利です。

醤油は調理にも使いますが、例えば刺身や焼き魚などの料理など食卓上でも使います。そこで冷蔵庫に冷蔵保存中の醤油容器から、使い切るだけの量を、小型の容器に移し替えて使うのも、品質保持の意味においては良い方法です。

しかし、以上のように保存方法に気をつけた上でも、他の保存と同様に開栓後は1ヶ月以内で使い切るのが理想的です。食卓上でよく使う人は、醤油を詰め替える方法がおすすめです。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

ひとつだけ注意点があるとしたら、移し替えた醤油が1ヶ月以上過ぎても使い切れない場合、冷蔵保存中の容器に戻すのは厳禁です。発酵食品の醤油でも開封後は時間が経つに連れ、品質が劣化します。

冷蔵保存中の醤油と、1ヶ月でも使い切れない小分けした醤油とでは品質劣化具合が違い、後者の場合は腐敗の可能性もあります。醤油の保存において、大瓶から小瓶への詰替えはあくまで一方通行なのです。

醤油の保存容器の違い

醤油 容器
ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

醤油の保存容器となると、ガラスや陶器、プラスチックにペットボトルなどが考えられます。販売提供されている商品となると多くの場合はガラス瓶、もしくはペットボトルが多く目につきます。

ふと気になるのが保存容器による使用期間の違いではないでしょうか。また、個々の保存容器ごとに保存方法が違うかもしれません。そこで醤油の保存容器について、調べてみました。

賞味期限と開封後のおすすめ使用期間

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

すでにご説明の通り、具体的な醤油の賞味期限(期間)はラベルやパッケージに記載されています。しかし醤油の賞味期限は、種類や容器で差があり異なり、次のような基準が作られています。

ペットボトルなら「濃口・再仕込・たまり(18ヶ月)」そして「淡口(12ヶ月)」、ガラス瓶や缶は「濃口・再仕込・たまり(24ヶ月)」や「淡口(18ヶ月)」に「白(8ヶ月)」と期間が決められています。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

「淡口」はいわゆる「薄口醤油」、「白」は「白醤油」を意味しています。ガラス瓶とペットボトルを比べるとペットボトルは酸素の透過性が高く、賞味期間はガラス瓶より短期間に設定されています。

一方のガラス瓶に入れた醤油の賞味期限は、ペットボトルより長期に決められています。しかし、蔵元によっては「自蔵の醤油がおいしく食べられる期間」の解釈によって短期間で決められているものもあります。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

醤油の開封後おすすめ使用期間ですが、これも前述の通り開封後から30日(1ヶ月)間です。その頃には、透明感ある赤色はくすんでしまい、次第に黒色に変化します。スッキリした余韻に甘味さえ感じる独特の香りも、古くなった印象が強くなります。

味もアクが強い風味に変化します。ただ、気が付くと購入後から数ヶ月過ぎても使い切れない人が大半でしょう。大量に買ってしまい1ヶ月以内で無理に使い切るよりは、余裕を持って1か月で使える容量の醤油の購入がおすすめです。

醤油を長持ち保存するアイディア

醤油 小瓶
ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

醤油を長持ちさせるアイディアですが、ポイントとしては、すでに前述の「小瓶に分けできるだけ空気に触れさせない」がポイントとなります。このポイントを徹底させてることで、劣化を遅らせます。

用意するのは、未開封の醤油(1リットル)に、小瓶に詰め替え用として、ワインの空きボトル(375ml/スクリューキャップの瓶)2本と、空き密封ボトル(450ml相当)1本を用意します。同時に「卓上用の醤油」の容器や使い方などを決めます。

スクリューキャップの瓶を使う理由は、冷蔵庫内で横に置いても液漏れしにくい点があります。スクリューキャップであれば、日本酒の小瓶でも十分に使えます。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

つまり、瓶タイプの卓上醤油差しなら密封ボトルから移す、または密封ボトルをそのまま卓上醤油差しにするなどが考えられます。「卓上用の醤油」の容器や使い方を決めると、空きワイン瓶に入れていきます。

じょうごなどを使い、空きワイン瓶(2本)に醤油を入れていきます。余れば、空き密封ボトルに入れます。密封ボトルのフタの空け方、及びボトルへの入れ方はさらに長文になるので、ネットで公開されている情報をご参照下さい。

ボトルへの入れ方のコツは「割っていない割り箸」で内部の「ポリ袋」を広げることです。醤油がボトルに入ればフタを締め、中の空気を締め出せば、醤油の入れ替えは終了です。

透明醤油ってなに?!色を活かした絶品レシピものイメージ
透明醤油ってなに?!色を活かした絶品レシピも
透明醤油は、醤油は黒いものという常識を覆す商品です。透明醤油は味や香りを保ち色だけを透明にしていることから色鮮やかな料理を作れる、見た目が良いなどの理由で飲食店での利用やギフトとして人気です。今回は、透明醤油のおすすめレシピや使い方についてまとめました。
九州の定番【うまくち醤油】とは?おすすめ商品も紹介のイメージ
九州の定番【うまくち醤油】とは?おすすめ商品も紹介
「うまくち醤油」は九州エリアでお馴染みの調味料の一つで、スーパーマーケットなどに並んでいます。今回はうまくち醤油の特徴とうまくち醤油を使った料理、さらには評判の良いおすすめ商品をピックアップしてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

醤油を正しく保存しよう!

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

醤油の保存方法でも、容器の形状や材質そして開栓前や開栓後でも保存方法が違います。それでも迷うようなら、冷蔵庫保存が間違いありません。醤油の種類によって保存方法が違うので、正しい保存が確認したいならパッケージやラベルの注意書きチェックがおすすめです。

正しい醤油の保存方法を知り、詰めたての美味しさのままの醤油を、美味しいままの期間内で楽しんでみませんか?

いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ

サイトを見る
ぬこぬここ
ライター

ぬこぬここ

生まれは福岡県、人生の大半は大阪府、そして現在は滋賀県住みのアラフィフおばさんです。年に1回ペースで国内のどこかへ旅しています。過去に旅した場所や今度旅したい場所について書けたら、と考えています。

こちらもいかがですか?

人気記事ランキング