【みかん】の皮は捨てたら勿体ない！意外と知らない上手な活用方法を伝授

今回は、みかんの皮の活用方法について紹介をします。みかんといえば、日本全国昔から親しまれている冬に旬を迎える果物です。酸味と甘みのバランスが良く、栄養価にも非常に優れているので、多くの家庭で昔から食べられてきた定番の果物として親しまれています。

ほとんどの方が、みかんの皮を捨てて中身の果実の部分だけ利用しているのではないでしょうか。じつはみかんの皮には様々な使い道があります。また調理方法によっては美味しく食べられるようになります。みかんの皮用のレシピも公開されているので、簡単なおすすめ方法を紹介します。

みかんの皮は、果実の部分に負けず、栄養価が非常に高いといわれています。みかんの皮に含まれている栄養素にはどんなものがあるのでしょうか。みかんの皮はそのまま食べるのは難しいので、簡単な調理や加工をすることで、美味しく手軽に食べられるようになります。

みかんの皮には、非常に多種類で豊富な栄養素が含まれていますが、その中でも特に含有量が多く健康効果が期待できる栄養素を紹介します。みかんの果実好きの方は、ぜひ皮を捨てずに、食材として取り入れる方法を身に付けて、簡単なレシピに挑戦してみてください。

みかんの皮に含まれる代表的な栄養素の1つ目はビタミンCです。ビタミンCは果物全般に多く含まれる栄養素で、抗酸化作用があり、がんの発生をはじめとして様々な病気の発症を抑制してくれる効果が期待できます。老化のスピードを抑えてくれる効果も期待されています。

ビタミンCはたくさん摂取しても摂取過多となる可能性が低いので、比較的安全に利用することができます。ストレスの軽減にも利用できるので、みかんの皮を取り入れた食事作りに挑戦してみてください。ビタミンCは他の果物でも摂取できますが、みかんの皮を効果的に利用しましょう。

みかんの皮に含まれる代表的な栄養素の2つ目は、食物繊維です。食物繊維は、腸内の環境を整え、便通をよくする効果があります。体内から体をきれいにしてくれる効果が期待できる栄養素です。血液をサラサラにしてくれる効果も期待できるのも魅力です。

食物繊維をしっかりと摂取することで体の中から健康になり、美容効果も期待することができます。みかんの皮を取り入れたレシピは、美容に配慮する女性に人気があり、広く利用されています。みかんの皮を捨てるのはもったいないと考える方が多い理由になっています。

みかんの皮に含まれる代表的な栄養素の3つ目は、ヘスペリジンです。ヘスペリジンとは、ビタミンPと呼ばれることもあります。ヘスペリジンの効用は、毛細血管を強くすることにあります。高血圧や動脈硬化を予防してくれる効果があるとされ、非常に魅力的です。

ヘスペリジンはみかんの皮を剥いたすぐ下の白い部分に多く含まれています。そのためみかんを食べるときには皮を捨てることはもちろんのこと、果実に残る白い筋も捨てない方が栄養価の面ではメリットがあります。果実に加え、みかんの皮も食事に取り入れましょう。

続いて、みかんの皮のおすすめ活用方法を紹介します。みかんの皮に豊富な栄養素が含まれているとはいえ、そのまま食べるのは難しいです。そこで、少し手を加えておいしく食べやすくするおすすめの方法があります。栄養価も高く効率よく健康を手にすることができるのでおすすめです。

また、みかんの皮は食用に利用する以外に、おすすめの活用方法があります。掃除の際に利用するなど意外な活用方法があるので、ぜひ試してみてください。みかんの皮の活用方法を理解すると、捨てるのが非常にもったいないと感じるようになるかもしれません。

みかんの皮のおすすめ活用方法の1つ目は、乾かして陳皮にする方法です。陳皮とは、漢方薬に利用される素材で、自宅でも簡単に作ることができます。陳皮の作り方は、単に乾燥させるだけです。みかんの皮をざるや網にあげて、日陰で干からびるまで完全に乾かします。

水気が完全になくなり、元の大きさの2～3割程度になったら完成です。密閉容器などに入れて保存し、必要な分量づつ使っていきましょう。陳皮の使い方は様々あります。お湯を注いで陳皮茶にしたり、粉末状にして煮物やお菓子などに振りかけて食べる方法などがあります。

みかんの皮のおすすめ活用方法の2つ目は、お風呂に入れる方法です。みかんを剥いたそのままの状態で入れる方も多いですが、乾燥させて陳皮にしたうえでお風呂に入れるのもおすすめです。みかんの皮には血行を良くする効果やリラックス改善効果が期待できます。

普段のお風呂の湯船にみかんの皮を入れるだけで効果が得られるので、とても簡単でおすすめです。冷え性の方に特におすすめしたい活用方法です。普段のお風呂が、とても温まりやすい居心地の良いものになります。ネットに入れておけば汚れも気になりにくいです。

みかんの皮のおすすめ活用方法の3つ目は、掃除に使用する方法です。食べ物で掃除と聞くと意外に思う方も多いかもしれませんが、実は高い効果が期待できます。シンクの磨き掃除をする際に利用すると、しつこい油汚れもかなり簡単に落としていくことが可能です。

また、みかんの皮を煮詰めてスプレー容器に入れて利用すれば万能の掃除用スプレーとして活用できます。畳の汚れやフローリングの汚れを掃除する際に効果的です。みかんの皮の意外な活用方法を知れば、捨てることができなくなるくらいの魅力を感じるようになります。

最後にみかんの皮を利用したおすすめレシピを紹介します。掃除など意外な使用方法があるみかんの皮ですが、やはり食材として活用することで高い栄養価を利用したいと考える方も多いのではないでしょうか。みかんの皮を食用で利用する際には、ピールと呼ぶのが一般的です。

ピールを使ったおすすめのレシピを2つ紹介します。みかんの皮のピールを利用したレシピはSNS上などでもたくさん公開されているので、簡単で作りや水レシピにぜひ挑戦してみてください。ヘルシーでおいしい食べ方がきっと見つかるので、試してみてください。

みかんの皮を使ったレシピに挑戦する前に、必ず気を付けておきたいことがあります。それは、みかんの素材の問題です。皮を食材に利用する際には、必ず国産の無農薬の商品を利用するようにしましょう。皮には農薬の成分が特にしっかりと付着していることが多いです。

せっかく高い栄養価を取り入れて健康を増進する効果が得られる食材であるのに、海外産の農薬がたくさん使われているものを利用すると逆に体調を崩してしまいかねません。産地と製法をしっかりとチェックして、健康を損ねないように注意しましょう。

みかんの皮を使ったおすすめレシピの1つ目は、「お手軽みかんピール」です。おつまみとしても利用できる、大人のお菓子として活用できるレシピです。みかんの皮と砂糖、水だけで作ることができる手軽さも大きな魅力です。

剥いたみかんの皮を細切りにし、水を代えながらボウルで繰り返し洗います。そのあと1時間ほど水に漬けます。ざるに上げて水を切った後、鍋に砂糖と水とみかんの皮を入れて煮込んでいきます。そのあとクッキングシートに並べて乾燥させ、グラニュー糖をまぶして出来上がりです。

みかんの皮を使ったおすすめレシピの2つ目は、「みかんピールのパウンドケーキ」です。甘すぎるケーキではなく程よい酸味がありさっぱりとした仕上がりになります。ホットケーキミックス、バター、砂糖、卵、牛乳、はちみつ、陳皮にしたみかんの皮を用意します。

陳皮を牛乳とハチミツに浸し柔らかくします。ボウルに砂糖とバター、卵、ホットケーキミックス、牛乳、陳皮の順で混ぜながら入れていき、生地を作ります。パウンド型に生地を入れて180度のオーブンで40分ほど加熱すれば完成です。冷ましてから食べましょう。

以上、みかんの皮の活用方法について紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。みかんの皮は活用次第で様々な用途に利用できます。皮を活かす方法を積極的に採用することでとても便利に生活ができるので、みかん好きの方はぜひ皮まで余すことなく最大限に活用しましょう。