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ハンドメイドの手助けアイテム【仮止めクリップ】をご紹介!
ハンドメイドは自宅で楽しめる趣味の一つに数えられ、ハンドメイドが得意な人の中には副職や本職として販売している人もいます。ハンドメイドは洋服やパッチワーク、編み物、ビーズアクセサリーなどたくさんの種類があり、初心者でも簡単に始められるものは人気が高いようです。
手芸は種類によってミシンなどの道具が必要で、手芸屋や100均ショップで手に入るアイテムがあります。今回はミシン使用時などに必要な「仮止めクリップ」に着目し、仮止めクリップの使い方やまち針との使い分け、さらには仮止めクリップのおすすめ商品をまとめました。
【仮止めクリップ】の使い方
仮止めクリップはソーイングに欠かせない道具の一つで、作業効率を上げられると評判のおすすめ商品です。仮止めクリップはミシンで上下2枚の布を合わせて縫う場合に使い、布のずれを防ぐのに役立ちます。生地を縫い合わせるには縫い代が必要です。
縫い代は布と布を縫い合わせるために布の端に余分に用意しておく部分のことです。例えば、上の布の縫い代を1cmで縫うには下の布も1cmで縫い合わせていきます。ミシンは押さえ金の下の部分が動くことで布を送っているため、下の布と上の布がずれやすくなります。
上下の布のずれは特に摩擦の少ない布や分厚い布で生じやすく、上下の布をしっかり持ちながら縫い進めると失敗が少なくなるようです。布のずれを抑える道具がまち針や仮止めクリップで、こまめにまち針を打ったり、仮止めクリップで挟んだりしながら縫う方法がおすすめです。
ミシンで仮止めクリップを使う場合は生地を何か所か留めて縫い進めていき、ミシンの針が仮止めクリップに近付いたら外し、また縫い進めて行く作業の繰り返しです。
【仮止めクリップ】と【まち針】の使い分けの仕方
仮止めクリップが適している生地は革などの硬い素材や、オックス・キャンバスなど厚手のものです。また、トートバッグの持ち手を付ける際やエプロンの紐留めなど、複数枚の生地を縫い合わせる場合にも仮止めクリップの利用がおすすめです。
仮止めクリップは硬い素材や厚手の生地だけでなく、まち針では穴が開いていしまうデリケートな素材にも向いています。また、針が抜け落ちやすいチュール・オーガンジーなどの薄手素材の仮止めにも役立つでしょう。
仮止めクリップは小さくて細いまち針よりも見付けやすく、怪我をしにくい利点があります。また、作業スペースに小さな子供がいる場合も、まち針より仮止めクリップの方が安全かもしれません。まち針はクリップでは挟みにくい箇所の仮止めに向いています。
【仮止めクリップ】おすすめ商品
おすすめ商品の一つは「クロバー 仮止めクリップ 10個入」です。本体サイズは約10mm×27mm×15mmで、開口幅(挟める厚み)は最大約10mmになります。台座には縫い代幅の目安が測れる目盛り(5mm・7mm・10mm)が付き、確認しながら使える商品です。
クロバー 仮止めクリップ 10個入はミシン送りで生地が浮きにくいフラットな台座で、生地が見やすい半透明の赤とピンク色になります。素材は軽量で扱いやすい樹脂製です。
仮止めクリップをたくさん使用する人は「スタンドクリップ」も検討してみてください。本体サイズは約2.5cm×1.3cmで、ピンク・クリア・グリーン・オレンジ、さらにブルー・パープルの6色がセットになった30個入りです。素材はスチロール(プラスチック)になります。
仮止めクリップやまち針は消耗品のため、まとめ買いする方法もおすすめです。生地の色よりも目立つ色のクリップを使いましょう。
100均のクリップで代用は可能?
100均ショップにはソーイング専用の仮止めクリップの取扱いがありません。ダイソーは仮止めクリップに類似した「カラープラクリップ」を販売していますが、書類・伝票の色分け整理に特化した商品です。
100均のクリップはソーイング用の仮止めクリップよりも開ける時に力が必要です。また、開口幅は約5mmで厚手の生地を挟むのには向いていないため、代用は可能ですがおすすめはしません。
ミシンなどを使う時は仮止めクリップを使ってみよう!
仮止めクリップはミシンなど縫い合わせに便利なアイテムです。商品によってはゴブランやラミネート、フリース等厚地の生地を挟めるため、ソーイングの作業用道具として活躍するでしょう。また、ピンポイントで留める場合には先細タイプの仮止めクリップがおすすめです。