【南池袋公園】は一日中過ごせる緑いっぱいの広場!おすすめのカフェもご紹介

【南池袋公園】は一日中過ごせる緑いっぱいの広場!おすすめのカフェもご紹介

池袋駅のすぐ近くにある南池袋公園は、緑に囲まれたおすすめの癒しスポットです。園内には広い芝生や遊具のほかに、人気のカフェもあります。そんな南池袋公園の魅力を、おすすめの遊具や園内に併設されているカフェの人気メニューなどと併せてご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.南池袋公園とは?
  2. 2.南池袋公園の楽しみ方
  3. 3.南池袋公園の人気カフェ「Racines FARM to PARK」
  4. 4.南池袋公園の設備
  5. 5.南池袋公園のアクセス
  6. 6.南池袋公園はのんびりするのにおすすめ!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

南池袋公園とは?

JR池袋駅のすぐそばにある南池袋公園は、2016年4月に全面リニューアルオープンした話題の公園です。以前の南池袋公園は区の財政難などの理由もあって、老朽化した設備の修繕もなかなかできず雰囲気も現在の南池袋公園とはまったく違いました。

そんな旧南池袋公園ですが、2006年に東京電力から「変電設備を設置するため南池袋公園の地下空間を貸してほしい」との申し出が区にありました。

Photo byClassicallyPrinted

これによって安定的に公園の維持・管理費用が見込めるようになったことから、2009年に旧南池袋公園を一時閉鎖し、大々的なリニューアル工事が行われました。

こうして生まれ変わった豊島区・南池袋公園は、地元住民だけでなくさまざまな人々が集い楽しむスポットとして注目されています。

豊島区立の都心にありながら緑豊かな公園

リニューアルオープンによって生まれ変わった南池袋公園は、豊島区が管理する区立公園です。豊島区内には南池袋公園のほかにも区立公園が多数あります。

ただしオフィスビルや大型商業施設が立ち並ぶ都心にありながら一年中緑に接することができる区立公園となると、豊島区内では南池袋公園を含めても非常に少ないといえるでしょう。

そもそも南池袋公園は広さ7811.5㎡もある大きな区立公園ですが、その大半が南池袋公園の中央に広がる芝生広場です。一年を通していつでも緑が美しい芝生を保つため、南池袋公園の芝生広場では夏向き品種芝と冬向き品種芝を交互に植えて育てています。

さらに芝生の保護のために、芝を傷つけるようなもの(椅子、テーブル、三脚など)の持ち込みが禁止です。また芝生広場の開放日を設定しているので、徹底した芝生の管理を行っていることも南池袋公園の特徴といえるでしょう。

このような徹底管理によって守られている南池袋公園の芝生広場は、季節を問わず美しい緑色の世界が楽しめる癒しスポットです。

さらに南池袋公園には、豊島区駒込発祥のソメイヨシノやヤマザクラなども植えられています。その数は約2500本もあるので、南池袋公園全体が緑に囲まれているところも魅力です。

多くの賞も受賞

南池袋公園のリニューアルが決定した時点では、現在のようなスタイルではなく、一般的な区立公園に再整備する予定でした。そんな南池袋公園が都心の癒しスポットになったのは、東日本大震災と豊島区役所新庁舎新設計画がきっかけです。

東日本大震災では池袋駅にほど近い南池袋公園およびその周辺が、多くの帰宅困難者で溢れました。そのため南池袋公園再開発計画に、防災機能を加える案が追加されます。

さらに南池袋公園の近くにとしまエコミューゼタウン(豊島区役所新庁舎)の新設が決まったこともあり、南池袋公園を含めた周辺地域を国際的なアートカルチャースポットとする方針が決定します。

これによって本来は一般的な公園として整備する予定だった南池袋公園は、「自然とアートが融合する公園」「災害に備えた公園」をコンセプトに現在のスタイルとなったのです。

このようにさまざまな要素とデザインが組み合わさって完成した南池袋公園は、グッドデザイン賞(2017年度)、日本造園学会賞、照明学会照明デザイン最優秀賞、JFMA賞優秀ファシリティマネジメント賞を受賞しています。

南池袋公園の楽しみ方

駅から徒歩4分という好立地にありつつも、一年中緑が美しい芝生広場や約2500本の樹木に囲まれた南池袋公園には、都心の公園とは思えないほどゆったりとした時間が流れています。そんな南池袋公園を満喫できるおすすめの楽しみ方をご紹介しましょう。

ピクニックやお花見

南池袋公園は、昔ながらの素朴な公園遊びがよく似合う公園です。「芝生をはだしで歩く」「シートを広げてお弁当を食べる」「青い空を見ながら芝生の上で昼寝をする」など、特別ではないことを思う存分楽しむのが最高に贅沢な楽しみ方といえます。

春になれば南池袋公園を取り囲むように植えられている桜たちが満開になるので、満開の桜を見ながらのピクニックもおすすめです。なお開園時間が8時~22時と決まっているので、マナーの悪い花見客で困ることもありません。

また芝生広場の開放日も平日は火曜日と木曜日、週末は土曜日、日曜日、祝日と決まっているので、ピクニックやお花見のシーズンでもほとんどの利用者がルールを守りながら楽しんでいます。

ですから小さな子どもと一緒でも安心してピクニックやお花見を楽しめるところは、南池袋公園の魅力といえるでしょう。

南池袋公園の人気カフェ「Racines FARM to PARK」

南池袋公園内にあるRacines FARM to PARK(ラシーヌファームトゥーパーク)は、モーニング、ランチ、ブランチ、ディナーが楽しめる人気のカフェです。年末年始以外は年中無休で営業しているカフェなので、いつでも好きな時に立ち寄れます。

しかもカフェメニューだけでなくランチやディナーのメニューも充実しているので、家族とのお出かけやデートにもおすすめです。

なおカフェ・ラシーヌファームトゥーパークは、イートインだけでなくテイクアウトもできます。南池袋公園を一望するテラス席も人気ですが、一年中緑が美しい芝生広場でテイクアウトした料理を楽しむのも南池袋公園ならではの楽しみ方です。

ちなみにカフェ・ラシーヌファームトゥーパークでテイクアウトを利用すると、芝生広場で使えるシートマットを貸し出してくれます。ですからわざわざシートを用意しなくても、テイクアウトを利用してランチやディナーを楽しめるところもおすすめです。

モーニング

南池袋公園の人気カフェ・ラシーヌファームトゥーパークは、平日(月~金曜日)は8時、土日祝日は9時からモーニングを行っています。南池袋公園は池袋駅西口の目の前にありますし、カフェ・ラシーヌファームトゥーパークは西口から徒歩4分の駅前カフェです。

そのため池袋周辺で働くワーカーの間でも、カフェ・ラシーヌファームトゥーパークの平日モーニングは人気があります。平日のカフェ・ラシーヌファームトゥーパークのモーニングメニューは、2種類から選べます。

シンプルに朝食を済ませたい人には、人気のパン・ラシーヌブレッドにバターとジャムがセットになった「モーニングプレート(税込み490円)」がおすすめです。

忙しい平日の朝だからこそしっかりと朝食を食べたい人には、ラシーヌブレッド、目玉焼き、ベーコン、サラダがセットの「スペシャルモーニング(税込み730円)」があります。

土日祝日のカフェ・ラシーヌファームトゥーパークのモーニングは、パンメニューとパンケーキメニューがあります。パンのモーニングメニューは、平日でも人気の「スペシャルモーニングプレート(※ただし週末メニューは税込み750円)」です。

パンケーキメニューは「プレーン」「クラッシック」「スペシャルベリー」の3種類から選べます。カフェ・ラシーヌファームトゥーパークのパンケーキはたっぷりのバターミルクにリコッタチーズを加えたリッチなパンケーキで、カフェメニューとしても人気です。

シンプルにカフェ・ラシーヌファームトゥーパークのパンケーキを楽しみたいなら、パンケーキ、バニラバター、バナナ、メープルシロップがセットになったプレーン(税込み1200円)がおすすめです。

「クラッシック(税込み1500円)」はボリュームのあるモーニングメニューなので、男性客に人気があります。こだわりのパンケーキにベーコン、ソーセージ、目玉焼き、バター、メープルシロップがワンプレートで提供されるところもおすすめです。

なお11時までモーニングメニューが楽しめるので、南池袋公園で遊ぶ前にカフェで朝食をとるのも良いですし、デートの待ち合わせとして利用するのもおすすめです。

ランチ

ランチメニューは平日のみで、土日祝日はブランチメニューになります。ランチタイムは11時~14時で、平日も14時~17時はブランチタイムです。ランチはパンメニュー、ライスメニュー、サラダメニューの3種類から選べます。

どのメニューもこだわりたっぷりの人気メニューですが、中でもおすすめなのがサラダメニュー「蒸し鶏と雑穀のパワーサラダ(税込み890円)です。有機野菜をたっぷり使ったサラダにローストチキンともち麦がセットになっています。

他のランチメニューでも大人気のオリジナルドレッシングがたっぷりかかっているので、ボリュームも味も楽しめるランチです。

ディナー

カフェ・ラシーヌファームトゥーパークは、ディナーメニューもおすすめです。日中は子連れファミリーでにぎわう南池袋公園ですが、夜になると雰囲気ががらりと変わるので、デートのディナーとして利用する人にも人気があります。

ディナーメニューはお肉系、おつまみ系、お惣菜系、揚げ物系、主食系から選べます。おすすめは「お肉系ディナーメニュー」です。

カフェ特製のスモーカーを使った「特製スモークブリスケット(150g/税込み1760円、250g/税込み2530円)」は、ディナーの肉メニューの中でも特に人気があります。

ローストマシーンを使って旨味を閉じ込めた「炭火焼きローストチキン(税込み1650円)」や「ソーセージグリル盛り合わせ(税込み1540円)」も人気のディナーメニューです。

肉好きファンの間で「ラシーヌファームトゥーパークのディナーならこれ」といわれているのが、ディナー肉スペシャルメニュー「豪快肉盛り(税込み3300円)」です。

ディナーの肉メニュー3種をすべて盛り合わせにしたスペシャルディナーメニューですから、どの肉メニューにするか悩んだら迷わずディナー肉スペシャルメニューを選ぶとよいでしょう。おつまみ系もディナーメニューで人気ですが、こちらも盛り合わせメニューがあります。

お酒のおつまみにぴったりなディナーメニューを少しずつ盛り合わせた「欲張り前菜盛り合わせ」は、少しずついろいろな種類が食べたいというわがままをかなえてくれるところがおすすめです。

名称 Racines FARM to PARK
住所 東京都豊島区南池袋2-21-1南池袋公園

南池袋公園の設備

駅前なのに自然を満喫できる南池袋公園は、仕事の合間にリフレッシュしたい時やのんびりと過ごしたい時におすすめの公園です。そんな南池袋公園は、子連れファミリーにも人気があります。

広々した芝生で遊ばせるのも南池袋公園の楽しみ方の1つですが、南池袋公園にはたくさんの遊具や便利な施設があるのも魅力です。そこで南池袋公園の遊具や設備を、子連れでお出かけする際に気になるトイレ情報と併せて詳しくご紹介しましょう。

遊具・卓球台

南池袋公園は広々した芝生広場が特徴ですが、子どもに人気の遊具はキッズテラスに集中しています。キッズテラスは芝生広場を挟んで南池袋公園内にあるカフェの反対側にあります。

南池袋公園に設置されている遊具の特徴は、いわゆる「一般的な公園の大型遊具」とは違います。一般的な公園に設置されている大型遊具といえば、複数の滑り台やアスレチック遊具が1ヵ所に集約されたものが多いです。

しかも子どもの興味を持つカラフルなカラーを多用した遊具が多い傾向にあります。ところが南池袋公園は、一般的な大型遊具とは大きく違います。

もともと南池袋公園の遊具は「自然と都市をつなぐアート作品のような遊具」をイメージしてデザインされているのが特徴です。そんな南池袋公園のキッズエリアで最も大きな遊具は、小高い丘の斜面を利用して作られた「リボンスライダー」になります。

南池袋公園のリボンスライダーは、第33回都市公園等コンクールで国土交通大臣賞を受賞した大型遊具です。空から舞い降りてきたリボンをイメージしてデザインされた南池袋公園・リボンスライダーは、斜面を滑り降りて遊ぶことができます。

滑り台はどの位置からも滑れるので、年齢に合わせて斜面の高さを選べるところも南池袋公園・リボンスライダーの魅力です。

Photo by Laineema

また南池袋公園は「自然と融合した遊具」がテーマにあるので、斜面の下側には人工的なソフトマットではなく天然のウッドチップが敷き詰められています。

ウッドチップは南池袋公園の自然にも違和感なく馴染みますし、小さな子どもが走り回って転倒しても、ウッドチップが転倒したときの衝撃を優しく吸収してくれます。

南池袋公園を訪れる子供たちの多くは思いっきり楽しめる巨大な滑り台・リボンスライダーに夢中になりますが、キッズエリアにはリボンスライダー以外にも遊具があります。たとえば一般的な公園で人気のシーソーも、南池袋公園にあります。

他にも小型の遊具がいくつか設置されていますが、いずれもウッドチップが敷かれているエリアに設置されています。ですから落下や転倒時の安全性にもしっかりと配慮されているところが、南池袋公園遊具のおすすめポイントです。

なお同じキッズエリア内には、屋外で楽しむ卓球台があります。一般的な卓球台とは違いひょたんのような形をしたユニークな卓球台なので、一見するとアート作品のようにも見えます。

Photo byanncapictures

しかも角のない卓球台なので、小さな子どもが誤って台にぶつかっても大けがをする危険がありません。卓球用ラケットとボールを持参すればいつでも利用ができますし、持参しなかった場合でも南池袋公園内にあるカフェでラケット&ボールのレンタルが利用できます。

青空の下で卓球を楽しむというのも南池袋公園以外ではなかなかできない体験なので、子どもだけでなく大人にも人気の遊具です。

トイレ

Photo byAlexas_Fotos

ピクニックやお花見の時期になると来園者が増える南池袋公園では、仮設トイレの設置なども行っているので、混雑する時期でも比較的スムーズにトイレを利用することができます。わかりやすい場所にあるのが、カフェが入居する建物内のトイレです。

こちらはカフェを利用する場合には便利なのですが、トイレの個室が少なめになっています。そこで子どもと一緒の場合は、多目的広場側トイレがおすすめです。

こちらのトイレには男子用・女子用・多目的用があり、いずれのトイレにもおむつ替え台&ベビーキープが設置されています。女子トイレには男の子用のキッズトイレが設置してありますし、多目的トイレはベビーカーのままでも入室できる広々としたトイレです。

南池袋公園のアクセス

南池袋公園へのアクセスは、公共交通機関がおすすめです。JR池袋駅西口を利用すれば目の前に南池袋公園がありますから、電車または西口経由の路線バスを利用するとよいでしょう。

ただし園内には駐車場がありません。どうしても車でアクセスしたい場合は、南池袋公園周辺にあるコインパーキングを利用してください。

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南池袋公園はのんびりするのにおすすめ!

ショッピングスポットとして人気の池袋ですが、西口の目の間にある南池袋公園なら1日中のんびりと過ごせます。南池袋公園は遊具も充実していますし、モーニングからディナーまで楽しめる人気のカフェもあるので、ピクニックやデートにもおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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