つくばの焼き芋店が大人気！おすすめの店舗やおいしいメニューをご紹介

つくばは茨城県南部の県南地域に位置する市で、東京から北東に約50kmの場所に所在します。つくばは研究学園都市の一面を持ち、「筑波宇宙センター」や「筑波大学」があります。また筑波山などの豊かな自然もつくばの特色であり、都会的な生活と共に自然の恩恵も受けられるでしょう。

秋から冬に掛けて食べたくなる人気おやつの一つが「焼き芋」です。焼き芋はさつまいもを加熱したもので、石焼き芋や壺焼き、かまど焼きがあります。昔はリヤカーや軽トラックの移動販売型が主流で住宅街を回っていましたが、現在は焼き芋専門店やスーパーなどで購入できます。

石焼き芋とは熱した小石の中にさつまいもを埋めて間接加熱によって焼き上げる方法ですが、家庭用の石焼き芋器を使ったり、キャンプ場でダッチオーブンを使ったりする方法も人気があります。焼き芋は落ち葉を集めて焼くのではなく、専門店や専用の機械、スーパーなどで手に入ります。

焼き芋には食物繊維が豊富に含まれており、じゃがいもの約2倍といわれています。焼き芋に使用されるさつまいもは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を有し、不溶性食物繊維は水に溶けにくい特徴のため、便のかさを増やして腸の働きを刺激するようです。

水溶性食物繊維は水に溶けやすく、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑えるといわれています。また、さつまいもにしか含まれていないヤラピンは皮から5mm以内の部分に多く含まれている成分で、胃の粘膜保護や排便をスムーズにするといわれています。

さつまいもにはレジスタントスターチと呼ばれる難消化性デンプンを含み、腸内環境の改善や血糖値上昇抑制が期待されています。加熱して焼き芋を冷蔵庫で冷やす「冷やし焼き芋」が近年で注目され、4度以下で焼き芋を冷やせばレジスタントスターチが増えるという情報がありました。

本記事では多くのメディアでも取り上げられている茨城県つくば市のおすすめ焼き芋専門店とつくば周辺の焼き芋の人気店を厳選し、各店の人気メニューやアクセス、営業時間などをご紹介します。つくばには焼き芋好きが見逃せないであろう、おいしい焼き芋を味わえる店があります。

つくばの焼き芋店は2020年2月23日放送の「遠くへ行きたい」や2020年12月5日「ぶらサタ・タカトシ温水の路線バスで！」、さらには2021年7月11日「坂上＆指原のつぶれない店」でも取り上げられていました。焼き芋はつくばの人気グルメの一つであることが分かるでしょう。

茨城県には様々な日本一が存在し、栗の収穫量はシェア約29%を誇り、笠間市やかすみがうら市などで広く栽培されています。また、レンコンも茨城県産が有名で、全国の半分近くのレンコンが茨城県のものだといわれており、主な生産地は土浦市やかすみがうら市、行方市などです。

焼き芋が人気のつくば市は芝の生産が盛んで、茨城県全体では芝の作付面積が3100ヘクタールもあり、日本一の産地です。焼き芋にも使われるさつまいもはつくばを含む茨城県が栽培面積・生産量共に全国第2位で、つくば市内やつくば周辺には焼き芋がおいしい専門店もオープンしています。

つくば市はさつまいもだけでなく、米や白菜、ネギや栗なども生産しており、特に白菜や秋冬はくさいの生産量は全国トップクラスのようです。また、つくば市南部では昔からネギの生産が盛んで、通年収穫が可能な「つくばねぎ」は茨城県内でも有数の収穫量を誇っています。

つくばのおすすめ焼き芋専門店、一つ目にご紹介するのは「蔵出し焼き芋かいつか」です。つくばで人気の蔵出し焼き芋かいつかを運営しているのは「株式会社ポテトかいつか」で、さつまいも専門の企業になります。

株式会社ポテトかいつかは現代のニーズに合う焼き芋屋や、さつまいもの新しい食べ方の提案を目指しているといいます。また、おいしい焼き芋を完成させるために苗作りから出荷までの各工程において、研究・開発に注力しています。

つくばの蔵出し焼き芋かいつかに並ぶおいしいメニューの一つが「紅天使の焼き芋」です。つくば店でも購入可能な紅天使の焼き芋は企業独自の貯蔵技術により、一定期間熟成させたオリジナルブランドの品種を使っています。熟成した焼き芋は47度の最高糖度になり、強い甘味が特徴です。

つくば店の蔵出し焼き芋かいつかで味わえるメニューの紅天使は放射能や残留農業の検査を実施し、おいしいさつまいも作りに余念がありません。また、収穫して熟成させたさつまいもは気温や湿度、状態に合わせた焼き加減に調整し、しっとりした食感と甘い焼き芋に仕上げています。

蔵出し焼き芋かいつか つくば店の通常営業時間は10:00～18:00で、基本的に年中無休ですが臨時休業することもあります。最寄り駅はTXつくば駅になり、徒歩の場合は約36分かかるため、バスまたは車でのアクセスがおすすめです。

バスは関東鉄道4番線「学園南循環」行きのバスに乗って「二の宮児童館」で降り、つくば店までは徒歩約5～10分です。TXつくば駅から車で向かう場合は学園西大通りを牛久方面へ直進し、筑波銀行支店が見えたら右折してください。店は車で約10分の場所にあります。

「つくば石焼芋」もつくば市内のおいしい焼き芋メニューが評判の店で、テレビ放送後は行列が出来たこともあり、特に土日は混雑するようです。つくば石焼芋には「石焼き芋仙人」と呼ばれる店主がおり、茨城県産の「紅はるか」を専用の窯を使って2～3時間低温で焼きます。

店の周りにはたくさんの薪が積まれており、店主自ら薪割りしています。また、つくば石焼芋では日々の天候によって焼きの工程を調整し、おいしい焼き芋に仕上げています。ピーク時には1日500本も売れる人気の石焼き芋店です。

つくば石焼芋の看板メニューである石焼き芋は重さで値段が決まります。なお、通販の利用も可能ですが、送料が別途かかるのでご注意ください。人気のつくば石焼芋では店頭に張り紙を出しており、1家族に付き焼き芋5本までの注文に限定しています。

メニューには通常の焼き芋と冷たい焼き芋、冷凍焼き芋があり、冷凍焼き芋はお土産で購入する人もいます。焼き芋は冷凍すると甘味がよりアップし、新食感のスイーツのようでおいしいと評判です。また、温かい焼き芋にも甘い蜜が入っており、トロトロした口当たりでしょう。

つくば石焼芋の通常営業時間は10:00～19:00で、定休日は水曜日です。つくば石焼芋の最寄り駅はつくば駅ですが、徒歩の場合は約27分のアクセスになります。車であれば約6分の所要時間で、土浦学園線／県道237号へ入り、次に学園東大通り／県道55号に入りましょう。

南大通り東の交差点の手前から左へ入り、次に県道123号を数百m走行すれば、右手に目的地のつくば石焼芋があります。公共交通機関を利用する場合はつくば駅周辺のつくばセンターバスからバスに乗り換え、倉掛バス停留所で降り、徒歩約1分で店に到着します。

茨城県内のつくば周辺にもおいしいと噂される焼き芋の有名店が存在します。メニューには焼き芋以外の商品も並んでいるため、芋好きの方にぴったりな店でしょう。

「焼き芋専門店 芋やす」は2005年に創業した店で、さつまいもの生産と自社ブランド開発に注力しています。焼き芋は旬の品種を取り揃え、熟成ものや新芋が並ぶこともあります。「焼き芋サンド」も一押しメニューの一つで、生クリームと柔らかなパンで紅はるかを挟んだ商品です。

「芋千」は厳選したさつまいもを使った芋菓子専門店で、蜜たっぷりの焼き芋や暑い時期には焼いた紅はるかを急速冷凍した冷凍焼き芋も人気です。また、しっとりして上品な甘みが特徴の「芋すふれ」やカリッとした食感が人気の「芋けんぴ」などもよく購入されているようです。

つくばにはメディアに登場した焼き芋が評判の店がいくつかオープンしており、休日には店外に行列が出来る人気店もあるようです。焼き芋は熱々の状態で食べるだけでなく、冷凍焼き芋もスイーツみたいで美味しいと注目されています。冷凍焼き芋は差し入れやお土産にもおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。