【メガネの曇り止め】の代用アイテム・アイデアを伝授！洗剤や石鹸も

温かい部屋に入った時や満員電車の車内、ラーメンを食べた時、寒い日にマスクを着用した時など、メガネが急に曇って困った経験がある方は多いでしょう。

眼鏡の曇り止めはメガネの販売店やドラッグストアやインターネットなどで購入できますが、いざというとき曇り止めグッズを持ち合わせていない事も多々あるでしょう。

メガネの曇り止めがない時、曇り止めの代用アイテムで簡単に曇りを止める事ができます。冬場やマナーのために着用するマスクも、眼鏡の曇りの原因の一つとなります。メガネの曇り止めの代用アイテムを知っておくといざという時に役に立つでしょう。

今回はおすすめの曇り止めに使える代用品を5つご紹介します。普段からメガネを着用する方にとって、メガネの曇りは天敵といえるでしょう。メガネの曇り止めの代用品や曇り止めの簡単な方法を知っていれば、いざという時役立ちます。

メガネは、寒い日にマスクを着用したり、温かい汁物を食べたり、温かい室内に入ったりすると曇ります。メガネが曇る原因を知ると、具体的に曇り止めの対策ができるでしょう。

メガネの曇り止めアイテムや曇り止め代用品を選ぶ時の参考にもなります。まずはメガネが曇る原因についてご説明します。

メガネが曇る原因の多くは、結露によるものです。空気には人間の目には見えない水蒸気が含まれています。空気中にある水蒸気の量は、空気が温かいと多く、空気が冷たいと少なくなります。

たとえば、メガネをした人が寒い屋外から急に暖かい部屋に入ったとします。温かい部屋なので周りの空気も暖かいですが、メガネは冷たい状態です。水蒸気の性質で、冷たい場所には水蒸気はたくさんいられません。

メガネ周辺の空気は冷たく水蒸気はたくさんいられないので、追い出された水蒸気が水滴の微粒子になり、メガネのレンズ表面に付着します。この状態が結露です。

メガネ表面につく結露は、メガネが皮脂や油などで汚れているとさらにくっついてしまいます。メガネの曇り止めや曇り止めの代用の効果を十分に発揮したいなら、メガネのレンズは常にきれいな状態に保っておく事が大切です。

ここからはメガネの曇り止めの代用アイテム、おすすめを3つご紹介していきます。どれもメガネを曇りから防ぎたい時に役立ちますが、特に冬場やマスクを着用している際にはメガネが曇って困る場面は多いでしょう。

そのような場面でも、日常生活によくあるグッズで代用する事で、簡単に曇り止めの効果が期待できます。

メガネの曇り止めの代用アイテム、おすすめの1つ目は「石鹸」です。メガネのレンズは指でレンズを触ってしまったり、汗や皮脂、空気中の汚れや花粉などが付着したりして汚れますが、汚れの付着は結露を招きやすくなります。

レンズについている汚れはほとんどが人体から出るものと空気中の汚れです。人の体を洗う石鹸でメガネのレンズの汚れを落とすと、メガネの曇り止めとしても効果を期待できおすすめです。メガネの曇り止めの代用アイテム石鹸の使い方をご紹介します。

石鹸は曇り止めの代用としては固形石鹸、液体せっけん、泡で出るタイプの石鹸どれでも構いません。まず、曇り止めの代用アイテムである石鹸を指につけます。指についた石鹸をメガネのレンズ部分に優しく触れ、円を描くように優しく擦ります。

水で石鹸をよく流し、ティッシュや柔らかいタオルでメガネのレンズ部分やフレームを傷つけないように押さえながら拭いて完了です。簡単な作業ですが、丁寧に行うとメガネのレンズ部分の汚れがすっきり取れるでしょう。

レンズの汚れが取れると結露が起きにくく、メガネの曇り止めとしての効果も発揮できるでしょう。石鹸の中では固形石鹸が成分がシンプルな分安心して使用できる曇り止めの代用アイテムといえます。

メガネの曇り止めの代用アイテム・アイデア、2つ目は中性洗剤です。曇り止めの代用アイテム中性洗剤は、主に食品の油落としや界面活性剤が含まれています。界面活性剤には汚れに浸透し、柔らかく乳化させ、汚れを分散するという3つの作用があります。

主にこれらの働きにより、曇り止めの代用アイテム中性洗剤は人間が普段触れるものや食品をスッキリと落とすので、メガネのレンズの汚れを取り結露を防ぐ効果が期待できます。

代用アイテムとして使用する中性洗剤は、研磨剤などレンズを傷つける成分が入っていないかよく確かめてから使用しましょう。中性洗剤をメガネの曇り止めの代用アイテムとして使用すると、防曇レンズやUV加工が施されたレンズはその機能が損なわれてしまう恐れもあります。

使用する際はメガネを購入したスタッフに尋ねてみる事をおすすめします。メガネの曇り止めの代用アイテムである中性洗剤の使い方をご紹介します。メガネに家庭などにある中性洗剤をメガネのレンズに数滴垂らします。

メガネのレンズに垂らした中性洗剤を優しく伸ばすようにレンズ全体に広げます。メガネのレンズの裏面も同様に中性洗剤を垂らし広げましょう。最後にぬるま湯で流し、ティッシュで優しく押しながら拭きます。

この時ごしごしとレンズを擦らないように注意しましょう。これで曇り止めの効果が期待できるでしょう。曇り止めの代用アイテムとして、メガネのレンズに直接中性洗剤を垂らす方法は簡単ですが、さらにメガネのレンズに負担を掛けない方法もあります。

用意するのは曇り止め代用アイテムである中性洗剤、洗面器、ぬるま湯です。まず洗面器にぬるま湯を入れ、曇り止めの代用アイテムである中性洗剤を数滴たらし、手で混ぜます。その中にメガネを入れ5分程放置します。

5分経ったらメガネを取り出しぬるま湯でよく洗います。ティッシュやタオルで優しく拭いて完成です。

メガネの曇り止めの代用アイテム・アイデア、3つ目は歯磨き粉です。歯磨き粉は家庭ではありふれたアイテムですが、簡単にメガネの曇り止めの代用品としても効果を発揮します。

歯磨き粉は本来歯の汚れや着色汚れを落とし、歯や歯茎を清潔に保つものですが、メガネの汚れ落としとしても代用できます。メガネの曇り止めの代用アイテムとしての歯磨き粉の使用方法をご紹介します。

まず曇り止め代用アイテムの歯磨き粉を指に数センチ出し、人差し指と親指をくるくるとさせ歯磨き粉を少し泡立てます。メガネのレンズ部分に優しく泡立てた歯磨き粉をつけ、レンズになじませます。ぬるま湯などでレンズを洗い、歯磨き粉を落とします。

ティッシュやタオルなどで優しくメガネのレンズを拭けば完成です。曇り止めの代用アイテムとしても使える歯磨き粉ですが、普段家庭でよく使われている歯磨き粉には、研磨剤が入っています。研磨剤にはメガネの表面に付いているコーティングを剥がしてしまう恐れがあります。

メガネの曇り止め代用アイテムとして歯磨き粉を使用する場合は、メガネのレンズを傷つけないよう特に慎重に使用すると良いでしょう。

メガネの曇り止めの代用アイテム・アイデア、4つ目はティッシュです。ティッシュはどの家庭やオフィスにもあるものなので、いざという時簡単に使えるアイテムのひとつです。ティッシュはメガネ拭きクロスの代用として使用している方も多いでしょう。

今回の曇り止め代用アイテムとしてのご提案は、ティッシュを普段使用するマスクの中に差し込むという簡単なアイデアです。メガネを付けた状態でマスクをすると曇ってしまう場合に有効でしょう。まずマスクは鼻の凹凸に沿ってワイヤーを形成します。

この時にワイヤーの両端を少し外側に反らすと、呼吸した際に生じる温かい息が抜け、メガネが曇りにくくなるでしょう。ワイヤーを調整したマスクを装着する際、適度に折りたたんだ曇り止め代用アイテムであるティッシュを口とマスクの間に入れ込みます。

口とマスクの間にティッシュがある事で、鼻とマスクの間の空間を埋め、息が漏れにくくなるためメガネが曇りにくくなるようです。ティッシュなので口に当たっても不快になりにくいでしょう。曇り止め代用アイテムのティッシュの枚数を増やせば厚みも調整できます。

メガネの曇り止めの代用アイテム・アイデア5つ目は唾液です。唾液には油分を分解する働きのある成分があり、メガネの曇り止めとしても効果を期待できるようです。

唾液をメガネの曇り止めの代用アイテムとして使用する方法は、自身の唾液をメガネのレンズに数滴たらしティッシュなどでふき取るだけです。唾液は曇り止めの代用アイテムとしてメガネのレンズのUV機能や防曇機能などを損なう恐れはありませんが、衛生面では不安な点もあるでしょう。

メガネが曇って困る場面は突然やってきます。また、マスクを日常的に付ける場合、メガネが曇ってしまう事も多々あるでしょう。今回お伝えしたメガネの曇り止めの代用としては、固形石鹸がメガネのUV機能や防曇機能を損ないにくいようでおすすめです。

メガネの曇り止めがない時は、まずは身近なもので代用してみましょう。メガネが曇らないよう、普段からメガネを清潔にする事をおすすめします。※本記事中の情報は2022年12月21日時点のものです。