【銀杏】の処理方法を伝授!簡単な炒り方もご紹介

【銀杏】の処理方法を伝授!簡単な炒り方もご紹介

銀杏は、非常に栄養価の高いおすすめの食材です。ただ、収穫をしても処理方法をどのようにしたらいいか分からないという方も多いかもしれません。銀杏を簡単に処理することができるおすすめの方法を紹介します。簡単な炒り方もあるのでぜひ活用してみてください。

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記事の目次

  1. 1.収穫した銀杏の処理方法は?
  2. 2.銀杏の処理方法【水に浸ける方法】
  3. 3.銀杏の処理方法【土に埋める方法】
  4. 4.処理した銀杏の調理方法
  5. 5.銀杏は正しい処理をして安全に食べよう!

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収穫した銀杏の処理方法は?

フリー写真素材ぱくたそ

今回は、銀杏の適切な処理方法を紹介します。銀杏は、秋の終わりころにかけて収穫できるイチョウの木の実です。秋が深まりイチョウの葉が黄色く色づくころ、銀杏の実が道に落ちて強く独特な匂いを発している光景を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

銀杏は非常に豊富な栄養素を含んでいます。しかし、きちんと処理をしないとおいしく食べることはできません。特に生で食べることはまず無理です。正しい処理の仕方を覚えて、おいしく銀杏を食べられるようになりましょう。様々な健康効果が得られる魅力的な食材です。

銀杏をおいしく食べるための正しい処理方法と、それぞれの注意点について紹介をします。ぜひ正しい処理方法を覚えて、おいしく銀杏を食べられるようになってみではいかがでしょうか?

匂いが強烈な銀杏

Photo by pika1935

銀杏は、強烈な匂いを発する実という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。道で銀杏の実を踏んでしまい、靴に匂いが染みついて困った経験をしたことがある方も多いかもしれません。銀杏の強烈な匂いにはどんな秘密があり、どのような処理方法で軽減できるのでしょうか。

銀杏の強烈な匂いの原因は、銀杏に含まれる酢酸とエナント酸と呼ばれる成分です。酢酸は、人間の排泄物に似たような匂いがして、エナント酸は油が酸化して腐ったような匂いを発します。両方が混ざり合ってかなり強烈な匂いを発するのが銀杏の匂いの秘密となっています。

銀杏の匂いは、きちんと処理をすればほとんど気にならなくなるので安心してください。いくつかの処理方法があるので、正しい処理方法を用いておいしく食べましょう。

生で食べると危険

Photo by t-mizo

銀杏は生で食べると、健康的になるどころか反対に体に害を及ぼすことがあります。銀杏を収穫したときは、必ず適切な処理を行ってから食事に利用するようにしましょう。銀杏に含まれる成分の中には、食中毒を起こす原因となる成分も含まれています。

銀杏に含まれる食中毒の原因となる成分の「アミグダリン」は、成分自体に毒性はありませんが、生のまま食べてしまうと体内で分解されてシアン化合物となり毒性を持ってしまいます。

嘔吐や吐き気、めまいの症状を引き起こしてしまう可能性のある成分で注意を要します。もう1つの中毒の要因となりえるのがギンコトキシンです。こちらは加熱処理などをしてもなくなることはなく、収穫したてなどは関係なく食べ過ぎないよう注意するしかありません。

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銀杏の処理方法【水に浸ける方法】

Photo by matsuyuki

収穫した銀杏に対する正しい処理方法を紹介していきます。まずは、水に浸ける処理方法から紹介します。水に浸けて正しい処理をすることで強い匂いもなくなり、調理しておいしく食べられるようになります。銀杏は栄養価の高い食材ですが、毒性もあるので注意する必要があります。

銀杏の処理の中でもオーソドックスな水に浸ける方法をまずは試してみて、その変化を実感してみてください。難しい処理はありませんので、すぐに取り掛かることができます。銀杏の実はそのまま触るとかぶれることがあるので、ゴム手袋をして処理しましょう。

かぶるくらいの水に浸けてふやかす

Photo by matsuyuki

水に浸けて処理をする方法はまずは銀杏をバケツなどに入れます。銀杏がしっかりとかぶるくらいにまで水を入れてふやかしていきます。水に入れている最中は匂いがするので注意しましょう。銀杏の実から種を取り出すための下処理になります。ふやかすことで種が取れやすくなります。

バケツに水を入れてしっかりと浸けると、1~2日程度で実がふやけてきます。ふやけた後、バケツの中で実をもみほぐして種を取り出していきます。必ずゴム手袋をして処理をしましょう。実をあらかた取ったら、ザルにあげて流水でしっかりと実を種から洗い流していきます。

種を天日に干して乾かす

Photo by iyoupapa

銀杏の実を種から取り外す処理をした後は、種を天日に干して乾かす処理が必要になります。新聞紙などの上に銀杏の種を並べ、日に当てて乾かしていきましょう。しっかり乾かすことで、種の殻が剥けやすくなります。実を取り外した後は匂いはなくなっているので安心です。

銀杏の種を天日干しするのは、できるだけ日照りがしっかりとある日に処理するのが理想的です。晴天で処理できた場合は2~3日が目安となります。日照りが少ない日に処理した場合はもう少し日数を増やした方が良いです。状況を見ながら適切に判断しましょう。

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銀杏の処理方法【土に埋める方法】

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銀杏の処理方法のうち、続いては土に埋める処理方法を紹介します。土に埋めて種の周囲の実を自然に腐らせ、種だけにしていく処理方法になります。土に埋めてしまうので、匂いは全く気にならず、周囲の住民に気を配る必要がありませんので安心して処理ができます。

銀杏を土に埋める方法のデメリットとしては、処理に時間がかかることと、埋める場所を確保する必要があること、さらには土を掘ってそのあとに掘り起こす作業をしなければならない点があります。誰でも行える処理方法というわけではないので、状況を考えて実行しましょう。

ネットに銀杏を入れて土に入れる

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まず、銀杏がしっかりと埋まる程度の土の場所を確保します。ある程度の深さを掘り、銀杏を入れる場所を用意します。銀杏は、収穫してきてそのままの状態で問題ありません。みかんや野菜をスーパーで購入した際に入っているネットを利用すると効率よく処理ができます。

できるだけ目の細かいネットを用意すると、銀杏の種が抜け落ちづらくなるので安心です。ネットに目いっぱい詰めても問題はありません。土から掘り起こす際にはしっかりと実が腐ってなくなってしまっているので、むしろネット内には隙間ができている状態になっています。

1~2ヵ月経ったら掘り起こす

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土に埋めた銀杏は、およそ1か月から2か月ほどしたら土から掘り起こしましょう。土から掘り起こした処理後の銀杏は、ほとんど実が腐ってなくなっており、種だけの状態になっています。そうしたらこれをしっかりと流水で洗い流し、実と土をきれいに失くすという処理をしましょう。

土に埋める方法は、都心に住む方やマンションなど集合住宅に住む方には少し難しい処理方法かもしれません。庭がある一戸建てに住んでいる方などは、時間と手間はかかるものの、収穫してから匂いを気にすることなくすぐに処理ができるので、挑戦してみてください。

処理した銀杏の調理方法

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最後に、下処理をした後の銀杏の簡単でおすすめの調理方法を紹介します。水につける処理方法か、土に埋める処理方法によりしっかりと実を取り除いた後の調理方法になります。種の殻がついている状態ですので、簡単に殻を外す処理も必要になるので注意しましょう。

今回は、処理後の銀杏のおすすめ簡単な調理方法を2種類紹介します。いずれも初めて挑戦する方でも取り組みやすい簡単なレシピになっているので、ぜひ挑戦してみてください。くれぐれも食べすぎることのないように注意し、分量には十分に配慮をしましょう。

簡単!フライパンを使った銀杏の炒り方

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処理後の銀杏の簡単おすすめの調理方法として最も一般的なのが、フライパンを使った炒り方になります。正しい炒り方を用いることで、味付けをしながら簡単に殻を取り除いていくことができます。用意する材料は、処理した銀杏と塩、それに水だけととても簡単です。

フライパンを使った炒り方の手順はまず、殻のつなぎ目部分を上にして叩きヒビを入れます。鍋に水と塩を入れ、そこにヒビを入れた銀杏を投入し火にかけます。時々混ぜながら、水がなくなるまで炒っていきましょう。正しい炒り方をすれば殻が剥きやすく塩味が利いておいしくなります。

おすすめ!電子レンジと封筒でお手軽に皮むき

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銀杏の殻を剥くおすすめの方法があります。銀杏の殻は固いので、適切な処理をしないと取り外すのが結構難しいです。ここでおすすめしたい簡単な殻の剥き方は、電子レンジと封筒を利用する方法になります。封筒で調理するということに意外性を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

通常の紙の封筒にした処理をした銀杏の種を入れます。1枚の封筒に20個ほど入れるようにしましょう。封筒の口の部分を2~3回折り密閉します。電子レンジで40秒ほど加熱した後封筒から取り出し、ひびの入った殻を手で剥いていきます。

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【銀杏】はレンジと封筒があれば下処理も簡単!失敗しないやり方はコレ
銀杏は栄養価がたっぷりで魅力的な秋の食材ですが、下準備が面倒なことからなかなか自宅では調理しにくい食材です。種の殻を取り外す作業は手間がかかりますが、レンジと封筒で簡単にした処理をする方法があります。銀杏の下処理をレンジと封筒で行う簡単なやり方を紹介します。

銀杏は正しい処理をして安全に食べよう!

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以上、銀杏の適切な処理方法やフライパンを使った炒り方などの調理方法について紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか。

銀杏は非常に栄養価が高く、ぜひ食卓に取り入れたい食材ですが、処理に手間と時間がかかります。正しい処理をして手軽においしく高い栄養価を取り入れていきましょう。

yokatayama
ライター

yokatayama

サラリーマンとして得た知識と経験で読みやすい記事を提供します。日常生活で役に立つ実践的な情報をたくさん提供していきたいです。お店のお得な利用方法も紹介したいと思います。様々なジャンルの記事を提供し、皆さんの参考になれれば幸いです。

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