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エアコンの効きが悪い!プロを呼ぶ前にここをチェック
例えば、夏季や冬季などその時々にエアコンの冷房や暖房を入れると、時々「あれ?効きが悪い?」と感じたことがありませんか?長く使っていると、冷房暖房共に効きが悪い頻度が高くなるものです。
エアコンの効きが悪いと感じる主な要因として、室外機・室内機(いわゆるエアコン本体)・部屋の仕組み・冷媒ガス漏れ・内部センサーおよび部品故障などの、5個の効きが悪い要因が考えられます。
そのなかでも、つい真っ先に効きが悪い要因をチェックする項目として、リモコン周りを含む室内機があります。取扱説明書を片手に効きが悪い原因を探る為のいろんな項目をチェックするでしょう。
特に重要視するエアコンの操作項目を今からみていきましょう。いつもどのような操作をしているのか思い返しながら、プロを呼ぶ前にエアコンの効きが悪い項目をチェックしてみてください。
運転モードが冷房・暖房になっているか
そもそもエアコンの運転モードですが、夏季が「暖房」だったり、逆に冬季が「冷房」になっていませんか?冬季暖房のためにエアコンを購入し、モードを変えず夏季でも暖房のまま設定温度「20℃」でエアコン稼働と書けばわかりやすいでしょう。
「えっ?」と感じるかもしれませんが、運転モードは購入時そのままで温度だけの操作で「効きが悪い」と感じている可能性があります。冷房や暖房であっても極端な温度設定や、逆に省エネを気にしすぎた温度設定は、効きが悪いと感じる原因になります。
風量や風向き設定も確認
例えば、夏季のエアコンが「冷房」であっても、風量設定が「風量弱」や「パワーセーブモード」などは、室内が設定温度になるまでに時間がかかり、効きが悪いと勘違いしてしまいます。
エアコンがその設定ならゆっくり運転になってしまい、排出する冷風量も減り、効きが悪い原因になりがちです。風が弱くなった?効きが悪くなった?と感じたら、風量設定をみてみましょう。効きが悪いが劇的に変わるかもしれません。
また、エアコンを稼働させているにもかかわらず、効きが悪いと感じたらエアコンの風向き設定もチェックしましょう。風向きは「多少上向き」や「水平」がベストです。これは空気密度の問題が関係しており、温かい空気より冷たい空気が重いことを意味します。
エアコンの効きが悪い原因は?
エアコンの効きが悪い原因ですが、本体の要因以外にも、周辺だけで次のさまざまな要因が考えられます。効きが悪い原因が見つけられなかった場合は、ぜひ下記の効きが悪い主な要因を探ってみましょう。
まずは、フィルターをチェックしてください。エアコン上部や中心のフィルターを通し、室内の熱と共に空気を埃と共に吸い込みます。フィルターに埃が溜まると、室内空気を吸い込む量が減り、空気循環が悪くなり、効きが悪い原因になります。
次に、室外機やその周辺が整理されていますか?室外機の前に物を置いたりしていませんか?室外機の前や周辺に物を置くだけで、室外機の熱が外に排出されず、その結果、効きが悪い状態に繋がります。
冷媒ガスの漏れもエアコンの効きが悪くなる原因の一つです。空気中の熱を外に排出する「冷媒」ガスが漏れている可能性があり、これは大変気が付きにくいので注意する必要があります。また、部品やセンサー関連が経年劣化等で壊れている事があります。
また、購入したエアコンの仕様が、設置する部屋面積に合っていない可能性も考えられます。例えば10畳の広さがあるリビングにもかかわらず、6畳用が設置されていると書けばわかりやすいでしょう。もちろん出力不足なので、効きが悪いとみられます。
以上、全部で5つに別れます。効きが悪い要因でも自分で対処でるものや、そうではない効きが悪いものもあります。さまざまな要因が、エアコンの効きが悪い状態を引き起こしているのです。
エアコンが原因ではない場合
エアコンの効きが悪い原因ですが、ここまではエアコン本体(室内機)に要因がある「内的要因」をご紹介しました。しかし、効きが悪い要因は、エアコン本体(室内機)に全く関係がない「外的要因」も実は多く考えられます。その効きが悪い外的要因について、いろいろとみていきます。
直射日光が入る部屋はエアコンの効きが悪い
例えば、夏季の時期のエアコン冷房の話ですが、直射日光が直撃の部屋はエアコンの効きが悪い傾向にあります。カーテンを窓に付けていない部屋や、まさに遮るものがないサンルームは、そのまま太陽光が降り注ぎます。
太陽光の熱は、それぞれの部屋の室温を爆上げさせます。こんな状況では、いくらエアコンが稼働しても、室内は冷やせません。結果的に「効きが悪いエアコン」と判断されてしまいます。
また、室内温度の上昇を促す要素は太陽光ではなく、建物が元から持つ熱も該当します。例えば、屋上階の部屋や、屋上直下の部屋が該当します。太陽光の影響もあり、結果的に殺人的な高温に至る可能性があります。このような高温状況は、十分に効きが悪い原因になります。
カーテンやブラインドを閉める
太陽光からの熱を屋内に入れない簡単でシンプルな方法は、窓にカーテンをつけて閉めたり、ブラインドを降ろすことです。窓につけるカーテンは通常のものでも十分ですが、遮熱や遮光カーテンもあるので、部屋によって使い分けても良いでしょう。
また。遮熱効果があるフィルムを窓ガラスに貼る方法もおすすめです。効きが悪い原因の対処として外部から室内に太陽光の熱を避ける方法として、窓外にすだれを立てたり、朝顔などの植物を使った「緑のカーテン」を用意する方法もあります。
屋上階やカーテンを開けている戸建ての部屋は、外部からの熱を屋内に通します。一方で、エアコンは部屋内の熱を外に出し、冷えた風を増加させる家電です。暑い夏など、効きが悪い暑い部屋を涼しくしたいなら、ますはカーテンやブラインドで直射日光を遮断してみてはいかがでしょうか。
多くのパソコンを使っている
外部の熱は太陽光だけではありません。屋内からの熱が影響していることも考えられます。屋内からの熱で代表的なものは「PCからの熱」です。エアコンの効きが悪い原因の意外な理由として「ひとつの部屋に多くのPCが常に稼働している」があります。
一般家庭では今ひとつイメージし難いですが、昨今の事情から1部屋に1台以上のPCがある状況も珍しくありません。PCの時間稼働が長時間であるほどPCが熱源となり、熱が籠もります。
冷房時などエアコンの効きが悪い原因に十分なりえる程の熱が、パソコンから放つことも多々あります。効きが悪いの対処の意味でも、冷却ファンをPCに設置する、ノートPCなら冷却パッドなどで冷却しながら、利用をおすすめします。
効きが悪いエアコンの対処法
エアコンの効きが悪い原因は特定できれば、後はそれに応じた対策を取るだけです。もちろん、自分自身でできるものから、プロに依頼したほうが良いものまで対処法が多彩にそろいます。この章では、効きが悪いエアコンの対処法をまとめました。
フィルターや室外機の掃除
エアコンの効き目が悪い原因で、自分でできる対処法のひとつに「掃除」があります。エアコン掃除箇所として、以下のポイントがあります。
最初にチェックするのがフィルターです。エアコン本体のフィルターに埃が溜まると、室内の空気を吸い込む量が減ります。その分冷えた風が吹き辛くなり、結果的に空気循環が悪くなり、効き目が悪い原因になります。
フィルター自動掃除機能搭載のエアコンもありますが、それでも定期的にフィルター掃除することをおすすめします。もちろんエアコン本体の上部やその他箇所の掃除も同様です。
次に室外機やその周辺です。室外機ファンの前にダンボールが置かれていたり、周囲が物で密状態だと、風の排出に十分な空間の確保ができず、エアコンの空調能力が10%低下するとされていて、それだけで、エアコンの効きが悪いと判断されます。
また、室外機周辺が雑草塗れでもNGです。室外機ファンが雑草を巻き込み、故障するケースもあります。室外機周辺を物塗れにせず、もちろん雑草除去などの掃除も、効き目が悪い対処のために必要です。
プロに頼んで部品の交換・修理
専門的知識や経験則が必要とされるエアコンの効きが悪い原因究明は、迷わずプロに調査依頼するのをおすすめします。エアコンの効きが悪い原因ですが、上記でご紹介の要因に全く当てはまらないケースももちろん多くあります。
エアコン周辺に目立った異常やエラーが無いなら、その原因は経年劣化や配管系の異常など、エアコン本体以外の問題の可能性があります。エアコンの室外機の位置変更や、経年劣化による本体交換も十分ありえます。
例えば冷媒ガス漏れなら、熱交換器や冷媒配管の霜付着の有無など、原因確定の確認方法は複数存在します。しかし多くは非常に見つけ難く、専門的知識や経験則がなければ判断がつかないモノばかりです。
原因が見つけ難かったり、その対処法が部品の交換や修理などが理由でお手上げ状態なら、すぐにプロの専門家に対処依頼してみましょう。
エアコンの効きが悪い原因はさまざま
ついエアコン本体に求めがちなエアコンの「効きが悪い」原因ですが、エアコン操作の違いは元より、外的要因や住環境の違いに屋内の使用状況など、効きが悪い原因は多岐にわたります。もちろん、エアコン室内機や室外機の経年劣化も否定できません。
効きが悪いと感じたら、エアコンのチェックはもちろん、今一度居住空間の見直しはいかがでしょう。ご紹介しましたポイントなどを参考にエアコンの効きが悪い原因を探ってみてください。