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覚えておけば楽になる栗の剥き方をご紹介
栗は縄文時代の初期から食料として食べられてきました。それも縄文時代ですでに栗は栽培されていたそうです。栗は日本だけでなく世界中で食用として尊ばれていて、特にフランスのお菓子「マロングラッセ」は世界中に知られています。
イタリアでは栗を粉にして、クレープ、パン、ケーキやニョッキなど幅広く料理の材料として使われています。また栗の木は家具や建物、線路の枕木などに愛用され、よく燃えやすいことから縄文時代には燃料としてもよく使われていたことが遺跡から分かっています。
栗は柴栗と山栗が山に自生して、山栗は柴栗と比べると大きいのが特徴です。栗ご飯、渋皮煮、茹でた栗をそのままスプーンで食べるなど、栗は秋のおいしい味覚です。
栗の実はトゲトゲのイガに包まれていてその皮はとても硬く、剥き方と下ごしらえにはちょっとしたコツが必要です。でも実は硬い栗の皮も、簡単に時短でできるそれも包丁を使わずに手でできる剥き方があるのです。栗の皮の上手な剥き方のあれこれをご紹介しましょう。
基本の栗の剥き方と下ごしらえ
栗の皮の剥き方にはいろいろな方法があるのですが、まずは基本の栗の剥き方とその下ごしらえの方法からお話ししましょう。
栗はおしりの部分を切り取る
栗の皮は一体どこから始める剥き方が良いのでしょうか?栗の皮はまずお尻の部分を切り取るのが、基本の剥き方です。
お湯に30分浸す
まずは穴が空いた栗、白い斑点がついた栗などを避けて、40度ほどのお湯におよそ30分栗を丸ごと浸して下ごしらえをします。栗を1時間から一晩水に漬けておいてもいいです。栗の皮を柔らかくして剥きやすくするのです。
包丁か素手で切り落とした部分から剥いていく
ゆでた栗の皮が柔らかくなったら栗のおしりの部分を包丁で切り落として、切り落とした部分から硬い皮を包丁か手で剥いていきます。硬い皮の下には渋皮が残っています。残った渋皮は栗のおしりを切り落とした部分から包丁で剥いていくのが、栗の皮の基本的な剥き方です。
時短!圧力鍋を使った栗の剥き方と下ごしらえ
圧力鍋を使った時短の栗の皮の剥き方もあります。圧力鍋を使うと時短でとてもきれいな栗の皮の剥き方ができますし、包丁を使わずに手で皮をはぐ剥き方もできますし、栗の料理の下ごしらえもできます。
栗の皮を剥くだけの下ごしらえでしたら、圧力鍋を使った栗の剥き方にかかる時間は、なんと15秒から30秒加圧するだけで良いのです。
鬼皮の上部に切り込みを入れておく
圧力鍋を使った栗の皮の剥き方は、まず栗の上部に切り込みを入れます。十文字に切り込みを入れるのが理想ですが、難しかったら一の字でも構いません。キッチンバサミで切り込みを入れることもできます。
もし栗に切り込みを入れるのが難しかったら、圧力鍋ではなく普通の鍋で栗を茹でる皮の剥き方がいいでしょう。普通の鍋で皮を剥くだけだったら2、3分茹でれば良いです。しかし食べごろになるまで火を通すには50分ほどかかります。
加圧時間は10分
圧力鍋を使って食べごろの栗を作るのに加圧する時間はたったの10分です。圧力鍋を使うと時短で栗を処理することができるのです。圧力鍋で処理をした栗の剥き方はとても簡単ですし、圧力鍋で10分加圧した栗はそのまま栗ご飯などに加えることができます。
圧力鍋を使った栗の剥き方は、まず栗のとがった部分に包丁やキッチンバサミで切り込みを入れます。栗に切り込みを入れることで、加圧中に栗が破裂することを防ぐことができるのです。
切り込みを入れた栗を圧力鍋に入れて、栗がかぶるくらいの量の水を入れます。栗を栗ご飯に使う場合は水1ℓにつき小さじ一杯の塩を入れると、栗ご飯によく合うおいしい栗が出来上がります。
圧力鍋の蓋をして火にかけ、水が沸騰したら弱火にして皮を剥くだけです。15秒から30秒加圧してください。そのまま食べられるゆで栗にしたい場合は、10分間加圧してください。
十分な時間が経ったら火を止めて、圧力鍋の圧が抜けるまで放置しましょう。茹で上がった栗は皮から実がとても剥がれやすくなっているので剥き方も簡単です。まず栗のとがった部分に入れた切り込みに包丁を入れて、鬼皮を引っ張るだけで簡単な剥き方ができます。
後は包丁を使わずに手で鬼皮をはぐ剥き方ができます。圧力鍋を使った栗の皮の剥き方は、とても簡単に栗の皮を処理することができます。渋皮煮にするときはこの剥き方をした栗をそのまま使います。
栗ご飯などに使う場合は渋皮をさらに包丁で剥きます。圧力鍋を使った栗は渋皮も簡単な剥き方ができます。
圧力鍋で15秒から30秒加圧した栗はまだ中が硬いので、栗ご飯を作るときは米と一緒に炊飯器に入れて炊き上げます。しかし10分間加圧した栗は中まで柔らかいので、炊き上がったご飯に後から乗せてまた蓋をして10分ほど蒸らします。
圧力鍋を使った栗の剥き方はとても簡単です。短時間加圧して、まだ中が固い栗を米と一緒に炊飯器に入れて炊き上げる栗ご飯は、ご飯に栗の味がよく馴染んでいます。一方で、10分間加圧して中まで柔らかい栗を後から入れる場合は、栗自体の味が濃厚です。
圧力鍋を使った剥き方をした栗を栗ご飯に入れる場合には、それぞれのお好みで加圧時間を調節してください。
簡単お手軽!レンジでできる栗の剥き方と下ごしらえ
栗は普通の鍋で茹でた剥き方、圧力鍋で加圧した剥き方の他に、電子レンジを使った剥き方もあります。電子レンジも圧力鍋ほどではありませんが、短時間で簡単な剥き方ができる栗を作ることができます。
半日から一晩は水に浸けておく
栗は中に入っている虫を追い出したり、鬼皮を柔らかくするために一晩水につけておくのが理想です。水につけた栗の水気を拭き取って新聞紙で包み、およそ1日から1ヶ月冷蔵庫で保存すると栗がさらに甘くなります。
栗は少量で
鍋や圧力鍋で栗を茹でる時は大量に作ることができますが、レンジで処理する時は栗は少量にしてください。
剥き方が簡単な栗をレンジで作る方法は何通りかあります。まず栗の下側を包丁で切り落として、耐熱性の容器に栗と栗がかぶるくらいの水を入れ、ラップをして600Wのレンジで3分間加熱します。レンジによってパワーに違いがありますから栗のゆで具合を確認してください。
レンジで十分に加熱をしたら冷ましましょう。しかしレンジで処理をした栗の剥き方の特権は、熱いうちだと鬼皮だけではなく渋皮も綺麗に剥くことができるのです。
栗を銀杏のように少量封筒に入れて、レンジで加熱するという剥き方もあります。銀杏も栗も、固い殻で覆われているので、下側を切り落としたり切り込みを入れて空気を抜かないと爆発してしまうので、くれぐれもご注意ください。
栗の下側を切り落とさず、丸い部分に切り込みを入れてレンジで加熱するという剥き方もあります。1日水につけた栗の水気を拭いて、丸い側の鬼皮に包丁でくるりと切り込みを入れ、平らな方を下にしてラップをして600Wのレンジでおよそ1分加熱します。
この方法でも熱いうちでしたら渋皮も簡単に剥がせる剥き方ができます。この場合はレンジの加熱時間が短いので、栗ご飯を作るときはお米と一緒に炊いてください。
レンジを使った栗の剥き方は非常に簡単ですし、子供が拾ってきた少量の栗を手軽にレンジで加熱することができるので、お母さん・お父さんの間ではとても人気がある剥き方です。
特に渋皮が付いている栗の場合は栗のアク抜きをしましょう。圧力鍋で栗の渋皮煮を作りたい場合は、まず重曹を入れた水を沸騰させて、鬼皮に切り込みを入れた栗を10分茹でます。次に鍋に新たに水を沸騰させて中火で10分茹で、もう一度水を変えてまた10分煮ます。
注意する点は、圧力鍋で加圧するときには決して重曹を入れてはいけません。圧力鍋に重曹を入れることは大変危険ですのでくれぐれもご注意ください。
圧力鍋に砂糖水(水400cc、砂糖100g)を入れて砂糖を煮溶かし、鬼皮を剥いた栗を圧力鍋に入れて蓋をして1分から5分加圧します。
火を止めて圧力が下がったら、砂糖をもう100gと塩をひとつまみ入れて蓋をして火にかけ、圧力がかかったらすぐに火を止めて、蓋を開けずに一晩置きます。お好みでブランデーを入れて消毒した瓶に入れて出来上がりです。
簡単な栗の剥き方を試してみよう!
秋になると栗が販売されてつい買い込んでしまった、皮の剥き方が一苦労で後悔した、子供が栗拾いに行ってたくさん栗持って帰ってきたけれど皮の剥き方が面倒という声をよく聞きます。
しかし栗の皮の剥き方は、圧力鍋やレンジを使うととても簡単にできるのです。簡単な栗の皮の剥き方を一度知ってしまえば、秋の味覚の栗を色々と楽しむことができます。圧力鍋やレンジを使った簡単な栗の剥き方を覚えて、様々な栗のレシピを試してみましょう。
栗の皮むき器も便利!
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