今更聞けない【お年玉】の折り方・相場を徹底解説!渡すならいつまでがいい?

今更聞けない【お年玉】の折り方・相場を徹底解説!渡すならいつまでがいい?

新年の楽しみの1つでもあるお年玉は、渡す時のポチ袋への入れ方・お札の折り方などマナーがありますが、社会人になったばかりで初めてあげる側に回る時には知らない事も多くあります。今回の記事ではお年玉の折り方のマナーや、金額の相場などについて徹底解説していきます。

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記事の目次

  1. 1.お年玉を入れる時の折り方は三つ折りが基本!
  2. 2.お年玉の折り方とマナー
  3. 3.お年玉の折り方のポイント
  4. 4.心に残るお年玉の面白い折り方
  5. 5.お年玉の折り方など基本知識があると便利!

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お年玉を入れる時の折り方は三つ折りが基本!

お札 三つ折り
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お年玉とは、新年を祝うために贈られる金品のことで、子どもにとっては待ち望んでいるお正月の楽しみの1つです。

お年玉の名前の由来は、正月に歳神を迎えるために供えられた丸い鏡餅の霊魂が宿った依り代・歳神が家長によって子どもに分け与えられその餅が御歳魂と呼ばれたことからなどの説があります。

歳神は年神とも書かれ、歳神とは正月に家々に迎えて祭る神様のことです。豊作の守り神であり、祖霊であるともいわれています。

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新しい年を迎え、1年間を生きるために必要な歳神の霊魂を子どもに分け与えることで、子どもの無事な成長を願う意味もあります。

また、歳神より分け与えられる霊魂は、ありがたい賜物であるとして年賜と呼ばれていたことから、お年玉と呼ばれるようになった説もあり、お年玉の名前の由来には様々な説が残されています。

お年玉の歴史は古く、中世ごろまで遡ることができます。中世のころには、武士は太刀・町人は扇・医者は丸薬を贈っていたとされています。

しめ縄
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お金をお年玉として贈る習慣となったのは、昭和30年代以降といわれており経済の成長・発展とともに、農村社会が減少し都市生活者が増加したことが影響しているとされています。

成人をして、社会人などになれば兄弟の子どもや親戚の子どもなどにお年玉を渡す機会も多くなります。初めのころは、お年玉を渡す際のお札の折り方やマナーを知らない人も多いです。

今回の記事ではお年玉をポチ袋に入れる際の折り方・自分でポチ袋を作るときの面白い折り方などについて紹介していきます。

お年玉の相場はいくらくらい?

お金
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お年玉の折り方を紹介する前に、まずはお年玉の相場について見ていきましょう。お年玉の金額の相場は年齢により異なります。一般的に、6歳未満の未就学児は1000円程度が相場の金額となっています。

0歳児から2歳児ぐらいまではお年玉を渡さないケースもありますが、兄弟の子どもなど近い関係性にある場合は親に渡しておくのもおすすめです。

また、6歳未満の未就学児の場合お年玉のことをまだよく理解していなかったり、もらったお年玉を紛失してしまうリスクもありますので、未就学児にお年玉を渡す際には親が一緒にいるときに渡すのがおすすめです。

お札 3000円
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小学生のお年玉の相場は1000円から3000円程度が相場の金額となっています。小学校は6年間ありますので、低学年・中学年・高学年で金額を変えるのも1つの方法です。

低学年(小学校1年・2年)は1000円・中学年(小学校3年・4年)は2000円・高学年(小学校5年・6年)は3000円程度が相場となっています。

子供
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学年によってお年玉の金額を決めておくことで、迷う心配もなく子どもも学年が上がるにつれてお年玉で貰うことができる金額も増えるため楽しみも大きくなります。

中学生以上のお年玉の相場は5000円から10000円程度になっています。中学生は5000円程度で、高校生以上は5000円から10000円が一般的な金額となっています。年齢に合わせて少しずつお年玉の金額を上げていくのがおすすめです。

避けた方が良い金額

お札
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お年玉を渡す際に避けた方がいい金額もあります。日本においては4や9は不吉な言葉を連想させる忌み数とされているため4000円や9000円などの4と9の金額はお年玉を渡す際には避けるようにしましょう。

年齢や学年を重ねるにつれて、お年玉の金額の相場も変動してきますが3000円の次は4000円を避けて5000円・8000円の次は9000円ではなくキリ良く10000円にするのが妥当となっています。

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お年玉の折り方とマナー

お年玉
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続いてお年玉の折り方とマナーについて見ていきましょう。お年玉はただポチ袋に入れて渡せばいいわけではありません。お札の折り方や用意するお札などにも注意が必要です。お年玉の折り方とマナーについて詳しく解説していきます。

新札を用意

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お年玉の折り方とマナー1つ目は「新札を用意」することです。お年玉は新しく年を迎えたお祝いに渡すものになるため、新札で渡すのがマナーとなっています。年末は銀行や郵便局もお休みとなるため、早めに新札の準備をしておくことが望ましいです。

ATMなどでお金を引き出した場合でも新札が出てくることは珍しいため、新札を用意する場合は銀行・郵便局の窓口で対応してもらうか、両替用のATMを利用して新札を入手しましょう。

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あらかじめ予定している分とは別に、急にお年玉を渡す必要が発生することもありますので、予定額と予備額の2つを用意しておくのがおすすめです。

お年玉を渡す子どもがまだ小さい場合や急に渡す場合でも1000円札で対応することが多いため、1000円札の新札を多めに用意しておくのがポイントです。

四つ折りはNG

NG
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お年玉の折り方とマナー2つ目は「四つ折りの折り方はNG」であることです。日常ではお札を折るときは真ん中で1回折る2つ折りの折り方か、2つ折りを更に半分に折る四つ折りの折り方をする人が多くいますが、お年玉を渡す際には四つ折りの折り方はNGとなっています。

四つ折りの折り方がお年玉ではNGとなっている理由は4と数字が縁起が悪いといわれているためです。避けた方がいい金額に4000円があるように、新年のお祝いには縁起が悪いとされる4を避けるために四つ折りの折り方は避けましょう。

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お年玉のお札の折り方は基本的には表の面を内側にするように三つ折りにする折り方がマナーです。お札は肖像画が描かれている面が表になっています。肖像画の面が内側にくるようにするのが三つ折りの折り方です。

お年玉のお札が三つ折りの折り方がマナーとなっている理由については、四つ折りの折り方がNG以外にも、ポチ袋が三つ折りの折り方を想定した幅になっている・四つ折りの折り方は厚みが増すなどがあります。

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近年は様々なサイズのポチ袋がありますので、幅の広いポチ袋の場合は二つ折りの折り方でも問題ありません。二つ折りの折り方にする場合も三つ折りの折り方同様、肖像画が描かれている表が内側にくるようにして折りましょう。

お年玉の折り方のポイント

お正月
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続いてお年玉の折り方のポイントを見ていきましょう。四つ折りの折り方はNG以外にも、ちょっとしたポイントや金額別のお札の折り方などを紹介していきます。

お札の向きは揃える

お札
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1つ目に紹介するお年玉の折り方のポイントは「お札の向きを揃える」ことです。お札を複数枚入れる場合は、向きがバラバラにならないように、向きを統一します。

またポチ袋にお札を入れるときは、上下が逆にならないように入れ、尚且つ三つ折りのお札を開いた時にお札の表がポチ袋の表側にくるようにお札をポチ袋に入れましょう。

用意しているポチ袋のサイズが、三つ折りなどに折る必要がない場合は、ポチ袋の表側にお札の表側がくるようにして、お札の肖像画がポチ袋の上側にくるように入れるのがマナーです。

複数枚は重ねたまま折る

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お年玉の折り方のポイント2つ目は「複数枚の場合は重ねたまま折る」ことです。1000円札3枚など複数枚のお札をポチ袋に入れる場合は、1枚ずつ折るのではなく全部重ねて折るのが正しい折り方のマナーになっています。

複数枚のお札を重ねて折る際は、向きを確認してズレたりすることがないようにお札同士をキレイに合わせて折るように気を付けましょう。

金額別の折り方のポイント

お札
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3つ目に紹介するお年玉の折り方のポイントは「金額別の折り方のポイント」を知ることです。1000円札・5000円札・10000円札とお札により折り方のポイントが異なります。折り方のポイントを知っておくことで、キレイに三つ折りにすることができます。

2021年9月現在のお札になります。1000円札の折り方のポイントは、左側から折ることです。野口英世の眉の輪郭部分の端に左端を合わせるように折った後に反対側を合わせるように折るとキレイに三つ折りにすることができます。
    

5000円札の折り方のポイントは、樋口一葉の名前が記載されている一の左端に合わせて折り、反対側を折り返せば完成です。10000円札の折り方は目印がないため、少し難しくなっています。

まず中央から少し左下にある枠の2つ目の区切りを目安に右端を揃えて折ります。左端も合わせて折って折り目を付けて開き、付けた折り目に合わせて左から折り右に折ると完成です。

心に残るお年玉の面白い折り方

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最後にお年玉の面白い折り方を紹介していきます。近年では100円ショップなどでも年末が近づくと可愛い絵柄のポチ袋が販売されていますが、ポチ袋は折り紙なども可愛く手作りすることが出来ます。

ポチ袋がない場合は折り紙などで可愛く作ったり面白い折り方をして渡すのもおすすめです。また、ポチ袋だけでなく渡す相手が子どもであることからお札自体にもアレンジをした面白い折り方も喜ばれています。

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1000円札を男の子が好きな仮面ライダーにする面白い折り方や、手紙の受け渡しに人気のハート型などの他に、スーパーマリオやスーパーマンなど面白いアレンジをすることができます。

もちろんお金は貴重なものになりますので、度を超えるのは良くありませんが、少しアレンジをして心に残るお年玉にするのも楽しみの1つです。面白いお年玉の折り方などについては、動画サイトなどで紹介されていますので参考にしてアレンジお年玉を作ってみてはいかがでしょうか。

お年玉の折り方など基本知識があると便利!

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お年玉の折り方や、折る際のポイントなどについて紹介をしてきました。意外と知らない折り方のポイントなどもあり、知っておくと便利な知識です。お年玉の折り方のポイントなどを把握して、お年玉を準備しましょう。

mi-sa0380
ライター

mi-sa0380

旅行が大好きです。日本の名所から世界遺産巡りなど歴史を感じることができる場所が好きです。観光に行くとご当地グルメを食べ歩いたりカフェ巡りをしています。動物も好きなので、動物園や水族館に行ったり、犬カフェや猫カフェに行って、可愛い動物に癒されています。

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