【めんつゆ】がないときの代用アイデアを伝授！すぐに作れる自家製レシピも

和食を作る時に活躍するめんつゆは麺料理以外にも、煮物や炒めものなど色々な料理にも使えて重宝する調味料です。使い勝手の良さから、冷蔵庫にめんつゆを常備している方は多いのではないでしょうか。

しかしいざ使おうと思ったらめんつゆを切らしていて困った経験があるかもしれません。実は自宅にある調味料でめんつゆの代用をすることがでます。しかも代用できる調味料がいくつかあり、基本的に混ぜるだけで簡単に代用品が出来上がります。

そこで今回はめんつゆつゆを切らした時や市販のめんつゆに飽きてしまった時におすすめな、簡単に作れるめんつゆの代用レシピをご紹介します。いくつかの代用レシピをマスターすれば、お好みの配合でこだわりのめんつゆを楽しめます。ぜひ御覧ください。

めんつゆは出汁をベースにしょうゆや砂糖、みりん、酒などの調味料が使いやすいバランスで配合されています。自宅でも出汁、醤油などの調味料があれば簡単にめんつゆの代用品を作ることができます。その中でも出汁は風味や旨味のもととなる大事なものです。

かつお節からとる一番出汁、かつおと昆布の合わせ出汁は和食の基本ですが、自宅で一から出汁を取るのは手間がかかり面倒に感じるのではないでしょうか。

今回は簡単な代用アイディアとして顆粒のだしの素、白だし、だし醤油をめんつゆの代用品として使うレシピをご紹介します。どれも出汁の風味が効いた調味料で、めんつゆの代用として美味しくいただけます。

かつお節、昆布、煮干しなどベースのだしの種類にこだわり、料理によってだしの種類を変えてこだわりのめんつゆに仕上げてみるのもおすすめです。どの代用レシピもとても簡単にできるのでぜひ参考になさって下さい。

自家製めんつゆや調味料を代用して使う場合のいいところは、料理やその日の気分によって手軽に味の調整ができることです。市販のめんつゆは麺類を食べる時にさっと料理ができて便利ですが、いつも同じ味で物足りなさを感じたり飽きてしまったりすることはありませんか？

同じ麺類でもそうめん、そば、うどんは麺の原材料や太さが異なります。めんつゆを手作りする際には、それぞれの麺に合うこだわりの配合や調味料を代用して作ってみるのがおすすめです。

そうめんに合うめんつゆはそうめんをさっぱり食べられるように、あっさりとした味わいになるよう配合されています。醤油は少なめで出汁を強めにして、めんつゆ自体の風味を味わえるものが多いです。

反対にそばに合うめんつゆは、そばの風味を邪魔しないように出汁の風味は抑えて醤油が強め、味が少し濃い目になっているものが多いです。

またうどんの場合、おなじうどんでもかけうどんは出汁の風味が効いたつゆを使うのに対して、ぶっかけうどんは麺に直接つゆをかけるので醤油や砂糖が強めの濃いつゆになっています。

暑くて汗をよくかいた日には濃いめの味付け、糖質を抑えるために砂糖は使用しないなど、めんつゆを作る際はせっかくなので好みに合わせて配合や代用する調味料を変えてみるのがおすすめです。

それではここからめんつゆの代用ができる調味料を使った、めんつゆ代用レシピを3つご紹介していきます。めんつゆの代用レシピ1つ目は顆粒のだしの素を使っためんつゆ代用レシピです。めんつゆは出汁がベースとなるので美味しい出汁は欠かせません。

顆粒のだしの素を使えばお湯に混ぜるだけで簡単に風味豊かな出汁が出来上がります。だしの素材のバリエーションも豊富で、自分好みの味に仕上げることができます。だしの濃さの調整もしやすいので、ぜひお好みの配合を見つけてめんつゆの代用としてお使い下さい。

顆粒だしをつかっためんつゆの代用レシピ、材料（2人分）は顆粒だし小さじ1、しょうゆ30cc、みりん25cc、水200ccです。みりんがない場合、みりん風調味料でも構いません。作り方はとても簡単で、鍋に材料を全て入れ火にかけ1〜2分沸騰させたら火を止めます。

温かい料理に使う場合はそのまま、冷たくする場合は粗熱をとって冷蔵庫で冷やしたら顆粒のだしの素をつかっためんつゆの代用品の完成です。

顆粒だし、醤油、みりんといった自宅にあるものだけで簡単にめんつゆの代用ができます。めんつゆを切らした時にサッと代用できる便利なレシピです。

めんつゆの代用レシピ2つ目は、白だしを使っためんつゆ代用レシピです。白だしは鰹節や昆布などからとった出汁に薄口醤油または色の薄い白醤油、みりんや砂糖などの調味料を加えて作られた調味料です。

だし巻き卵や茶碗蒸しなど色をつけたくない料理に向いており、めんつゆと同じように少し加えるだけで和食の味が美味しく決まる便利な調味料です。

白だしもめんつゆの代用ができる調味料です。白だしをめんつゆの代用として使う場合、白だしは塩分が多めで甘みが少ないので砂糖やみりんで甘みを足すと良いでしょう。

白だしをつかっためんつゆ代用レシピ、材料（2人分）は水180cc、白だし大さじ3、みりん大さじ1、しょうゆ小さじ2です。作り方は先程と同様、鍋に全ての材料を入れて火にかけます。ひと煮立ちさせたら火を止めて粗熱をとったら白だしを使っためんつゆ代用品の完成です。

白だしを使った代用レシピは液体の調味料を混ぜるだけなので、冷たいままめんつゆを食べたい時にすぐに代用品が作れておすすめです。白だしはメーカーによって味の濃さが異なるので、めんつゆの代用として使う場合、パッケージに記載されている分量を目安にお使い下さい。

めんつゆの代用レシピ3つ目はだし醤油をつかっためんつゆ代用レシピです。だし醤油とは鰹節や昆布などのだしを加えた醤油のことをいいます。だし醤油の作り方はまず、醤油、酒、みりん、かつお節を鍋に入れ弱火にかけます。

沸騰したら2分程加熱し火を止めそのまま冷まします。かつお節をこして取り出せばだし醤油の完成です。お好みで昆布を入れるのもおすすめです。だし醤油をめんつゆに代用する場合、だし醤油を水で薄めます。お好みで砂糖、みりんで甘みを加えると美味しく仕上がります。

数種類のだしの素材がブレンドされた中に、醤油を注ぐだけで簡単にだし醤油が作れる便利なものが売られているので活用しても良いでしょう。市販のだし醤油を使っても手軽にめんつゆの代用ができるので便利です。

先程顆粒のだしの素、白だし、だし醤油を使っためんつゆ代用レシピをご紹介したところで、お次におすすめの自家製濃縮めんつゆの作り方をご紹介します。調味料をめんつゆの代用として使う場合、日持ちしないためすぐに食べ切れる量で都度作る必要があります。

その点濃縮めんつゆは数週間保存可能なので作り置きができて便利です。また自家製なので無添加で安心、調味料の配合によって糖分を抑えるなどお好みの配合で作れるのも嬉しいポイントです。ぜひお試し下さい。

自家製濃縮めんつゆレシピ、材料（出来上がり量約200ml分）はしょうゆ200cc、みりん100cc、酒80cc、砂糖20g、かつお節10g、昆布5gです。作り方はまず最初に酒とみりんを鍋に入れて火にかけます。

沸騰したら弱火で3分程煮立てます。煮きりをしてアルコールをとばすことによって風味がよくなります。お次にかつお節、昆布、しょうゆ、砂糖を加え弱火で5分程煮ます。火を止めそのまま冷めるまで置いおきます。最後にザルにキッチンペーパーを置き、こしたら完成です。

煮沸消毒した密閉容器にいれ冷蔵庫で保存しましょう。3倍濃縮ほどの濃さで、1ヶ月程日持ちします。

残ったかつお節と昆布の出し殻は細かく切って、ごま油をひいたフライパンで炒めれば自家製ふりかけとして美味しくいただけます。簡単に作れて常備しておける便利なレシピなので、ぜひ自家製濃縮めんつゆ作りに挑戦してみて下さい。

今回はめんつゆの代用ができる調味料を使っためんつゆ代用レシピと自家製の濃縮めんつゆレシピをご紹介しました。めんつゆが必要な時にめんつゆを切らしていても、代用レシピを覚えておけば簡単にめんつゆの代用品を作ることができます。

顆粒のだしの素、白だし、だし醤油それぞれの代用方法をマスターして料理や気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。ぜひ代用レシピを参考にお好みのめんつゆを作ってみて下さい。