秋に食べたい【栗のスイーツ】おすすめ7選！人気の和菓子＆洋菓子は？

「栗」は数多くの品種がありますが、早生の栗は8月中旬頃から、晩生の品種は11月下旬まで収穫されます。中生の栗がよく出回る時期は9～10月といわれ、栗は秋の訪れをイメージさせる食べ物として知られているでしょう。秋の味覚には栗をはじめ、梨や銀杏、秋刀魚や鰹などがあります。

日本には春夏秋冬の四季があり、山の色付きや収穫物などによって季節の移り変わりを感じ取ることができます。今回は旬の食材が豊富に揃うことから「味覚の秋」ともいわれる秋にフォーカスを当て、中でも和菓子から洋菓子まで美味しく食べられる栗のスイーツをご紹介しましょう。

栗は「世界四大栗」に大きく分けることができ、日本や西洋、中国、アメリカの種類があります。日本原産のものは「丹波栗」と呼ばれる野生のシバグリを品種改良したもので、大きな果実と風味の良さが特徴です。また、甘味は控えめで、渋皮が剥がれにくい一面も持っています。

本記事では栗を使ったスイーツの人気ポイントや、和菓子・洋菓子の栗スイーツのおすすめをまとめています。栗を使ったスイーツは旬を迎える秋に数多くのスイーツ店で見掛けることができ、期間限定で発売されているものやすぐさま売切れになる人気スイーツもあるでしょう。

旅行や出張などではお土産を購入することもあるでしょう。また、遠出しない場合でもちょっとした手土産や差し入れとしてスイーツを買うこともあります。お土産や差し入れには地域ならではの特別感のあるスイーツをはじめ、SNSやメディアで人気のスイーツなども選ばれています。

ギフトやお土産の定番スイーツにはチョコレート系やクッキー類、パウンドケーキなどのスイーツがありますが、栗を使用したスイーツもおすすめです。9～11月にプレゼントするスイーツを探す場合は、季節感を取り入れた秋ならではの栗スイーツも検討してみましょう。

栗は優しい甘さと素朴な風味が特徴的で、年齢・性別問わず人気を集める収穫物の一つです。お土産を選ぶ際に気を付けるポイントには相手の好みを知ることも重要ですが、相手の年代が分からない場合や一家族にプレゼントする場合は、幅広い年代に人気の栗スイーツが良いかもしれません。

お土産には定番のチョコレートスイーツを選ぶこともできますが、甘い物が苦手な人や洋菓子または和菓子が苦手な人も中にはいるでしょう。栗は各スイーツによるものの、甘さを抑えた食べやすいスイーツや洋菓子・和菓子それぞれで販売されているため、失敗しにくいかもしれません。

栗スイーツには様々な商品がありますが、特に気を付けたいポイントの一つは賞味期限です。生菓子は賞味期限の短いスイーツが多く、相手の元に届くまでに掛かる日数や気温を考慮する必要があります。スイーツを選ぶ際には賞味期限も忘れずに確認しておきましょう。

和菓子は落ち着いた甘さが特徴的で、日本ならではのスイーツは外国人にも人気があるようです。こちらでは栗が主役の魅力的な和菓子を4点ご紹介するので、気になる方はチェックしてみてください。

栗スイーツのおすすめ、一つ目にご紹介するのは「栗きんとん」です。人気の栗きんとんは新杵堂が発売している商品で、昭和23年創業の老舗店の味をネットでも取り寄せられます。栗は岐阜・中津川の名物であり、新杵堂では栗きんとんや栗大福などの和スイーツを提供しています。

新杵堂の栗きんとんは添加物を一切使用しておらず、国産栗100％と砂糖だけで完成させたスイーツです。栗きんとんを口に含めば風味が立ち上り、しっとりした舌触りで、しっかり甘さを出しているといいます。新杵堂の栗きんとんは創業から70年以上変わらない伝統のスイーツです。

日本茶と相性の良いスイーツの一つは「栗大福」で、栗きんとんでも有名な新杵堂で購入できます。新杵堂の栗大福は大きな渋皮栗を羽二重餅で丸ごと包んだスイーツです。羽二重餅は優しい口溶けで、滑らかなこし餡がじんわり広がり、甘味の強い栗を引き立てる塩梅に仕上げています。

まるごと渋皮栗大福餅は栗が丸ごと入り、厳選された甘味の強い栗の贅沢さ、さらにこし餡のホッとする懐かしさが織り成す一押しスイーツです。大福と栗、餡の和素材が揃ったおすすめ人気商品をぜひチェックしてみてください。

栗どら焼きの人気スイーツは「餅信 噂の栗どら」です。どら焼きはご年配の方にも評判の定番スイーツの一つですが、栗が入ることで贅沢なスイーツにランクアップするでしょう。餅信 噂の栗どらは実店舗で年間30万個も売り上げており、皮生地が閉じられない程のボリュームもポイントです。

餅信 噂の栗どらにはとても柔らかな大粒の栗を約2個分使い、さらに品の良い甘みが特徴の北海道産小豆、純国産鶏「もみじたまご」を使っています。また、豊かな風味と適度な塩味のフレッシュバターを採用し、滑らかな舌触りに仕上げるべくバターだけをホイップし、手間を掛けています。

噂の栗どらは職人が生地をふんわり焼き上げ、柔らかく炊き上げた自家製の餡を乗せます。次に餡を囲むようにして極軟栗を丁寧に乗せ、もう一つの生地に粒餡と相性の良いバターを塗ります。たっぷりの栗と餡が入ったどら焼きはボリュームがあり、食べ応え十分なスイーツでしょう。

「栗ようかん」も秋頃に出回る和菓子の一つに数えられ、ギフトや手土産、自身へのご褒美にも利用されているスイーツです。栗ようかんのおすすめ商品は「松峰 栗ごころ」で、保存期間が長い点も選ばれている理由でしょう。栗ごころの原材料は栗と砂糖、小豆と寒天になります。

松峰は「焼き栗きんとん」も有名で、多治見市観光協会の推奨品に認定されました。栗ごころは栗きんとんに甘い羊羹を組み合わせたスイーツで、茶席の菓子や仏壇のお供え物としてもおすすめしています。食べた人の中にはあっさりしながらも栗の味がしっかりしているとの声がありました。

栗を使った洋菓子には老若男女から評判の「モンブラン」もありますが、こちらではテリーヌやタルトに仕立てた美味しい商品もご紹介します。

栗を使った洋菓子を代表するスイーツの一つは「モンブラン」です。モンブランはケーキ屋の定番人気メニューであり、店によって特徴が異なる点もポイントでしょう。一押しスイーツの一つは「お菓子屋レニエ 中津川モンブラン」で、9月末～11月には中津川の新栗を使用しています。

中津川モンブランはレニエで最も売れているスイーツです。和栗の香りや味わい、喉越し、さらには生クリームとの絶妙なハーモニーが評判で、誕生日プレゼントにセレクトしている人もいます。

ケーキの下の方にはホワイトチョコで覆ったサクサクの生地があり、栗ペーストや生クリームとはまた違った食感を楽しめるでしょう。

「栗のテリーヌ」は栗スイーツに定評のある「信州 里の菓工房」の商品です。テリーヌには信州伊那栗のペーストを使った生地に渋皮煮と甘露煮を贅沢に入れ、カシスによって甘酸っぱさを加えています。また、洋酒がほんのりと香り、じっくり味わいたくなるスイーツでしょう。

信州 里の菓工房は地元の安心・安全な食材を使っており、素材の魅力を最大限に活かしたスイーツが評判で、全国から注文が入る人気店だといいます。信州 里の菓工房の栗のテリーヌをはじめ、「焼きモンブラン」や「さとのかロール」などの栗スイーツは公式サイトから購入可能です。

洋菓子スイーツの一押しは「足立音衛門 丹波栗のタルト」です。足立音衛門は福知山城近くに本店を構えており、建物は大正時代の建築美を今も伝える京都府の指定文化財になります。商品には丁寧に拵えた焼き菓子が並び、手作りならではの温もりや厳選素材の味わいが人気です。

足立音衛門 丹波栗のタルトに使用する栗は糖度を控えた甘露煮にしたもので、食感を活かすために自然の風味のままパイ生地に敷き詰めています。アクセントにはチョコレートを加え、さらに香ばしい松の実とアーモンドプードルを加えたスイーツです。

栗を使ったスイーツには和菓子と洋菓子の両方があり、どちらも素材の良さを活かした商品が多いでしょう。スイーツはお土産や差し入れに人気ですが、頑張っている自分を労うための特別なご褒美にもおすすめです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。