【チャパティ】の驚くほど簡単なおいしい作り方を伝授!フライパンでも作れる?

【チャパティ】の驚くほど簡単なおいしい作り方を伝授!フライパンでも作れる?

カレーなどのインド料理についてくるチャパティは、作り方が簡単なので自宅でも作れます。もちろんチャパティにも作り方のコツがありますが、材料がシンプルですし、専用調理器具がなくても作れるおすすめのパンです。そんなチャパティの簡単な作り方をご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.チャパティの作り方って難しいんじゃないの?
  2. 2.薄力粉だけの簡単チャパティの作り方
  3. 3.フライパンで焼くチャパティの作り方
  4. 4.チーズ入りアレンジチャパティの作り方
  5. 5.チャパティの作り方を覚えてカレーと一緒に食べよう!

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チャパティの作り方って難しいんじゃないの?

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インド料理店に行くと、カレーと一緒に主食として出されるのがチャパティです。チャパティは北インド地方で古くから主食として食べられているパンなのですが、非常に薄い平焼きパンなので見た目はクレープのようにも見えます。

チャパティを主食としている北インド地方は、小麦を主食とするのが一般的です。そのため北インド地方ではチャパティが主食ですが、南インドでは米を主食としています。

ですから「インドのカレー=パンで食べる」というのは間違いで、地域によって「カレー×パン」と「カレー×ごはん」に分かれるのが正しい解釈です。ちなみにチャパティを主食とする北インド地方の料理には、ガラムマサラ(香辛料)をよく使います。

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北インド以外でもチャパティは食べられていますが、チャパティを主食とすることで有名な北インド地方では、チャパティを油で揚げるアレンジパン「プーリー」も人気です。

プーリーは余って冷めてしまったチャパティのアレンジレシピとしても人気があります。そんなチャパティのアレンジレシピ・プーリーにチャナ豆の煮込み料理を組み合わせるのが、北インド地方でよく食べられている定番の家庭料理です。

そもそもチャパティとは?

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北インド地方で定番の平焼きパン・チャパティは、インドやパキスタンなどでよく食べられているロティの仲間です。ロティは「無発酵パン(発酵をしないパン)」というのが特徴なので、一般的なパンのように大きく膨らむことはありません。

ただし無発酵パンですから、作り方は簡単です。原料となる小麦に水を加えて生地を練るのがチャパティの作り方の基本ですから、材料費も安く抑えられます。なおチャパティはロティの仲間ですから、原材料の小麦は全粒粉を使うのが作り方の基本です。

しかも円形フライパン・タワーを使って両面を20分~30分焼くだけという簡単な作り方なので、チャパティを主食とする北インド地方では一家で毎日30枚ものチャパティを焼きます。

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チャパティは無発酵パンですが、まったく膨らまないわけではありません。小麦粉を練った生地は加熱すると膨らむ性質がありますから、小麦粉に水を加えるだけの作り方ではあってもフライパン・タワーで焼くと若干膨らみます。

ただし冷めると膨らみがしぼんでしまうので、一般的にみられるチャパティは「平たいクレープのようなパン」というイメージが強いです。なおチャパティの作り方は「小麦粉に水を加えた生地を焼く」だけですから、屋外で食べるパンの作り方としても人気があります。

アレンジがしやすいのもチャパティの特徴です。地元で「パラーター」と呼ぶチャパティのアレンジレシピは、インド版総菜パンのような作り方をします。

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腹持ちが良いように茹でたじゃがいもにスパイスを生地に練りこんで、少量の油で焼くのがパラーターの作り方です。油を使わない作り方のチャパティは、そのままで食べると味気ないのですが、総菜パンのような作り方をするパラーターならそのままでもおいしく食べられます。

またバターオイル「ギー」を塗るのも、インドでは定番のアレンジレシピです。ギーの作り方はとても手間がかかりますが、バターを原料にしているので香ばしい香りがします。

インドでは焼きたてのチャパティにギーを塗っておくと冷めにくくなるので、チャパティを大量に作る家庭ではよくやる作り方です。またチャパティを油で揚げて表面を香ばしくする作り方も、チャパティのアレンジ料理の中では定番の作り方といえます。

インドでは「ナン」より一般的

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日本では「インドの主食=ナン」というイメージがありますが、インド人のほとんどはナンを食べません。ナンの作り方はチャパティの作り方と違いますし、主原料もチャパティとは違います。チャパティは本来「アタ」を主原料とする作り方が一般的です。

全粒粉を使う作り方もありますが、ふすまを含んだ小麦全粒粉・アタを使う作り方の方が全粒粉のみで作ったチャパティよりも食味が良いので人気があります。小麦全粒粉・アタの見た目は製粉した小麦によく似ていますが、小麦粉の1/10の値段で買えます。

ナンもチャパティと同じく北インド地方が有名なパンですが、高価な小麦粉を使うため値段が高いです。しかも作り方が違います。

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チャパティは無発酵パンですが、ナンは発酵させる作り方をします。さらにナンはタンドールという大型のつぼ型オーブンを使うのが正式な作り方なので、タンドールがないと高価な小麦粉が手に入っても作れません。

そもそもタンドールが設置できるのは、一部の上流階級に限られています。ですからインドの一般家庭ではナンを食べるよりも、作り方が簡単で値段も安いチャパティの方が定番です。

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薄力粉だけの簡単チャパティの作り方

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チャパティの本場・北インド地方では小麦全粒粉・アタを使った作り方が一般的ですが、日本ではアタを手に入れることが難しいです。その代わり薄力粉であればスーパーでも買えますし、値段もそれほど高くありません。

そこで日本で手に入りやすい薄力粉を使うチャパティの作り方をご紹介しましょう。薄力粉を使って作る場合も、材料は薄力粉と水のみです。チャパティの作り方の基本は「粉に水を入れて作った生地を薄く伸ばして焼く」ですから、薄力粉さえあればいつでも簡単に作れます。

薄力粉と水の割合は10:7がおすすめです。湿度や気温によって水の量は調整して構いませんが、ねんど程度の硬さを目安にしてください。

Photo by inunami

小麦粉の場合、ドライイーストを使わなくても布巾をかけて生地を寝かせれば、焼いた時に膨らみやすくなります。生地が出来上がったら打ち粉をして薄く伸ばしましょう。カレーに添えるのであれば、直径15cmを目安に生地を広げると食べやすいです。

形ができたらフライパンで中火にし、両面を焼きます。膨らんできたらひっくり返し、全体に焼き色がつけば完成です。

なおチャパティでは油を使わないのが作り方の基本なので、きれいな焼き色がつかないこともあります。その場合はフライパンで全体に火を通した後、仕上げとして直火で焼き色を付ける作り方がおすすめです。

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フライパンで焼くチャパティの作り方

Photo byjosephvm

チャパティがあればいつものおうちカレーが、おもてなしカレーになります。薄力粉を使った作り方も良いのですが、せっかくカレーに合わせるのであれば、全粒粉を使った作り方にチャレンジしてみましょう。

全粒粉は食物繊維やビタミンなど栄養成分が豊富なので、栄養面でもおすすめです。フライパンで焼いて仕上げますが、薄力粉と全粒粉を置き換えるだけで本格的なインド料理になります。作り方は薄力粉を使ったチャパティの作り方と基本的に同じです。

なお全粒粉を使った作り方だと薄力粉を使った作り方よりも若干生地がぱさぱさしているので、チャパティの表面に焼き色をしっかり付けた方がおいしくなります。

Photo byskyqxb

そこで焼き色がつきやすくなるようにサラダ油を生地に少々加えるのが、作り方のポイントです。あまりサラダ油を入れすぎるとべたつきますが、少量であれば生地が滑らかになる上に焼き色がつきやすくなります。

なおフライパンで焼く際は1枚ずつ焼くようにするときれいに膨らむので、フライパンを使ったチャパティの作り方の基本として覚えておきましょう。

チーズ入りアレンジチャパティの作り方

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フライパンを使ったチャパティの作り方を応用すると、簡単にお惣菜感覚で食べられるアレンジチャパティが作れます。フライパンを使ったチャパティの材料に、ピザ用チーズを追加で準備してください。

生地にピザ用チーズを練りこんむだけでアレンジチャパティが作れますから、作り方も簡単です。チーズのみを生地に練りこむ作り方もおすすめですが、チャパティを主食とする北インド地方ではスパイスや野菜を練りこむアレンジチャパティも人気があります。

Photo byTeeFarm

塩を加えてシンプルに味付けするのも良いですが、カレースパイスを少々加えれば、カレー風味のチーズチャパティが作れます。

他にもお好みのスパイスや茹でてみじん切りにした野菜を一緒に練りこむ作り方も、簡単にできるアレンジチャパティの作り方としておすすめです。

チャパティの作り方を覚えてカレーと一緒に食べよう!

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フライパンがあれば簡単に作れるチャパティは、アウトドアにもおすすめのレシピです。本場と同じようにアタを使う作り方なら、栄養も豊富にとれます。

薄力粉での作り方なら、自宅にある材料だけでできるのでおすすめです。しかもチャパティは癖がないので、アイデア次第でいろいろなアレンジレシピが楽しめます。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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