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多くのイベントが催される軽井沢ですが、8月に行われる人気イベント「軽井沢サマーキャンドルナイト」をご存知ですか?大自然の中、一面に広がるキャンドルを楽しめる夏の軽井沢で、是非訪れていただきたいおすすめのイベントです。
無料で入場し楽しむことができるのも嬉しいポイントです。開催場所付近ではドリンクやフードの販売もあり、そちらの利用もおすすめです。
2019年の開催時には、夏休みに軽井沢を訪れる多くの観光客が、幻想的なランタンであふれる教会の森を一目見たいと足を運びました。サマーキャンドルナイトの詳細と、楽しみ方について紹介していきます。
幸せを願いランタンを灯す風習
軽井沢が避暑地、のちに観光地として親しまれるきっかけとなったのは、明治時代、カナダ人宣教師がこの地を訪れたことでした。美しく豊かな自然に感動し、友人たちに推奨したことで、多くの人々が軽井沢の魅力に触れることになりました。
カナダ人宣教師が広めた歴史から、軽井沢にはキリスト教風潮が根付いていました。「うそを言わぬこと、時間と約束を守ること」などと呼びかけ、率先して住みよい町にしようと努めたことで、今まで高潔な、そして華やかな地として守られているそうです。
美しい教会が軽井沢にみられるのは、この歴史があるからなのです。そして宣教師たちは当時、ランタンを手に持ち、その光で街を照らし、人々の幸せを願い歩いていました。
軽井沢の教会は、信仰の有無関係なく、美しい観光スポットとして多くの人に親しまれています。気軽に足を運べる教会だからこそ、人々が集まり談笑をしたり、時には挙式会場として利用されたりして、馴染みある温かい空間となっています。
2000個ものランタンが夏の夜を彩る
軽井沢高原教会で開催される軽井沢サマーキャンドルナイトでは、古くから行われてきたように、教会の森に、2000個以上ものランタンを照らします。幸せを願うランタンは、毎日一つずつ手作業で付けられているということには驚きの声がやみません。
電灯などの光は消し、ランタンの光のみで照らされる教会の夜は、幻想的な雰囲気で包まれます。お互いの幸せを願い、静かな教会の中庭で火を灯す素敵なイベントとして、カップルや家族で訪れる方に大人気です。
教会の夜に灯る無数のランタンを写真におさめて楽しむ方も多くいます。混雑状況により思ったように写真を撮るのが難しい!という声もありますが、場所や時期を見定めていいアングルを探すことも一つの楽しみ方です。
2019年には、森の中に無数のランタンで作られたキャンドルツリーが、キラキラと幻想的な写真スポットとして大人気でした。キャンドルツリーと森、教会などを写真におさめて素敵な思い出を残してみてはいかがですか?
軽井沢サマーキャンドルナイトの開催時期は?
毎年夏の時期に開催されるサマーキャンドルナイトについて、詳しい日程や時刻を紹介していきます。日によっては変動がある場合もありますので要チェックです。
2019年には、雨天時も開催されました。天気によって予定が左右されることがないのは嬉しいポイントです。雨が降った地面と、暗い中に灯るランタンの優しい光は、雨の日でも絶景を楽しめると大人気だったそうです。
2019年のサマーキャンドルナイトは8月の1か月間
2019年の軽井沢サマーキャンドルナイトは、8月1日から8月31日まで開催されました。時刻は19時から22時までです。避暑地として知られる軽井沢だからこそ、8月の開催でも涼しく、ゆっくりと過ごせるのが魅力です。