【ポンデケージョ】のお手軽レシピを伝授！白玉粉や米粉でも簡単に

ポンデケージョがお好きな方は大勢いらっしゃいます。ポンデケージョの、外側がカリッとしていて中はもちもち食感がたまらないという方も多いことでしょう。ポンデケージョの特徴は、その食感の通りカリッともちもちしていて手軽に食べることができるサイズです。

最近ではパン屋さんだけでなくスーパーやコンビニでも販売されています。またおうちで作ることができるようにポンデケージョミックスまで販売されています。ポンデケージョはいったいどのようなパンなのでしょうか。ポンデケージョの発祥の地はどこでしょうか。

この記事ではポンデケージョの発祥についてご紹介します。また基本のレシピから白玉粉や米粉を使って作るポンデケージョまでおいしいレシピを伝授します。

ポンデケージョはパン屋さんやお店で買うものと思っておられる方も多いことでしょう。しかし焼きたての熱々のポンデケージョを味わうにはおうちで作るのが一番です。ポンデケージョを自分で作るなど難しそうでハードルが高いという方もご安心ください。

実はポンデケージョのレシピはとても簡単なのです。基本のレシピをマスターするといろいろなバージョンに応用するレシピも習得することができます。さらに白玉粉や米粉を使ったレシピも参考にするなら違った食感やおいしい味を楽しむことができるでしょう。

是非ポンデケージョレシピをマスターし、おうち時間を素敵なものにしてください。ご家族や友人にも喜ばれるおいしいレシピばかりですので挑戦してみましょう。

ポンデケージョとはいったいどのような食べ物なのでしょうか。ポンデケージョの発祥はブラジルのミナス・ジェライス州と言われています。始まりについては定かではありませんが、18世紀にはすでに食べられていたという説もあります。

1950年ごろからブラジル全土に広がり、今ではパン屋さんだけでなく街中のカフェやバー・バスターミナルなどで販売されています。ポンデケージョはブラジルの食卓には欠かせないお馴染みの朝食やおやつとして愛されています。

ポンデケージョが日本で普及したのは2000年前後になってからです。今では日本でもすっかり定着しお馴染みのパンの一つとなっています。

ポンデケージョという言葉はポルトガル語です。ポン・デ・ケージョという3つの言葉から成り立っていて「チーズのパン」という意味になります。ブラジルではポンデケージョのレシピはたくさんあります。チーズをはじめとする原料は様々で、甘いレシピのポンデケージョもあります。

ポンデケージョのレシピは多岐にわたりますが、基本的な食感は同じです。ポンデケージョの特徴である外側はカリッと中はもちもちという食感が多くの人の心をつかんでいるのです。今では世界中に普及しておりヨーロッパやアメリカでもそのレシピは一般的になっています。

ポンデケージョのカリッともちもちとした食感はどこから来るのでしょうか。それはポンデケージョのレシピに秘密があります。ポンデケージョはパンの一種ですが、いわゆるイーストのような発酵させる材料が入っていません。

基本のポンデケージョレシピは、キャッサバ粉・卵・塩・牛乳・オリーブオイル・チーズが材料です。キャッサバ粉はタピオカの原料になり、もちもち食感が生まれるのです。またたっぷりのチーズが入っており焼きたての熱々は一層もちもち食感が強いという訳です。

ポンデケージョの基本のレシピにあるように、おいしいチーズの香ばしさとピンポン玉ほどの大きさで食べやすいという点が人気の理由でしょう。

それではお手軽におうちでポンデケージョを作ることができる簡単レシピをご紹介しましょう。まずブラジルで作られているレシピで、ポンデケージョの基本の簡単レシピをマスターしましょう。発酵させる時間も必要ではありませんので簡単に作ることができおすすめです。

ポンデケージョの基本レシピはキャッサバ粉を使います。日本ではキャッサバ粉は手に入りにくいためタピオカ粉を使うと良いでしょう。タピオカ粉はキャッサバ粉とは少し違いますが同じキャッサバの根から採られています。

キャッサバ粉はキャッサバの根を乾燥させたものをそのまま粉にしたもので、タピオカ粉はでんぷんのみを抽出して粉状にしたものです。

ポンデケージョのレシピは、ブラジルのレシピではキャッサバ粉を使いますが日本ではタピオカ粉を使ったレシピが多くあります。それでは基本のレシピで作ってみましょう。

ポンデケージョの基本のレシピの材料はタピオカ粉200g・チーズ100g・牛乳100㏄・卵1個・バター40g・塩小さじ1・オリーブオイル小さじ1です。レシピの全ての材料を準備したら後は簡単、混ぜるだけです。まずボウルにタピオカ粉と塩を入れ混ぜておきます。

鍋に牛乳・バター・オリーブオイルを入れ温めます。沸騰する手前まで温めたら火を止め、粉類が入ったボウルに注ぎ入れます。そして粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜ粘りを出します。そこへ卵を割り入れさらによく混ぜます。最後にチーズを加えだまにならないように混ぜます。

ピンポン玉くらいの大きさに丸めてオーブンシートを敷いた天板に並べます。200℃のオーブンで15分から20分焼き上げて完成です。思い立って作ることができる簡単レシピですので材料を揃えていつでも作れるようにしておくのがおすすめです。

続いてご紹介するポンデケージョのレシピは米粉を使うレシピです。日本ではタピオカ粉もなかなか一般的には販売されていませんので、米粉を使って作るレシピがおすすめです。基本のレシピのタピオカ粉を米粉に変えるだけで作ることができます。

基本のレシピの粉を米粉に変えるだけで十分美味しいポンデケージョができますが、ここではジャガイモを入れた応用レシピをご紹介します。柔らかくつぶしたじゃがいもを生地に混ぜ込むとさらにもちもちの風味豊かなレシピになります。

レシピの材料はジャガイモ2個・片栗粉70g・米粉30g・塩2つまみ・ピザ用チーズ50g・水大さじ2です。まずジャガイモは皮を剥きラップにくるんで電子レンジで柔らかくします。竹串を刺してみて柔らかくなっていればボウルに取り出し熱いうちにマッシャーで潰します。

熱いうちに片栗粉・米粉・塩を加えよく混ぜます。冷めないうちにチーズも加えておきます。混ざったら水を加え手でまとめるように捏ねます。直径3センチくらいの大きさに丸め、200℃のオーブンで15分～17分焼き完成です。

最後にご紹介するのは、白玉粉を使って作るポンデケージョレシピです。白玉粉を使って作るレシピは多くの方が愛用しています。作りやすくとてもおいしいポンデケージョが出来上がります。白玉粉がない方はお餅を削って使うのもおすすめのレシピです。

白玉粉を使って作るレシピの材料は白玉粉160g・牛乳100㏄・卵1個・塩ひとつまみ・粉チーズ40g・サラダ油10gです。ボウルに牛乳と溶き卵を入れよく混ぜます。そこへ白玉粉と塩を加えだまが残らないように混ぜ10分程休ませます。その後チーズと油を入れてよく捏ねます。

表面が滑らかになったら生地を分割して丸めます。オーブンシートを敷いた天板に並べ180℃で20分焼きます。冷凍保存も可能ですので多めに作ってストックしておくこともできます。

ポンデケージョの簡単レシピをマスターしたところで、いろいろなレシピを楽しんでみるのはいかがでしょうか。例えば出来上がった生地にベーコンやコーン・枝豆といった野菜を入れてみるとおつまみ感覚のおいしいレシピができます。

またチョコチップや胡麻などを入れて甘いバージョンのレシピもおすすめです。中にあんこを入れてもいいでしょう。さらには生地そのものに青のりやめんたいこ・海老を混ぜ込んだりチーズの種類を変えてみるのもおいしいポンデケージョレシピです。

ポンデケージョの簡単レシピのご紹介はいかがでしたでしょうか。ポンデケージョはおうちで簡単においしく作ることができるのです。基本のレシピをマスターしたら、さらにいろいろなおいしいレシピを発見してください。きっとおうち時間がもっと素敵なものになるでしょう。