【クロワッサン】の激ウマレシピを伝授!簡単なアレンジも

【クロワッサン】の激ウマレシピを伝授!簡単なアレンジも

クロワッサンの魅力と簡単レシピをたっぷりとお届けします。クロワッサンの誕生秘話やクロワッサンの基本のレシピ、冷凍パイシートを使った簡単な作り方などをご紹介します。おすすめのクロワッサンのアレンジレシピも伝授しますのでぜひレシピをチェックしてみてください。

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記事の目次

  1. 1.クロワッサンってどんなパン?
  2. 2.クロワッサンの基本レシピ
  3. 3.クロワッサンのパイシートを使った簡単な作り方
  4. 4.クロワッサンのアレンジレシピ
  5. 5.クロワッサンのレシピに挑戦してみよう!

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クロワッサンってどんなパン?

Photo byPexels

三日月の形をしたサクサクの食感がたまらない「クロワッサン」は、常に好きなパンランキング上位に位置する人気の高いパンです。リッチなバターの風味とサクッとした生地の食感がおいしいクロワッサンは、フランス語で「三日月」を意味します。

今回の記事では、フランスパンの1つである「クロワッサン」の魅力をたっぷりとご紹介します。クロワッサンの基礎知識から、おいしいクロワッサンの基本レシピ、パイシートを使った簡単レシピなどを詳しく見ていきましょう。

クロワッサンの簡単アレンジレシピも登場しますので、クロワッサン好きの方、パン好きの方必見です。レシピを参考にお家時間でクロワッサンづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

クロワッサンの歴史

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まずはクロワッサンの歴史を紐解いていきましょう。クロワッサンの発祥は17世紀といわれています。現在のトルコ共和国アナトリア地方に建国されたオスマン帝国と、オーストリアとの間で戦争が起きていました。

戦争は約2か月に及ぶ激しい戦いの後、オーストリアが勝利したわけですが、勝利した記念としてオーストリアのパン屋が「丸まったパン」を焼きました。

このパンは現在のトルコの国旗と同じようにオスマン帝国の国旗に描かれた三日月をモチーフにしたパンで、この三日月型のパンを皆で食べることで勝利を祝ったといわれています。つまり、「トルコ(オスマン帝国)を食べた」という意味合いが込められていたようです。

Photo bymandarinMD

これがきっかけとなり、後にクロワッサンとして定着していったといわれています。1700年代後半には、オーストリア出身のマリー・アントワネットがフランスのルイ16世に嫁ぐ際、この「三日月型のパン」をフランスに持ち込みます。

フランス語で「三日月」を意味する「クロワッサン」と呼ばれ、フランス中に広まっていきました。当時の三日月型のクロワッサンはマーガリンを使用したレシピで作られていましたが、その後、高級食品であるバターを使用したレシピでクロワッサンが作られるようになりました。

この時マーガリンとクロワッサンを区別するために、バターを使用したクロワッサンはくるっと丸まった三日月形ではなく真っすぐなひし形で作られたという歴史があります。

Photo byWow_Pho

現在でも店や地域により異なる場合もありますが、フランスでは三日月型はマーガリンを使用している、真っすぐなひし形はバターを使用しているというのが定着しています。日本にも三日月型と真っすぐなひし形のクロワッサンがあるので、パン屋でチェックしてみると良いでしょう。

ただし、日本のクロワッサンは材料と形の関連性はあまりないといわれています。ちなみに、真っすぐなひし形をしているクロワッサンは「クロワッサン・オ・ブール」、両端を曲げた三日月形のクロワッサンは「クロワッサン・オルディネール」と呼びます。

クロワッサンとデニッシュの違い

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何層にも重なったパン生地、サクッとした食感、バターのリッチな味わいなどが共通点のクロワッサンとデニッシュですが、この2つの違いは一体何なのでしょうか。

クロワッサンの歴史は前章でご紹介しました。ではデニッシュの誕生についても見ていきましょう。デニッシュは「デンマークの」という意味です。デニッシュはフランスではなくデンマーク発祥です。

デニッシュのレシピは、イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗りこみ何層にも重ねて巻き込むことで、クロワッサンと同じようなサクサクとした食感のパンに仕上げています。形は丸い物、四角い物、らせん状に巻いたものなどバリエーションがあり、特に決まりはありません。

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また、クロワッサン生地がシンプルなパンであるのに対し、デニッシュ生地には砂糖などを入れて甘くすることが多々あります。チョコレートやシナモンシュガーを練り込んだ、いわゆるスイーツ系のデニッシュパンは日本でも定番です。

つまり、クロワッサンとデニッシュは生地や作り方は似ていますが、クロワッサンは三日月型やひし形をしているという特徴があり、デニッシュはスイーツ系のパンとして作られることが多いという特徴があります。

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クロワッサンの基本レシピ

Photo byPublicDomainPictures

つづいてはクロワッサンの基本レシピを見ていきましょう。一見難しそうに見えるクロワッサンのレシピですが、基本の簡単レシピを参考にすれば意外と簡単に作れます。

パン作り初心者の方も、クロワッサンレシピを初めて見る方も、焼きたてのおいしいクロワッサンが食べれるよう、簡単レシピをチェックしましょう。

材料

Photo bykaboompics

おすすめのクロワッサン基本レシピの材料(7個分)は、強力粉200g、薄力粉50g、バター15g、塩小さじ1、砂糖大さじ1、ドライイースト小さじ2、牛乳170ccです。さらに、折り込み用のバター130gと、仕上げ用の卵1個です。

レシピ

Photo by veer66

次はクロワッサンの基本レシピです。まずはレシピの工程として1つ目の「折り込み用のバターを作る」です。下準備として折り込み用のバター130gを板状にしておきます。130gのバターをクッキングシートで挟み、麺棒で15cm四方にのばします。

麺棒を押し付けるようにするとのばしやすいです。15cm四方の板状になったら、そのまま冷蔵庫で冷やしておきましょう。レシピのポイントはバターをしっかりと冷蔵庫で冷やしておくということです。

クロワッサンの基本レシピの工程2は「クロワッサンの生地づくり」です。大きめのボウルに強力粉、薄力粉、バター、塩、砂糖、ドライイースト、牛乳を入れ、混ぜます。

Photo byrodeopix

バターは手でちぎるようにして混ぜ込むと良いでしょう。全体を混ぜ、こね、ひとまとまりにして、台の上に取り出します。手のひらで生地を台に押し付け、よくこね、生地をまとめという工程を何度も繰り返し、約5分こね続けます。

生地がまとまってきたら、生地の一部を持ち、台に生地をたたきつけてこねます。生地がなめらかになってきたら、台に打ち粉をして、生地を麺棒で15cm四方にのばします。生地をバットなどに入れ、ラップをして冷蔵庫で30分休ませます。

ここでもレシピのポイントは冷蔵庫で生地をしっかりと休ませるということです。バターを折りこむクロワッサンは、生地が冷えていることがレシピの重要なポイントになります。

フリー写真素材ぱくたそ

クロワッサンの基本レシピ、工程3は「生地にバターを折りこむ」です。冷蔵庫から生地を取り出し、打ち粉をした台の上で25cm四方になるよう、麺棒でのばします。生地の上に最初に用意しておいたバターをのせます。

この時、バターの4つの角がそれぞれ生地の1辺の中心にくるように置いてください。生地の角を中心に寄せ、バターを包むように折ります。バターの中心で集合した生地については、麺棒で押さえてしっかりと止めておきましょう。

続いてサクサクッとしたクロワッサン生地になるように何度も折りたたんでいきます。バターを包んだ生地を麺棒で押さえつけるようにして縦長にのばします。

Photo byLebensmittelfotos

幅20cm×縦45cmを目安にのばし、続いて上下の生地を中心に向かって折り、四つ折りになるように中心を起点に半分に折りたたみます。生地を90度回転し、再び縦45cmを目安にのばし、先ほどと同様に四つ折りにします。

生地をバットに入れてラップをし、冷蔵庫で約30分休ませましょう。ここでのレシピのポイントは、生地にバターを折りこむ際に麺棒をコロコロと転がすのではなく、押さえてのばしていくということです。

クロワッサンの基本レシピ、工程4は「三日月型に成型」です。冷蔵庫から出した生地を打ち粉をした台の上にのせ、20×45cmを目安に麺棒でのばします。

Photo by Kanko*

長い方の1辺に9cmごとに印をつけ、生地をカットします。長い方の別の1辺には4.5cmずらした位置から印をつけるようにしましょう。つまり生地が二等辺三角形にカットできるように印をつけ、包丁やスケッパーでカットします。

二等辺三角形の生地の一番短い辺の中央に1cmほどの切り込みを入れます。切り込みを入れることでクロワッサンがきれいな三日月型になります。

切り込みを入れた辺の方から頂点に向かってクルクルと転がすように巻いて成型します。ここでのレシピのポイントは、手早く作業し、バターを折りこんだ生地が温まらないうちに完了するということです。

Photo by sayo-ts

クロワッサンの基本レシピ、工程5は「二次発酵」です。クッキングシートをしいた天板に生地をのせ二次発酵します。オーブンの発酵機能があれば30度で45分を目安に二次発酵させましょう。

オーブンの発酵機能を使用しない場合は、霧吹きをして生地の乾燥を防ぎながら発酵させます。2倍の大きさに膨らんだら二次発酵が完了です。ここでのレシピのポイントは、生地を乾燥させないということです。

クロワッサンの基本レシピ、工程6は「オーブンで焼き上げる」です。生地の表面にハケで溶き卵をぬり、200度に予熱したオーブンで約12~15分焼いて完成です。ここでのレシピのポイントは、こんがりと焼き色が付くようにオーブンの加熱時間を調整することです。

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クロワッサンのパイシートを使った簡単な作り方

Photo by m00by

クロワッサンの生地を作る時間がない忙しい方におすすめなのが「パイシート」を使った簡単な作り方です。市販の冷凍パイシートを使えば、手軽においしいクロワッサンが作れます。簡単な作り方を参考に焼きたてのクロワッサンを自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

材料

Photo by PentaxLimited

パイシートを使ったおいしいクロワッサンの作り方、まずは材料のご紹介です。材料は冷凍パイシート1枚、卵1個、グラニュー糖20gです。スイーツ系のクロワッサンがお好きな方は、中に入れるチョコレートやあんこを用意しましょう。

レシピ

Photo by cyclonebill

冷凍パイシートを使ったクロワッサンの簡単な作り方、まずはオーブンを200度に予熱しておきます。仕上げ用の卵は、溶いておきましょう。解凍して柔らかくなった冷凍パイシートを3等分にカットし、さらに斜めに三角形になるようカットします。

ラップまたはクッキングシートの上にパイシートをのせ、麺棒で左右対称(二等辺三角形)になるようにのばし整えます。手前からクルクルと転がすように巻き、成型します。チョコレートやあんこを入れる場合は、この時生地の手前に置いて包んで巻くようにしましょう。

Photo byPhotowill

クルクルと巻いたら最後に両端をねじると本格的なクロワッサン風になります。クッキングシートをしいた天板に生地をのせ、ハケで溶き卵を塗りましょう。

お好みでグラニュー糖をふりかけ、200度に予熱したオーブンで約15分焼いたら完成です。簡単レシピで、焼きたてのクロワッサンが食べられるのでおすすめです。

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クロワッサンのアレンジレシピ

Photo by9nails

クロワッサンはそのまま食べてももちろんおいしいですが、アレンジレシピを参考にしてクロワッサンサンドにするのもおすすめです。野菜やハム、チーズなどを挟んだクロワッサンサンドは、朝食やランチに人気のアレンジレシピです。

クロワッサンサンド

Photo by whitefield_d

おすすめのアレンジレシピ、クロワッサンサンドは「ベーコンレタスチーズ卵サンド」です。具材たっぷりの栄養満点、ボリューム満点クロワッサンサンドのレシピになります。材料は、クロワッサン1個にベーコン1枚、レタス1枚、スライスチーズ1枚、卵1個を用意しましょう。

調味料はマヨネーズ小さじ1、粒マスタード少々、塩こしょう少々です。続いてレシピです。ベーコンはフライパンで焼き、卵は塩こしょう少々を入れて、フライパンで半熟状態に焼いておきます。クロワッサンは切れ目を入れ、トースターで1分加熱しておきましょう。

Photo byWokandapix

マヨネーズと粒マスタードは合わせてソースにしておきます。クロワッサンにソースを塗り、下からレタス、チーズ、卵焼き、ベーコンの順で挟みます。これで完成です。

香ばしいクロワッサンの味わいとベーコンの塩味、チーズのコクなどが調和しておいしいと評判のメニューです。簡単レシピを参考にぜひお試しください。

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クロワッサンのレシピに挑戦してみよう!

Photo bywaichi2021

クロワッサンの魅力と基本レシピをたっぷりとご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。クロワッサンの歴史や基礎知識、クロワッサンの基本レシピなどをご紹介しました。

さらにパイシートを使った簡単な作り方、クロワッサンのおすすめアレンジレシピもご紹介しました。基本レシピやアレンジレシピ、パイシートを使った簡単レシピを参考に、おいしいクロワッサンを作って、楽しいお家時間を過ごしましょう。

nikeyama
ライター

nikeyama

国内旅行、海外旅行、グルメ、キャンプ、街散歩、料理、子育てなどに興味があるママライターです。わかりやすい記事の執筆を心がけています。ご覧いただけると嬉しいです。

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